パンドラの告白

pandora no kokuhaku

パンドラの告白
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
109
評価数
31
平均
3.7 / 5
神率
35.5%
著者
和泉カズマ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーウォーク
レーベル
ムーグコミックス BFシリーズ
発売日
価格
¥740(税抜)  
ISBN
9784862978714

あらすじ

“上書き…して。アイツに触られたところ気持ち悪い。消して…この手で…" 幼少時の虐待により辛い記憶を閉じ込めて、誰とも関わらず生きてきた凌(19歳)。 しかし過去の自分を知る男・翔平(18歳)と偶然再会し、人生が激変していく――。

表題作パンドラの告白

18歳・大学生
19歳・大学生

レビュー投稿数5

狂気乱舞(笑)

小さい頃母親に虐待されていた凌は、つらい記憶を心の奥深くに沈めた。
大学生になり距離感が近く明るくイケメンな翔平に出逢う。
突然「凌ちゃん」と呼ばれ懐かしがられるが
凌に”翔平との記憶”は無い。


もぉ完全メリバ♪
翔平の依存と執着の狂気がハンパない!!
スイッチの入った翔平は怖かった。ヤバかった。

結果的に、翔平のしてきたことや想いが凌に知られた際、
「自分がしてきた事の責任をとってから二人でやり直そう」と翔平を説得しようとするも
翔平の闇っぷりがその後MAX迎えちゃう~!!!

そしてやっぱり、闇っぷりに対して
「見捨てられない」っていいですね。
ある意味そっちも闇ですもんね♪

10

思ったより救いがありました

もっとどうしようもない狂愛の共倒れみたいなものを想像してましたが、思ったより芝居がかった救いのあるお話でした。
幼いころ、お互い虐待が原因で施設に預けられそこで出会って互いが必要な存在になりますが、受けはその記憶をなくしています。
攻めは受けに執着し、固執し、独占したいという気持ちをそのまま具現化していきます。

感情の激しさゆえ、セリフも激しくなりがちです。
そんなに大きな声出して周り大丈夫かな?と無駄な心配してしまいましたが、個人的にはこの激しさのセリフの応酬は好きです。

もっと周りの嫌な奴らが廃人になるのかと思いましたがそこまでではないので、かわいいものかな?と思いました。

先生の後書きで、このあとはこんな感じ〜というのが本編とものすごいギャップで、メリバにせずともハピエン終わりでよかったのでは??と思わずにはいられないほどでした。でも生み出したこの主人公二人に幸せになってほしいんだなぁと勝手にほっこりしてました。

1

王道メリバエンド

久しぶりにド王道のメリバに触れました。

虐待を受けたという辛い過去を持ちながらも養親に恵まれ過去の記憶を封じ込めることで幸せに生きている凌と虐待を受けた上に凌にも忘れられただひたすら凌を独占することを目的に行動する翔平。

どちらも普通の子供だったはずなのに生まれた親のせいで辛い人生を歩まざるを得なくなってしまったのがまず何よりも悲しいです。

そして一見ワンコ系で可愛く見える翔平の闇の部分が見え隠れしながら話が進み、後半は怒涛の展開でした。
メリバか、いやご都合ハッピーエンドか!?、いやメリバか〜!!!みたいなストーリーの流れで、最後の体の一部を共有したことを恍惚の表情で語る翔平に思わずぶるっときました。結局物語は全て翔平の手のひらの上で転がされていた感もありますが、それがまた楽しかったです。

作者様の後書きに2人が今後きっと幸せになる未来もあるだろうとすごく素敵な2人の笑顔が描かれていて、物語がメリバで終わっても2人の人生がここで終わるわけではないのだなぁと改めて思い、2人の幸せを願うばかりです。

1

そこの貴女 今日はどんな不憫をお探しかな?

めっちゃおすすめされたんですよ

よくあるじゃないですか 購入した商品や閲覧した商品から「あなたにおすすめの商品はこちら」とか「この商品を買った人はこの商品も買っています」みたいなあれ

プッシュ具合がえげつなくて ついに折れてしまった


出だしも 設定も悪くないんです
母親からの虐待に深く沈め鍵をかけた記憶が過去を知る彼との再会で紐解かれていくって感じで
無駄にゾクゾクを煽るのが 意味ありげに描かれたヤカンや 薄着になる頃のタートルネックとか


なんだけど 不自然に吐かれた「上書き」これがね
ちゃんと最後まで読めば理由あっての「上書き」なのはわかるんだけど

いきなりおっぱじめちゃうから ??????って

過去を知る彼を嫌悪し近づかないようにしてたのに 襲われ助けられたらほいほい股開くとかないだろ と
逆に怯えて 逃げて 錯乱して 発狂して 狂人みたいになったところを こうさ

こうね… ←語彙死んだ

しかもそこに「おかのした」だして果たして何人が理解できてクスッとできるか?



欲 嫉妬 執着はほんといい
爽やかワンコの八重歯の裏の顔ってのがめちゃソソるし なによりケロイドの身体に突き立てる肉棒の艶かしさったら

イカれ攻めに色を添える?


んんん あんまり重くしたくなかったんだろうなとは思うのだけれど 時おり入るコミカルな部分に違和感しか感じなくて 個人的には本心洗いざらいに見せてくれよ 恐怖感をもっとおくれよ と


読み手は選ぶ作品なんだろうな
見るひとによっては狂気の沙汰としか映らないような方向に向かっていくので

なんだけど どっか盛り上がりきれないというか 中途半端さにモヤる

痛みを分かち 恨み辛みを癒し 互いの存在に依存して交わって 迎えた明暗の日にはじまる執着
この辺りほんと面白いのよ? この重さも 感情の押しつけも 

なんだけど あれかな?

攻めがここまで心壊すような蔑みや哀れみの描写がないからなのかな?
虐待だけでつけられた傷とは違う傷に苦しんでるのに その傷をつけられてるところがない
ただ 自分の置かれた立場に卑屈になって 蔑まされている そう感じている風にしか読み取れない  ここに引っ掛かって中途半端に感じちゃうのかな?


痛々しいメリバ を食したい ってんなら いや メリバではないのか? 

彼ら ではなく 彼に しかわからない幸せのカタチに収まって それを恐れながら喜び罪悪を噛みしめる彼がいる話が読みたければ 執着だけはすんごいし 

これ いんじゃな~い
※ あたし的にはこの先の希望がチラつく 案外ハピエンよりな読み終わりだったけど
 

2

うーん、、

受けが、いつ攻めを好きになったのか、なんで好きになったのか理解できなかったです。
同じ境遇なだけで好きになったのかな、、?
あんなことされたら逃げたくなると思うし、逃げたいけど支配されてる、みたいな話になるのかと思ったら、支配されてるし、自分も好きって感じだったので、どこで好きになったのか具体的に背景が欲しかったです。

1

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