「お前の方がサカってんじゃん」「は? ちげーし」

ミッドナイト・コンフリクト KGS

midnight conflict kgs

ミッドナイト・コンフリクト KGS
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神58
  • 萌×238
  • 萌16
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
16
得点
490
評価数
115
平均
4.3 / 5
神率
50.4%
著者
犬井ナオ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
ミッドナイト・コンフリクト
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784040655192

あらすじ

「イケよ――お前の好きなこと全部するからさ」ケンカップルラブコメ続編!

アパートの隣同士に住むコンビニ店員の比嘉恒介とリーマンの建村篤は犬猿の仲。
しかし、身体の相性が抜群に良く、ケンカしながらも毎週Hする関係に――。
そんなある日、比嘉はクソガキを家に保護する羽目になり!?

ケンカップルラブコメの新定番☆ 描きおろし後日談付き!!

表題作ミッドナイト・コンフリクト KGS

24歳・コンビニバイト
26歳・リーマン

その他の収録作品

  • 比嘉酔っ払い ver.
  • あとがき
  • カバー下 遺伝子のふしぎ

レビュー投稿数16

続編も良かった〜!!

デビュー作なのに完成度が高くて今後がめちゃくちゃ楽しみな作家さんだぁと思ってたので、早々の続編決定でホクホク&発売を楽しみしてました。
でも2冊目って、1冊目に比べてどーなんだろう……なんか蛇足みたいな感じになっちゃったらいやだなぁ……と思ってたけど、無問題!
続編もデビュー作と同様に楽しめたし、これは絶対にペアで読むべきだと思う。

続編タイトルの「ミッドナイト・コンフリクトKGS」のKGSって何?と思ってたら、「クソガキ襲来」の略だそう。

両思いなのに、いまだ素直になれない二人(笑)
両思いなのに未だ「好みのタイプじゃねぇし」「相性がいいのは身体だけだし」「彼氏じゃねぇし」と思ってる素直になれない二人の元に、クソガキが舞い込みます。

その子は親と叔父さんとの連絡行き違いにより泊めてもらうはずの宿が無くなってしまい夜になっても道端に座り込んでいるので、その様子を見た攻めが仕方なしに声を掛けると「あんたのところに泊めて」と無理やり転がり込んできます。

クソガキは、見た目は攻めのどストライクな美少年なんだけど、口も悪けりゃ態度も悪く可愛げゼロ!なので、色事の対象にはならない攻め。
だけど、そんな美少年を家に連れ込もうとしている様子を受けが目撃してしまい……。

イライラMAXで「あいつはなんだ?!」とは思うけれど、「じゃあ、あいつにとっての俺は何だ?ただの隣人で、ただのセフレか?」と揺れる受け。
この時、眉間にシワ寄せまくりでギリギリとした顔で、
「まぁあいつ元々かわいい美少年が好みだって言ってたし、良かったんじゃねぇの?」と思うも、次の瞬間、これ以上ないほど切なく落ち込む顔に切り替わるんですよーー!!
もう、そこが可哀想で、かわいくてなりません。
その、……シュン……っぷりが最高だった。

クソガキはゲイじゃないし、攻めも対象外扱いしてるので当て馬ではないんだけど、素直になれない膠着状態の二人にとって結果的にはGJ!な存在となってました。

あと二人がベロベロに酔った姿でそれぞれ迫るシーンが2回(日がそれぞれ違う)あるんだけど、酒の勢いを借りたそれぞれの姿がめっちゃ萌える!!

ようやく素直になった二人だけど、でもその甘さに未だ慣れない感じもまた良き!

11

続編万歳!最高のケンカップル!

