欲しがりな隣人

hoshigari na rinjin

欲しがりな隣人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×214
  • 萌6
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
127
評価数
33
平均
3.9 / 5
神率
30.3%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784815500559

あらすじ

年下のコの行動に動揺するなんて、俺
欲求不満…!?
ミステリアスな大学生×不憫社会人

人がよすぎて、いつも不憫な目にあってばかりの小南。
ある雨の日、部屋の前でずぶ濡れのまま座り込んでいる青年を
見かけて、つい声をかけてしまう。
彼は隣の部屋に住む大学生らしく、家の鍵をなくし困っていた。
そのまま放っておくわけにもいかず、部屋に招き入れた
小南だったが、なぜか近すぎる距離感に動揺してしまい――!?

表題作欲しがりな隣人

大学生
小学校の栄養職員,33歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数8

可愛い絵柄に重い愛

特典のペーパーが好みの絵柄で軽い気持ちで購入したら、思わぬ良作に出会ってしまいました。

あらすじや表紙から森が押せ押せに感じますが個人的にはそう思いませんでした。(森はそういうグイグイじゃない)
どちらかというと小南のオカンぷりが炸裂しているかと。


大学生のお隣さんと仲良くなり、初めは推し的可愛さで世話を焼き愛でていたら、相手も自分のことを好きで晴れてお付き合い!しかも彼は最初に勤めた小学校の生徒で、その頃からずっと想っててくれていた!

という内容ですが、これはあくまで表面上のもの。

可愛い絵と時々入るコミカルな表情に騙されてはいけません。
どえらい執着攻めです。

森は小南に会うため張り込むし、会えたら会えたでストーカーして住居特定かつ隣に引っ越し。
120%有罪です。
それを聞いた小南も友人のよーぞーも突っ込みなしで、そのままいい話にもっていきます。
いやいや!と思わずこちらが突っ込んでしまうほど。
普通に危ないやつなのに、普通の純愛みたいに描かれていて最高でした。
ここで朝帰りの小南を見た森の表情を振り返るとさらに美味しくなります。

※小南はビッチではありませんがチョロインなので、森と付き合う前に複数の男性と絡んでいます。苦手な方は注意です。


森の年齢がいまいち分からない所や、小南の母親の夢フラグ回収が弱い所、唐突の月の下り(連載を読んでいたら違ったのかも)など引っかかる点はありますが、総じて良作でした!
(あとご飯がめちゃくちゃ美味しそう。私も食べたい。)

愛が重い年下攻めくんは最高です!!!

3

何考えてるか全然わかんないのドキドキ

小学校の栄養職員をしている小南が疲れ切った日々の中、家に入れず玄関前で寝てる隣人を発見し家に招き入れる。
大学生の森くんにオカンっぷりを発揮していろいろ食べさせる小南は可愛かったし、その都度表情が読み取れない森くんの反応にドッキドキさせられました。
おかずを渡した時も持ち帰った森くんの表情・・・・
わかんねぇぇぇぇ!!なになに??どういう心境?心情?
ってなりました!

そしてうって変わって
5話以降の森くんにはキュンキュンさせられちゃいました♪

2

運命だけじゃなく

執着はあるんですが実際それほどガツガツくるわけではありませんでした。
「欲しがりな隣人」というタイトルが微妙に合ってない気がしました。
(ちなみに連載時のタイトルは「いつも月夜にきみとごはん」でした)

知り合って間もないノンケ大学生(森)がスッと自分の隙をついてくる。こんなうまい話あるわけない…
何が目的かと聞くと「(小南)総一郎さんの幸せ」って!怪しい!
でも幸せだからウキウキしちゃう小南さんが可愛いかったです。
そして小南さんのお友達よーぞーさんが、すごく良い人で大好きになりました。
攻めの森くんは小南さんの料理を美味しそうに食べるところがツボでした。
二人の出会いは運命+努力の賜物で、ここのお話がすごくイイです!

面白いし好きなんですが神評価にしなかったのは…
・森くんの元カノがどうしても嫌でした。絶対まだ恋愛感情でしょ、泊めるのはナシ。
・不憫な小南さんを見ていて「俺なら」って思ったなら終盤だけでももっと甘やかしてあげて下さい。
・よーぞーさんに見せたダークな部分がもう少し発揮されてほしい。

小南さんにものすごく思い入れてしまい、もっともっと幸せにしてあげて!という極端な視点のレビューです。すいません。

1

年下の執着愛

好きだったなー
執着年下攻めいいですよね^^

小学校の栄養職員・小南と隣人の大学生・優太との歳の差ラブです。
鍵をなくした優太を助けたことから交流が始まるのですが、
実は2人は以前に出会っていて……というお話です。

優太が終盤まで何者か分からないという胡散臭さがあります。
裏があるの?ないの?っていうのが気になって、
注意力が散漫になってしまいました^^;

