君の隣で揺られて

kimi no tonari de yurarete

君の隣で揺られて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神65
  • 萌×295
  • 萌26
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
24
得点
786
評価数
192
平均
4.1 / 5
神率
33.9%
著者
にやま 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784199607851

あらすじ

開発部で働く丹羽。ある日、好みのタイプの儚げ美人・椎名が本社から総務に異動してきた。人目を避けるように早朝にバス通勤をしている椎名が放っておけなくて、雨の日に車で送り届けることに。どうやら彼は、通勤中のアクシデントにより、乗り物に乗ると体調を崩して、人込みも苦手になってしまったらしい。椎名の症状を知り、「俺が助けます」と早朝のバス通勤に付き合うようになるけれど、実は丹羽も、ワケアリな事情を抱えていて…!?

表題作君の隣で揺られて

丹羽 順平(27歳・開発部リーマン)
椎名(32歳・総務部リーマン・パニック障害)

同時収録作品狐にくちづけ

相田 良太(転入生)
白神 聖(高校生)

その他の収録作品

  • 番外編 君の隣で揺られて
  • あとがき
  • カバー下 狐にくちづけ番外編マンガ

レビュー投稿数24

心が温かくなるお話

開発部の丹羽と総務部の椎名が徐々に仲良くなっていくところから始まります。

パニック障害で苦しむ椎名を放っておけず、椎名と一緒にバス通勤をする丹羽の献身さに感心しました。
下心があるといってもなかなか出来ることではないので丹羽の優しさに心が温かくなるお話でした。

本編では抜き合いまで、番外編では二人のえっちが見れます。修正が必要ないように描かれていますが、どこまでも優しい丹羽に乱される椎名がえっちでした!

同時収録は転校生の相田が席が隣になった白神と仲良くなるお話でした。
白神が狛犬になったと勘違いした相田が狛犬にキスするところがとにかく可愛かったです!

0

スマートで優しい攻♡

にやま先生の攻くんはオトコっぷりが!すごい!!ただただイケメンとか、エリートとか、ヤリチンとか(それはなんか違う)じゃなくて、男らしさと繊細さと、受くんに気を遣わせない優しさがあって…!こんなの好きになっちゃうに決まってる!

リーマンたちの表題作と、DKたちのお話の2つが収録されています。どちらも魅力的なキャラクターばかりで、エッチなシーンこそ少ないですが、心が大満足な本。

にやま先生の他の作品が好きな方はきっとお好きだと思います。

人間的魅力あふれる包容力バツグンな攻くんと、ちょっと不器用で可愛らしい(でもオンナのこっぽいわけではない)受くんが好きな方におすすめです。

0

優しいはなし〜

にやま先生の作品は、ギャグが多めと思いきや〜めちゃくちゃストーリーが優しくてホッコリしました。
絵柄がキレイで、大好きなにやま先生の作品とても、楽しみに読みました。
丹羽さんが、爽やか青年だし、サイコーのスパダリで、続きがみたいです。
椎名さんも、丹羽さんの愛に包まれて良かったねぇ〜!もっと、長く読みたかった。
付き合ってからの、2人の物語少しみたい。

「狐にくちづけ」高校生カップル〜!
これ、丸々1冊で読みたい!
受けが〜美人で、かわいい〜!


3

良かった〜

テンションの明るい、にやま先生の作品から読んでいたので、こんなにしっとりした気分になれる本も書かれるのか、と言うのが一番の感想。
バスの中で二人で揺られて、穏やかな感じが凄く良かった。

攻めの丹羽が本当に良い人過ぎて。
受けの椎名さんが儚過ぎて。

扱っている内容が心の病の話なので、自分にはしんどいとも思ったのですが、大丈夫でした。

表紙も穏やかな2人でなんだか安心します。

後半のお話は可愛らしいDKもの。
タイトル回収もある、小話。
こちらも良かったです!


4

もうちょっと読みたかった

驚異の作画力アップ!!
イケメンだらけじゃないですか!

