ロンリープレイグラウンド 下

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ロンリープレイグラウンド 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神128
  • 萌×283
  • 萌24
  • 中立11
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
39
得点
1055
評価数
255
平均
4.2 / 5
神率
50.2%
著者
ダヨオ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
ロンリープレイグラウンド
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784396784898

あらすじ

調教不倫男
vs
若造スパダリ王子様
×
美形薄幸リーマン

7年の不倫沼を超・溺愛男がぶち壊す
救済型アダルティック三角関係!

俺が仕込んだ愛人だぞ。くれてやるものか。

僕、才川雪文(26)が
不倫相手・雨津木さんから逃げ出そうという時に
ナンパしてきたのが慧介くん(21)。
もっといい加減で軽い、セフレになるかと思った。
だけど彼は根がまじめで、まっすぐな恋ができる
王子様のような人だった。

「雪文さんは愛されるべきなんだ」

人生ではじめて、あんなに眩しい言葉をもらった。
限界突破レベルにときめく…そんな幸せな日々。

だけど、雨津木さんは簡単には
僕を手放そうとしなくてーー。

描き下ろし後日談+雨津木を描いた番外編「悪人の縛り方」収録!
調教不倫男を渋面にさせる
新たなキレッキレの若造登場!

表題作ロンリープレイグラウンド 下

21歳、ラーメン屋店員
26歳、雨津木に囲われていたサラリーマン

同時収録作品悪人の縛り方

26歳、雨津木のビルの清掃員
45歳、雪文を囲っていた男

その他の収録作品

  • BONUS TRACK
  • カバー下:あとがき、イラスト

レビュー投稿数39

番外編が特にいい

本編メインカプも良かったです。
が!何よりツボだったのはスピンオフ?番外編ですね!!!!!もうたまりませんよ…
メインカプは、いい話だったねキラキラ…幸せにね…て感じだったんですが、サブ?番外編の方は言葉を選ばずに言うと「すみません、ド性癖です」て感じ…続きが読みたくてしょうがないですよ…
雨津木さん、罵詈雑言だらけのくせに流されやすいのずるくないですか?プライドめちゃ高いのに完全にイニシアチブ取られてるところが最高。
あと針間くんのあの余裕〜で上手な感じもかっこいいです。ツボです。とにかくかっこいい。
いい下剋上でした。
この二人がガッツリ恋愛してるの見たくないですか???わたしはスピンオフでもう一冊欲しい。

結論としては、前作が好き!どうしよ〜って方は買いだと思います。
オススメです。

15

ネタバレレビュー読まれる前に買って読んでください

上レビュー後に、下を読みました。


長々と書いてしまいましたが、一言でいうと、
妻子持ちの元攻に調教されていた
報われない不憫な受が今彼の年下攻に出会って
愛され幸せになっていく話でした。



初っ端から可愛いシーン……!
若造スパダリ王子様攻(以下攻1)と、受、
2人で朝ごはんを食べています……。
それだけなんですけどね、やりとりが本当に可愛いです。
2人って身体から始まった関係なんですよね。
でも、お互いの今後のことを意識して、
特に受は、調教不倫妻子持ち攻(以下攻2)に今までみたいに支配されない、と
思うわけですよ。
そして、めでたく両思いになってデートするんですよ、
普通のデートをしたことがなくて、
攻1と過ごす1日が新鮮で嬉しい受、可愛すぎます。
ぬいぐるみのシーン、全人類に読んでもらいたいです。
段階を踏んで順序よくいこうってなって、
おセックスせずにバイバイしました。
でもそれをもどかしいと感じちゃうんですよ、可愛い。


なのにこの幸せな流れで最悪ですよ、攻2……!(受が可哀想で泣いています)
しかし、酷いやつだな攻2は!!!と怒りながらも、
冷静にあの可哀想なシーンを、
受の心情を6〜7ページにキュッと
詰め込まれたのは本当に素晴らしかった!
など思っておりました。

俺と僕。自分を抑えて、相手の望むままに。
今までたくさん我慢してきた受です。
だから、自分を思って購入してくれたシャンプーとか
そんな些細なことがすごく嬉しくて、
攻1と過ごす日々が宝物になっていくんですよね。

そして!よく蹴った!よく言ったよ受…!
頑張った、漢だ……。
上でも、見た目に似合わず意外と男らしい、という
表現が何度かなされていましたが、もしや
この伏線だったのではないでしょうか。
だとしたらめちゃくちゃ胸が熱いです。
自分自身でケリをつけて、
自分のことを大切にしてくれる攻1と、
新しい幸せな人生を歩んでいってほしいです。

