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yanpapa to tenshi to ore
リオナ先生、3冊目なのですが毎度ストーリーが読ませる感じでいいです。。
今作ならヤンキー受け、他でも主従とか、ちょっとキャラ作りがきつくてストーリーは王道かなみたいな設定なのにわりと生々しくてその分読み入ってしまう、そして最後はリアル感のある解決がなされているので好きなんですよね!
今作も、ただただヤンキー受け・光輝が可愛いだけかと思いきや、元奥さんや義実家の人、お子さんの話と自身がゲイかもしれないという、なかなか重めの問題が蔓延っているという。。。そして攻め様・ともくんこと智久は智久で家族とのわだかまりとか、光輝との恋愛に踏み出せない迷いとか。。。
ヤンキー受け可愛い〜〜だけで読むにはあまりに読み応えがもりもりで嬉しい誤算でした。
めちゃくちゃネタバレですが、最終的にりりあちゃんが奥さんのところに行って光輝と智久は2人で暮らしていってるの、リアル感のあるハピエンでよかったなーと思います。
現代社会の雰囲気からいくとね、どうしてもそれくらいの落とし所がありそうな感じなのではと思ってしまいますよね。。。
そしてなんでしょう、エッチが極度のエロエロエッチ風じゃないからいい!!!日常に織り込まれる情事って感じでね。気遣う智久、頑張る光輝。。。ああよき。。。
最後には13年後も見ることができて、この2人はいろいろあっても最終的には2人仲良くうまくやっていくんだろうなってホッとするような読後感でした。
少し期間を空けてもう一度読みたいと思います!!
子供といえど女の子がメインで出てくるBLに中々手をつけられないタイプなのですが、今回電子サイトでセールになってたので気になっていたこちらをようやく購入!
大学院進学前の理系大学生とバツ1と思われる若いヤンパパのBL
基本的にはコメディのようなすごく明るく可愛らしい雰囲気でお話が進んでいくので読んでいて癒されます。
そんな雰囲気の中でもゲイであること、カムアウトや離婚、親権といった現実的で向き合いたくない問題にもしっかりと直面して、ご都合ハッピーエンドにまとめてしまうことなく、一時は悲しい思いもしながら全員がハッピーエンドを迎えられる結末を丁寧に選んで描かれていてすごく良かったです。
フィクションとしてのBLと現実味のある問題とを織り交ぜて描かれている作品で、しみじみと考えながら、でももちろん萌えながら読める1冊でした!
素敵な家族BLでした!ホロリときちゃった。
連載で一話だけ読んでいて、まとまってから読みたいと思っていた作品です。
(コミカルな子育てBLかな?)という仕上がり予想を良い意味で裏切る、恋愛・家族・人生をしっかりと描いた良作でした!
大学院生で隠れゲイの智久は、公園で幼稚園児の梨々愛とそのパパ・光輝と出会います。
人懐こくグイグイと距離を縮めてくるヤンキー風パパの光輝と娘の梨々愛。
最初はそんな一家との関わりを面倒に思い警戒していた智久ですが、ある日光輝に誘われた家飲みで酔っ払って、つい自分がゲイであることをカムアウトしてしまいます。
すると光輝も、実は自分もゲイではないか?と悩んでいたことを告白してきて…
高校在学中に、たった一度の行為で彼女を妊娠させてしまい、そこから高校を中退し結婚、妻の実家の家業を手伝いながら子育てをしてきた光輝。
ところが、その行為以来、どうしても妻のことが抱けない。
女性とのセックスが出来ず、ゲイビでしか勃起出来ない自分のセクシャリティに、光輝は結婚して初めて気付いたのです。
最初の一度以来セックスレスな夫への不満から、妻は離婚届を置いて他の男のもとへ。
妻の実家の助けなくして子育てするのは難しいため、光輝は離婚届は出さずに、妻の実家で働きながら梨々愛を育てていたのです。
一方智久は、中学の頃にゲイであることを自覚しましたが、親を落胆させないよう、それを必死に隠して「いい息子」であろうと生きてきました。
美容師になる夢を諦め、大学院に進学し、大企業に就職するために日々学業に励んできたのです。
そんな2人の出会いが、人生や運命を劇的に変えていく様子が、とても優しく丁寧に描かれていました。
ゲイであることをお互いに理解し合える喜び。
お互いの身体に興奮し反応出来る喜び。
恋をする喜び。
23歳の男たちが、今まで抱えてきた悩みや怖さからお互いを解放し合う喜びに満ちていて、なんかすご〜くジーン…ときちゃった。
エロは少なめなんですが、初めて男性の身体に触れる緊張感が伝わってきて、こちらまでドキドキ。
お風呂での兜合わせ…めちゃくちゃエロかった。
まだ離婚が成立していない子持ち男との恋には、もちろんたくさんの障害があります。
(散々悩んだ挙句、成立前にエッチしちゃったのだけが、唯一の心残り…)
でも真面目な2人は、それにきちんと向き合っていくんです。
梨々愛のことはもちろん、奥さんや奥さんの両親とも、真剣に向き合います。
結局最後は母親が梨々愛の親権を持つことになるのですが、そこに至るまでの話し合いや、それを決断する光輝の心情がね、本当にリアルな親心を感じて好印象でした。
ゲイカップルが子供を育てていく…という結末も素敵だと思うし、そういうBL作品は好きだけど、子供が「娘」であることの現実をしっかりと考えたこのラスト、私はとても好きでした。
梨々愛ちゃんが本当に明るくて可愛く、作品内で太陽のような存在でした♪
美容師志望だった智久にヘアアレンジをしてもらうのが大好きな、オシャレでおしゃまな梨々愛ちゃん。
智久のことを「ともくん」「ともくん」と慕い、智久と光輝を繋ぐよきパイプ役に♡
ラストは13年後の成長した姿まで。
3人で会話するシーン、最高でした。
いろいろ乗り越えた末の深い絆を感じました。
智久も親にきちんと話すことが出来て本当によかった!
