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kachoufugetsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
吉利谷・財前編、まだまだ続きます!
2人のシリアスなストーリーは前巻の続き、高校時代のエピソードから始まります。
ヤクザのトラブルに巻き込まれた2人。
しかしそれがきっかけで、吉利谷は後の平岡組組長となる克也と出会います。
吉利谷が、いや、男が男に惚れるってこういうことだろうな〜!
そんな強烈なカリスマとの人生を変える出会いは、財前との出会いが救いや癒しだったのとは対照的なものだったのではないでしょうか。
転校生として登場した曜明や丹羽とつるむことが増え、代わりに財前や一見と過ごす時間は減っていきます。
そして、卒業を機に、吉利谷は財前たちの前から姿を消して…。
数年後の再会。
極道の道に進んだ吉利谷はある日背中を刺されてしまいます。
そんな危うい吉利谷のことを後ろからサポートする弁護士の財前と医師の一見がカッコよすぎる!
幼馴染がそれぞれに成長し、その道のエキスパートとなって親友を守ろうとする姿…しびれました!
おいおい、めちゃくちゃカッコいいんですけどー(〃ω〃)
そしてシーンは現在へ。
吉利谷と財前の関係が一気に変わります!
というより、長年の想いたちがやっと身を結んだというべきか。
財前の気持ちが、ずっとそこはかとなく匂わされていた財前の想いが、はっきりと言葉になって現れた瞬間には、小躍りしたね。
財前ってなんて健気な男前なんだろう。
付き合うことになった2人はそのままベッドになだれ込み……ですが、いいところで邪魔が入り(ちっ)、今回はDキスまで。
くぅ〜!はぁ〜めっちゃ焦らされる!
1年3ヶ月待ったのにぃ〜(泣)という残念な気持ちももちろんあるんだけど、後からまとめてじっくり読み返すと、長期連載ならではのこのじっくり感がすごく良かったりもするので、ここはおとなしく次巻を楽しみに待ちたいと思います♪
この巻はとにかく、友情、恋情、憧れなど、男同士のいろいろな関係性やそれに伴う様々な感情に溢れていて、たまらなく萌えました。
まだまだ2人の関係はビシッと決まっていないし、終盤にかけて何らかのトラブルが起きそうな緊張感も高まってきたので、また1年ちょい長いわ…(さっきおとなしく待つと言ったばかりでは!?)。
描き下ろしは曜明×火弦。
この2人、恋人?という関係なのかは微妙なままではありますが、いつの間にこんなに〜?ってくらい、安定した2人になっています♡
相変わらずのおねだり火弦ワンコですが、もはや曜明さんから仕掛けてるとしか思えないです。
可愛いワンコに相手して欲しいのは、ズバリ曜明さんのほうでしょう!(笑)
本編で吉利谷が2人の飼い主&犬のやり取りについて、
「うぜえ!いつまでやるんだそのくだり」
と言ってたけど、まさにそのとおり!
はよ認めちゃいなさい!
お風呂エッチ&潮吹きが楽しめる、ほのぼの甘い描き下ろしでした♡
最後に、
吉利谷・財前編に、幼馴染のひとりとして登場している一見ですが、クールでちょっぴり意地悪な俺様タイプの彼のことを、もーっともーっと掘り下げて欲しくなりました!
糸くんのことも絡め、一見の生態にググッと迫っていただけたら嬉しいなぁ〜。
大輝×沢斗のその後も見たいのです。
美人な沢斗が大好きなもんで(//∇//)
…と、個人的希望をふたつばかり♡
私は財前にめちゃくちゃ入れ込んでおりまして。
だって、強気で腕っぷしが強くて自立した大人の男で、なにより颯爽と格好いい!!
いや、人間なので、当然弱い部分はあるのです。
でも、その「弱さ」を抱えた上で、それでも強くある所にたまらなく惹かれるのです。
そう、このタイプの受けが大好きなんですよー!
まぁそんなワケで、財前編になってから(特に)熱く萌えてるんですよね。
で、今回なんと、二人の仲が大きく進展しました!
いやもう、吉利谷どうしてくれよう!?くらいイラついた前作のラスト。
そして今回も「二人共、遠回りしすぎだよー!(TдT)」とリアルにゴロゴロしまくった前半。
ガチで切なすぎて泣けた・・・。
からの、神展開!!
