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何万時間話しても、 何千回キスしても、 まだまだ知らない君がいる。
blue sky complex
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
特装版小冊子購入。
恒例の初回封入ペーパーはありません。
ちなみに描き下ろし漫画もありません。
小冊子は4巻で寺島が酔っ払った時のアフターエピソードでした♪
コミックスの描き下ろしは1Pのあとがきと
カバー下に楢崎&寺島の小・中・高・大学までの成長図です。
『新たなライバル登場で波乱の第5巻!』
ーーーと、帯には書かれていますけど…。
はて?波乱とは?ライバルとは???
まったくゼロではないけど本質はそこじゃなかったような…(。_。)?
個人的には宣伝で使用された
『何万時間話しても、何千回キスしても、まだまだ知らない君がいる』
のキャッチコピーのほうがシックリくるし好きだなぁ…。
というわけで、帯の煽りはアレですが
ちょっとやそっとじゃ波紋にすらならない盤石の楢崎&寺島が楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ
なんていうんですか、巻を追う毎に男前度が増し増しでスゴイの一言。
2人とも当たり前のようにサラッとしてるけど、
楢崎と寺島のような関係の築き方って稀少だと思うのですよ。
すごいな~すごいな~素敵だなぁ~なんて呟きながら読んでおりました。
4巻より更に深まりを見せた彼ら。
何年も一緒にいていっぱい会話をして。
間違わないようにすれ違わないように言葉を紡いできたけれど、
まだ触れることのない部分があったのですね。
波乱分子の登場をキッカケにそこへ切り込む内容になっていました。
楢崎が家庭教師をしている女子高生・希星からしつこいほどのラインがくるけれど、
楢崎にしてみれば完全に視界外のことで、鬱陶しいとおもうレベルにすらない状態。
見てるモノ・見たいモノ・心を動かすのは常に寺島に対してのみなのですね。
寺島はそれだけ愛されている自覚はあるけれど、
希星の存在にモヤモヤするのは別の話でウダウダしています。
そんな中、友人の範康が切羽詰まった様子で2人の部屋を訪れて…。
範康の思いも寄らない告白に驚きつつ、
楢崎と寺島は今後は2人の関係を身近な人には伝えようと話をします。
そんな中、希星は女子高生のノリでグイグイと押してきます。
楢崎から「恋人と同棲している」と伝えられてもどこ吹く風。
むしろ恋人を見てみたいと盛り上がり、とうとう家の前で待ち伏せをしてーーーと展開します。
寺島の片思いから始まり、両思いになって、大切に愛を育んできた2人。
2人きりの世界はいつもとても幸せそう。
外では尖ってる(?)寺島は、楢崎に甘える時に蕩けそうな笑顔で笑う。
他人に興味をみせず飄々とした楢崎は、寺島をグズグズに甘やかし優しく微笑む。
見てるこちら側も幸せな気持ちになれるほどの優しい気持ちが溢れています。
けれど"男同士"の関係は外からどう見えるのか。
改めて突きつけられてしまうのが苦しい…(;ω;)
範康の告白は驚きました。
5巻を読んでから4巻を読み返すと頑なに「春ってよんで」と言ってた意味がわかります。
誰かに話したくても話せなくて、苦しくて、嗚咽混じりに言葉を吐く姿が切ない。
「理解してるよ」「偏見なんてないよ」という優しさの偏見がやるせない…。
そして範康の告白で色々思う所があった上に
希星からは尖ったナイフのような言葉を向けられて。。。
いや~~~女子高生怖ッ!
なにその行動力。怖ッ!
なんですけどね。寺島を傷つける言葉は思わずポロリしたって感じで、なんとも…;
しかーし!その後に冷静にキレてる楢崎がカッコよくカッコよくて(;///;)
それまでは希星はただの生徒でそれ以上でもそれ以下でもない扱いだったけれど、
一瞬にして視界の中に"寺島を傷つけた人間"として認識するのがもぉぉぉぉ!!!
その後寺島の中に燻っていた「楢崎を引きずり込んだ負い目」の感情に触れ、
2人で向き合う姿にまた1歩成長を感じました(∩´///`∩)
ほんまこの2人はどこまで仲を深めていくんだろう…素敵。
希星には結果的にキツイ経験になったけれど、
根は悪い子じゃなさそうだし、きっと寺島の遠回しな優しさに救われたと思う。
一見楢崎のほうが優しそうだけど、実は寺島の方が情があるんだよな~。うんうん。
(楢崎の優しさは100%寺島にしか向かわない…w)
更にカッコイイとこみせてきて寺島はどんどん男前になっていき、
楢崎はどんどん"寺島バカ"で"執着攻め"を開花していって萌え的に花丸◎!
