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midnight rain
体毛あり、モッシャー。体毛ファンではないですがCTK先生なので体毛までうつくしいです。ヒゲさんは超カワイイ年上男子なので読まないと損。超カワイイけどしっかりオスの目。
出だしはちょっと暗い雰囲気というか治安が悪いですが、ふたりがいっしょにいるとしあわせフワフワだしふたりとも性格は明るいのでとってもハッピー。電子書籍版だと書きおろしつきなのでとってもお得です。
CTK先生はめちゃくちゃ画力があるおかたなので肉体がすごく良いです。絵柄はシリアスっぽいけどまったく重くないです。でも終盤はどうなっちゃうのかドキドキしました。読み終えてすごく満足です。
工場で働いて借金を返して鬱々とした単調な日々を生きてきたイーサンと仕事を求め色んな街を転々としてきたマイクが出会う話です。
イーサンが借金している理由が、アングラ系であったり、イーサンが実はギャングだったり、そんなことはないです。
マイクが何かに追われてるとかそんなこともありません。
刺激的でロマンチックなお話とかではないです。恋愛モノらしい障害も特にはないと思います。そもそも惹かれ合う劇的な出来事というのもないかと思います。
でも、CTK先生の画力によって、海外の短編映画のような雰囲気があり、何度も読み返したいという感覚はないものの、また思い出したときにサッと読みたいというような感覚を覚えました。
内容は萌え性癖詰め合わせ系です。
理不尽な境遇に生きる気力を失いかけた男のもとに、ある夜負傷したイケメンが転がり込んで来るという、夢のようなシチュエーションから始まって、別にすごい事件が起こる訳でもなく、淡々と萌え萌えしさが続いて終わります。人生に疲れた夜に読むには最適でしょう。ストーリー重視の方には物足りないかもしれません。
受けのマイクの感情の起伏が激しいので、飽きはこないかなと。
ラッコ鍋ムワァおじさん×ひげマッチョお兄さんというカプなので、ある意味上級者向けかもしれませんが……。
プライベート感の高いエロが個人的に好みですー。
雨の中寄り添う美しい男たちに目を惹かれて手に取り、
この重厚感はただ事ではない…
もしかしたら、どちらかが死んでしまうのかもしれないな、
と勝手に脳内妄想を繰り広げ、事前情報は得ずに読みました。
結果から言うと、二人とも死ななかったー!良かったー!
そして、その容姿からダンディズム漂わせまくりのイーサンの
キャラクターも(いい意味で)思っていたのとは違っていて、
お人好しで人懐こく、笑うと可愛らしいおじさんでした。
マイクにしても目つき鋭く、はじめのうちこそ手負いの獣のような
危うさをはらんでいましたが、根っからのワルというわけでもなく、
ただ人から優しくされることに慣れていないだけ。
(脳内では人慣れせず尻尾を立てて威嚇する猫化してました)
どう反応していいのかわからない。
人の善意を信じることができない。
それゆえの拒絶反応のように思えました。
でも、だからと言ってマイクがイーサンに投げつけた
ひどい言葉や暴力の痛みが消えるわけではない。
殴られても尚マイクを気遣おうとするイーサンの想いが
なかなかマイクに受け容れられないことが辛かったです…
それでも見捨てなかったのはイーサンにとって、
マイクが恩人だったから。
物騒な街の片隅のカビくさい部屋で孤独に暮らし、
借金を返すためだけの繰り返しの日々に絶望していた
イーサンの元に現れたマイク。
それはまさに彼が命を絶とうとしていたときでした。
知らず知らずのうちに自分が彼の命を救っていたことを伝えられ、
「ありがとう」と言われたマイクは遂にイーサンを受け容れます。
そして、そのまま初エッチへ…
※コインランドリーで。
以来二人の関係は少し変化して、一緒のベッドで寝て、
ソファに並んで座ってTVを観たり、他愛もない日常を
過ごす二人が幸せそうですごくいい。
そんな幸せに浮かれているのか「だも~ん」とか
言ってしまうヒゲ面イーサンが可愛すぎました。
頬を赤く染めて嬉しそうにする姿は乙女のよう。
セックスのときはあんなに雄みがあるのに…
そして、実は喧嘩が強いらしい…ギャップ萌え♡
一方、口も態度も悪いマイクは意外とイーサンの
一喜一憂する姿に振り回されてしまう気にしいな
性格だったりします。
あと、乱暴な振る舞いは実はただの照れ隠しです。
いい意味で予想外の多い作品でした。
ストーリーもキャラクターもシリアス過ぎなくてよかったです。
予想を大幅に超えた甘やかな幸せエンドはとびきりの癒しを与えてくれました。
最近、とあるアメリカドラマにハマっていてちょっと二次的な萌えも入ってるので、この話の受けのマイクがちょっとその推しの人に雰囲気が似てて萌えました。目つきの悪い強面で見た目も中身もチンピラっぽい。でもえっちの時は色っぽいって…最高やないか!
