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quiet life crisis
ノンケなのに。
おねえちゃんのいる風俗店だったのに。
なぜかキャッチの男に前立腺を弄られて。
そのままその男に懐かれて。
…というお話。
主人公はお疲れのリーマン・千央(ちひろ)。
グイグイ距離感を詰めてくる大慈があまりにも人懐っこいせいか、断るタイミングが全く掴めずにズルズルとペースに飲み込まれていきます。
まあ大慈も単にノリが軽いという感じなので千央ともども「まあいいか…」的感覚になっていくわけですが。
さて、大慈は居候となり、お礼代わりにマッサージ。
千央さんは流され流され〜……って見てて心配になっちゃいます。
お尻の奥の奥まで弄られて。
快感に病みつきになって。
大慈の要求のまま同じベッドで眠るようになり。
…って千央側の状況はまだわかるとして。
大慈がよくわかんないんですよね〜。
ただ、わかんないながらも。
あんな事こんな事をしてから、のその後で心が惹かれあっていく感じ。
これががなぜか謎の胸アツ感。
これは人肌のマジックなんでしょうかねぇ……
エロとかなんとかよりも、人の出会いのフシギを感じる作品でした。
ええそうです、またくたびれたおっさん受けを読みに来ました。たるんだ身体が色っぽい…。
仕事帰りに寄ったマッサージ風俗で寝てしまい、客引きの大慈に前立腺マッサージをされてしまう千央。翌日、忘れた財布を届けに家まで押し掛けてきた大慈に、強引に同居をもちかけられる。
疲れたおっさんはどうしてこうもガードが緩いんでしょうか。ゆるっゆるで大慈を受け入れてしまいます。犯罪者だったらどうするんだろう…。これからイケメン大慈に嫉妬したり劣等感持ったりするってわかってるのに(笑)しかしそれがおっさん受けのいいところ!絆されて受け入れて、好きになっちゃうのがいいんですよね~。
もうね、30過ぎたサラリーマンはみんな年下イケメンのいるマッサージやら風俗やらに行けばいいと思うんですよ!それで心も身体もほぐされてメロメロになって、明日への活力を得て日本経済回してくれればいい。もちろんBL世界の話ですよ?
導入部はあるあるな感じ。ひょんな事で知り合った得体の知れない男にしれっと同居されるってやつ。それを「ま、いいか」と受け入れる受けのおじさんのキャラクターがリアリティがある。真面目なようで何処かどうでもいいって色々やり過ごすだらしなさがある人。
同居のお礼が前立腺マッサージなのが凄い!だんだん攻めを意識して可愛くなっていくおじさん。オモチャ見つかってからのセックスを境に、一気に乙女モードになって微笑ましかった。最終的に結ばれるエロシーンに、二人の好き合ってる気持ちが感じられて良かった。結局攻めは一目惚れだったのかな?バイ?守備範囲広いな…
エロ特化作品かと思ったら、なかなかに可愛いおじさんの恋愛ものだった。失礼ながらこれで画力がもっとあったら、もっと評価高いのではと思ってしまった。
キャッチのお兄さん×お疲れサラリーマン
疲れたサラリーマンが攻めの前立腺マッサージで身も心も解れる的なお話で、何か特別なストーリーはありません。展開もあっさり、マッサージ多めなエロ主体の作品かなと思います。
ストーリーは別になくてもいいけど、もっときゅんきゅんする要素がある方が好みです。
あとはキャラが好みだと評価が全然変わっちゃうんですが、攻めも受けも好みのタイプではなかったのでサラッと読めちゃいました。
ただ受けが恋愛感情を自覚してからは、いじらしくて可愛かったです。体はさっくり陥落するけど心は緩やかに落ちていく、表現のバランスが良かったと思います。
疲れたリーマンが、チャラいイケメン年下男に癒やされる話です。
疲れすぎて風俗のキャッチに誘われたリーマン、伊濱。寝てしまい、起きたところをキャッチの大慈に色々されてしまう。
財布を落としたことで、大慈は伊濱の家におしかけ、なんだかんだ住みつくことに。
という設定。
家にいさせてもらう代わりに、とあれこれ開発されてしまいます。
懐っこい大慈ですが、何を考えているか分からないところも。でも最初の展開があったのは、結構はじめから伊濱のことを気に入っていたからかも?
ワンコなイケメン年下攻めに、普通のオジサンリーマンが愛される話でした。
Hが濃いめかな?