ああああ~良き~良き~~~~(∩´///`∩)
静かにジワジワと二人の絆を見せつける作品で、今回は特に最後の捲りが凄かった。
そして、巻を重ねる度に市川先生の画力が増しているようで、
今回は特に元親の男前度と色気に、クラクラしてしまった。
H場面は少ないんですが、日常で見せる表情にこそ色気があるのが不思議で、
夏生への愛が漏れてしまうんでしょうか…。
4巻では色々ありましたが、今作は特に二人を取り巻く脇キャラがピックアップされていて、
序盤に夏生が元親に看病されるエピソードは萌えまくりながらも、
正直なところ、もっと二人のエピソードがみたいなぁとモヤモヤ。
どこか物足りなさを覚えながら読んでましたが、それはもちろん後半への伏線…
後半の元親にバッサリとやられてしまいました。
自分に自信のある怖いもの知らずの女子高生が元親に猛プッシュ、
同性愛セクシャルマイノリティに悩む友人…この二人がちょろちょろする中、
夏生はどこかモヤモヤした想いを抱え、元親には言えずいつものようにグルグルしている。
男の人と一緒にいたって、結婚も子どももできないじゃん…ド直球。
女子高生の放った言葉の強さに驚きましたが、それ以上に元親の静かなキレ具合に縮みあがった私。
あの怖いもの知らずなキャラだからこそ、元親の言葉が鋭利に刺さって更に効果倍増なのか…。
♯26何度も読み返してしまいます。
ノンケの元親を引き込んだ自分、結婚も子どももできない、しあわせな未来がない…
ずっと負い目を感じていた夏生の気持ちが初めて露わになる場面、
元親の男前な言葉がじんわりと染み入る…お前さえいればあとはもう何もいらないのに。
更に深まる強固な絆ですが、夏生がずっとかわいくて、
バイト先の女子高生に嫉妬していた夏生、お前のことは心配してないという、夏生の言葉も男前でした。
夏生に謝りにきた女子高生とのやりとり、夏生らしくて好きです。
女子高生も悪い子ではなくて、考えの足りない子どもなだけ…
こうやって一歩ずつ、大人の階段を上がっていくんですね。
元親が女子高生ににラインを教えた理由も、結局夏生絡みで、
元親は夏生でできあがってるという確認の描き下ろしでした。
それにしても、もっと二人の先が見たいという想いと共に、
これだけ揺るぎない絆の二人に、またモヤモヤがでてくる展開になるかもと思うとストレスでもあり…
長編の難しさだと思いますが、すごく複雑な心境です。
でも大好きなカップリングなので、ずっとみていたいなぁ。
今回も本当に素敵なお話が詰まっていました。
軽率に"尊い"とか"しんどい"といった形容詞で済ませたくないのですが、本当に、いろんな意味でしんどかったです。
寺島と楢崎の変わらないラブラブっぷりも堪らなかったのですが、今回はそれだけではありませんでした。
BLの作品って、基本的に主人公たちに"優しい世界"であるものが多く、このシリーズも例外ではないと思っていました。同性カップルである寺島と楢崎を卑下したり差別したりする人は出てきませんし、寧ろ受け入れられているイメージがします。
しかし今回、初めて2人の関係を否定する(というと語弊があるかもしれませんが)女の子が登場しました。
その場面を読んだときは2人を傷つけてしまった彼女をなんて人だと思いましたが、自分が実際に同じ状況に出くわしたとき、自分は冷静に言葉をかけることができるのか?と考えると、はっきりと"できる"とは言えないなと思い、彼女を否定するのはただのエゴに過ぎませんでした。
また何よりもつらいのが、彼女に悪気は全くなかったこと。先程2人の関係を"否定する人"と書きましたが、彼女は「男同士で付き合っていても結婚も子供もできないじゃん」といった旨の発言をしたんです。2人のことを"気持ちが悪い"だとか"変"だとか、そういったことを言ったわけではないんです。高校生の、異性が好きな女の子からすればそう考えてしまうのも仕方がないことなんですよね。そして後日、自分の発言を謝りに行くことができたところからも彼女の素直さが伝わってきましたし、その直後の缶コーヒーのシーンは涙なしには読めませんでした。悲しくて、苦しくて仕方がなかったです。
シリーズの中でも特に心に残る一冊になりました。
他にも伝えたいシーンは沢山ありますが、きりがないので割愛します。
今までシリーズを読んでいた方、今すぐに読んでください。
