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ネットアイドルはかつて愛した人に酷似していた。
私の言いたいことは、レビューのタイトル通りです。
こちらの作品は表紙と内容が合っておりませんので、普段表紙買いしていらっしゃる方は注意です。
すみません本題に入る前に…まず厚さ。
本の厚さ…凄いですよね…2.5センチくらいですか?(測りました)。
購入して帰宅後、本を自分の前に置き正座して合掌しました。
まさかこんなボリューミーなおまる先生のご本を拝める日が来るなんて。
友人に本の厚さのことを話してたら、「すご…東野●吾の小説くらいあるじゃん…」と言われて爆笑しました。
表紙からも、ハッピーエッチなオメガバ本だろうな〜とワクワク読みはじめました。
期待通り今回の作品はΩ×Ωと書いてありましたので、可愛い×可愛いのビックバンで始まります。
まさにBL界の百合です(?)
といっても受け受けしいとかそういう訳ではないんですけれど、2人ともなんか可愛いんですよね。
あと、MAIちゃん(受)の色気あるコマが散りばめられているせいか、常にエロスを感じられました。
修正も少なくて歓喜した記憶があります(笑)
さて本題です。
私、いつもレビューを書きながら読み進めてるんですが、ここにくるまで、南くん(攻)の寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤が…的なことを書いて終わる予定でした(この時点でもう神評価です)。
でも、そこで終わる作品じゃ無かったです。
そうだ、おまる先生はそうじゃない。
何で忘れていたんだ自分…とこの後猛省しました。
思えばまだページが半分も残ってた時点で察するべきでした。
おまる先生の作品を読んだことがある方ならご存知かと思うのですが、この方の闇っぽい、起承転結の転の部分が好きです、大好きです。
シリアスシーンで読者を黙らせます。
おまる先生はどうしてこうも、陰と陽の使い分けがお上手なんでしょうか…エッチなシーンでテンション爆上がりにさせ、シリアスシーンで殴られる感覚は毎回病みつきになります。
内容は知ってしまうと、ミステリー小説で言う犯人知っちゃいました状態になってしまうので、是非ネタバレ無しで読んでください。
読む前に抱いていた印象と読後の印象は180度変わると思います。
…しかしレビューですので、内容がわからない程度に続けます。
先程記しました通り、最初の方は南くんの心情に焦点が当てられており、南くんの寂しい過去の境遇や過去に好きだった人と今好きな人が重なり合う葛藤を知ることができます。
「Ωの自分が大嫌いだ」というコマでは、その表情にドキリとさせられました。
しかし作品中盤(第5話)頃から、お話はさらに盛り上がります。
伏線は散りばめられていたのですが、この辺りからMAIちゃんの本当の正体、そして心に抱える闇の深さを知ることになります。
かなり重たくシリアスですが、2人が幸せに向かって欲しいと願わずにはいられない、そんな展開になっています。
また作中には無理矢理に近いダークな表現(相手はモブで逆レイプ)がありますので大注意です。
リバっぽい描写もあります。
おまる先生の作品は全て読んでおりますが、今回は中でも1番闇の部分が深いと感じましたので、確実に好みが分かれる作品であることを断言させてください。
最後に気になった点。
後半はストーリーに引き込まれる一方で、個人のお話にかなりの尺が使われている印象です。
BL作品としてはもう少し2人がイチャラブして欲しかったです。
それでは、作品の雰囲気壊してしまいますかね?
イチャラブ感は「それでも好きです笠原さん」の感じが好きです。
オメガバースという設定もBLとして使われたというより、お話のために使われていた感じです。
最後もお話が着地してはおりますが、すっきりハッピー!という感じではありません。
少しメリバに近いかな?
これらを含めても私は十分楽しめましたので神評価です。
おまる先生の作品は独自性がありますので、好みは分かれても確実に記憶に残るかと思います。
それぞれが抱える想いを知った上で、もう一度読み返してみようと思いました。
ここまで長々とお付き合い頂きありがとうございました。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
作家買いです。
どんな作品でも良い意味で魂エグってくるおまる先生。
今回あらすじも読まず、おまる先生のオメガバース!絶対素晴らしいに決まってる。
表紙のオメドルとかいう子もめっちゃエッチで可愛いし楽しみだなーと意気揚々と本を開き読み始めると、なにかが違う…
ん?攻めもΩ??表紙の子もΩだよね?Ω×Ω??