情報に疎い私…
購読予定のチェックリストから漏れていて、本日発売欄を見て知った『ミッドナイト・コンフリクト』まさかの続編!わーい!これは嬉しいサプライズ♪

前巻のレビューにも書かせていただきましたが、この2人、どうしてもエピソード足らずな気がして仕方なかったんです。
いい意味で。もっと見たい!という意味で。
(最低あと1、2話は必要だろ〜〜!)と思っていたので、消化不良な気分を解消してくれるこの続編の刊行に、テンションが上がった休日となりました。

…と前置きはさておき。
冒頭から、ケンカップルぶりは健在!
憎まれ口を叩き合うも、やはり出会った頃の雰囲気とは違い、甘さも漂う喧嘩の仕方にニヤついてしまう( ^ω^ )
そして、エッチに至るシーンでは一転、仕草も表情もガラッと変わり色っぽい雰囲気に…
この2人は、ここのギャップが最高なのよーーー!
「これぞギャップ萌え」と言っても過言じゃない、甘いエロスイッチの入り方が好き♡

今回は比嘉がワケあり美少年を拾ってしまったことからトラブルが発生します。
18歳の宿なし少年・真生をしばし家に住まわせることになった比嘉。
でも比嘉と建村はハッキリと「恋人」と言えない関係なので、比嘉は真生のことを建村にしっかりと説明しないし、建村も聞きたいことをハッキリと聞けません。
そんなことから誤解やすれ違いが生じて、嫉妬を覚える建村。
一方比嘉も、真生といることによってより一層建村への気持ちが膨らんでいき…

真生は当て馬というより、素直になれない2人を導くキューピッド役でしたね。
クソガキなんだけど、彼がわちゃわちゃと引っ掻き回してくれたおかげで、大人2人は逆に冷静になれたというね。
そして真生の意外な正体が明らかに〜〜からの素敵なハピエン♪
素直になった2人の甘さったら!
描き下ろしの比嘉くん酔っ払いシーンとか、もう本当ヤバかったです。
ラブラブすぎ!お幸せに!!!(←2人に当てられて何故かヤケクソ気味笑)

エロも前巻よりかなりパワーアップしていたと思います!
愛が増し増しだからでしょうか。
元々体の相性がよい2人だけに、とても美味しいエッチシーンたっぷりでした♡

1巻の消化不良をすべて解消してくれる、楽しく甘い2巻でした。
続編万歳。ありがとうございました!

7

ケンカップルにあまさがプラス

素直じゃないケンカップル比嘉と建村の続編。
やったー!
冒頭から肌色100%で、お互い喧嘩腰は継続しつつも
毎週土曜の夜に比嘉のお部屋でえっちをする仲のふたり。
いざいたすと建村は甘えておねだりするし、
比嘉は優しく気遣うしで、普段とのギャップはやっぱり変わらず。

でも比嘉は建村の好きなチョコのスイーツを作ってみたり、
建村は比嘉の厨房の仕事が近場でないのか検索してみたり。
完全意識して想い合っております(にやにや)。

そんな中、ちょっとこじらせかまってちゃんのKG、真生登場。
こちらの真生、いい感じにふたりを振り回してくれました。
寂しがりなだけで根はいい子。
遺伝子の神秘を目の当たりにしました(笑)

そしてとうとう…
『お前』『あんた』と言い合っていたふたりが
想いを伝えるとともに名前を呼び合う時がー!
このあっまあまな雰囲気…!最高…!!
前は舌打ちしていた事後も甘さが続いていて…

素直になっても最後までわあわあするふたりは
とってもかわいかったです♡

3

KGT

K(クソ)
G(ガキ)
T(thank you)
って感じです。もう、なんなんですか。この2人!本当にケンカップル!?!?ただのバカップルでしょ!って突っ込みたくなります笑
2人ともヤキモチがとにかくかわいい。口には出せないけどお互いのことを大切に思ってて料理練習したり、仕事探したりするところが以前の2人より前進?だと思いました。
×××のときに名前呼ぶとき自分が呼ばれた訳ではないのに叫びました。かわいいいい!
購入先は応援書店さんだったのですが、特典ペーパーも鼻血でるかと思いました(表現古いかな。。。)

3

甘々トロトロな2人が最高です!