初めて知った方、気になっていたけど読んでいなかった方、今すぐに読んでください。
『ブルスカ』も5巻目。
5巻目か―。なんか、すんごく感慨深い。
高校生で出会い、そして恋をして。大学生になった今、ラブラブ同棲中。
そんな二人に襲い掛かる次なる試練。
それは、チカに言い寄るライバルの登場。
「ライバル」っていうとちょっと違うかな。
チカのカテキョーの教え子のJKちゃんが、チカに恋しちゃって…。というお話なんですが。
彼女の淡い恋心は、チカの夏生に対する愛情の前では全くの無力なんです。同じ土俵に上げてすらもらえない。
もうね、なんて言っていいか、腐女子の萌えツボがホントよく分かってるなー、といった展開なんです。
お互いに、お互いしか見えていない。
そこに愛情と信頼関係はしっかり根付いている。
けれど。
ゲイである自分と、ノンケさんだったチカ。チカは女性と結婚して子どもを生すという未来もあった。
そんな夏生の葛藤と贖罪の想い。
一方で、そんな夏生の不安をあっさりと払拭するチカの男気と愛情。
悶絶するなと言われても、そりゃ無理だべ?
というまさに王道の甘い展開なんです。
なんですが。
この二人には今まで培ってきた「過去」がある。
二人で築き上げてきた土台がある。
だからこそ、ストーリーが上滑りせず、この萌えストーリーの中に読者もどっぷりと浸ることができる。
高校生だった彼らが大学生になり、そして世界も広がった。
これからもどんどん新たな道が開けてくるのでしょう。
そして、今回のJKちゃんのように、二人の絆を揺すぶる存在も。
今回のJKちゃんは結果良い子でしたが、いい人との出会いばかりではない。
時に二人の間に溝ができることだってあるかもしれない。
でも、この二人なら、それを乗り越えていける。
そんな愛情と強さにあふれた巻でした。
ずっとずーっとこの二人を見守っていきたいな。
最近市川さん絵柄が変わりましたかね?
昔からシュッとした綺麗な絵柄を描かれる作家さまでしたが、ここ最近キャラの美人度が上がってる気がします。
何しろ「髪型キテレツ兄さん」であってなおイケメン。
キテレツなのにイケメンて、これ、どういうこと?
クリス、範康といった魅力ある脇キャラもナイス。
チカ×夏生の、温かく、優しい思いやりにあふれた濡れ場も良し。
そしてカバー下。
繁々と眺めてしまう、可愛らしい内容でこちらにも大満足。
ということで、はい、文句なく、神評価です。
大大大好きな作品です!小冊子付特装版を予約していたものの、届くまで少し時間がかかる様でしたので、我慢できず通常版も購入しました。
ずっと楽しみにしていた続刊ですので、1ページ1ページ舐めるようにじっくり読みました。現時点での、約40件の評価すべてが神評価ということにも納得がいく内容でした…小冊子も早く読みたいです!
大学生になって、楢崎・寺島の2人が関わる人も増えていく中で、それでも揺らぐことなく、他に影響されることもなく、友達は増えながらも、より絆が深まっていく。当て馬にすら少しも揺らがない。寧ろずっとずっと強く気持ちが繋がっていくのが、見ていてあまりに幸せで、満たされた気持ちになります…
2人が、友達にある事を指摘され、ある事をカミングアウトされた時の、言葉や表情。楢崎がバイトで家庭教師をしている子に、衝撃的な事を言われた時の、それぞれの言葉、対応。このカップルのすごい所は、変に喧嘩をしたり、こじれたりせずに、お互い思ったことをしっかり話して、耳を傾けて、その上で仲を深めていくところです。あからさまにベタベタしているわけではないのに、心の奥底が、もうどうしようもないほど結びついているんだなぁと感じて、堪りません…
本当に、この2人から目が離せません。小さな幸せでも、少しのいざこざでも、全てを見たい。そんな気持ちになります。叶うことなら、2人の人生が終わる時までを、市川先生に描いて頂きたいとすら思います。この作品を通して、すっかり市川先生のファンになりました。
ブルースカイコンプレックス 、前々から気になってるんだよなぁ、最近知ったけどもう5巻も発売されてるし、今から追いつけるかなぁ、等々迷っている方は、ぜひぜひぜひ!全然追いつけます。本当におすすめです。今ならまだ小冊子付特装版も買えちゃうので、読み始めるなら今が最高のタイミングです!
