小山田あみさんのレビュー一覧

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

これは骨太のファンタジー

強固な世界観。破綻のないストーリー。魅力的なキャラクター。政治、宗教、人種差別などの難しい題材を取り入れながら、天晴れなラブストーリー。
責めが2人?と思われるでしょうが、2人いるこその展開が素晴らしい。
もったいなくてゆっくり読み進めようと思いましたが下巻に入ってからは止まりませんでした。至極の時間をありがとうございました!

7

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

No Title

初読み作家さん、大好き小山田あみ先生。

BL小説仲間内でコレはおもしろい!他が読めなくなる!もはやBL小説ではない!と盛り上がっていたので、参戦。

たしかにこれは…すごい…
登場人物も設定も細かいので相関図を書きながら読み進めました。

アリオス派かイザク派か、って話になるんだけど、
アリオスがもっと完全に悪ならイザクに全振りできるんだけど、そうもいかないせつなさよ。

心…

7

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

脇役不在の人間ドラマがアツい

上巻から下巻へ。
読み始めると手が止まらず、寝る間も惜しんで一気に読み終え今に至ります。

セナとフオル。
そこまで親しくもない主人と侍従でした。
たった2人きりでレスキア帝国へと嫁ぐことから始まった物語があちこちへと根を伸ばし、伸ばした先でこんなにも濃厚な人間ドラマを魅せてくれるだなんて。
メインとなるストーリーは世界と神をも巻き込んだ壮大なものです。
複雑さを増していく展開に夢中…

16

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

群像劇好きにはたまらない1冊

ページをめくる手が止まらないなんて言葉がぴったりの1冊でした。
だというのに、読んでも読んでも終わらないのです。

本文500P超のまるで辞書のような厚みに驚くとともに、上下段組でびっしりと綴られる壮大な物語に夢中になってしまう。
あまりの面白さについつい時間を削って読みふけるも、先述の通りの大ボリュームですから、読んでも読んでもなかなか巻末ページへと辿り着けません。

中だるみさせる…

8

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

人の話を聞かない天然ボケのデンパ攻めの魅力にどっぷり

いや〜〜、面白かった!
公安の年下キャリアの天然デンパ男×鑑識のチャラ男…に見えてピュアな年上男のカプ。

この、攻めの公安キャリア様・西村が最高のキャラで。

受けの口から度々出てくる、かの有名な「時間は会議室で起きてるんじゃない」「レインボーブリッジ封鎖できません!」の刑事を実在の人物だと思い込み、恋のライバルとして部下に調査させる攻め様w
めためたに笑わせてもらいました。

0

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

圧倒的な内容の厚さです。

好みは正直いうと好き嫌い分かれそうです。上下巻合わせてそこそこの値段になりますから、それもあって上巻で止まってしまうと多分面白くないと思います。私も上巻を読み終わった後は下巻は悩みました。電子書籍で上下巻買ってたから読みましたけどね…お陰でほぼ寝る間を惜しんで読んだので目がバッキバキです。
上巻では登場人物の多さとそれらを取り巻く環境の複雑さにお腹いっぱい胸いっぱいになる時間が続きます。
途中…

9

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

繋げた身体の上で交わす、言葉の絶妙なやりとりが魅力。

仁義なき嫁シリーズは未読、刑事にシリーズ初読みです。

インテリヤクザ×マル暴の刑事、という組み合わせから連想するような、複雑な事件や抗争、入り組んだ人間関係はこちらの巻では見られず、田辺(攻め)と大輔(受け)2人の関係性(主に身体の)にかなりの重きを置いてお話が進んでいきます。

初めから終わりまでとにかく体を繋げているシーンが多いのですが、無駄にエロ重視なわけではなく、身体を重ねるごと…

0

君と過ごす春夏秋冬 不浄の回廊 番外編集 小説

夜光花  小山田あみ 

No Title

大好きな作品の番外編集。
先に歩が修行から戻ってきた巻まで読んでいたので、これまでのおさらいも兼ねて、また番外編ならではの甘々、エッチもたっぷりの良き一冊。
本編は色々事件があり、ハラハラせつなくなる箇所も多かったのですが、こちらはただひたすら楽しく読めます♡
歩は相変わらずおぼこくて必死な感じでかわいいし、何より西条が!めっちゃくちゃ歩のこと好きやん!!!ってニマニマしちゃいます。
夜光…

0

運命のつがいは巡り逢う 小説

義月粧子  小山田あみ 

は?な攻め

うーん。で?だから?と思ってるうちに突然終わった感じでした。

本宮にセフレの一人扱いされてると思い込んでた佑月。どんだけ快楽に弱くてチョロいの?と思ってたけど、本宮の匂いが特別だったんですね。

逃げ出し数年後に再会して。
またしてもセフレの一人か…と思ってたら!
本宮の嫉妬や独占欲に、んん?しかし連絡もないしやはりセフレか…。
なところへ一緒に住もうとか、つがいだろ?とか本命とか…

1

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

番外編に心震えた…

あまりに厚い冊子に休憩する度に指が強張りスマホも握れず、SNSを開けば何時間没頭して読んでたかが分かって驚愕したのが本作品になります。上巻を読み終わった直後に下巻を掴むほどこの世界観に夢中になってました。

それはこの世界の行く末を見届けなければという思いと、レスキア皇帝であるアリオスが幸せになったか知りたいと思う気持ちからでした。

大まかに言うと神山での高位神官たちによって世は混沌を極…

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