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bena
なんでもっと早く買わなかったんだろう! 作品の評判の高さは知っていたのに、江戸ものに馴染みがなく何となく避けてきた自分が悔やまれます。
まず、勧められて読んだ『ノっぴきならぬ』にドハマりし、その勢いで購入したこふで先生のデビュー作であるこちらにもドハマりしました!こふで先生、ありがとうございます!
べな、満足感が半端ないです!
苦しい環境で生きてきた美男子の壱と、鬼の子であるべなの物語。こふで先生の作品は、どれも辛くて苦しい状況の中にも必ず救いがあります。眩しいほどの希望! 暗く苦しい部分もガッツリ描かれており、そのドラマチックさにあっという間に主人公2人に引き込まれました。
べな!!!かわいい!!!壱!!!健気!!!
そしておなおさんたちも素敵!ダンゾウ…!!二三(ふみ)…!!
1巻の中に詰まったたくさんのドラマが本当に読み応えがあります。読み終えると幸せな気持ちになり、何度でも読み返したくなる作品です。
人外系の話が読みたいなーと思って探してたときに見つけて、買って読んでみたらすっごい好みでした!まず表紙の絵が綺麗でそこに惹かれたんですけど中の絵もすごくきれい!ガタイのいい男や子供、女などのかき分けもうまくて万人受けするきれいな絵だと思います!あと個人的にはべなと壱のストーリーもいいのですが、ダンゾウの話にこころを打たれました...。最終で木に見世物小屋での暮らしが辛かった壱にはべなとの幸せが訪れるのですがみんなハッピーなのもみたい!と思ったらpixivに作者様が現パロ乗せてくれててありがたや、
絵がめちゃくちゃいいですね。
粋でかっこいい。
ストーリー展開も見やすく引き込まれておもしろかったです。
壱とべな、2人ともやさしくて。
べなが壱に懐いて、言葉を覚えて、壱と一緒にいたいと成長する過程もよかった。
物心つく頃、初めてやさしくされた相手にすりこみのように強い愛情を持つ…こういうシチュエーションかわいらしくて萌え〜です。
壱が二三を思う気持ち、葛藤もわかるし、二三が幸せだったと思えたくだりも納得です。
周りの江戸っ子が気っぷがよくて気持ちがいい。
ダンゾウがただのドSでなくてよかったです。
最初はどんなおどろしい話なのかなとちょっと身構えましたが、それは最初だけで、とても心温まる感動的なお話でした。
4巻まで続けて読んでいきます。
祝!完結
和風BLに滅法弱いのですがなかなか「コレだ‼」と思える長さのある作品を見つけるのは難しく、、、
そんな中出会ったのがこふで先生です
実はこふで先生作品を拝読したのはお恥ずかしながら遅く、しかもこの「べな」ではなかったのです
実際「べな」の存在は認識はしておりましたが「人外」というカテな為イマイチ踏み出せず二の足を踏んでおりました…
そんな折現在絶賛単行本化をお待ちしている「ノッぴきならぬ」がこふで先生作品に触れるきっかけをくれました
この作品でスッカリ先生の虜になった私は思い切って「べな」の世界にも飛び込んでみよう!と既に3巻も刊行されておりましたので先ずは1巻を購入したのが昨年の事でした
いざ読んでみたら………!
