サマミヤアカザさんのレビュー一覧

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

しっかりとしたお仕事BLでした。

遺品整理でバディを組む、それぞれ喪失を抱えた正反対なゲイの2人のお仕事BL。
そうそう!まりあげは、こういうBL小説読みたかったのよ! っていう内容でした。(雑な説明ですみません 汗)

ただ、二人の恋愛面に対してのやり取りにはちょっと思うところもありつつでしたが。
でもそれを差し引いてもお仕事BLとしては、面白かったです。

SS2作も、本編からもっと掘り下げてそこのエピソード読みた…

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双樹煉獄 小説

いとう由貴  サマミヤアカザ 

何もおかしくない異形の身体

いとう由貴先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
複数プレイ 3
仄暗い 3
エロ 3
不憫 3
な感じだと思います。

双子のエリオットとオスカー×シンの3Pカプです。

リンウッド伯爵のマナーハウスで、祖父母と住み込みの庭師をしているシン。しかしある日、シンがリンウッド伯爵の弟、クリフトンの息子であることが判明する。シン…

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モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

ずるいなぁ…

なかなか寺崎昴先生の最近の作品に嵌ることがないです。それでも過去の評価を確認して今度こそはと予約をするんですが、今回も嵌りませんでした。

筆力もあるしストーリー自体は凄く面白いとは思いました。これBLじゃなくて一般小説の方が評価が高いかも知れないとも思いました。

なのでBL小説としての感想を書きたいと思います。


まず個人的に静秋という人物が好きになれずに、読むのにかなり手こず…

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モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

同時収録の短編が好きでした

特殊清掃を含む遺品整理会社のバディものという、あまり多くは見かけない設定に惹かれました。
寺崎先生のシリアスで読ませるお話が好きです。
メインとなる久野×静秋CPの他に、彼らに関連する2CPの短編も収録されています。
3編ともやや好みが分かれそうなお話かなあと思いますが、どれも文章力が高くしっかり読ませてくれるお話でした。

ものすごく正直に言うと、萌えた萌えないで分類するのならどのお話…

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「モーニングワーク」コミコミ特典小冊子「アフター・モーニング」 グッズ

休日前の恋人たち

本品は『モーニングワーク』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、休日が重なった前日お話です。

久々に休みが重なった日の前日、
杉嶋は久野の家にお泊りしてふっぷりと互いの熱を
堪能します。

久野から「明日、デートしよう」と言われた杉嶋は
身体が浮き上がりそうになりますが
心と反対に顔は不機嫌にしかめてしまいます。

しかし久野はそんな杉嶋の不機嫌さを気にした様子もなく

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モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

誰よりも大切な人のために

今回は遺品整理会社の社長の甥と従業員のお話です。

他人と距離をとって生きる受様の新しい恋の話と
受様の元彼の恋話と攻様の過去の恋話を収録。

受様は小規模な遺品整理会社で働いています。
遺族からの依頼がほとんどですが
家族に迷惑をかけない為に生前契約をする人もいます。

またこの会社には社長の甥である攻様の提案で
ゲイ向けのサービスがあり、ゲイである受様は攻様が
その業務を…

3

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

真ん中の短編がめちゃくちゃ良かった!!!

すごく不思議な読書体験でした。
本編に出てくるキャラクター達のほとんどに全く感情移入できず、なんなら攻めの久野みたいなタイプが本当に苦手でなんでこんな事するわけ?とイライラしてきたんですが、なぜか読む手は止まらず一気に読破。
読み終わったら、なんだかいい話を読んだなぁという気分になりました。

そして真ん中の短編、セルフィッシュ・コンフェッションがめちゃくちゃ刺さりました。
本編に出てく…

5

モーニングワーク 小説

寺崎昴  サマミヤアカザ 

過去の恋が痛い

久野×静秋


ゲイの2人の、過去の失敗した恋の
痛みと悲しさと孤独感を背負ったから、
今の恋愛に臆病になった。という
心が痛くなる設定がとても良かった。だけど、

ゲイなのに女性と結婚して、彼氏も作って、
家族を愛する一方で、
彼氏との愛も大切にしているという考え方も少し書かれている。
愛は一人に向けるものではないみたいの理論に、
個人的には、どんなに愛していても、
不…

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リリーフィールド修道院の発情 小説

鈴木あみ  サマミヤアカザ 

百合に囲まれた修道院にて

周囲を山に囲まれ、百合が咲き誇る石造りの修道院。
修道院の修道士といえば、とても禁欲的で清廉潔白なものを思い浮かべてしまいますが…こちらの作品は、かわいらしい修道院名の末尾に発情とついているように清廉さとは真逆のお話かなと思います。
ストーリー重視の方はちょっと首を傾げてしまうかも。
ただ、色気のあるシーンに作家さんの性癖が濃縮されているので、禁欲的な中にある性が見たいという方や修道服萌えを…

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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 2 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

白豚降臨

レビュー書き忘れていましたので今頃。大好きな夜光先生のこのシリーズ、夜光先生のライトなキャラが大好きで、当巻は「おおおおお面白くなってきたあああ」と雄たけび上げる心地でしたため、神にしました。本編270P弱+あとがき。楽しい。

アンティブル王国の王子とサーレント帝国の皇女との婚姻を提案、進めようとしているベルナール皇子(中身はリドリー)。誰を使節として送るかというところで、公爵家次男坊のエド…

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