描き下ろしは、2人の甘い同棲生活のスタートから。
甘さと程よいエロに心満たされました♡
ほのぼのコミカルに。そしてときにシリアスに。
家族BLがお好きな方にはぜひ手にとっていただきたい作品です(*^^*)
個人的に、リオナ先生作品が『恋をするにはイケメンすぎる』から連続してズキュン!とハマっているので、既刊も大変気になります♪
こんにちはー☆☆☆
そうそう‼︎
私もリオナ先生は、『恋をするにはイケメンすぎる』を読んだから、
これも買っちゃいました‼︎ えへへ。
「俺の恋は実ったことがない。好きな人に好きになって もらえないから。」
冒頭の、智久のこの寂しいフレーズが何度となく出てくるんですが、
言い換えてみれば、それは。
好きな人に好きになってもらえる、なんて 素敵なこと。それは奇跡なのだと思うのです。
これは、そんな奇跡にも満ちた、愛情の物語。
人と人との出逢いを通して、時にリアルな感情のもつれを描きながら、自分らしい愛情を見つけて育てていく。そんな物語だと思いました。
ゲイである事をひた隠しにに生きてきた智久。
ひょんなコトから、シングルファーザーの光輝とその娘、梨々愛ちゃんと出逢い、
その義父やお義母さんとの家族ぐるみでお付き合いをすることになる。
ちょっとやんちゃで、一見ヤンキーに見えなくもない、光輝。
若くして子供を持ってしまったが、セックスレスの為に嫁に逃げられてしまう。
ところが、光輝は光輝で、娘を授かったものの、自身の性癖に揺らぎを感じていて。
智久にカムアウトされた事で、相談したりしているうちに、自分もそうなのかも? なんて思い始める。
そして、心が近付いていくのと共に、お互いに好意を抱き始める。
その辺りもとても丁寧に描かれていて、温かく、特に、光輝が突然出て行った嫁とちゃんと話し合わない事には、勝手に離縁出来ないと悩んでいたり。
智久が、それは不倫になってしまうのでは無いかと、悩んでいたり。
二人に懐いている梨々愛ちゃんの親権がどうなるのか、幼ない梨々愛ちゃんの気持ちを乱すことになったりと。
また、光輝にとっては義父母にあたる、嫁の両親の経営する会社で働いている事など、
とてもリアルな難題を避ける事なく、きちんと向き合っているのです。
なので、作品世界の中に素直に入り込む事が出来て、智久や光輝、梨々愛ちゃんと一緒に一喜一憂したり、ホロリとさせられることもしばしば。
彼等の選んだ道も、心温まる13年後を読めたことで、じんわりと優しい気持ちになれました。
本音を言うと、梨々愛ちゃんには、パパといる事を願ってみたりもしたのですが、
この物語が選び抜いたことが、一番良かったのだと今は思います。
描き下ろしの「梨々愛の視点」も素晴らしいです。
幼かった彼女の初恋が本当に「ともくん」(智久)だったんだなぁ、って。
甘酸っぱい気持ちになるんです。
彼女にとって、パパと同じくらい大切な人。
彼女の優しさにもまたホロリとさせられます。
こんにちは^ ^
コメントありがとうございます♡
そうなんです〜!