ですが、総じてとても面白かったです。
優太の脈絡のない話とか小南のおかんぶりとか、
とても楽しく読ませていただきました。

ただ、なぜ優太とのHだけ朝チュンだったのでしょう?
モブとは普通にヤッてますよね?
それだけが残念でした。

0

愛重めの年下×空回り気味の優しい年上

期待以上に面白かったです!
ちるちるであんまり評価ついてないのは何故なのかな〜もっと伸びてもいい気がするな〜
といいつつ自分も読んでるの今なんですけど。

◾︎森くん(大学生)×小南(33歳,小学校の栄養職員)
森くんほぼストーカーです笑
運命が強引だったところもありつつ、森くんが力技で引き寄せたのかな?と思ったり。偶然装うのも怖いな〜冷静に見たら笑
でも、そんなところも面白いなと思えるまとまりの良さでした。小南のキャラクターが好き!尽くしたがりで、優しいけどちょっと迂闊。この迂闊さが、あまりにも思慮分別なさすぎない?と思ってしまうレベルではなく、いい感じに人情をまぶしてあって自分は好きです。

小南のお友達、よーぞーのキャラ良かった。2人の過去がもっと知りたいのだけれど、スピンオフとかないですか!!

0

意外な展開でした

クズばかり好きになって振られるゲイの小南、
なんで学習しないかなっていつもならすぐ思うんですが
まだ会ったことのない困ってるらしいお隣さんに声かけて
“ほんとこの性格…どうにかしてくれ”って自覚してて笑えましたww
そのお隣さん、森くんが謎だらけで
いいコなのかいいコのふりしてるクズなのか心配でハラハラしてしまいましたよ。
小南は単純だから、友人のよーぞーが普段愛のあるいじりをしてくれながらも
きっちりフォローしてくれていて
よーぞー好き!!になりました。いかにもじゃない見た目がまた好ましい。

栄養職員って本当にしんどいらしく(知人がそうだったので)
それでも頑張っている小南が健気でした。
お人好しすぎてふわふわしていて、
そういうタイプの受けは苦手なのに
小南のテンションが面白くてつい応援したくなってしまうのです。

森くんには森くんの事情があって、
さらには小南との接点がそこだったのか!と納得です。
食も家庭環境も愛情も本当に大事なんだなと改めて思いました。

調理のおばさんに妖怪呼ばわりされてキャットファイトした挙句辞めたよーぞーwww
よーぞーの焼肉屋で美味しいビール飲みたいです。

0

さっぱりとしたいい話でした。

紙版を購入、表紙はとてもかわいくてビビッと来る感じでした。

世話焼きゲイ小学校の管理栄養士お兄さんな受けと、
受けの隣の部屋に住む寡黙めな黒髪大学生攻め
です。

受けの職業が管理栄養士さんで今までにない職業だったのでよかったです。
管理栄養士さんなのでごはんをつくるのがうまくて、攻めの胃袋を鷲掴みし、さらには実は攻めとの出会いにも職業が関わってたと言うこの職種ならではな綺麗なお話でした。
主に受け目線でのお話で、最後に攻めの目線でのお話に続きます。

起承転結の転が弱かったため不穏な空気感もそこまでなく、受けと攻めの過去話になるためいい話だった…で終わりました。

一つ気になったのが、おそらくこの作家様はPCで漫画を描いていらっしゃるのだと思われるのですが紙の解像度が低いのか…?ペン種類が粗いものなのか…?で他の漫画では今まで気になったことは一度もなかったのですが、よくある「前コマのコピペ拡大」の粗さが気になりました。トーンの関係でもなさそうで、やはりペンの粗さが気になりました。ペンの種類の問題かな…?gペンとかではなくにじみ系の何か……?(内容に関係なくてすみません…

脱線しましたが、お話は面白く、絵柄も可愛かったです。

0

モヤッとした原因が最後にわかりました

最初はかわいい話だなーと思ってたけど、最後まで読んでみたらちょっとモヤッとするところもあって、あとがきに『共依存』とあってなるほどなと思いました。

【小学校給食の栄養士である小南はクズ男とばかり付き合い捨てられる、すぐに絆され尽くしてしまう性格。もうやめようと思っていたときに隣人の大学生・森が鍵をなくして困っているところを助け、ご飯を差し入れるようになってしまい…】

最初のモヤッが、小南が森くんに似た男とワンナイトするところでした。えっ、そういう感じなの?と。もっと序盤だったら違和感なかったかもしれないけど、話の流れ的に森くんとこれからってときだったから、尻の軽さに引いたというか…。でも、それは小南の性格の一部を表すものだったんですね。

森くんの行動もストーカー的で、それは諦めていた初恋の人に出会うための行動だったのですが、少しモヤッとしました。その行動がなければ小南と会うことはなかったんだけど…思っていた性格や話と若干の差があって、そのギャップにモヤッとしたんですよね。

で、子どもの頃の経験から誰かに依存気味になっている、共依存の関係と思ってみれば、それぞれの性格に裏地があって納得できるところもありました。寂しい幼少期が小南を惚れっぽくし、森くんは優しくしてくれた大人に執着してしまった。

漫画の雰囲気が優しく、かわいいから誤解してしまったんですよね、私。ほのぼの系と思って読んでたら、執着依存系だったとは。これはこれでお話として面白かったと思うけど、エピソードの出し方とかで序盤に気付かせてほしかったなー。

0

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