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chou to hana no kankeisei
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
麗人uno!掲載の短編、蝶と花シリーズ続刊の完結巻です。
1巻には2話しか収録されていない蝶花シリーズで、
会社先輩の蝶野によって、潜在ドMの性癖を開花した後輩花田。
2巻では恋人になった二人のSM生活から、
子宮の淫紋を持つ蝶野の重い過去を掘り下げて闇感強めですが、
今回はドMの花田によってSの蝶野が救済され、未来に前進するという、
あま~いハピエンの仕上がり。
あとがきで、読みやすい恋愛主軸のSMBLになってるといいなぁ…と、
akabeko先生の想いは私には伝わりましたが、
蝶野の重い過去話が読み手を選ぶのは仕方がない。
このあとがきが勉強になるタイプ違いのS講座で、2周目が更に深まる内容でした。
母の恋人で調教師の雲井と、三人での家族生活が蝶野には幸せだっただけに、
中3で母を亡くしてから少しづつ壊れていく、
雲井との歪な束縛支配関係から抜け出せなかったのが、読んでて何より辛い。
ただ、憎しみじゃなく好きだったことが救いかもしれず、
傷付けられ捨てられて孤独になった蝶野が、淫紋を消せなかった理由はなんかわかる。
それにしても、闇にのみ込まれず立派な社会人に成長したのは偉い、よく一人で頑張ったなぁ…。
ドMワンコの花田が勘違いで一人相撲ですが、蝶野が過去と向き合う切っ掛けになり、
本当に欲しいものに気付いて、過去から解放される。
ここの件が何回読んでも堪らないわ…家族になりたかっただけ。
いつも無表情で強い蝶野が、花田に向ける喜怒哀楽の感情と表情に胸がアツくなります。
そして、2巻でも花田はよく泣いた、花田が泣いてるということは幸せということです。
恋人から家族に昇格かと思ったら、ペット扱い…でも、ちゃんと家族。
「ハウスさくたろう」でワンワンと嬉し泣き、やっぱり泣くのね。
描き下ろしが最高でした。
タイプ違いのSである、大学の先輩と居酒屋トイレで遭遇した花田が絡まれ、ビックリ行動の蝶野。
クールな表情で煽る蝶野がエロかった。
何より正直なドM花田には笑ったわ…ちゃんと嫉妬して貰えてよかったね、さくたろう。
色んなSMは読んだけど、読んだことのないSMBLでした。
タイプの違うSたちの対比が興味深くて、もっと読みた~い。
そして、あまあまでSMな蝶野と花田をもっと読みた~い。
たまたまakabeko先生のツイを覗いたら、花田BDの11月7日に描き下ろしプレがっ!
蝶野から貰ったプレゼントに大喜びの花田と、実は…な蝶野。
このプレゼントを是非覗きにいって下さい。
※Renta:修正は白い斜線です。
蝶野(管理能力完璧な無自覚ドS)×花田(自覚ありドM):同じ会社で働く先輩×後輩のSM関係BL
前巻では二話しか収録されていなかったのに、濃厚で性癖をビンビン刺激する新境地なSMカプのお話に萌えました。
本巻はそのカプのお話を一冊丸ごと読めると思っていたので、とても楽しみに電子連載がコミックス化するまで待っていましたが…
他の方もレビュー書かれているとおり、蝶野の過去がキツすぎまして…本当に読む人を選ぶ内容でした。
調教師の雲井おじさんは、典型的なDV夫タイプのS…誰かに加害行為をしつつ依存していないと生きられないタイプ。
でも蝶野は管理能力完璧な無自覚ドSなので、淫紋を彫られてなお雲井おじさんに依存しきれなかったんですね。
だから雲井おじさんは、自分に完全依存してくれない蝶野を最終的には捨ててしまったんだなと思いました。
捨てられた後は淫紋を彫った先生に支えてもらい、社会人として働いていけるようになった蝶野はすごく立派です。
そんな蝶野が自らを丸ごと受け入れてくれて、性癖も合ったドM花田と出会ってカップルになれて本当に良かった!!
個人的には淫紋を消してキッチリ過去を清算し、ペット花田と家族としてSMしつつもラブラブ同居生活する蝶野が見たかったです。
あとSな大学時代の先輩×花田は良いスパイスでした!描き下ろしも、嫉妬する蝶野が見れて良かったですし!!
ヤバイ!