5巻の余韻に浸りながらも、今から6巻をとても楽しみにしています…!
何なんでしょう‥この読み終えたあとの静かな優しい感情は‥
一重に満足度120%!!
市川先生の描き出す、何ともリアルでファンタジーなこの世界に引き込まれ
‥どこにでもありそうでなさそうな日常と、手に届きそうで届かないキャラ達の紡ぎ合い‥今作も堪能させて頂きました!
市川先生の絵柄は当初、線が細くてあっさりとした、バサバサっとした感じで苦手だったのですが‥この作品の評価の高さに3巻辺りから読みだし、すっかりハマってしまいました。
読んてみると以外に苦手だった絵柄でも気にならず、最近はチカくんが私好みの黒髪、メガネの寡黙なイケメンになられあそばしてもう、眼福♡このうえありません〰。
青春真っ盛りの悩みや戸惑いジレンマからそれなりに色々ありましたが、お互いを想う気持ちが揺るがないものに変わって成長していく2人‥そして2人の成長と共に変わる環境とそれに伴う2人を取り巻く登場人物がまたリアル。
ひとりひとりの感情が繊細で細やかな視点から描かれていいます。
ホントに只のBLと思わないで欲しい‥
まだ、読んでないという方、きっとこの2人から目が離せなくなるから、長い付き合いになると‥覚悟して読まれよ。
この巻、大好きなんですよ…。
何度読み返したか分からないほど読みました。
でも変わらず好き。毎回変わらず感動を目一杯もらえます。
楢崎の家庭教師先の女子高生にモヤモヤする夏生。
一方の楢崎は、何の心配もないくらいに夏生にめろめろ。
そんな中、共通の友人・春ちゃんに2人がキスしているところを見られていて…。
この巻では「男同士で恋愛関係にあること」がメインテーマとして扱われていました。
同性愛者への偏見や悪意を経験してきた春ちゃんにとって怖くて隠したくて仕方のないことを、あっけらかんと話す楢崎と夏生の存在って本当に大きいと思うし、こうして一歩踏み出せたことがすごく大きかっただろうし、栗栖にしても知羽にしても偏見のない人たちで、春ちゃんはやっと自分らしくいられる場所を見つけたんだなあと、感慨深かったです。
実は一回目に読んだときは春ちゃんの辺りは「この子の話よりも2人の話が読みたいのにー」と思っていたのですが、読み返すたびに感じることが変わっていって、楢崎や夏生のように世間の目を気にしないでいられる方がごく稀なんだよな、と。
そういう意味で、理想論だけに終わらない一面が作品に加わったことで厚みが出た気がします。
夏生も、ずっと心の奥に引っかかっていたことがすっきりします。
そもそも楢崎は最初から「性別に関係なくお前を好きになった」って言っているだけに、男だからとか女だからなんて関係ないんですよね。それこそ「夏生か、夏生以外か」というレベルの話で。
それでも何かある度にちゃんと話をして、相手のために不得意なことも一生懸命頑張って、彼を理想の彼氏と言わずして、何と呼びましょうか。
そして何と言っても5巻のスペシャルゲスト・希星(きらら)ちゃん!
ヤキモキさせられました、あの若さから来る図太さと万能感に。
あのくらいの年頃って、友達に煽られると簡単に気持ちがエスカレートしますね。
そういう部分の見せ方も巧かったし、楢崎の対応も、その後の寺島との会話も全部良かったです。きっとあの子はこれからいい女になるでしょう。
風邪をひいた夏生の看病から、すっかり定着した「夏生」呼びに対して、夏生の方の「あいつ」「お前」呼びにも萌えました。
ここで読み直し終了で、いよいよ未読の6巻です。ドキドキします!
さすがの1冊です。
今回もドキドキしながら、ほっこりしながら読みました〜。
チカの見せる夏生を想う表情、夏生のチカを想う表情。
どちらもキュンとして、綺麗で。
栗栖に続いて登場したJKに、夏生の方が負い目を感じてしまう場面は読んでて切なくなりました。
でもその次のコマに出てくるチカの言葉に、ほっこりしたし、あーこんな人に出会えたらなぁと羨ましくなりました(笑)
市川先生の絵が素敵すぎます。
もう、買ってから何回読んだかなぁ。
ストーリー性も抜群です!
