カワイチハルさんのレビュー一覧

黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

バランスが良ければもっと

誤解と思い込みとすれ違いの教科書のような、両片想いのもだもだを余すことなく楽しめる1冊でした。

両視点で綴られていくこちらの作品。
なんと言っても攻め視点が最高。これに尽きます。
かと思えばですよ。受け視点であっても、さりげなく…どころかダイレクトに攻めからの好意がダダ漏れなんですねえ。
リシェルが好きすぎて「かわいい」が止まらない、うきうきとしたクライヴ視点が愛おしいったらないです。…

1

黄金のアルファと禁断の求愛結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

溺愛、執着、諦めない”尽くす攻め”に…心を全部持っていかれました

や〜〜、超絶面白くてドキドキ興奮MAXでした…切なくて悲しい顛末に泣いた……

王太子同士(+アルファ同士!)の禁断の恋に、萌えまくり。
あああ…良かった〜〜最高だった〜…!

こちら『黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚』に続く第二弾、前作の受けであるリシェル王子の、お兄ちゃん編です。

前作未読でも理解できます!
…が、ちょこちょこ前作カプの姿が出てくるし、前作でのエピソードが絡んでく…

4

人生はままならない 小説

伊達きよ  カワイチハル 

相手の存在を敬い愛し合う感じが素敵だった!

屈強で筋肉分厚いのに受の前でだけワンコ!な金髪攻めであまあまのエロエロで伊達きよさんなら最高しかないと思い購入しました。
攻めが剣奴になる経緯はちょっと強引ですが、フィディの天使っぷりがフレッドの胸を打つシーンにはグッときて涙が出ました。この人の為に生きようと誓うだろうなと。
そしてフィディも一度は性別判定で精神的に地に落ちたものの、自由に育てられたことを最後に感謝するのが良かったです。

1

黄金のアルファと禁断の求愛結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

ブラコンお兄ちゃんの秘めた恋心

『黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚』のリシェルのお兄ちゃん編。極度のブラコンで、極度のツンデレのクセ強キャラに翻弄されました。
ツンデレで自分の気持ちに素直になれない受けと、自分の気持ちを隠さずにいつでもどこでも四六時中求愛する攻め。対極にある2人のαの…しかも一国の王太子同士の恋のお話です。

好きなのに立場が邪魔をして、求愛を拒否るカミール王国王太子のセインの視点で話が進むせいか、やるせなさ…

3

当て馬執事は悪役令息に忠愛を捧ぐ 小説

小中大豆  カワイチハル 

タイトルからして

お腹いっぱいで、ありきたりなやつでしょ!って、高を括っていたら、とんでもない。先生にしてヤラレタ…
いつラブがはじまるの?っていうくらい、焦らしじらされ苦行。苦行なんだけど、お話が面白いからぐいぐい引き込まれてしまった。
前世の記憶の感情と今世の気持ちがすれ違って、切なさ2倍なんだけど、すごく私好み。恋には悲観してても、明るい未来に向かって懸命に頑張るフィンを応援したくなる。
あと、作中出て…

5

砂漠の王子と忍びの恋 小説

野原滋  カワイチハル 

あったかちょいエロ系

野原先生のクスっと笑わせる文体、トラブルと言えば嫉妬、カワイチハル先生のとにかくキュートな王子と、童貞だが異様にキスがうまい忍者。
精神的圧迫のない、楽しく読めるBLです

0

人生はままならない 小説

伊達きよ  カワイチハル 

可愛いお話

「人生はままならない」第二性がある世界で自分はαだと信じて生きてきたフィディだけど、検査結果はΩ。それまでの生活にさよならして、元剣奴で従者のフレッドと領地の端の荒地で暮らす事に。
これだけ聞くと悲惨だしフィディの落胆が大きいのは当然。なんだけど、フィディの持ち前の明るさや前向きに頑張る姿は微笑ましいし、フレッドの献身には感心する。何より恋心を自覚してからが可愛くて、フレッドはある意味大変だなぁ…

1

黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

一途で健気な良い攻め

あとがきによるとディアプラス文庫で書くのは初めてということですが、いつものゆりのさんって感じだったと思います。
でも攻めがかなり紳士というか忍耐強く、腹黒成分は皆無でした。
まぁオイルマネーをじゃぶじゃぶ産湯にして育ったアラビアンなあいつらと(注:あいつら呼ばわりですが嫌いではない)公爵家に養子として入ったクライヴ(攻め)とでは育ちも立場も全然違いますしね。

そのせいで長〜い両片思いが続…

1

黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚 小説

ゆりの菜櫻  カワイチハル 

良くも悪くも、あああ焦ったい…!

ゆりの先生による、身分差 × 両片想いの、ヨーロッパ風オメガバースストーリー。
魔法騎士団所属のα、クライヴ × Ωの王子、リシェルのカップリングです。

まずですね、表紙も豪華絢爛で美しいのですが、表紙の数ページ後の、カワイチハル先生のイラストの可愛いこと可愛いこと…!!

ちびサイズになったクライヴとリシェルがお忍びで夜のお祭りに出かけてるんですが、クライブが片手に薔薇を持ち、背中に…

1

氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

スパダリと薄幸美人

軍人×料理屋「ふく」の看板息子

全編受けの伊織視点ですが、攻めの雫石さんがどれほど伊織を大切に想っているか、最初から一目瞭然なんですよね。
今回の攻めは自制心の塊のような人でした。

好きな子を守るため同居する雫石さん。
不安で眠れない伊織を抱きしめたまま眠りにつき、抱きしめるだけで何もしない忍耐強い雫石さん。

でも、伊織は雫石さんの気持ちには気付いてないんですよね。「ふく」の…

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