かなり感情移入してしまいましたが、
本当にめちゃくちゃ良かったです。
これで攻2×受のどうしようもないラスト
(メリバとか)だったらどうしようと思いましたが、
攻1×受の、文句なしのハッピーエンドでした。
描き下ろし後日談の攻1のご家族との話も
ほっこりレベルではなく、マジで涙腺崩壊でした。
この2人ならきっといつまでも幸せで
いてくれるでしょう……。良かった。


あと、番外編の攻2の話がありました。
購入時、下の帯と、背表紙に封入されていた特典ペーパー見て、
コイツは誰や????と思った人物が1人いたのですが、
やはり彼×攻2で終わりましたね!
受に対しては酷い攻2でしたけど、
きっと愛し方を間違えただけなんですよね……。
そう思いたいです、そして、
彼の新たな恋も応援したい。
そう思えるようなお話でした。

個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆

上に比べると2人の関係もあり
エロ度は低くなりますが、とりあえず神……。

14

雪文を包み込む本編。慧介を包み込む描き下ろし。

上巻ラストの待ち合わせに間に合わなかった雨津木。
慧介に惹かれ始めた雪文。
雪文の何もかもすべてを受け入れる慧介。

もぉとにかく最高でした。
雨津木が強攻手段に出た際の雪文が男らしく
キレイに決別できたのが嬉しかったです♡
そして相変わらずのスパダリ慧介!
カッコよすぎました。

でも、やはり先生って最高だなぁ~♡と思わせられてしまう
雨津木の扱い!!
上巻のタクシーで待ち合わせに急ぐシーンから
雨津木への胸キュンが止まらない読者にとって
雨津木の番外編「EXTRA EDITION」は最高過ぎました。
応援書店特典ペーパーがこの「EXTRA EDITION」のその後だったのですが
これまたその後のその後が見たくて見たくてたまらなくなります♡

描き下ろしは、雪文が恵介の実家に遊びに行くお話。
超ホッコリできる可愛く優しいお話でした♪

8

ただの〝三角関係のもつれ〟では終わらない。

番外編が全て持っていったのでは…。
上巻に始まり、読み進めてる内は嫌なおっさんだなと思っていた雨津木さん。だけど孤独で寂しい人だったんだろうな。そして、強い力でがんじがらめに愛される方が合ってたんだろうなぁ。愛の形は千差万別。

7

色々スッキリして爽快だ~

こんなに爽快な作品は久々というくらい、スッキリ満足しました!
21歳若造の光属性が私には眩しすぎる…
こんなに「真っ当」という言葉がピッタリな慧介だからこそ、雪文は心を開いたんでしょうね。

カラダから始まった二人が、ちゃんと恋愛していく描写にニマニマが止まりません。
雨津木に変えられた雪文でなく、素の雪文を愛して包み込む慧介に、
初めての感情でどうしていいか解らない雪文が、動揺しまくりで可愛すぎます。
初々しい恋愛状態の二人の日常を見てるだけで、顔が緩んでしまう…。

もちろん、雨津木が黙って雪文を手放す訳はなく、まさにゲスの極み。
雨津木の執着愛が本当の愛でないことが解る手段で、却って良かったかも。
偉そうで傲慢な支配者はまだ、追い詰めれば縋ってくると思っている。

雨津木と対峙した雪文の下剋上場面、スカッとしました。
主従関係で雪文との関係を盲信していたのは、雨津木も同じだったんですよね…。
雨津木にとって雪文は支配欲を満たすオモチャだったのは確かですが、
そんな愛し方しかできない可哀想な人で、失って気付けるのかな?

雪文は会社を辞め、雨津木との関係を全て断ち切って、慧介に向き合います。
引っ越ししてリスタートする雪文が、雨津木絡みの会社で繋がっていることに、
モヤモヤしていたので、この展開でやっとスッキリしました。

雪文が自分で一から人生を立て直していく姿も真っ当で、
恋人として慧介と対等に支え合う関係が本当に幸せそうなラスト、あまあまな二人に満たされる!