プロポーズにイエスと言う時でさえ、あくまで強気な財前に萌え転がっちゃいましたよ。
もう格好よすぎーー!!(≧∀≦)
ところでこちら、ラストが生殺しなんですよね。
思わず「うおおおおいっ!!Σ( ̄□ ̄)」となったよ・・・。
ラストで悶絶するの、私だけじゃ無いと思うなぁ。
この先が・・・っ!
この先が大切なのに!!
で、ザックリした内容です。
前作からの続きで二人の過去が全て明らかになり、再び現在に戻って吉利谷が財前にボコられてからの続き。
そして、二人の仲が大きく進展!(≧∀≦)
ここから、吉利谷に降りかかるキナ臭い出来事ー。
と、言った感じになります。
実は前巻でですね、私は吉利谷に腹が立って腹が立って仕方なかったんですよね。
そして、プロポーズで財前があれほど激怒した事も、「何故そこまで・・・?」と不思議だった。
が、今回、そのあたりがキレイに回収され、すごくスッキリなんですよね。
いや、吉利谷ですが、財前だけは汚したくないと、あそこで突き放した理由は分かるのです。
分かるんですけど、でも「言い方ってものがあるだろ!?」的に。
まぁそんなワケで、あの出来事をキッカケに、吉利谷とは「親友」だと明確に心に線を引く財前。
またこれ、不幸な偶然が重なり、財前は一見が好きなんだと吉利谷の方も勘違いもしちゃうんですよね。
もう、このあたりが切なくて切なくて。
だって、これ、互いが互いを失わずにいられるよう、二人そろって「親友」で居続けようとするんですよ。
こう、想いが通じずとも、会えなくなるくらいなら。
胸の痛みを抱えたままでも、そばにいようー。
みたいな。
二人とも好きあってるのに、なんでこんなにスレ違っちゃうの?
遠回りしすぎだよーー!(TдT)
と、ガチでゴロゴロ転げまわっちゃうんですよ。
てかこれ、全て吉利谷が悪くね?と、再び火がつく怒り。
で、並行して語られる吉利谷と財前のこれまで。
えーと、吉利谷の方は、克也との出会いから現在のヤクザになるまで。
そして、財前は、弁護士の道へー。
いやもう、離れてしまった二人の道が悲しい。
と、そんな感じで、前半はとにかく辛いんですよね。
切ないんですよね。
が、ここから神展開。
吉利谷が刺された事をキッカケに、再び親交を持つ三人。
そして現在ー。
そう、プロポーズからの続きですよ!!
ボコられた吉利谷ですが、「手当てをしてくれ」と財前の元を訪れます。
で、「頼むから怒らないくれよ」からの、自分のとんでもない勘違いに気付く。
いや、私はここまで、吉利谷に対して厳しい目を向けてきたのです。
が、ここで漏らす彼の本音には、思わずグッと来ちゃうんですよね。
そして、あまりにいじらしいプロポーズのセリフに、何だか泣きたくなってくる。
いや、もうこれ、財前が許しちゃっても仕方ないでしょう!
ここでプロポーズを受けなきゃ、今度は財前に腹が立つよ!と。
また、この時の財前の言動が最高でして!
「そこまで言うなら嫁に貰ってやる」ですよ!
格好よすぎー!!
そして、珍しい(ごくわずかな)デレがめちゃくちゃ可愛いんですよ!
あああ、最高だよ!と。
しっかし、これでやっと二人は・・・!と思いきや、邪魔が入って次巻に持ち越しなのです。
吉利谷の周りで起こる、キナ臭い事態って感じでしょうか。
そして、ラストが生殺しー!(TдT)
もう辛すぎる・・・。
あとですね、火弦が財前の弁護士事務所でアルバイトを始めと、ちょっとほのぼのしちゃうエピソードなんかもございますので!
とりあえず、今作では気持ちが通じあった二人。
次巻はいよいよ、身も心も結ばれるんじゃないでしょうか。
その前に、不穏な事態も気になるけど。
7巻前半部で財前にプロポーズした結果ボコボコにされた吉利谷。一見両思いのように思えた2人はどうやらすんなり纏まらない事情があるようで…
7巻後半部では思春期の回想を通して2人が互いに惹かれていく過程が甘酸っぱく描かれていました。
今巻ではそんな両思いだったはずの2人について
①なぜ拗れたか
②なぜその拗れは今までに解消されていないのか
③今後拗れが解消される見込みはあるのか
という点について掘り下げられています。
財前が吉利谷を思わずボコった心理は今巻を読むことでより明確になります。
が、先に言っておくとラブという点ではあまり進展しません!!!次巻へお預けです!