表題作は種類は違うものの、それぞれに問題を抱えた2人の話でした。
電車で具合が悪くなったときに近くにいた女性に痴漢と間違われたことで本社に居辛くなって異動してきた椎名は、パニック障害を患っている。
丹羽は「ゲイ」であることを揶揄されて、「同じ時間に更衣室を使いたくない」とまで言われていた。

正反対の2人です。
いつ起こるか分からない発作のせいで、いつも不安で臆病な椎名に対して、丹羽は「言われていることは事実だし、不快なひとがいても仕方ない」という考え方で、どっちが年上か分からないほどの包容力。これで27才。しかもイケメン。モテないはずがない。
献身的な丹羽のサポートで椎名の病状が良くなっていくのですが、このサポートの仕方も押し付けがましくなくて、こんな善人いる!?って感じです。こんなん惚れる。惚れない方がおかしい。それだけに丹羽にホモホモ言っては相手にされないやつらが余計に哀れ。
この嫌味なヤロウが丹羽に突っかかってきている理由が後半で明かされます。「ええ!?」という理由なので、ぜひともこれは読んでほしいです。ほんと「どの口が!?」ですよ。
本編では軽めのえろすまでですが、番外編ではえろすです。
ただもうちょっと、あのヤロウをぎゃふんと言わせるところが見たかったです。

同時収録はちょっと不思議な話で、ストーリー展開が絶妙!!
転校生の相田が稲荷神社の階段で見かけた、金髪のような白髪のような少年。翌日、学校へ行くとその少年(白神)が教室にいて…。
短い話ですが、すごく良いです。
片方しか狛狐がいない神社で、空いた台座に白神が座っているシーンとか、夕日が正面から差す神社の風景とか、印象的な場面も多いので、ちょっと不思議できゅんと来るこの作品、ぜひとも一読を!!

1

最近読んだ中で一番好きな作品!

にやま先生の他作品、「そんなに言うなら抱いてやる」を読んでからというものの...にやま先生が気になる存在となっていました。

そんな中読んだ今作。

はっきり言って最高でした...!受けがパニック障害を患っていることを知り通勤時間を合わせたりと、攻めが受けを宝物のように大事にだいじにしているのがキュンキュンしました。ただ、エッチシーンは最後にほんとにちょこっとという感じなのでエロ重視の方には物足りないかもしれません。

個人的に攻めの上司さんが好きです。サバサバしていて、うちの職場にもこんな上司がいたらなぁ...!と思ってしまいます。

攻めはゲイで職場の同僚にアウティングされたために会社で偏見の目で見られていたりと辛い描写もあるのですが、アウティングした張本人もゲイで攻めに振られた腹いせにやったものの未練タラタラでひどいことを言うたびに落ち込む...と言う人間らしい一面が描かれているので不快感は少なかったです。

現実世界ならどんな理由があろうともやって良いことと悪いことがあると思うのですが...まぁ漫画の世界ですし。ただ、このような描写を嫌だと思う方は多いんじゃないかなと個人的に思いました。

表題作を目当てに購入しましたが、同時収録の別作品もとってもよかったです。

まんまと受けの冗談に騙されて神社のきつねさんにチューするところが一番好きです。

3

かわいいラブラブなお話

僕おま2巻が出る少し前の作品なんですね。
絵がめちゃくちゃきれい✨
椎名さんがめちゃくちゃかわいい。
丹羽がいいやつ。
いい感じで親しくなってお互い素直に想いを伝え合うとこがいい。
そっから先も読みたい〜!と思ったら番外編がありこれがまたよかった!!
この二人はもっと続きが読みたいなと思った。