最高すぎる‼︎
本作は電子で単話売りしていた作品に描き下ろし短編を加えた、
総集編みたいな一冊です。
私は、電子で読んでおりましたが、本作も購入しました。
まとめて読む醍醐味と、描き下ろし作品も気に入りましたので、
すでに既読の方にも楽しめる一冊になっていると思います。
1巻は、〝蝶花シリーズ〟の冒頭部分といいますか、
2話だけを収めたものでしたが、
2巻は一冊丸ごと蝶野と花田でいっぱいです。
シリーズ4作品+描き下ろし13Pなので、
非常に読み応えがあり、本作はこの巻にて完結します。
2巻をを読む前に、[蝶と花の関係性]・[蝶と花の愛し方]
を既読にしておくことは必須だと思います。
前作で明らかにされなかった蝶野の過去が明らかになる、
[蝶と蜘蛛の巣]前後編は、
蝶野の原点であり、物語の主軸になっているお話です。
この作品があってこその〝蝶花シリーズ〟であり、
蝶野であり、蝶野と花田の関係性なのです。
途中で読ませる構成が非常に素晴らしいと思いました。
[蝶と蜘蛛の巣]を読んだ後は、物語の見方が変わってきます。
少しばかりネタバレを……
【蝶と蜘蛛の巣】前・後編
タイトルから分かる様に、花田は登場しません。
蝶野と、母の恋人・雲井の物語です。
母を亡くし、雲井に扶養してもらう蝶野。
雲井は母を心から愛しており、
蝶野にも優しく、とてもいいおじさんに見えます。
しかし、日に日に悲しみの色が濃くなっていく雲井。
蝶野が進学を諦めて働くというと、
突然態度が急変し……
ここから雲井の束縛と支配が始まります。
「オスはメスを追って家から離れてしまう」と、
猫に例えて考える雲井は、
去勢の代わりに蝶野に子宮の淫紋彫らせます。
メスにして家に居着かせたいという雲井の独占欲の現れが、
あの刺青なのです。
だけど、蝶野がすごいのはここから。
メスにされるべく管理されながらも、
実は管理しようとしているのは蝶野の方なんです。
その片鱗は作中にも見られ、
ゾクッとする雲井の表情がなんだか怖いです……
結局、管理能力を失った雲井は蝶野を手放し、
蝶野は初めて選択の自由を与えられます。
だけど、蝶野には雲井の影響が色濃く残っています。
名前呼びさせないところや、消せない刺青もその一つ……
そんな蝶野が自分の手で選択したのが花田であり、
自分がサドではないと思っていた蝶野ですが、
花田によってその才能を開花させていきます。
自分は雲井の様になるのではないかと不安になる蝶野ですが、
そんな蝶野を花田は丸ごと受け入れます。
過去も含めた今の蝶野を愛し、愛されたいと請うのです。
花田の愛はでっかく、懐は広かった!
蝶野を男らしいという花田ですが、
花田もまた男らしいと思います。
メスにされた蝶野と、蝶野のメスにされている花田ですが、
やっぱり男同士なんだと改めて思い知りました。
蝶野が雲井となりたかったのは家族だったのでしょう。
そして、花田となりたいのは……?
家族でもあり恋人でもあり、
きっと自分の意思で側に居たり居られたりする関係。
蝶野が花田に言った、
「ずっと……おれの腕の中にいろ」という言葉、
カッコ良かったなぁ♡
それにしても、今回も花田のドM振りは健在でした^^;
描き下ろしでは、先輩の前でも……
そんな状況にも興奮しちゃうんだもんなぁ〜(笑)
蝶野の独占欲も垣間見れたし、もう言うことありません‼︎
後書きのakabeko先生のSM談も、
非常に興味深く読ませていただきました。
様々なタイプのSとMが登場し、非常に満足感がある作品です。
シリーズ完結してしまいましたが、
また二人に会いたいと願わずにはいられません……
2巻が出ました…そして完結してしまいました…。
akabeko先生からツイッターで最終話のお知らせが来た時、ショックで茫然としました。
2015年に1話完結の予定で描かれた話が、2019年10/1配信まで続いたかと思うと感慨無量ですが
どうにも喪失感に苛まれレビューもなかなか書けません。
SMを題材にした『蝶花』ですが、ストーリーの緩急も見事です。
連休に旅行するんだ♪とわくわくする花田に蝶野さんがプレゼントしたのは自宅で目隠しルーター攻め背中に灰皿から始まる激しいセックス。
その後参加した飲み会で大学の瀧先輩に奥襟をつかまれる花田。
この、「奥襟をつかむ先輩」だけでこの先輩がどういう人かわかります。
殴られた花田がそのエピソードを話すと大ウケしていた蝶野は、次の瞬間手にしていた酒を落とし濡れ手で花田を殴る。
花田は蝶野の与えたものを全て受け入れると伝える。
間に挟まれた『蜘蛛の巣』は読むのが苦痛でした。