仕事で疲れた主人公(受)がキャッチにつかまってエッチなマッサージ屋さんに行きますが、
仕事で疲れすぎててエッチなサービスをしてもらう前に爆寝。
起きたらキャッチのお兄さん(攻)がいて、おねーさんの代わりにしこってあげて、
ついでに前立腺マッサージをしてもらいます。
おしりがいいことが分かったのでなんやかんやあって同棲しつつ定期的にキャッチのお兄さんにマッサージをしてもらいちんちん入れてみる?な感じになります。
受けの社畜の人が結構おしりに貪欲です。はよいじってくれな感じで
恥じらいはそんなにありません。攻めお兄さんもそんなに言葉攻めもないです。
同棲してマッサージを重ねるごとにお互いに好きになってって
でもこれごっこだしな・・・・と心を痛めるもすきやんけ・・・・
となる感じです。ハッピー!
こちらの本でこの作家さんは初買いですが絵柄も結構体格のいい感じで好きでした。その他もチェックしたい。
由元先生の描く受は本当に
エロいな~、と感心しながら読みました。
前立腺マッサージでとろとろにされちゃう千央、毎度同じことをやられても
全然違うエロさがありました。
表現の仕方を変えてくれるのは
読み手も飽きないですし、ありがたいです。
大慈はあっさりイケメンで顔がタイプ(笑)
そしてテクニシャン。たまらん。
更にふたりともが、細すぎない体型なのがまたイイ!
千央が自分の気持ちに気付いた後のエッチで
「キュンってした?」
って言い合ってるのとか…
もう!!反則でしょう!!
キュンってしたに決まってます!!(笑)
また読み返して「キュン」お裾分けしてもらいます~
最近激しく推してる由元先生
由元先生と竹書房なんて、エッチな期待が高まって読むしかない!
◾︎大慈(24歳,フリーター)×千央(会社員)
メガネかけてるこの千央の雰囲気、真面目受けの場合が多いかと思いますが、千央は割とダメな人なんだろうな〜というのが良いんです!
彼女のヒモしてて振られたり、大慈からの快楽にころっと流されたりして。男から言われた「ちょっとだけ」を信じる男…チョロい。逆にこういうキャラクターは商業BL漫画だとそれこそフリーターか裏稼業の人が多い気がします。
千央が普通の会社員だからこそ、オナニー用にローション買ったとかペロッと言っちゃう感じが良かった。
ヌキ有り風俗の料金なんて知らないですけど、使ってない一部屋を貸して、好きな時にヌキ有りマッサージしてもらって、おしりまで優しく拭いてもらえるのはなかなかお得なのでは。
エロエロな中に、まさに最後「キュン」がある、由元先生らしい良い作品でした。
カバー裏下有り
電子限定おまけ漫画4枚…ベッドの上で
萌〜萌2
好きになる過程とか気持ちの揺れ動きみたいなものに重きをおく時には向かないかもしれませんが、エッチだし難しい事を考えずに楽しめて良かったです。
攻め受けの見た目が苦手な人は結構いるかも。
いかにも最近の若者っぽい攻めと中年のパッとしない受け。受けの身体つきも結構しっかりしてるなぁと思うエッチシーンもあります。
あと受けがかなり流されやすいです。攻めはかなり早い段階で受けに好意を持っているのがわかりますがエロくて淋しがりだからという惹かれた理由が薄め。今まで散々遊んできたんだろうなとわかる描写がある為、受けのキャラに何かもう一つ魅力があれば更に高評価でした。
初めて読んだ作家さんでしたが読みやすかったです。
電子で読みましたが、今日アニメイトで目を引かれて手に取ったらこの本でした。
デザインが素敵です。
由元先生の年下攻めは癒しがありますね。
意地悪な人も出てこなくて、すれ違いもそれほど溝が大きくなる前に解決します。
読んでいて傷付けられることのない安心感というか。
モテる年下くんがだんだんハマっていくところにワクワクし
由元先生の作風の汁たっぷりのエロエロ描写に癒されます。
タイトルの意味を考えていたのですが、midlife crisis(中年の危機)という言葉をかけているのでしょうか…ね?
ミッドライフ・クライシスとはだいたい30代後半から50代にかけて、体力的な衰えや自分の能力や人生の限界が見えてきた中年が、生きる意味を問う事だそうです。
こんな軽いノリの話(すみません)に見えますが、受の伊濱は34歳。身体はいつもクタクタで孤独です。
それが攻めの大慈くんと過ごす事でquiet(静か、穏やか)なライフクライシスになるってこと…?
それとも、読んだ通り「静かな生活の危機」という意味で、静かな生活を送っていた伊濱が大滋くんの登場で生活に波乱が‥!?という意味なのでしょうか。
良くわからなくなってきました。考えすぎですかね。
この二人、終始エロエロと汁まみれになっていて、とても人生について深く考えているようには見えませんし(笑)
由元先生の独特の汁だくなエロのファンが、私の他にもたくさんいらっしゃることが分かってなんだか嬉しくなりました。