鬼、という人外なのに不思議と江戸の世界に違和感がなく溶け込み、何の抵抗も感じずに没頭して読んでいました
「江戸」というリアルな世界だけれど古の世界のお話しだからこそ不思議じゃないかも知れない…⁉と思えてしまいます
そしてこふで先生の緻密で丁寧、江戸風情を大事にされたであろう拘りが徹底された筆致が全てを物語ってくれている「本物」感
私はこの1巻読了後、歓びに震え「名作」を確信し、既刊されていた3巻迄を購入し、贅沢な一気読み候補として2巻からを積本していましたがこの度4巻での完結を知り改めて1巻を読み返しました
始まりは少し辛いのです
でも、どうか折れずに読み進めてみて下さい
たくさんの「…そんな事が……⁉」「そうだったのか……!」という驚きやグッと胸に迫る切なさや「なんと…尊い……」としみじみ胸がいっぱいになるお話しに包まれ、読後は作品に抱きしめられ、抱きしめたくなるはずです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
べなの「…どいたまして」
あんなにかわいいお礼のお返事、見た事ないです…
そして決して恵まれた出自や環境下に居る訳ではないけれど、1番身近に「自分が生きる意味」を見つけてしまう、心が優しくも寂しい壱(いち)という青年
べなと壱を囲む江戸の町に住まう人々
全てのキャラ、設定、展開が飛び抜けて完成度が高いです
この作品でデビュー作だったなんて、、、‼
すごい。。。
1巻の終わり方はとてもキレイに終わっています(だからこそ積めた‼)
気になる方は先ずは1巻だけでも読んでみて欲しいです
しかも。。。今なら結構各電書サイトで期間限定で2巻までが無料で読める様子…‼何と言う大盤振る舞い(;゚Д゚)
さて、、、私は積みを崩しに行って参ります!!!
獣のような風体でありながら、顔も体も人である不思議な少年・べな。見世物小屋から始まるストーリーでべなも壱も見世物になることを経験しているので、シリアスな雰囲気の場面もありますが、そこまで配分は多くなく、読後は案外からっとした余韻が残ります。双子の片割れを失い、小屋の仲間に男娼扱いされていた壱が、どんな相手にも啖呵を切れる、どこででも生活できる逞しさを持っている所が大きいかな。美人で顔もタイプだし、私にとっては文句のつけようのない受けでした。
一方、攻めのべなは鬼と人間の狭間でもあり、少年と青年の狭間でもあり、まだまだ掴めないキャラでした。正直途中まで完全に子供として見ていたので、壱に対して劣情を催すシーンがすんなりとは受け入れられず、彼を壱の恋人という位置付けで見れるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。壱と二三とダンゾウの関係性の方が気になってしまいます。でも、2、3巻できっとこの2人にもっとハマれるんじゃないかなと期待しています。
自分で書いていてなんですが、BLという枠に括りたくないほど、どえらい物語でした。
鬼と人間のまさに愛の物語。
少し痛い場面や胸が苦しくなるようなシーンがあり、最後にはとても幸せな気分になれる夜明けの腐女子さま向け。
江戸時代のお話で現代モノばかり読み漁っている私ですが、作画も構成も風情もとても分かり易かったので、違和感なんて数ページでなくなりました。
最初は圧倒的な画力と展開に本当にBLか?と疑いがありましたが、ページをめくる度に増す愛情。
とにかく受けと攻めの環境が辛辣で何度か心が折れそうになりましたが、だからこそ幸せになった時の多幸感といったら…。
気を引き締めていないと泣きそうになります。
ただ、キュンキュンした明るいBLを求めている方にはちょっと重すぎるかも…。
べな、とは鬼の名前。
舞台は江戸時代。見世物小屋にいた双子の兄弟、壱と二三。お互いだけを頼りにしているが、体の弱い二三はなくなってしまう。残された壱は、人ならぬ気配のべなの世話係となる。
壱は、二三の代わりに、小屋の先輩ダンゾウに抱かれている。しかし、壱もべなも耐えきれず逃げ出し、髪結の長屋で世話になることに。
壱に言葉を伝えたいばかりに手習に勤しむべな。べなを独り立ちさせようと思うも離れがたい壱。