そして…雨津木さ~~~ん。
三人の中ではヒールでお嫌いな方が多いと思いますが、実は個人的に大好きなゲスキャラなんです。
この作品を振り返れば雨津木…という位、傲慢なご主人様の転落ぶりが爽快でした!
めっちゃくちゃお仕置きされましたね…ふふふ。

若い男との7年不倫を奥様に暴露され、離婚された上に、
執着愛の可愛い奴隷に下剋上され、捨てられてしまうという惨めさ。
一人寂しい社長ザマァで終わるのかと思ってたら、きました…最高のお仕置きが。

同時収録「悪人の縛り方」雨津木の番外編が最高でした。
バーで新しいヒマ潰しのオモチャをゲットした傷心 雨津木。
ちょっとやんちゃそうなガタイのいいイケメン針間、
ホテルの部屋に入った途端に豹変して、雨津木を組み敷く技がなかなかでした。
実は雨津木のビルの清掃員で、雪文との件も知っており、以前から抱きたいと狙っていた…。

傲慢で偉そうなタイプを組み敷くのが性癖と言い、敬語責めがエグい、年下ゲス攻めのルーキーです。
ゲスなので荒っぽく好きにするのかと思ったら、エグい敬語責めでメチャクチャ可愛がる。
このギャップがスゴイ、大好きです針間。

あの傲慢なご主人様が、どんどん可愛がられて可愛くなってしまうビックリ展開。
そして、雨津木のいいところ発見。
あんな目に合いながら、図々しい針間に怒ることなく、ちょっとほだされてる?
実は情が深いのかもしれない…俺を飼って下さいと言われ、満更ではなさそうで笑ってしまった。
このゲスなやんちゃ攻めを飼いならすなんて無理でしょうが、
雨津木には新しい扉が開いた気がします。

この作品、振り返れば雨津木…ではなく、針間。
執着溺愛S攻めがドストライクなので、このゲス同士のお話が見てみたい。
もちろん、地道に愛を育む正統派メインCPも大好き、面白い作品でした。

※紙本:修正はトーン描写、場面によって白抜きや薄めの白い斜線でした。

5

雨津木さんお幸せに

光の攻め・慧介が闇の攻め・雨津木さんに囚われた雪文さんを救い出す、ある種おとぎ話のような救いのお話。
そんな本編の後に登場するのが、闇の攻め・雨津木さんのお話「悪人の縛り方」。
あらすじなどにもあるように、「キレッキレの若造」にいただかれてしまいます。

年下強気×ほだされ年上が大大大好きなので、メインカップルが落ち着いて幸せな気持ちになった後、やや辛口スタートの何だかんだで甘い結末を迎えるこの短編の満足度がものすごく高いです。

バーにて傷心の雨津木さんに近づく若い男・針間。聞けば雪文と同じ26歳。因縁めいていますよね。
「上品なおじさんが絆創膏してる。かわいい」と余裕たっぷり、かつ無邪気に強引な男のことが好みではなかったが、愛人だった雪文のことまで話してしまい、気づけばお口でご奉仕させてる。
そこで、先程までとは打って変わって健気な男の様子を見て、たまにはいいかとホテルへ直行。

しかし健気な顔はどこへやら、ホテルへ着いた途端、縛られて抱かれちゃう。
実は針間は雨津木さんのビルの清掃員で、ずっと雨津木さんを抱きたいと狙っていたと言う。

針間は強引に雨津木さんを抱くけど、彼なりの愛情と優しさで、また相応しいやり方で癒やしているように思えました。強姦まがいだけどちゃんと愛を感じます。
雨津木さんはそんな針間に「優しくするな」と言ったり、愛され慣れていない感じがかわいい。
最後に流す一筋の涙に、たっぷり愛されて幸せになってほしいと思いました。

一人ぼっちの雨津木さんに「飼ってください」と言う針間。
怒りつつも、どうやら結局ハマってるらしい雨津木さんです。

ネコは20年ぶりという雨津木さん。針間曰く「若い頃のネコのあんた見てみたかったな」だそうですが、同感。
雨津木さんの過去を含めて、針間×雨津木をしっかり読みたいです。針間にスーツを仕立てる雨津木さんとか見たい。
慧介とはタイプが違うけど、ある意味スパダリとも言える針間の手腕ももっと楽しみたいです。

電子特典(及び紙の共通特典)としてペーパーが収録されていますが、雨津木さんの誕生日に精力剤を渡した針間が、「こんなものなくたって」と怒る雨津木さんの前で「俺が飲むんスよ」と言ってめくるめく夜へ突入していく楽しいお話です。幸せにやっているようで何より。

4

番外編もサイコーでした。

下巻は雪文の、慧介くんへの想いがキュンキュンでした…二人でデートしたり…。雪文が雨津木さんと決別するのは、読んでいてすっきりしたし、こんなハピエンは最高です。二人ともが自分の足で歩いていく、この二人の明るい未来を見守りたいです。

番外編の雨津木さんの話は個人的に大好物でした。攻めの(嫌な感じだった)おじさまが、ドS気質の若者に組み敷かれて、不本意でも胸のうちがポロポロとこぼれてくる…いや~いいですね。

電子版特典は下巻もネームでした。

4

それぞれの幸せ

上下巻一気に読む事をオススメします!