まず①なぜ拗れたかという点についてですが
とある暴力事件での財前の負傷をきっかけに、吉利谷が財前の想い人を誤解してしまいます。同時に克也との出会いからヤクザの道に進むことを決めた吉利谷。吉利谷側から距離を置くことで二人の近すぎた関係性は微妙に変わっていきます。最後にダメ押しの「友達」の枠組みを押し付けたまま、高校卒業と同時に吉利谷は財前の前から姿を消しました。
この行動が今後の財前の拗らせを生むことになります。
ただこれら吉利谷の誤解や選択のひとつひとつには吉利谷自身のバックグラウンドが強く影響していました(これは前巻までに明らかになっていますね)。そんな吉利谷を責めることは出来ません。本当は腹を割って話せば良いんでしょうけど、そんな恐いことできるかよっていう心理も非常によくわかる…
次に②なぜ拗れが今も解消されていないのか
数年後のある日、財前は重傷を負った吉利谷と再開します。そこで改めて自分の恋心を押し殺してでも吉利谷と友達として、そして顧問弁護士として側にいることを決意する財前。決定的な拗らせポイントです。二人は友達という言葉で塗り固められた関係のまま付き合いを再開し今に至ります。
それを急に吉利谷がプロポーズなんてしたものだから戸惑う以前に疑念が強くなってしまう財前。
しかも吉利谷を前に「ずっと好きだった」と伝えれば「やっぱりな…人見のことだろ」という誤解…。
しかし財前もその誤解を完全に解かないままでプロポーズを受け入れるというまさかの展開…。
軽く身体も重ねますが(最後までは致さず)、想いも通じ合っているんだかいないんだか…2人ともこの歳までにテクニックとこなれ感だけ積んでしまったのがわかる初々しさのないキスシーンの数々。
頭の回転が良い超絶不器用同士の恋愛は拗らせの大応酬です。
さて、③そんな2人の拗らせは今後解消されるのでしょうか?
(いや、してくれないと困るんですけどね!!)
克也の死や星川先生の病気など様々な環境と心情の変化をきっかけに、多少強引にでも2人の関係性を変えようと努力し始める吉利谷。
しかし最恐?財前の頑なな拗らせ状況を変えるのは並大抵のことではないようです。
しかし一方で気になるのは組に忍び寄る不穏の影。
何らかの事件をきっかけに2人の恋愛が急展開する可能性はありそうです。
結論としては、ラブな関係性はそこまで前進していませんが、次に思いっきりラブラブになるための下準備としてとことん拗らせてくれた巻のようでした。
やきもきはしますが、この拗らせを楽しみつつ、ラブ成分は間に入ってくる曜明と火弦のいちゃいちゃで補完しましょう。(どこまでいっても「火弦は俺の犬。俺の犬はかわいい。」に終結していて微笑ましいです)
個人的には神経質そうな見た目や表情とは裏腹に吉利谷のことになると後先考えないで行動したり手が出ちゃったりするところが財前くんの魅力なので、心が通じ合った本気のエッチも意外なギャップがありそうだなと期待しています。次巻を寝て待て。
吉利谷が平岡組に入った経緯が分かって、一層登場人物皆への解像度が上がったと思います。
前巻で財前→吉利谷への思いがどうして拗れたのかはなんとなく分かったものの 吉利谷→財前への思いが拗れた理由が分からなかったのですが、 あぁそこで財前が(吉利谷に良かれと思って)一見を頼ったからか…と、分かりました。
咄嗟のときに選択する誰か というのは、確かに吉利谷の心の傷だろうな…と。
前巻の、吉利谷が背中に火傷を負ったあの件が、そういう形で影響を及ぼしていたことに、業が深いな…と思いました。
高校時代の吉利谷と曜明と丹羽の姿も見れて良かったです(数ページだけだけど、眼福でした)。
吉利谷・財前がシリアスな分、曜明・火弦がイチャイチャしてます。
火弦が弁護士事務所のお手伝いに通うのですが、迎えにきた曜明さんとのやりとりが、短いものの、「甘ぁ!」ってなりました。
ついこの前(?)まで命がアレだったのに、ギャップが(笑)
火弦が幸せそうでなりよりです。
曜明の写真(Amazon限定リーフレット)の件も可愛かったです。
今巻で、すれ違いを解消しないまま、結婚を前提としたお付き合いを開始した吉利谷と財前ですが、次巻はどうなるのでしょうか。
どうか、すれ違いは解消してほしいなと思います。
次巻(2021年4月発売予定)が楽しみです。
『花鳥風月』の8巻目。
7巻から吉利谷×財前のお話になりましたが、表紙がきれい!