リオナ先生作品、よいですね♪
なんか、とっても優しくて真面目な感じがするんですよ。ますます好きになった一冊でした(^^)
ともかく癒しが欲しくて、あらすじも読まず表紙買い。
ただほのぼのとお話が進むと思いきや、しっかりと芯のあるストーリーで驚きました。
恋愛モノというよりは、家族愛や家族の在り方についての人間ドラマ。
やや重いテーマも入って来ますが、とても暖かくて読んだ後は幸せな気持ちになれる作品です。
大学院生の宇佐美智久は「隠れゲイである自分は好きな人に好きになってもらうことが出来ない」と、恋することを諦め、自分の夢も諦め、研究に没頭する日々を過ごしていました。
ところがある日自分と同い年のシングルファーザーの藤本光輝と知り合い、運命が変わり始めます。
元ヤンで人懐こい光輝と、4歳の娘梨々愛ちゃんに気に入られ、ごはんに招かれることに(しかも光輝の奥さんのお家です)。
幸せな家族の光景に自分は場違いだと深入りするのを避けようとしますが、梨々愛ちゃんに「王子様」と懐かれ、光輝の家にお邪魔する智久。
十代からパパで大変だったけど、俺には梨々愛がいるしと嬉しそうに語る光輝にイラつき、自分はゲイだから幸せな将来も望めないとついカミングアウトしてしまいます。
すると光輝も、セックスレスが原因で奥さんに出ていかれた事、初めて奥さんと寝た時子供を授かったこと、それ以来女性を性の対象として見ることが出来ず、自分はゲイなのかもしれないと悩んでいたことを打ち明けます。
梨々愛ちゃんと一緒に距離を縮めていく智久と光輝。
この梨々愛ちゃんがかわいくて本当に天使です。その梨々愛ちゃんを溺愛して、成長ぶりに泣いてしまったりする光輝がまたかわいい!!
それぞれの悩みを相談し合い、いつしか惹かれあっていく2人。
しかしようやく初めての恋が実ったのに、実は光輝がまだ正式に離婚していなかったことが判明し…。
これは不倫になるのではないかと悩む智久の姿や、奥さんの実家に仕事も住居もお世話になっている今の状況では梨々愛ちゃんを養っていけないと離婚届を出せずにいる光輝の葛藤など、あまりBLで掘り下げられないところまでリアルに描かれているところになんとも言えない深みを感じました。
結局梨々愛ちゃんは母親と暮らすことになるのですが、最後に描かれた13年後のお話がまた素敵でした。
歳を重ねてもラブラブの智久と光輝、高校生になり、かつて智久の夢だったスタイリストを目指すことにしたと告げる梨々愛ちゃんが久々に集う。
離れて暮らしていても、きっと3人は家族なんだなと感動して思わず泣いてしまっている自分がいました。
BLであり、そしてそれ以上の人間ドラマを見せてくれた優しい作品。
読んで良かったなぁと素直に思える、素晴らしい1冊です。
嫁が男作って出て行ったヤンパパの光輝とその娘りりあに気に入られた智久が
家にちょくちょくお邪魔して家族のように仲良く過ごすのめちゃくちゃ癒されたぁ!
子持ちBLの中でも、今回のような結婚した後に自分がゲイだと気づくパターンは大好きです!!
セックスレスで嫁に逃げられたのも自分のせいだという光輝は可愛かったし、
そして旦那子供を置いて出て行った嫁の悪口を言うおっちゃんに「梨沙は俺が惚れた女であり社長と専務(義父母)の大事な娘さん」と啖呵切る姿は「おぉぉ♡」となりました。
ヤンキーなのに泣き虫だしもぉ光輝は何かと可愛すぎました。
そして、子持ちBLの食後のデザート的お楽しみ!!
子供が大きくなって「父親と父親の彼」と仲良く接するのは最高に好きです!!
リオナ先生の作品の中で、
こちらだけ未読でしたので読んでみました。
これで全て読破です^^;
コメディだと思って読み始めましたが、
後半一転してシリアス展開で驚きました!
〝俺の恋は実ったことがない
好きな人に好きになってもらえないから〟
という智久の言葉には、
ゲイならではの悩みが詰まっています。
そんな智久が出会い、惹かれたのがシングルファーザーの光輝。
ヤンキー風の見た目でチャラそうなやつ……
はい、私もそう思いました。
しかしながら、このなにも考えていなさそうな光輝は、
セックスレスで妻に逃げられた訳あり男でした。
しかも、自分がゲイなのではないかという悩みも抱えています。
この二人が惹かれ合い、両思いになっていくのですが、
光輝は実はまだ離婚届を提出していませんでした……
恋が実る幸せな前半から一転して、
後半から雲行きが怪しくなってきます。
不倫、親権問題、ゲイバレ、離婚……
様々な問題が一気に押し寄せます^^;
あれ?
こういう漫画だったの?
