笠井あゆみさんのレビュー一覧

王様と王様の初恋 隣国王家の年の差求愛譚 小説

名倉和希  笠井あゆみ 

ひと目で恋に落ちる二人

面白かった。
新興国の二代目国王の攻めと、千年の歴史ある国の深窓の国王受け。

冒頭から謁見の間であまりにも人間離れして神秘的な美しさの受けにタジタジな攻めが面白い。握手する時も自分の剣ダコのある無骨な手で触れてもよいのかって迷っているうちに受けに手を握られて感激のあまり気を失いそうになってる。そんな感じで受けにメロメロな攻め。一方、受けも攻めの野性的でセクシーな魅力にドキドキしていて両片思…

6

氷竜王と炎の退魔師 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

スピンオフも最高に面白い‼︎

暴君竜シリーズのスピンオフ。
本編CP可畏×潤の息子で、15歳となった慈雨が主人公です。発売を心待ちにしていました♪

慈雨は15歳になり潤そっくりの美人に成長。しかし双子の弟、倖への募る劣情から倖と家族を守る為、単身で静岡の全寮制男子校へ。そこで美貌の先輩ルカと相部屋に。ルカは実はエクソシスト(退魔師)で、共に事件などに遭遇していく…というお話。

暴君竜では赤ちゃんだった慈雨と倖が、…

12

狐の巣ごもり -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

おねつ

シリーズ8作目とのこと、おめでとうございます♪面白いんですもん、続いて当然♡という気持ちです。今回有生がめちゃんこ可愛かったんですけど、面白さ∞というところまでは行かなかったので萌2にしました。本編230P弱+あとがき。

有生と高知本家で同棲することにした慶ちゃん。和歌山の実家の両親兄に報告した後、高知にいって本家の皆さんに挨拶し・・・と続きます。

今回出てきた面々は
弐式家のみなさ…

9

氷竜王と炎の退魔師 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

のの先生にはいつも驚かされる

うわぁい!暴君竜シリーズの新作だって‼︎と喜んでたら、えぇ⁉︎慈雨くんが主役?高校生?転校??とまずビックリ。

更に帯やあらすじすら見ずに読み始めたもんだから、半分くらい読んであれ?コレって1冊きりのスピンオフじゃない?とあらすじ読んだら[異能力コンビの新シリーズ]って書いてあるじゃないですか!

そうか、これからは慈雨くんとルカ先輩の話が始まるんですね。

慈雨くんが一般の全寮制学…

10

氷竜王と炎の退魔師 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

暴君竜スピンオフ慈雨くんのお話

暴君竜シリーズがだいすきで、そのスピンオフ慈雨くんのお話が読めてとても嬉しかったです。
倖くん、そして家族の幸せを考えて聖ラファエル学園に進んだ慈雨くんは優しい。家族と離れ、竜人である事を隠しながらの生活は大変だけど、前向きに頑張る姿は微笑ましい。
ルームメイトのルカ先輩との出会いはキラキラしていて、少しづつ育っていく恋が初々しくて可愛かったです。
ルカ先輩に誘われてのご実家訪問、これがあん…

14

さよならトロイメライ 小説

尾上与一  笠井あゆみ 

罪の共有とトロイメライ

変革の時を迎えた明治大正という時代と家に翻弄され、罪を共有して生きるしかすべがなかった少年たちの激動の物語。
激しくも狂おしい2人に寄り添うのは、飴色をした小さな木箱が奏でる素朴なトロイメライ。

愛して、焦がれてやまないけれど絶対に許されない。
朗らかに笑い、同じ夢を見たあの頃には戻れない。
港に押し寄せる荒波のように苛烈な彼らの人生と、儚さと懐かしさを感じさせるトロイメライの曲調の対…

4

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リスク管理

本編後日談。リスク管理とは、というものを誰か説いた方がよいのではと思う、可愛い国王のお話でした。憎めないんですよね、天然国王ったら。

++

ヴェステルルンド王国にとどまることにはなったものの、決まった役どころはなく、国軍兵士と訓練なんかをして過ごしているアルマンド。ある日視線を感じて探してみたら、なんとキラキラ国王が物陰からアルマンドを見ていて・・・というお話。

護衛には内緒で来…

0

王様と王様の初恋 隣国王家の年の差求愛譚 小説

名倉和希  笠井あゆみ 

わぁ大きい♡

名倉先生買い。25周年とのこと、おめでとうございます!安心安定のキャラ、お話で、とても楽しかったですが、覚えている自信がちょっと無いかもと思ったので、萌にしました。本編250Pほど+あとがき。表紙右の王様が愛らしくて大好き。そして笠井先生の挿絵がより一層楽しませてくださっています。一番好きなのは73Pの菩薩状態の受けと、鼻の下のびのびの攻めの挿絵です!楽しい!

半月前に祖父を亡くし、国王の座…

5

狐の巣ごもり -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

読者のみなたま、新婚もどきの2人を堪能するでありマッスル

シリーズ8作目。
もう8作目なのか、まだ8作目なのか…いずれにしても、この作品の奥深さとストーリーの広がりには毎度舌を巻かれます。
どんどんどんどんどんどんどん面白くなっていくの何でって感じ。いや、それってすごく良いことなんですけど、1巻からずっと右肩上がりに面白いってバケモノ級だと思うんですよ。
イマイチな巻がないし、マンネリ感もない。発刊の度、心躍る展開に突き進むワクワク感。すっかりこの…

18

狼に捧げたい -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

やっぱり私はアッチ派かなぁ

夜光花先生では珍しい、攻め→←←←←受けの作品でした。

また、こちらは「眷愛隷属」のスピンオフです。
後半に収録されている主要カプの話が全体の2割ほどあるので、私は本編を読んでからの方がオススメです。

とにかく受けが攻め大好き、崇拝!という感じ受け。
執着攻めが大好きな私は逆でも楽しめたなぁ~というのが正直な感想です。

紆余曲折ありどうにか両想いになりましたが、最後は好きだけ…

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