『花鳥風月』の表紙はピンでのイラストが描かれていますが、この表紙の表情が内容を端的に現していると思うのは私だけでしょうか…。
8巻の吉利谷の余裕たっぷりの自愛に満ちた笑顔が素敵すぎて悶絶しました。
内容は吉利谷と財前の2人の過去編。
2人で培ってきた過去と、そして愛情が、志水先生の美麗イラストとともに緻密に、そして詳細に描かれています。
お互いを想う気持ちが強いからこそ、踏み込めず、そしてすれ違う。
「友達」の仮面の下に、自分の想いを隠して―。
長年にわたる拗らせ具合が、非常に良きです。
この過去があったからこそ、財前の吉利谷に向ける意固地さがすとんと胸に落ちてくる。
いやこれね。
萌えるなって言われても無理でしょ。
さすが志水先生、腐女子の萌えツボ、よく分かってらっしゃる!
傍から見たらがっつり両想い。
自分の気持ちややりたいことはきっちり主張できるのに、恋に対してだけはヘタレ。
何なの、この可愛い子たちは…。
『花鳥風月』は複数のCPが登場しますが、どのCPも等しく萌える。
曜明さん×火弦のCPが萌えのストップ高だと思いつつ読んでいましたが、吉利谷×財前のCPも良い…!
この二人は男としてのプライドとか、意地とか、そういうものに満ち溢れてる。
そして、そこがいい。
財前の内に秘めた男気に萌えが滾って仕方ない。
他のCPに比べて糖度が低いCPではあるのですが、そこがまた良いのです。
甘々とか、愛してるとか。
そんな言葉で括れない、深い信頼と愛情で、この二人はつながっていると思うから。
そして終盤の曜明さん×火弦の小話も最高でした。
糖度とエロは、この二人で補完。
一言で言って、最高。な一冊でした。
BL読むときは基本 壁になって、どっちかというと攻めに注目して読む派なんですが、この花鳥風月の中で一番好きなのはなんといっても財前!
強気で男前で自立している男、財前。
そんな彼が、鋼のようにクールな鎧をまとって吉利谷への想いをひた隠している様子…….
たまらんです!!!!
今回もそれを存分に堪能させてもらいました。
吉利谷がやんちゃワンコ系という私の好きなキャラで、いつもならこういうキャラを狂喜しながら読むくせに、ごめんね……吉利谷、あなたは財前の引き立て役だわ……とすら思ってしまう。
いや吉利谷もすごくいい男なんですよ。
ヤクザ者になる自分と関わる事によって、財前の将来や身辺が危うい事になるのを避けるため、断腸の思いで姿を消すとか萌えます。
それにしても男前同士って萌えますね。
二人して相手への想いは超ド級のマジ惚れなハートを抱えてるのに、ボタンが掛け違ったままとか、超絶もどかしいぃぃ。
でも、この焦れ焦れがあるからこそ、誤解が解けた後の盛大な相思相愛っぷりを想像しただけで滾るっつーか、心のメーターが振り切れそうになるよー!!!
電子限定特典は「ロールキャベツ財前」というタイトルのおまけ漫画(1P)で、吉利谷とのあれこれについて悶々とする様子が描かれてます。
前回に引き続き吉利谷と財前の過去話から現在に至る展開で二人が互いに思いやり大切に思っている現状がよくわかりました。
年に一度のメールだけで音信が途絶えていた時も、心配はしてもべったりと依存することなく必要な時にできることをして手助けをするといういかにも男同士な関係らしいところに萌えました。
人見も含めて三人の友情がいいなあと思いました。
今回も吉利谷と財前に甘いシーンは皆無でしたが、その分甘さ担当の曜明×火弦が一層無自覚にイチャコラしては楽しませてもらえました。
傑作なのは最後の番外編での『俺の犬』への愛情です。
もう可愛くて可愛くてしょうがないって感じがよく出ています。
恥ずかしがり屋で甘えたでおバカなところが愛しいという思いが溢れていました。
吉利谷と財前篇が今巻で完結すると思っていただけにお預けでした。泣
しかし財前が受け入れてくれました。
でもお互いにダミーの恋人だったとはいえ、元カノが財前がいる事務所の手伝いに来るとか!財前を悲しませた報いを吉利谷が受けてるとしか思えないです。
吉利谷の身辺を探っていた探偵の目的もまだハッキリしてないし、これは曜明×火弦カプみたいに長くなるんでしょうか?