正直オメガバースの醍醐味はα×Ωという嗜好を持っていたので、冒頭でのがっかり感はでかかった。
けどおまる先生だし、と気を取り直してとりあえず読み進めると、どんどんと繰り広げられる予想外のシリアス展開にページをめくる手が止まらなくなりました。
結果Ω×Ωではなく、さらに意表を突かれたΩ×αだったのですが(正直むしろ地雷)地雷とかそんなことどうでもいいと思えるほどに重厚で切ないストーリー。
特に受(α)の真伊先輩の不遇さと攻(Ω)の南くんを思う気持ちの大きさと健気さにハートぶち抜かれました。
最後はしっかりハッピーエンドで(若干ダークですが)とっても読後感は満足です。
ステレオタイプのオメガバースではなく、異色な感じのオメガバースなのに、それを踏みつけて読者を納得させてしまう素晴らしいお話でした。
是非表紙のポップな感じに騙されず、手にとって頂きたい作品です。
震えました……
おまる先生 既刊のオメガバース作品『それでも好きです笠原さん』のような雰囲気をイメージして、このコミックスを手に取りました。
表紙の雰囲気から「エロあまで可愛らしいお話」を想像してしまうのですが……良い意味で、裏切られます。
所謂、黄昏エンドの仄暗く重い作品です。
ストーリーの深さ・意外性で押され、厚みのあるコミックスをあっという間に読了してしまいました。
ハッピーエンドのように見え、ハッピーエンドではありません(描き下ろしでハッキリとその理由が描かれております)
オメガバース上級者向け、ストーリー重視な方向けの作品です。
おまる先生の二度目のオメガバース作品です
注意ですがこちらの作品はモブの絡み、Ω×α、Ω×Ωになります。苦手な方は読まないことをお勧めします
~あらすじ~
攻めである喫茶店でアルバイトをしているΩの南昴はネットアイドルに重課金するほどハマる。そのアイドルは同じくΩであるMAI(受)。表向きは歌など歌ったりと普通だが課金をしていくと発情期の中継を見ることが出来るのだ。
いつしか南はMAIに種付けをしたいと考えるくらいのめり込んでいく。
ある日、オフ会の抽選に当たった南はついにMAIと会うことに、、、
簡易的なあらすじです。ちなみに南はMAIが学生時代に好きだった真伊先輩(α)に似ており重ねてしまいます。ですが真伊先輩は死んでいるので余計忘れられない状態です、、
正直自分が予想していなかった展開になりました。あまりにも真伊の家が闇が深すぎてヤバいです(笑)ですがオメガバースでの種別格差など細かく描写されていてとても考えさせられました。
真伊はαだから幸せなんてことはなく、父親のせいで逆に良い種を持った子供を作るために只々Ωに射精をするだけの道具でしかなくせ、人として精神的に殺されていく様は見てられません。
自分とセックスをして妊娠したΩが自殺しても感情があまり持てなくなるぐらいです。しかし、南と出会うことで人としての感情が沸き上がってきます。
南と離れたくないが失いたくない、そのような場面が多数あり、一つのドラマを見ている感覚に襲われました!
最後の書下ろしまで気がぬけません。個人的にカバー裏のお話が一番好きです!!
読者は驚き、悲しみ、キュンキュンしたりと大忙しです笑
読みごたえもありますのでお時間のある方はぜひ!!
