道徳、スポーツ、勉学、芸術…それぞれの代表が集う “四逸"(しいつ)。

私立帝城学園-四逸-1

shiritsu teijo gakuen

私立帝城学園-四逸-1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神74
  • 萌×242
  • 萌19
  • 中立7
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
14
得点
602
評価数
146
平均
4.2 / 5
神率
50.7%
著者
夏下冬 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
私立帝城学園-四逸-
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784865895568

あらすじ

恋人であるα(アルファ)の那治(なち)に突如として別れを告げられてしまったΩの春太(はるたか)。
那治は代々続く政治家の家系で、自らも政界に進むことを期待されていた。
彼はそれを実現させる為に一族が通ってきた帝城学園へ入学する。
春太は別れても那治を支えたいという一心で追い掛けることを決める。
しかし帝城は春太の常識を遥かに超えたセレブリティの揃うエリート校だった。

表題作私立帝城学園-四逸-1

永南那治(α・帝城学園1年生)
一条春太(Ω・帝城学園1年生)

同時収録作品私立帝城学園 ー四逸ー 番外編 辻編

椿 α,先輩,アーチェリー部主将
辻秋彦 Ω,後輩

同時収録作品私立帝城学園 ー四逸ー 番外編 お子様はα

井坂隆臣(α,一昌の夫,エリートサラリーマン)
井坂一昌(α,隆臣の妻)

レビュー投稿数14

すっごい面白い

設定がしっかりしていて、作品の世界観に引き込まれました。学園に君臨する4人がいたり、その4人と繋がりを持ちたいと必死になる人がいたり、面白かったです。

受けは、好きな人を支えようと思いに学園に入学しましたので、そんな学園事情には興味ありません。ですが、とあることをきっかけに学園に君臨する4人のうちの1人と関わりを持つことになります。
まず、好きな人のために学園に入学する受け健気でいいなと思いました。その後も懸命に頑張ってて、見た目は可愛い系ではないですが健気で可愛かったです。
元々好きな人と、関わりを持つようになった学園に君臨する1人とどういう風になっていくのかどきどきするような作りの作品だと思います。

1

設定が良い!!!

エリート校に君臨する曲者4人にときめきく世代には、この設定だけでワクワクするのにパブリックスクールみも加わったら眺めているだけでも楽しい!!

別れた彼氏を追いかけてきた主人公が奮闘する姿はコミカルで、あれ?表紙の不穏な雰囲気とは違う…とは思ったけれど、それも楽しく、何を考えているのか分からない四逸は恐ろしく(楽しい意味で)、本音を隠している那知とそれを知らずに傷ついた春太の想いは切なく…それぞれの策略・想いがどうなってくのか読めない面白さ!!

オメガバ設定も今のところは格差くらい?オメガバのえげつなさが少ないのも嬉しいところ。学園ものという印象が強いですが、まっすぐ強いところが魅力的な春太にも発情期が来るのかと思うとワクワクしちゃいます。

2

面白い

なんか久しぶりに心に残る作品に出会いました。
元々画力があって、お話が個性的な夏下さんの作品は好きで、作者買いしていました。
しかしこの作品は、続きが気になる学園もので一際面白いですね。

表紙のようなちょっと官能的な三角関係かと思いきや、お話のテイストはもっと爽やかです。
エリート学校、イギリスのパブリックスクールを彷彿とさせるような学校が舞台です。その学校の中で、各分野で特に秀でたものがなれるという四天王、四逸という存在があり、学園に君臨しています。
強烈な階級社会の中で、成り上がろうとするものたち、それとは一線を画そうとするものたちが織りなす群像劇、とでもいいましょうか。

しかし、主人公はいたって爽やかで、学園の中にあって純粋さを忘れない好青年です。
そうそう、これはオメガバースなので男性同士の恋愛については自然に描かれていますが、むしろオメガバースであることを忘れてしまうくらいストーリーが面白い。

恋人を追って入学した春太ですが、相手の那智はアルファで家柄ゆえに春太との別れを決意する。
勉強についていくことや、学園でのしきたりなどにとまどいつつ、自分が正しいと思うことを臆せず言う姿勢に、ある四逸に気に入られます。