と、少し戸惑ってしまったのも事実です。
親権問題に関しては、
本当にこれが正解?と首を傾げました。
突然登場した嫁の自分勝手さには腹が立ちましたが、
辛うじて梨々愛の健気さに中和されました。
ちょっと詰め込んだかな?という感は否めませんが、
総じて面白かったと思います。
子持ちBLが強調された表紙ながら、そこに殊更に焦点が当たっているわけではないので、リオナ先生が好きな方なら楽しめると思います。
リオナ先生の作品ってゲイに悩んでいる登場人物があまりいない印象でしたが、智久(攻め,大学院生)はゲイであることを家族に言えず、光輝(金髪,子持ち)はゲイの自覚をしきれていないという珍しい設定。しかしそこはリオナ先生、暗くなりすぎないところが好きです。智久の美容師に憧れて、でも今は院で楽しんでる明るさとか、家族へのカミングアウトすっ飛ばしちゃう潔さとか、好きだなぁリオナ先生の漫画。
2人が1Kの部屋から始めるところ、結局義両親の元には居られないところ、娘は母親が引き取るところ…ファンタジー過ぎない現実感も好きです。リオナ先生の温度はほんと心地よい。
作家さん買い。
子持ちBLということもありハートフルかつ家族の複雑な問題を丁寧に描かれていて、読み応えがあったと思います。
途中まではかなりいいなーって思ってたんだけど、最後のほうで受けの妻が登場してからテンションがダダ下がりというか、彼女の言動にモヤモヤが残ってしまったまま読了したため、不完全燃焼というか萌えが消えてしまった……。
初めての彼女&脱童貞のセックスで子供ができてデキ婚をした受け。
奥さんを抱いたのはその時だけ。
奥さんのことは家族として愛しているけれど、女の体が無理だということに気づいてしまった受けはどうしても奥さんとセックスができずに、それが原因で夫婦の仲も悪くなってしまっています。
そして半年前、突然離婚届を置いて、子供を残して他の男と一緒に行方をくらましてしまった奥さん。
残された受けは、義実家の協力を仰ぎながら娘を育てているんです。
そして攻めと知り合って……
という訳で、色々あり(端折りすぎ!)攻めと思い通じ合って手を繋いでいるところを、ひょっこり帰ってきた奥さんに目撃されてしまい、義実家を舞台に修羅場が繰り広げられるんですが
「娘はこれからも俺が育てるから」と言う受けに対して、「ダメよ!あんたに育てられるわけないでしょ。まさかあの人と育てるつもりなの?そんな不健全な」と糾弾するんです。
ずーっとゲイであることをひた隠してきた攻めにとって「不健全」という言葉が刃のように突き刺さってしまうんですが、もう本当にこの女を引っ叩きたくなりました。
どのツラ下げて人のことを「不健全」だと非難できるんだろうかと。
子供の母親である事よりも女として見てくれる事を優先して、ある日突然、紙切れ一枚残して他の男と逃げた事は「健全」なんですか?と。
男と一緒に逃げるときに子供も連れて行こうとしたら、「パパといたい」と断られた、だから子供を置いていったわけじゃない!!!と言ってるんだけど、知らないおじさんとなんか嫌で当然だと思うわ。
そして半年間子供に会えなくたって、平気だったわけでしょう?
子供に会えない辛さよりも、女として扱ってくれる生活のほうが彼女にとっては心地良かったわけで、今更母親ヅラして何なのこの女?最低としか思えなかった。
そして一切反省の色が見えないところが、益々腹ただしい。
少しでも反省の色が見えれば、まだ若いのに確かにそれは女として寂しいだろうなぁ……と同情する点はあるんだけど、自分こと棚にあげて他人攻撃とか何なの?と。
受けと義父&義母が団結して、そして攻めが加わって子育てしてる様子がとても良かっただけに、受けの奥さんのキャラが不愉快すぎて、そしてそんな女に親権が渡ってしまったという点が残念。
ゲイであることを誰にも打ち明けず隠し通すつもりで
どうせ叶わないならもう恋もしないと心に決めていた大学院生の智久。
光輝との出会いはそんな風に諦めてしまっていた智久にとって始めは厄介だったのかもしれない。
でも光輝、梨々愛と接して親しくなっていくうちに意識が変わっていく智久を見ることが出来たのは嬉しかったです。
光輝の事情も結構重かったなと感じました。
努めて深刻さを感じさせないようにしていたのかもしれませんが
色んな不安を抱えていたのがわかる泣き顔が切なかった。
ふたりで一緒に居ることを決めて、良いことばかりではなく失うものもあったでしょうが
13年という月日が経ってもラブラブな姿を見ることが出来てすごく良かったです。
梨々愛も立派に成長してくれて本当に良かった!(親心)