ホント大好き!
一冊目でツボにはまり、今回一層好きになりました。
話のテンポも良く、普段とエッチの時の2人のギャップも良い!
なかなか素直になれないもどかしさが、この作品の良さですね。
今回、クソガキ襲来で、ひっかき回された2人ですが、なんやかんやで致してるし(笑)
前作よりエロエロになっていて、そこもウハウハしちゃいました。
恒介も篤もお酒が入ると、積極的だし。篤は記憶飛ばないので、我に返った時が可愛い!!

恒介の仕事のこととか、その後の2人も見たいので、切実にこのシリーズで続きが出るのを期待しています!

3

スッゴイ面白かったです

一作目よりもかなり好きでした。

今回から新キャラが登場してます。かなりの美少年なので、篤が不安になる心情が良く理解出来ました。
最初はその子を見た恒介もぽわっと見惚れていたわけです。なんたって好みは美少年ですからね。でも訳あって自宅アパートで世話を焼くことになってからは、更に篤への気持ちに気がつくんです。この辺りの展開にキュンキュン来ました。

結局その子は寂しくてツンツンしてるだけの良い子だったんですが、恒介よりも母子家庭だった篤の方が気持ちを理解してて、その子は恒介より篤に懐いてしまいます。

この子がなんと大家さんの甥っ子というオチで、大家さんも若い頃は美少年だったと知り爆笑しました。確かに可愛らしいけど…。www
その子の名前は真生くんなんですが、これからもずっとシリーズに登場するし、なんなら二人の良き理解者になります。

2

運命に導かれたケンカップルがやっと甘い関係になったぁ~♪

相性は最悪、でもカラダの相性は最高で、運命に導かれたかのようにご縁のある二人♪
『ミッドナイト・コンフリクト』の続編です。
前作は周りからも公認されて、もうこのままくっついてしまえーって感じだったのに、恋人的確約がないまま終わってしまったのが残念で…
なので、嬉しい続編です!

タイトルはいろいろ悩んだようですが、比嘉が好みの美少年を拾った(人道的に放っておけなかった)ことから始まる建村との亀裂ストーリーで、そのまま【K】クソ【G】ガキ【S】襲来→【KGS】になったようですw


比嘉と建村は恋人ではないけれど、毎週土曜日、お互いがOFFの夜にセックスしてる間柄。
建村は普段は目つきが悪い不機嫌な男のくせに、こうゆう時はオネダリして甘えちゃうのが別人か?ってくらいにかわいい♪
それに比嘉も夢中って感じで、もう付き合ってるも同然!

そんな時、比嘉は見た目が好みドンピシャな美少年を見かけてテンションが上がるものの、なぜかチラつく建村の顔^^

この美少年が【KG】、ぶつかったら「俺の気を引きたいからって…」とか言っちゃうクソ生意気な奴!
でもマンションの前でうずくまっているから、比嘉は放っておけずに、一晩だけの約束で泊めてやることにすると、寂しがりなKGがまとわりついてるところを建村に見られてしまって…
建村は眉間にシワ寄せ、目をつりあげて、不機嫌全開にしてますw

で、このKGが比嘉と建村の関係に気付きながら、比嘉は自分のことを大切にしてるアピールをして建村の嫉妬を煽る…

まぁ、KGに引っかき回されて、比嘉も建村もお互いの存在が自分にとってどんなものか見つめ直す良いキッカケになったんですけどね。

比嘉は建村に食べさせたくて、毎日、チョコスイーツの試作品を作ってる。
そして建村も比嘉が料理人になりたいことを知っているから募集を探したりしてる。

自分はカラダだけの男だったのかってモヤモヤMAXな建村が、酔った勢いで比嘉を襲ってしまうのだけど、比嘉の誰でもよくなんかない・建村だからだって本音が透けて見えた時の建村の照れたかわいさったら♪

犬猿の仲、相性最悪な二人の雰囲気がやーっと甘くなりましたよ~♪
でも、その甘さに二人とも照れちゃってるのがかわいいんだ!
1冊目のほうが爽快な勢いがありましたが、やっと甘くなる二人が見れたのは満足です。