不幸な生い立ちの二人には、温かく見守り背中を押してくれる人が必要ですね。髪結やそのおかみさん、手習いの子供たちがいい脇役。
後半でダンゾウとの確執も一応ケリがつき、この間で完結するお話でした。
江戸時代の風習や風景が丹念に描かれて面白かった。
私は onBlue のアレよりは江戸ものとしてこちらの方がずっといいと思います。
新人さんとは思えない画力の高さや、話の上手さ、べなや壱の境遇や魅力など、この作品の諸々の良さは、すでに多くのお姐さま方がご紹介済みなので、思いっきり偏った個人的な感想です。すみません。
自分でも厄介な性癖だなぁとは思っているのですが、クズとかゲスとか言われる拗れた人種が、垣間見せる本心とか、誠意にたまらない萌えを感じる私としては、この作品を読み終えたとき、登場シーンこそ少ないものの、ダンゾウのことで頭がいっぱいでした。
前半に描かれる見世物小屋でのダンゾウの仕打ちは、べなの扱いといい、壱の弱さに突け込み身体を要求するあたりといい、あまりのゲスっぷりで、いっそ清々しいほど。
人間としてどうなの?とも思えるくらい非道にも見えるダンゾウですが、実は二三の最期を看取りながらも、死を受け入れられず、二三を求め続けていたことから、態度や口に出さずとも、ダンゾウがどれだけ長い間二三を想っていたのか、そしてどんなに深い悲しみの中にいるのかと思うと堪らなくなりました。
なぜ自分が壱の身体を求めているのか、壱に指摘されるまでダンゾウ自身は気づいていなかったところにも、彼の不器用さというか、無意識下でも二三を大切にしていたのがわかり情の深さを感じました。
そこで改めて見返してみると、ダンゾウの鋭い言葉は、ストレートに二三に対する想いを表現できない隠れた気持ちの裏返しというか、言葉の端々に拗れた想いがにじみ出ていて、むしろ二三をよく見ていたからこそ出たキツい言葉じゃないかと思いました。
すでに意識はなかったかもしれない二三にも、この想いは伝わっていてほしいし、壱の言葉ではありませんが、たった1人に選ばれて、そばにいてくれる人に出会えて、短いながらも二三は幸せを感じて旅立ってくれていたらいいと願わずにはいられませんでした。
メインカプでもない、端役のゲスが見せたほんのわずかな、だけど一途な愛情に胸を鷲掴みにされてしまいました。
近頃は、絵の美しい江戸物コミックが続けて出版されて、時代物が好きなのでとても喜ばしい。
見世物小屋に捕らわれて繋がれていたバケモノに「べな」という名前を与えた壱。
壱に名前を与えられたので、べなは人として成長し始めます。
二人で見世物小屋から逃げ出してから、べなは壱を慕う一心でどんどん成長していきます。
しかし壱の心は、見世物小屋を離れても、その軛に囚われていて、、。
べなの心情のストーリーは単純明解ですが、壱の心情のお話の方は色々複雑でちょっと難解なところもありました。
が、それを補っても有り余る画力に敬意を表して神です。
セルフツッコミ
人外、それも和物ファンタジー、もっと流行らないかなぁ。
オメガバ子育てより、人外の方がBLらしくて好きだな。
間違ってつけてしまった中立評価が、日が経って変えられなくなってしまったためこの評価のままです…申し訳ないです。
本当は「萌2」です!!すみません。
まず画力が非常に高いです。細かな書き込みがすごくて、オシャレな絵柄も江戸時代に違和感なく溶け込めています。世界観も良い。キャラクターの表情もすごい。
読んだとき、べなが攻めか~~~~!!と、良い意味で裏切られました。
表紙の赤髪の可愛い少年のほうが攻めになります。
鬼の子と人間のハートフルなお話でした。ちょっと物理的に痛々しい描写もありますが(殴られたり)、最後はハッピーエンドで良かったです。
個人的にダンゾウさんの顔がめちゃくちゃ好み。
こういううさん臭そうでキツネ顔な男キャラあまりいないので…もっと彼の話も見たかったな。
べなも可愛いし壱も良い男です。
過去にとらわれながらも、べなと前を向いていく姿勢がとてもよかった。
1巻だけだと駆け足気味だったので、もうちょっと長く見たかったなと思いました。