蝶野に一生消えない淫紋を刻ませた男、雲井。
蝶野の実の父、死んだ母、母の恋人雲井、彫り師、蝶野の周りの大人はみな危ういです。
のちの蝶野を思うと、よくもまぁ、まともに社会人しているなと感心してしまいます。
続く『必然性』。この章まで、蝶野は「俺はサディストじゃない」と言っています。楽しんで痛めつけた事はない、と。
しかしここで花田によって気づかされます。自分はサディストで、花田を一生可愛がりたいと。
そして『絶対性』。ここで花田とすれ違いがおきます。
淫紋を消せない自分への葛藤。雲井と同じようになる恐怖。
しかし花田はそんな蝶野を全て受け入れる度量の大きなMでした。
最後の『蝶と花の世界』はラブラブ、甘々…蝶野の独占欲も見られます。
蝶野さんの可愛い面が見られてかなり悶えました。
そして後書ですが、akabeko先生の後書はいつもクスっと笑えます。
こんな複雑でダークな世界を描くのに、インタビューや後書で毎回笑わせてくれるの…惚れてまうやろ!と思います。
akabeko先生ご自身の蝶花の解説になっていますので、最後に答え合わせのような形で読まれると面白いかと思います。
が、私は読んだ後は解説を忘れて、白紙で楽しむのが良いんじゃないかなと思います。エモーショナルに楽しめる作品ですので。
甘い作品ではないですね。
蝶野さんの過去は複雑すぎて、正直どんよりとした気持ちで読みました。蝶野一片という男の人間性を知るためには必要なエピソードだったかと思いますが、描写といいちょっと個人的には読んでいてキツかった。
花田との関係性が本当に救い!!!
1巻より花田に対してあま〜い蝶野さんが見れて大満足です。過去は消せないけど、今腕の中にある幸せと一緒に生きていってください蝶野さん!!!
(個人的にタイプの攻めでした)
完結したんですね……欲を言えば、甘々な同棲編が読みたいです。
蝶野さんの過去は、暗く重たいものでした……
心と身体に消えない記憶と傷を残され、今も尚、それらを抱えて、生きている――
蝶野さんの姿は痛ましいものではありますが、それ故の美しさと強さを感じました。
蝶野さんの過去を含め、「一生逃げない」と言った花田くん。
その純真さと才能(天性のドM)が、蝶野さんを救ってくれたように思います。
SMをテーマに、2人の関係性の変化を丁寧に描いた作品『蝶と花の関係性』の完結。
一抹の寂しさと、素晴らしい作品を生み出して下さったakabeko先生への、感謝の気持ちでいっぱいです。
「人の闇」、を描くのが非常にお上手なakabekoさん。が、今作品はブラックさはやや鳴りを潜め(あくまで「akabekoさんにしては」という注釈付きではあるが)、ラブ度が高い作品です。
1巻は後半は別のお話が収録されていましたが、2巻は丸々蝶野さん×花田くんのお話。
『蝶と花の関係』はSMが題材になった作品。花田くんが生粋のドMだからですね。
2巻もSMの世界観は残しつつ、けれど二人の内面を描く展開になっていて、
めっちゃ萌えた…!
今巻でしっかり描かれているのは蝶野さんの過去のお話。
下腹部に入れられた「子宮の刺青」。
その謎が、今巻で描かれています。
DV気質のあった実父。
その父と離れた(離婚したのかどうかは描写がない)母親の新しいパートナー・「おじさん」。
おじさんは優しかった。
母親を大切にしてくれて、一片にも優しい。
ずっと続くと思っていた、そんな幸せは、一片の母親の死によって形を変えていく。
母親の代わりに一片に執着するようになったおじさんの変化によって。
優しかったおじさんを捨てられない一片と、一片に執着するおじさんの歪んだ関係は、どこまで進むのか―。
実父に愛されなかった子どもが、やっと見つけた安心できる場所。
が、その場所が、形を変えた。
それでもなお、かつての幸せとぬくもりを忘れられない、そんな歪な子ども。
一片の薄幸ぶりがなんとも切ないです。
が、そんな一片が大人になり出会ったのが、花田くん。
1巻では蝶野さん>花田くん、のベクトルに見えましたが、そうじゃないんですよね。蝶野さんもまた、花田くんという存在によって救われた。
自分のすべてをそのまま受け入れてくれた存在であり、自身を客観的に見せてくれた相手。
そんな花田くんの存在によって、蝶野さんはおじさんとの過去、そしておじさんによって作り上げられた「メス」としての自分を昇華できたんじゃないかな。
で、タイトルが秀逸。
『蝶と花の関係』。
蝶は花がなければ生きていけない。
花も、蝶によって命をつないでいく。
お互いが、なくてはならない存在なのだと。