紙本特典リーフレットのマンガ「寝起きのあまあまキッス♡」が電子にも収録されています。
寝起きで「ん…恒介(比嘉)…♡」「篤(建村)…♡♡」なんて名前を呼びながら、チュッチュチュッチュと信じられなくくらい極甘スイートに!!!!!
でも、ふと我に返った時の気まずすぎる沈黙の間w
この甘さに慣れてないところが比嘉と建村らしくって笑えます♪

8

♯AML(相変わらずのもだもだラブ)

ミッドナイト・コンフリクトの続編、「ミッドナイト・コンフリクトKGS」!
K…クソ
G…ガキ
S…襲来

そう、今回はクソガキ襲来編です。
道で拾った訳あり少年を保護する比嘉と、彼氏だと勘違いする建村…。

前作では、お互いに気持ちを伝え合うことができなかった2人ですが、やっと自覚して好きだと伝え合うことができました!
どう見ても好きでしょう?と思いながら読んでいましたが、これでスッキリ‼︎
言葉で伝え合うことは、読者にとっても重要なことだと思うのです。
明らかに両思いでも、きちんと好きを伝えない作品では読後のモヤモヤ感が残ります。

ツンデレ建村もちゃんと気持ちを言え、ラブラブな2人をみることができたのが、とても楽しかったです。

クソガキこと真生も気になるし、続編にも期待です!

7

続編だった

けど、こちらだけでも楽しめました。

同じアパートの隣人でセフレな二人。
でも感じてるところは可愛くて。ケンカしながらも毎週土曜日の夜は…。

そんなところに謎の美少年が転がり込んできて。

美少年のせいでお互いギリギリヤイヤイモヤモヤ。
相手のことについてお互いにどんな存在か考えるきっかけになって。

BLだとセフレ設定が多いですが本当に成り立つのかなあ?本当は好きだったりエッチするうちに好きになったりするのかな?

頼まれてもないのにお互いに相手の好きなものを作ったり、仕事の求人を探したり。

謎の美少年がもうちょっと面白かったらなあ。ただの子供でした。

2

甘さはやや控えめだったけど、確実に2人の心が近付いた1冊

さて、前作でラブラブカップルになったのかな?と思いきや、どうもまだはっきりとくっついてはいないような状態の2人。
この本でひたすらあまあまなふたりが楽しめるのかな~と思っていたのでちょっと残念。
やがて飲食業の道に進みたい比嘉の為にいろいろ調べてくれたり、無意識のうちに優しい建村。いいカップルだと思うんだけどな~。
さてさて、そんな穏やかなある日、面倒見のいい比嘉は、家の周りをうろつく怪しい少年に声をかけてみると、逆に「あんたん家泊めてよ」と捕まってしまいます。性格はかわいくない、まさにクソ・ガキ・襲来(KGS)。
何も聞いていない建村・激怒。
建村は比嘉の好みのタイプが「年下の美少年」だと知っているので、異常に腹を立てています。血管いくつも顔に浮かべながら、「戻してこい!」とおかんむり。

この状態ね、一般的には「嫉妬」って言うんですけど、「嫉妬であることにも気づかないところがまたこの2人らしくてねぇ(笑)。
でもクソガ…いや、真生という少年本当は、父子家庭で育って、寂しかっただけのまだ子供なんですよね。それを見抜いた、母子家庭だった建村と仲良くなってみたり。
始めは本当に「ふたりの邪魔しやがって~、クソガキ~!!」と思ったのですが(笑)、最終的には2人をたきつける小さなキューピッドみたいな役だったなぁ。

最後はお互い下の名前を呼びながらのH。
Hだけじゃなく、お互いの好きなモノや、考えていること、いろいろ知りたいって話しながら。
やっとここから本気の恋が始まるのかな?

この本ものすごく面白かったけれど、どうしても比嘉と建村のいちゃいちゃがまだ足りなかったので、もう1冊だけ、2人のケンカしつつもあまあまな作品が読みたいです。
なーんて、続編を密かに期待しつつ…。
(個人的には建村のかわいい顔がもっと見たいだけ♥)

神寄りの萌×評価でお願いします。

1

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