攻めのイーサンも訳ありの借金を抱えたヒゲおやじ。でもケンカが強くて体も良くてかっこいい。人生において色々恵まれてなかった2人が出会い幸せになる事を怖がりながらも寄り添うように生きていく…そんな話です。受けは警戒心の強い野良猫が少しずつ懐いて家猫になっていくような感じが可愛かったです。
小説も最近海外ものに凝って読み耽ってるのですが漫画だと受け攻め両方外国人の話を描く方って少ないので貴重です。受けも攻めもガタイが良くて、でも過剰にマッチョ過ぎでもなくて好みでした。
しいていうなら2人の年齢や職業などバックボーンの設定がふんわりしててあまり具体的でなかったので、もうちょっとはっきりしてた方がより良かったかと思います。曖昧なのもいいかもしれないけどもう少し素敵な2人についての情報が知りたかったです。
おそらくアメリカが舞台?(英語圏)絵もどことなくアメコミ風。でもお達者です。
イーサンは、親の借金を払うために日々労働、決して裕福ではない暮らしをしている。部屋の隅にできたカビのしみが気になるけど、全てに疲れて。。
そんなとき、ケンカをしている男を見かける。そしてランドリーで偶然会い、声をかける。マイクと名乗ったその男は、口数少なくとっつきにくい奴だった。
最初から心情や背景はそれほど明かされないので、他人であるマイクになぜそんなに親切にするのかちょっと不思議に感じる。一方、マイクの方はケンカっぱやく、なかなか人を信用しないタイプで、ネコみたい。(実際ネコ。。。)
だんだんにイーサンの心情が明らかになり、ストーリーが盛り上がっていきます。なかなか自分に心を開かないマイクがデレるとかわいい。そして、なぜイーサンがそんなにマイクの世話をやこうとするのか分かってきます。
最後は甘い恋愛ストーリーですが、コミカルな部分もありなかなか面白かったです。
イーサン(目が死んでる 可愛いヒゲおじさん)×マイク(怪我しがち)
頬を赤らめるヒゲおじさんが、べらぼうに可愛いです。めちゃくちゃ闇を抱えてるし目も死に気味なイーサンが、マイクにすがる様が切ない。社会との繋がりがなくて死のうとしていたイーサンにできた、自分を必要としてくれる(かもしれない)存在のマイク。そりゃあ依存しちゃうよなぁ。
それはそうとて絶対にバッドエンドかと思ってました。CTK先生もあとがきで書かれてましたが、「暗くて希望的ではない」ラストが来るものだと構えに構えて、結果そうでは無かったのにホッとしました。
逆にもう一癖ありそうで無かったのは物足りなさもありますが。
描き下ろしのデートを見るに、なんとなく大丈夫そうな2人。どうか死なないでほしい。
ストーリーは萌どまりですが、絵柄が好きで萌2
CTK先生の雰囲気あるタッチは哀愁が漂っていて好きなんですが、ストーリーが粗削りな印象を受けました。キャラ設定もビジュアルも素敵なんだけれど、2人がくっつくまではかなりトントン拍子でことが進んでいきます。重厚感溢れる導入に対して、勢い任せであっさりな展開だったような。
あと、せっかくこんなに美麗な絵なのに、唐突にデフォルメされるコマが多く、毎回そこで重厚感が消えてしまうのが残念でした。デフォルメは緩急をつけたり、笑いを生み出したりするのに効果的な方法だと思いますが、この作品ではもう少し控えた方が雰囲気に統一感が出たんじゃないかなと思います。
ちょーっと物足りないかな…
父親の借金を真面目に働いて返済するイーサンとアウトローな一匹狼マイクの物語。
夜のコインランドリーで一度だけ会話を交わした2人。
先の見えない毎日に絶望していたとき、傷だらけのマイクがイーサンの家に転がり込んできて…
甲斐甲斐しく世話を焼くイーサンだが、マイクは人の善意を素直に信じることができず…
何度も出て行こうとするマイクだが、いつしか互いを必要とするようになった2人のやりとりや、マイクの葛藤が上手く描かれていたと思います。
ただ、イーサンが借金を返している相手のオジ様のことや、イーサンの仕事相手や内容など…曖昧な点が多々あったようにも思います。
それを差し置いても、お互いが惹かれ合い求め合う姿だったり、マイクを受け入れて素直になろうと努力をみせるイーサンの姿だったり…萌えポイントはそこそこあります。
作中雨のシーンが多く、タイトルを意識させられます。
マイクがイーサンの手を取り側にいる事を決めた後、降っていた雨が上がっていました。
まるで、雨が2人の心の象徴だったかのように…