1巻が刊行されたのが2017年で2年越しで2巻が刊行されたわけですが、はじめからこういうストーリーを思い描いてakabekoさんは描いていらっしゃったのだろうか。すごいなー、としみじみ思ったりしました。
カバー下でakabekoさんも描かれていますが、今作品には3人のSが登場しています。
蝶野さん。
おじさん。
そして花田くんの先輩の瀧。
おじさんも瀧という男性も、どちらも外道として描かれていますが、彼らのバックボーンにすごく惹かれました。どちらもスピンオフを描いてほしいなと思います。
蝶野さんがかっこいい、この一言につきます。この人に出会うためにBL読んでた気がする。メスにされていた過去がありながらもどこまでも男性的な生粋のS、深い母性を感じる包容力。花田くんとの心と体の関係を通して過去を昇華させていくストーリーに癒される。こういう行為に意味があるエロはいい、たまらん。絵もストーリーもドライさとドラマチックさのコントラストが好きです。先生の作品これまで何作か読ませていただきましたが本作でファンになっちゃった。先生があとがきで作品について説明してくれるのがわかりやすくて単細胞の私にはありがたいです。
カバー裏のサド解説で、蝶野はなるほどそういうことか〜と納得させてもらいました。
前の巻で軽率にリバが見たいとか言ってごめんよ蝶野って気持ちもありつつ、SMのS受けが好きなので、そんなプレイも見たい。おじさんを吹っ切っれたようなので、今後そんな可能性もゼロでは無いんじゃ無いでしょうか!!この感想に同意される方で紙書籍をお持ちの方は、電子限定おまけを読むと幸せになれますきっと。
それにしても、言葉責めセリフや描き下ろしの流れは、商業BL漫画ではあまり無いタイプのエグさで非常に良い!1巻は半分ぐらいでしたが、まるっと一冊の2巻が読めて良かったです。
個人的にakabeko先生の絵柄だけ、いまいちハマれてないところがある…
神寄りの萌2
1巻で軽く触れていた蝶野の過去が明らかになります。
なんというか…精神的にも萌え的にもシンドかった。
個人的にはあとがきの説明がわかりやすくて"なるほどな"と思えたかも。
そういう意味では蝶野を理解する難しさがあったかな。
そんで花田のドMさに救われました←
いや~良かった。出逢うべくして出逢ったSとM!ですね(﹡´◡`﹡ )
ちなみにアニメイト8P小冊子はエロエロです。
花田のドM心を管理しながら気持ち良くさせるエロが楽しめます。
さてさて。
2巻は蝶野の過去話を締める割合は多めでした。
お腹にある刺青をつけたおじさんとの生活。
精神的に支配され続けた思春期。
逃げ出さないようにと"メス"にされた日。
自分を支配し続けたおじさんへの捨てられない情。
あの無表情の裏にはいくつものシンドさがありました。
正式に恋人となり関係を続けるうちに、
蝶野はSではないけれど花田の性癖に合わせてSになるーーという前提が崩れ出すのですね。
刺青とともに大きなトラウマを植え付けたおじさんと自分のやっていることが重なる。
蝶野は花田によって少しずつ『自分の本性』引きずり出されてく…というのかな。
で、同時に過去にされたことも思い出して過敏になる蝶野が痛々しくてシンドイ(;ω;)
でもそれを支えて救うのが花田のドMさ…!なのです(∩´///`∩)
花田は体育会系の脳筋タイプでちょっとアホ(に見える)ところがかわいくてかわいくて!!!
欲望にド直球で隠し事が出来なくて素直なドMっぷりに頼もしさを感じました。
このお話は考察好きさんにハマりそうかも?
SとMの関係性についてはもちろんのこと、
おじさんと蝶野・蝶野と花田の対比なども読み込んで理解するのも面白そう。
(私は読み解きが下手なのであとがきの説明がわかりやすくストンと納得出来ました)
あとがきをみると、
おじさんと蝶野はSとSだからそもそもが成立していないのですね。
なので花田というドMの存在で蝶野の自我が開花していくというか…。
上手く言葉に出来ないのですが、
蝶野はおじさんから離れてもずっと無意識に支配され続けていたのが
花田と出会ってドSを自覚することによってようやく解き放たれたのかな?と。
そう思うと出逢って惹かれてしまったのが必然なんだな~と思えました。
SとMですしね(^///^)
対極だからこそひっつき具合は強力…!
描き下ろしはめちゃくちゃ萌えました///
蝶野の無表情の下に持ってるドデカい『好き』が表に現われてニヨニヨ( ´艸`) ♡
あと見せつけエッチっていうシチュもめちゃくちゃ良かったです/////