お話としては、王子様に気に入られる普通の人、ということで少女マンガなのですが、陳腐にならず作り込まれたストーリーで読ませる読み応えある作品です。

細かい設定が本当に凝っていて、作者さんのこだわりが伝わってきます。

3

逸材と思惑がうごめく学院もの

2巻発売のタイミングで購入。
作家さま買いです。
物語の舞台は上流階級の人間が集まる名門校。
高校なのか大学なのか不明ですが、やや大人っぽいパブリックスクールのような雰囲気。
"四逸"と呼ばれる道徳・スポーツ・勉学・芸術…それぞれの分野に秀でた人物達からなる、成功に最も近いと噂されている全学院生達の憧れの倶楽部があったり、社交界へ出るための経験を積むためのダンスパーティーがあったりと華やかです。
というのは表向きで、実際は将来のための人脈作りを行う場だったり、学院内のスクールカーストが垣間見えたりとややシリアスな場面も。
1巻は元恋人を追いかけて入学した春太をメインに描かれていくのですが、そんなシリアスな雰囲気の中でも春太のコミカルさと感情垂れ流しの素の姿が良いバランスとなっていてシリアスになりすぎません。
表情がコロコロ変わって面白い人物なんですよね。
春太視点で何この学校!と思いながら読み進めた方も多いのではないでしょうか。

登場人物や設定等が細かいので、まだ1巻は序章といったところなのですかね?
非常に面白い設定のお話ではありますが、まだBL的な萌えはあまり感じられず。
おそらく今後キャラクターが立っていくのかななんて。
これからを期待しての萌評価です。
さまざまな思惑渦巻く学院内で、人間関係がどう変化していくのかを楽しみにしつつ次巻に進みたいと思います。

同時収録作のお子様はαで、奥様はαの2人に久しぶりに会えて嬉しかったです。
隆臣の妖精さん具合に悶える一昌が相変わらず(笑)
ベッドシーンも甘々で、この2人はずっと良き夫夫でいるんだろうなと思える幸せな後日談でした!

4

今後の展開に期待大

大作になるぞという予感がビシバシ伝わる作品です。結構古典的な学園ものなのですが、商業BL漫画のオメガバースでこういうの出てきてなかったと思うので、今後の展開が非常に楽しみ!!長く続くシリーズ物になってほしいです。
登場人物については、まだCPが流動的だし、それぞれの思惑も隠されているので推しが決め難いのですが、わくわくしますね。

絵がなんとなく固くなったような気がしたんだけど…コマ割りが小さくなったのかな?表情も固い気がする。

「奥様はα」の番外編も嬉しかった!夏下先生のオメガバといえば…なので、繋がりを持たせるかとは思ったのですが期待通り。

3

設定が先走っている印象

 校章や四寮の設定が、どうしても某世界的に有名な魔法使いの物語を彷彿とさせるのですが、そう感じたのは私だけでしょうか…。最後に出てきたプレッジという制度には某諜報機関を題材としたBL漫画の要素も感じました。もちろん気のせいかもしれませんし、仮にそうだったとしても、きっとリスペクトも込めた上で夏下先生独自の設定に落とし込んでいるので構いませんが、学園の設定だけで頭でっかちになっていて、物語の面白みがまだ追いついてないような印象を受けました。設定の紹介を兼ねているシーンが多いというか。1巻なので設定の紹介が多くなってしまうのも仕方ないと思いますが、シリーズ化が既に決まっているのなら、登場人物も設定ももう少し小出しにして、焦点を当てたいキャラ・CPを絞っても良かったかも。

 あとは展開が目まぐるしいようにも感じました。次から次へと場面や登場人物が変わり、間を多めに取るシーンもほとんどなく、たくさんのキャラクターと設定を覚えながら読まなければならないので、読むのが少しハードでした。キャラの表情を印象付けたいシーンでは、もっと大きくページを使って描いても良かったのかなぁと。設定はよく練られているので、シリーズ化していくなかで、上手くストーリーと絡めていけるといいなぁと思います。

6

かなり引き込まれました!!!

政治家の息子で将来政界入りを当然と期待されている那治と付き合っていた春太は、「帝城学園に入るから」とフラれてしまう。
しかし、那治が大好きな春太は猛勉強して那治を支える為に自らも帝城学園へ入学。

エリート粒ぞろいの学園の四天王のような「四逸」も含めて生徒たちの関係や思惑がもぉたまらなくワクワクします!!
ストーリーの面白さもキャラのつくりもすべてがドストライク!!
続きが早く読みたいです!!!

