笠井あゆみさんのレビュー一覧

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

童話BL大好き

犬飼のの先生と挿絵に笠井あゆみ先生の組み合わせは大好物なので、手に取ってしまいがち。
童話BLシリーズバラバラに読み進めていて
こちらは私にとって4作品目です。
残すは、赤ずきんモチーフの作品。

みんなが知ってる童話をベースに、アレンジされていて知ってるけど、ちょっと違うストーリーを楽しく読めます。

今回、まさか2作品入ってると思ってなくて最初のヘンゼルとグレーテルモチーフの作品…

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桜吹雪は月に舞う (2) ~奉行と閻魔~ 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

茨木と明星 月に雲

前巻、[桜吹雪は月に舞う]の、続き。
人物相関を抑えると面白みが増すので、既刊シリーズ読了をお薦め。
なんちゃってBL時代劇、しかも殆どの登場人物も超美形。
美麗な笠井先生のイラストがエッチ。

主な内容は、
・赤ん坊と閻魔
・首切り浅右衛門
・孤児と大店

今作の主要登場人物で、新しい人物は「冬雲」。
冬雲は剣の達人、茨木や明星も勝てない。
家紋は、茨木や明星と同じ、月に…

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甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

安定してる安心感みたいな

お母さんの再婚相手である義父&義兄との3Pがあり、義父との関係がお母さんにバレたりもするという過激めな作品でした。

メインのお相手は晴文(義父)ですね。
この作家さん他の作品で読んだときにエロがすごいなーって覚えていたのですが、どの作品もエロがすごいみたいですね。
レビューしてない作品だと、エンジェルヒートも最初の方だけ読んだのですが、(あちらは薬を使うのでより過激)エロの安定性がすごい…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

同級生ライバル

同級生だが、旧華族と新華族で対立しながら過ごした過去。
それから戦後になって…
没落してしまった旧華族の千秋。細々と翻訳で生計を立てていたが、ある日、真鍋が屋敷を買い取ると言ってきて…

千秋はかなり容姿端麗、線は細いもののややもすると女性だけじゃなくて男も寄って来るほど。
対する真鍋も男としての貫禄と戦後うまくやって財力まで備えていました。そして二人には過去、抱き合った記憶が…

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妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

「なんでお前はあいつのもんなんだ……!!」と苦悩する攻めに萌える

ほとんど中身を忘れた状態での再読だったので、え?え?この先どーなるの??とハラハラしながら楽しく読みました。

犬飼ののさんは、えとがみ(これは大好き)と、猫の王国と、シンデレラ王しか読んでないので、こういう作家さんという確固たるイメージはないんだけど、もしかして血飛沫とかグロ描写お好きですか??と思いました。
えとがみも焼けた肉の臭いがどうこうあってウッ!!と思ったけど、この作品も受けの母…

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狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

最高の告白!!!

もーもーもーもー……!!
クッソ最高やないかい!な巻でした。

ついに来たよこの時が。ふー…やることやってんのに、恋愛方面ですれ違いポンコツの有生と慶次だから、恋人同士になるのはまだ先かもなぁと余裕ぶっこいてたら、まさかのプレゼントきました!嬉しいです、マジ最高です。

その恋人同士になるまでの流れも超絶素晴らしくて。節分恒例の新人討魔師イビ…いや鬼ごっこに絡めた2人のBLターンが、ニヤ…

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きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

好き。好きじゃない。好き。好きじゃない。好き……

今巻も面白かったぁぁ〜!!

またもやトラブルホイホイの慶次がやらかす案件がありますが、トラブルを重ねる程に2人の仲が深まっていってるようなそんな気がする。いや、そんな気がしていたことが確信に変わりました。

慶次が半人前で危なっかしい側面は変わらず。それを呆れながらもフォローする有生が、面倒見が良いというか。…これは惚れた弱みとでも言うんでしょうね。ツンの合間に見せるデレが最高によろしい…

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処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

面白かった〜

過去のアワードや不朽の名作などにランクインされていていつかは読みたい作品でした。
タイトルや表紙から、執事が主人に処女奪われちゃうエロいやつやんだろうなぁ、などとふんわり思ってたんですが…。

「処女執事」の意味が想像してたのと全く違ってました。
一瞬、主人のためだけに作られたアンドロイドかとも思いましたが、人間でありながら主だけに仕えるように作られた執事であるという設定がすごく良かったと…

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桜吹雪は月に舞う (2) ~奉行と閻魔~ 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

流石としか

雑誌に掲載された「奉行と閻魔」が凄く面白くて凄く記憶に残っていたのですが、書き下ろしの「奉行と人斬り」が入ることによって次巻への流れが自然と出来上がっているのが流石でした。

明星の狙い通りにやがて好文は明星と同じところに堕ちてしまうのかと、そこにばかり気を取られていたところで、書き下ろしで爆弾を落とされた気持ちになりました。
今回は謎だった実醇の出自が分かったところか、思わぬ人物と血縁関係…

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桜吹雪は月に舞う (2) ~奉行と閻魔~ 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

細部までしっかり時代物

史実と創作とBLが絶妙なバランスで展開する、唯一無二の世界観のシリーズのスピンオフ。こちらの方がちょっと血生臭い展開が多いのでライトなBLが好きな方には重いかも。でも、登場人物もストーリーもすごくみっちり隙なく展開するので本当におもしろい。時代物の設定とか色々細かいお約束などは読み進めるうちに理解出来るので、ぜひ一度挑戦して欲しいです。宮緒先生以外にこんなにしっかりした時代物のBLはないので、知ら…

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