ああぁ…よい…。よすぎました。
4巻ではカッコいい寺島を見ることが出来たので、「次はぜひカッコよく進化を遂げた楢崎が見たい」と言っていた私ですが、その願いが叶いました!
楢崎の口からこんな殺し文句が出るなんて…。
ってくらいに、寺島を果てなき恋の底まで落としにかかった5巻だと思います。
クールでムッツリな楢崎の、あの内に秘めた熱さ。
すごいよ、感動だよ…。
その後のセックスで寺島が返した言葉がまたすごい!
男が男に対して言う台詞として、こんなに扇情的で、なおかつ真摯な愛を感じる言葉はなかなかないと思う。
5巻はまだ未読だわーって方、ぜひぜひお楽しみにしていてくださいね。
1巻で付き合い始めて既に5巻。
浮気の心配などまったくない、一途な2人の安定した関係。
なのに、まーったく飽きずにいつまでも見ていられるこの空気感…はぁ…好き。
物語にどれだけ入り込めるかというのは、ストーリーの浮き沈みや変化の大小だけに左右されるものではないんだなぁ…と、こういう作品を読むと改めて気付かされます。
同じカップルで長期連載するような作家様って「安定感」を描くのがものすご〜くうまい。
お互いのことをすごく大切にしていて、少しのことでもトキメキを覚えたり、ちょっとした優しさに感動して惚れ直したりと、とにかく反応がいつまでも新鮮。
付き合い始めて5巻まで到達しても、まだ恋のトキメキに溢れているんです。
毎度毎度、市川マジックにかかってしまう。
浮気未遂とか浮気疑惑みたいなものでストーリーに変化をつけるのは簡単だけど、そうなると楢崎・寺島のようなキャラへの信頼度は一気に下がってしまう。
モテるけど一切動じない。揺れない。ぶれない。
そんな風にしっかりとした一途で安定した関係を貫いてくださることが、この作品の一番の魅力だと私は感じています。
そして何よりもやはり、メインキャラが素晴らしい。
楢崎も寺島も、本当に大好きだーー!
個別にも好きなんだけど、2人一緒にいるときの空気が一番好き♡
さて、5巻ではお友達の春くんに纏わるサブエピソードが。
彼のことは結構意外だったんだけど、片想いのお相手が知羽さんだと聞いて納得。
独特の雰囲気のある、読めないけど魅力的な人物として描かれていましたから、「なるほど〜!そうきたか〜!」と、知羽さんの使いどころにはニヤリ。
ゲイであることでいろいろと抱えてきた春が、楢崎・寺島という理解ある同士の前で恋する男の子…いや乙女に変貌していく姿が、とても愛しかった。
春くんには、たくさーん恋を楽しんで欲しいな。
この巻は、上記春くんのエピソードと、楢崎の家庭教師のバイト先の女子高生キララのエピソードを通じて、ゲイの生き方について考えさせられる巻になっています。
そこから楢崎・寺島の愛と信頼関係の描写に繋がっていくわけですが、冒頭に書いたとおり、本当に2人が素晴らしく…(あーもー、これ、無限ループで語りたくなるやつ!)
今回また1巻から読み返したんですが、本当何度読んでもいいわぁ…。
大学生になってからはだいぶ落ち着いて大人のいい男になってきた寺島だけど、やんちゃで純情なところは相変わらず可愛いし、性格の違う2人のやり取りはおもしろいわで、見ていて幸せ♡
ずっとずっと追い続けたい作品です。
BLの面白さに気づいたのが遅かった私、
前からタイトルは存じ上げておりましたが、
ようやくここに来てこの作品を
読ませていただきました。
なんと言っても、この5巻!
高校時代の初々しいストーリーも
もちろん素晴らしいし好きですが、
人間的に大人となりつつある彼らの
生き様を描いているところに
また一味違う魅力を感じます。
「いいな、それ。」
楢崎くんのこのセリフ前後のページは
BLコミックの枠を超えて、
漫画史に遺る名シーンです!
愛する相手の想いを全部包み込みながらも
正面から同じ高さの目線で語っている言葉。
決して優しさの押し売りでは無い言葉。
痺れました…