アンソロジーに連載されていた作品。
演じるということに関連した内容の、可愛い絵とミスマッチなシリアス展開でした。
反社組織で、人身売買が稼業の父親。
αのマイは姉と二人で、不気味な父親を怖れながら生きている。
定期的に子供達に精通を確認する父親は、自分の子供を使って稼ごうとしている。
姉を守るために、マイは自分を父親に委ねる。
そして、父親がマイの唯一の存在に気づいてしまう。
そして、大好きなたった一人を護るために 演じ続けてきたマイ。
我慢しきれず、仕組んだ南との再会。
南は、マイが味わった辛苦について何も知らない。
再会後の展開に、涙。
このラストは、ハピエンなんだろうか? 謎。
これはもう「騙された大賞」を受賞してもいいくらいの衝撃作でした。
表紙から連想される内容を裏切ってくる物語。
この作品に装丁デザイナーがいるんだとしたら、とんでもない天才だと思います。
この衝撃を味わい方は、ネタバレなしが一番面白いと思います。
あたし何にも分かんなーい、と頭を空っぽにして読んでみてください。
以下ネタバレです。
種の差別が強調された、これがオメガバースだよなぁと唸りました。
といのもこの作品、何って…とてもヘビー。
攻め一人が背負うものが重たすぎました。
正直、私の苦手とする要素攻めが女役を担うシーンがあって挫けそうになりましたが、内容があまりに凄すぎて苦手要素すらスルーしてしまえます。
これ、実はすごいことですよね…。
苦手要素がありながらも読める作品って、私の中で片手で足りるくらいです。
その中の一つとして加わりました。
イラストも表紙と違う感じがします。
こんなにフワッとしてる絵にシリアス、ミステリアスが混じると何とも言えない恐ろしさが背筋をなぞるんですね…。
この子たちを思うと胸が苦しくなります。
でもラストは…。
この二人がどういう結末を迎えることにしたのか、気になる方はぜひ本編を!
エッチな表紙の作品、いっちょ読んでみるかと手に取ったらとんでもない作品でした。
読み始めはライトでえっちな配信者とラッキースケベなラブコメオメガバースかな?なんて思ってたら急展開!サスペンス?ネット配信アイドルMAIくんは真伊先輩とは無関係なの?どうなの?
と、ラブコメ感が影を潜めて怪しいムードが漂い出します。
主人公の南くんはΩでカフェ店員してる男の子。最近はネット配信アイドルMAIくんに夢中。
推しがいるから生活が潤う、推しに生かされてる。
この世界のネットアイドル、ちょっと過激でMAIくんはΩらしいんだけど月に一度課金制でエッチなΩの発情期配信してんの。顔出し、下半身もモロ出しで自分を慰めてるところを流してる。
すごい世界だ…。南くんはもちろん重課金者で生活苦しくなるくらい突っ込んでるらしい。
そりゃ、お金払ったら推しの見たこともない姿見られてしまうなら課金してしまうでしょうよ。
南くんってば、MAIから認知されててある日ファンミーティングに当選したとメールが届いてドキドキしながら向かうとなんとMAIと2人きり。どきどきの夢のような時間。(えっちな展開にもなってしまいます)
それから南くんの仕事先にMAIがやって来たり少しずつ距離が近くなったなと思ったらここから話の流れが変わりだします。
そもそもMAIにハマるきっかけは、高校時代に片想いしていた演劇部の先輩、真伊先輩が亡くなったとの知らせを聞いて落ち込んでた時にたまたまネットで見つけたから。真伊先輩に似てる人がいる!って。
この先のお話の流れはぜひ読んでみてください。
説明セリフが多かったのでもうちょい漫画で読みたかった気もしますが、面白かったです。闇深くて腹黒い執着よきです。自分性格悪いなと思ってそうだけど、大丈夫!彼は光属性だから何も気にしないよ。
Ω×αなのがよいです。この組み合わせでもαは妊娠するみたいで私の理想に近いバース制度です。(全性別、全バースの組み合わせで妊娠可能)
シーモアで購入
白抜き修正
主人公の南さん(Ω)がオメガアイドルのMAIのファンになり、そこから中学生時代の初恋と併せて語られていく話。表紙の要素は最初の60ページほどで、話はどんどん深くなって来ます。
とにかく終始キュンキュンさせられます。ダークな一面もありますがトータル買って良かった!!です。
一般的なオメガってなんとなく受け身な印象だけど、南さんは勇気をふりしぼって行動する事が目立って、強い想いを感じます。
後日談、表紙の裏まで読むとさらに作品が好きになります。
とにかく、おまる先生の作品は癖になります。
他の作品では見たことのないαとΩだと思います。真伊と南二人とも優しくて強い人で、読んでいるうちに勇気づけられた気がします。ネットアイドルとしての先輩は本当にエロくて可愛かったが、本来の姿を戻ると非常にかっこよく見えます。南ちゃんの性格は特に好きで、その必死な様子に感心しました。でも、もし先輩が左ならよかったと心底から思いました。南ちゃんのもっとエロい顔が見たいからです。
この漫画は本当に面白かったです、おまる先生ありがとうございます!