「狐にくちづけ」もかわいいお話。
カバー下の番外編も好き。
相田くんナイス
ひーちゃんのお母さんもめちゃかわ!!
こういう家族の風景いいですよね。

どちらのお話も嫌な奴が出てこないのがいい。
君隣の本田さん、佐川もよかった。

2

恋愛は思いやりとほんのちょっとの下心で出来ている。

優しい、優しい物語。
焦れている、というよりは。ほんの些細な事の積み重ねで、恋はふんわりと生まれて育つ。
そんな優しい時間の物語。

開発部の丹羽はゲイであることを隠してはいない。その事で営業の佐川から「ホモ野郎」などと嫌な言葉を投げかけられる。この事には理由もあって。後には説明されるのだけど、大人な対応をしている丹羽はやっぱり素敵だ。
東京から異動して来たという椎名さんは儚げで美しく、丹羽の心を浮き足立たせる。
けれど、丹羽はあからさまには口説いたりしない。ただ見ていると、彼の儚さが心配になってしまい、つい。世話を焼いてしまう。
椎名さんは病院にかかるほどの発作、パニック障害を抱えていて。その事で傷付いてもいた。ラッシュを避けて早いバスで出社する椎名さんに合わせて同じバスで通勤する様になる丹羽。彼もまた、皆が出社する以前に会社に行く理由があって。
シンプルなこの「君の隣で揺られて」は、バスで2人並んで揺られている、そのままなのだ。
バスの振動が伝わって来る様な。まだ空いていて、朝の光が柔らかくて。または夕暮れで西陽射す様な。遅くなって道が真っ暗な様子。そのいずれもが脳裏を流れては去って行く様な。そんな情景が浮かんでは落ち着く。
ゆっくりと。ゆっくりと。読み返していたい、そんな物語なのだ。

椎名さんにとっては、不安が発作を引き起こすトリガーなんだけど。丹羽がいつも優しく支えてくれるから。彼無くしてはいられ無いのだな、と思って行く。椎名さんはゲイでは無いんだけど、丹羽が一歩また一歩と踏み込んでくれることが「嫌じゃない」事に気付く。
中編なんだけど、ショートストーリーの様で。それなのに重ねた時間はちゃんと見て取れる様になっていて。びっくりしてしまう。

あとがきで、作者もパニック発作に見舞われた事があることが書かれていて。自己暗示で乗り越えたとあるんだけど。これはその時の情緒や願いを綴ったものなのかもしれないと思うと。同じ症状で悩む人たちへの温かいメッセージの様にも思えて。胸がキュッとします。

同時収録はずっと短いショートストーリー。「狐にくちづけ」
転入生の相田は、神社で見たミステリアスで綺麗なクラスメイト・白神に心惹かれる。
誰とも打ち解け無い様に見える白神は、稲荷の狐の化身なのか。
実は「ごくごく普通の恋する少年だった。」という可愛いくて甘酸っぱいオチ。
何が嬉しいって。カバー下オマケで、相田が白神のお母さんに「彼氏です。」とちゃんと挨拶していて。お母さんも受け入れている、という温かさ。
本編通してカムアウトする、それを受け入れられる、という温かさは共通したテーマな様な気がします。なので、表題作の方で佐川が自分の事は隠して、腹いせに丹羽に意地悪をするというのはキツいだろうなと。カムアウトして大人な対応が出来て。受け入れられる。そういう世の中になればいいな。って。

6

優しいお話

優しいお話でした。
椎名が気の毒で…。でも丹羽と知り合って親切にしてもらえて、バスも電車も乗れて良かったですね。
丹羽の下心がちょっぴりありだけど、椎名を大切に守るところ、いいですね。
椎名も薬を減らせて安定してきて。そして丹羽に胸の高鳴りを感じて。
甘々の恋人になってイチャイチャしてもっとイチャイチャ見たいな。
佐川が嫌なヤツでしたがフラレたのを引きずってるのかな?職場にいたら絶対嫌なヤツだ。

狐にくちづけ
不思議な同級生とのお話。
カバー下が良かったです。ウフフですね。母も善し。

4

素敵な男性が読めました

ちょっとシリアスな雰囲気
病気とか職場の陰気なイジメとか、ちょっと暗くなりそうなネタもありました
けど、終始穏やかというか、和やかというか丹羽の人の良さとか、男前なところが中和、浄化してくれる読んでいて気持ちの良い作品でした

男性の妬みって、ちょっとなぁと思ってたらそこにもちゃんと意味があって、それを踏まえてもやっぱり丹羽はかっこいいなと思いました

あれは落ちちゃうよなと


同時収録の作品は可愛いらしいお話でした
お稲荷さんって、文字にするとなかなかパンチ効いてました

6

この作品が収納されている本棚

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