「花鳥風月」が始まった当初はこんなに長くなるとは思いませんでした。
曜明×火弦カップルの甘々ぶりが癒しでした。
大好きな吉利谷×財前がついに!!
何ですけど、高校時代のフレッシュな二人のあれこれエピソードからで、そこからの現在なので気持ちが盛り盛りに盛り上がって大爆発です。
そして、今回もまた攻めの吉利谷よりも受けの財前の方がいざとなると男前度が高いんですよね。あ、勝手に攻めを吉利谷にしてしまったけど、まだそこはわかりませんね。予想ではエッチの時も何だかんだ男前な財前が怖い方の受けを引き受ける気がします。で、あそこまで描いておきながら、今回最後までいきません。焦らされます。でも、そこがまたいいっ!
その分、番外編では、曜明さんと火弦が甘甘エッチしまくりでした。プシャーのあと布団にまるまる火弦が可愛い。
曜明さんと火弦の番外編が読みたくて。DEAR+(ディアプラス)1918年7月号は買っていて。
何度も何度も読み返していたんだけど。
そうだった、曜明さんはムッツリだった…。と、今更ながら思い返す。
志水ゆき先生的には、付き合ってる二人の甘いイチャイチャのつもりらしいんだけど。
結構な絶倫の曜明さんは無表情で火弦をヤリ倒す。そもそもエッチは好きでは無い筈の曜明さんのエチはネチッこく。いつも火弦はイキ過ぎて気を失ってしまう。
そんな火弦を可愛いと思ってる筈の曜明さんのナナメ上のトンデモ発想には呆れちゃいます。
もうね、この男は火弦にメロメロな筈なんですけど⁈ なんなの、この朴念仁‼︎
お散歩にイヤイヤをするワンコになぞらえて、結構な攻めっぷりです。
私はこの火弦を見て、「是」における貞淑な妻、氷見さんを思い出しました。いや、玄間のが情熱的ですけどね。曜明さんには、執着と独占欲をいつか見せて欲しいものです。
さて。本編。なーんとなくすれ違って拗れている吉利谷と財前はさて置き。
これまで顔を描かれる事の無かったモブ扱いの克也さんがいよいよ登場‼︎
吉利谷さんや曜明さんが心酔していた程のカリスマ、克也さんはどんなにか美形だろうかと楽しみにしてたのに…。いや、フツーでした。フツー。
期待し過ぎてたんだけど‼︎ まぁ、フツーにカッコいいんだけどね。何かこう、拍子抜けと言うか。
もぅ、引くぐらいの美形を期待してたんですよ。なので、勝手ながら少々ガッカリしてしまいました。
吉利谷さんが克也さんと出逢い、極道に身を染めるきっかけ。丹羽が吉利谷さんの舎弟となる馴れ初め、などもさらりと描かれていて。うーん、どちらもも少しドラマティックなものを期待していたので、些か拍子抜けしました。
吉利谷の事務所の隣が火事で焼死体が出るなど、新たな事件の匂いもしていて、吉利谷 × 財前 編は長引きそうです。覚悟はしていたけども。けれど、1巻から6巻までの疾走感が削がれた感じは否めないかも。読み返していて、大輝とサバト様編とか、ガラや博巳さんや、幹久の事(皆んな忘れてない⁈)それに一見さんと糸くんもお預けを食らったままの様な気が…。もしかして、大輝 × サバト編は、私が納得してないだけで、終わってる⁈ とか。気になる人々はまだまだ沢山居るので、どうか末永く続いて欲しい。志水ゆき先生にはいつまでもお健やかに。この世界の恋人達を漏れなく描き切って欲しいと願っています。
評価は、吉利谷さんの好みで飾り立てた カタギ風の火弦が可愛いのと、番外編にて「萌え2」にてオマケしました。