ところで・・・この学園は「高校」なのかな?
キャラが大人っぽ過ぎて「大学」と思って読んでいたけど、上級生が3年生だし進路の話も出てきたし。。。やけに老けた高校生ではあるね。

7

作りこまれた世界観

学園ものオメガバースで、シリアスな雰囲気が多めで進んでいきます。
設定がかなり作りこまれていて、一気に世界に入り込むことができました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
話のところどころで差し込まれる用語解説は、世界のことが事細かに書き込まれていてそれだけでも楽しむ事が出来ます。そこを読んでから本編を読むとなおさら楽しかったです。

ただ物語の進みとしては少し遅く?1巻では、謎なことが多いです。
続きがあるのでまだまだこれからの物語なんだなあという期待ができました。

欲を言うならば、もう少しだけ真相?人物たちの背景を明かしてあってもよかったのかなと思います。

学園もので排他的な雰囲気を併せ持つ作品。世界にのめりこみたい方にはおすすめです。
個人的には謎が多かったので、続きが出てからの一気読みのほうがよかったなと思いました。

5

どういうことなんだろうと思いながらも楽しく笑いながら読みました

作り込まれた世界観に圧倒されました。
……が、他の方も書いていらっしゃるように
私には難しく、よくわからないところもありました。
(私の理解力の問題です)
しかし、それを抜いても面白かったです。
作者様のご本はこちらが初めてでした。
表紙の綺麗なイラストで、全編重めでシリアスな
お話なのかなと思い読み始めましたが、
そんなことなかったです笑笑

受のΩの子のコロコロ変わる表情が面白く
顔芸ばりでした笑笑
また、受のオナニー後、それを見ていた
硬派な先輩が受のちんちんにバーバリーのハンカチを
被せてあげたシーンには笑ってしまいました。

個人的評価
ストーリー ★★☆☆☆
登場人物 ★★★★☆
エロ度 ★☆☆☆☆

ただ、番外編のお子様はαですが
こちらは違う作品の登場人物のお話だったのですね。

12

四逸を都々逸と読みたくなってしまう‼︎ BL界のF4なるか⁈昂まる期待‼︎

何やら端正なイケメンばかりが集う、両家の御子息ばかりが通うパブリックスクールの様な。
先程、TVでも特集されていましたが、あるんですねー。学生時代から、社会に出た時の地盤を作る、
コミュニケーション力とコネクションを身に着ける為、錚々たるOB諸氏や先輩方と昵懇になる制度。
そしてサロン。社会に出てからでは、遅いのだ。私が学生の頃なんて。ボーっとしてたなぁ。
あの頃から頑張っていれば…。と、ちょっぴり悔やまれる。
仕事をする上で何より大切なのは人脈なのだ。
私立帝城学園は、それをモットーに掲げている。全学生の憧れは、その頂点に君臨する「四逸」のメンバー。まるで「花男」の「F4」ばりに、個性的。
政治家になる将来の為に、進学前に別れを告げられるが、彼氏を追って同じ学園に入学するなんて。
まるでアメリカ映画「キューティ・ブロンド」。
会長の蓮宮が物凄くエッチが好きで、常にサングラスをかけている、なんてのは、某高校生BLを彷彿とさせるし。何やら色んなものを入り交じって想起させる設定と、クラシックなテイルスーツが制服という、その美麗さ。四逸を「シーツ」と読ませるエッチくささ。いや、私は都々逸(色恋を描いた俗謡)と読みたいけどね。

彼氏を追って入学した春太は、四逸の存在に驚かされたり、フラれたけれども愛する那智の為にと日々奮闘している。真っ直ぐで、ちょっぴりおっちょこちょい。頑張って入学したけど、勉強はあまり得意では無い。そんな真っ直ぐさに興味を持つ、「四逸」唯一の真面目人間、葵木。
自習の課題を見てやりながら、葵木は多分、春太に惹かれて行っている。
一方で、心無い言葉で春太を傷付けた元・恋人、那智も、実は春太を諦め切れない。
政治家である父の言い付けを守って、一旦は別れたものの、やはり真っ直ぐな春太を愛しく想っている。物語の主軸はこの3人。三角関係は形成されたばかり。春太の恋はどうなるの⁈
続きがとっても楽しみです。

飄々と自分の地位と権力を使って、ヤリ放題の会長、蓮宮も、優秀で美しい那智に真面目に惹かれているみたいだし。彼は彼で、名士と呼ばれるOBたちの集いを「水商売」などとシレッと揶揄していたりと、只者じゃあ無いのだ。サングラスをいつか外す、彼の素顔も楽しみ。

番外編には、四逸メンバー、アーチェリーの名手、椿さんに取り入って四逸になろうという野望のある、春太のルームメイト辻くんのショートストーリー。

そして、「奥様はα」のその後、子育て後日談。隆臣の母校が帝城学園というので、まだ幼い昌臣に幼児教育を授けようと、教育熱心な隆臣の母。子供が留守の間に、久しぶりのエッチに勤しむ隆臣と一昌。
表題作がエロ薄めなので、ここで濃厚にエロ補給といったところ。
出産に苦しんでいた一昌を気遣い、「今度は俺が…。」と、覚悟を決めた隆臣だったが、「俺が抱かれたい気分」と、優しく誘う一昌。そんな一昌に興奮して、一回や二回では治りそうに無い隆臣。
イチャあまです♡

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