カラダの束縛を解かれてもなお、心で縛られていた雪文さんが、慧介くんの存在を力にして、自ら解くのが下巻だと思います。

愛し方や愛され方は人それぞれで、何が良い悪いは無いと思います。慧介くんには慧介くんの愛し方、雨津木さんには雨津木さんの愛し方があります。雨津木さんの愛は、本物だったと思います。ただ、雪文さんが、自分自身を"これが自分なんだなぁ"って思えるような心地よい時間を過ごせる相手は、慧介くんなんだと感じました。苦しくなくて、自然と笑っていられる場所が、慧介くんの隣だったんですね。

雨津木さんは、酷いこともしたと思います。悪い事をしたら、相応の報いを受ける必要はあるかもしれません。でも私はハピエンが好きです。だから、雨津木さんが不幸で終わるのが嫌だなって思っていたんですが、針間くんという存在が、救ってくれます。すっかり針間くん推しになりました笑。若いのに、なかなか深い事言うし、雨津木さんを救済してくれる人です。

それぞれが幸せを見つける、凄く素敵な作品でした!

3

みんな幸せ♡

慧介が真っ直ぐに好きって言ってきたり、俺の事どう思ってんのって問いかけてくるけど、闇側の人間としてはそんなん眩し過ぎて困惑するし、今までの自分を恥じちゃいますよね。
下巻はだいぶ慧介に惹かれている雪文目線でのスタート。

雨津木の連絡先も消し、引越しもした。我慢できなくなって、慧介に会いに行ってのキスが良かった…。

(ひとりだったとき)
(ふたりでいるはずなのにひとりだったとき)
(でも今は)
「ほんとにふたりだ」
っていうモノローグとセリフ最高ですね。

ハイここからあまあまの日々ですよ〜と舞い上がったのも束の間、会社に調教写真をばら撒かれ、雨津木の所へ行かざるをえなかった。
雨津木としてももうなりふり構わない状態ですよね。
雪文が自分から離れて行くなんて思わずにいたんでしょう。
「俺の体は俺だけが好きなようにする!」
はぁースッキリ。
めちゃくちゃ幸せなハッピーエンド♡

番外編にて…雨津木が!雨津木がっ!ネタバレ読まずに読んで欲しいですね。
この展開考えた作者さん天才では?
針間のキャラめっちゃ良いですね。
続編ありな雰囲気がぷんぷんします。楽しみにしてます!!!

3

濃い影の側には強い光です~

雪文に対する雨津木の執着がすごい。

ぼろぼろな過去に、雨津木に拾われて生活全般、セックスを仕込まれた雪文。
不倫の果てに、妻に愛人として自分の存在を暴露した雪文。
この二人は在る時までは、セックスを挟んだ共依存的な関係性だったのでしょうか?
でも、お互いに尊重した関係ではないですね~❗

慧介が、どんな過去を知っても目の前にいる雪文をちゃんと見て、本質的な気持ちである「愛されたい」気持ちを見抜いていてくれるんですよ!

お互いに愛し合って生きていこうとする、プラスメッセージは、デートの場面でも良くわかります。不倫の関係だった雨津木とは周囲の人からの祝福もなかったわけで。
慧介の知人たちが優しく祝福してくれた時は、凄く幸せを感じたんだろうなぁ~

しかし、雨津木の執着がひどい。
リベンジポルノですよ❗エグさに驚きます…

そこから無理やり犯そうとしたり❗
腸が煮えくり返ります❗

慧介が、雪文と出会ってから掛け続けた優しい言葉と行動。

最後に、ガツンと反撃した雪文がかっこ良かった!
無理やり作られた「僕っ子」キャラじゃない雪文が見れてスッキリしますよ!

とにかく、慧介と出会ってから雪文が自分で幸せになろうとする物語。
すぐ読める上下巻がありがたいです❤️

あと、雨津木にびっくりする結末が有りまして。これは、ぜひ読んで確認して頂きたいですね❗

闇から朝の光への疾走を見届けられて、良かった~❗

ダヨオ先生、ハピエンをありがとうございました❤️先生比のエロさも、大変よろしかったです!

下巻のみカバー下がありました!


2

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