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five corners coffee
雰囲気買いです。
読んでみたら、とても読みごたえがありました。
大学時代からの友人、晴海と公彦は、湘南?でカフェを共同経営しています。二人ともゲイですがそれぞれに相手がいるとかいたとかで、二人の仲は相棒で親友です。公彦目線で物語がはじまって、実はずっと密かに晴海のことが好き…でも、バイトの敬太くんと体の関係を持っている…35歳公彦、モヤモヤした状況にいるんですね。
そんなときに、晴海の元カレ登場!元カレ小森雅人は、二つ目の店舗を新宿方面に出さないか、と持ちかけてくるんです(小森くんはコンサルティングマネージャーらしい。)
さて、どうする?となった二人。晴海は乗り気で、公彦は二人の理念と違うから反対、と意見が合いません。
でも、この件を通してお互いのことを見直すようになり、結果、二人は結婚(仮)!!新店舗は今は出さないが、ゆくゆくは…ということに落ち着きました。
敬太くんは、もともと公彦の晴海への想いに気づいていて、就活を理由に去っていくんですが、敬太くんの気持ちを考えると切ないです。社会に出て、いい恋をして、新しい恋人を連れてカフェを訪れてくれたらいいなあ、などと妄想しました。
ストーリーはざっと以上ですが、わたし的にいいな、と思ったのは、セックスのときにどうしたら気持ちいいかを相手に伝えるのが上手いなあ、と。そんな描写が自然で、二人の信頼関係をより強く感じました。
表紙から既に自分の好みドストライクな予感はしていたけど、まさに!でした。
大学の入学式で意気投合してから人生の半分一緒に歩んできた二人が、カフェを共同経営し既に「相棒・パートナー」ではあるけどそこに「恋人」というワードが加わるのがもぉモロクソ最高でした!!
大学時代から晴海に片想いしていた公彦は気持ちは出さずにカフェのバイトの敬太とセフレになってるけど、それに気づいた晴海が敬太に探りを入れた時の表情・雰囲気がたまりませんでしたね!!
敬太が飄々としてるように振舞ってても公彦への気持ちが大きいのを実感させられたシーンではもぉ切なさが・・・・たまりませんでした!!敬太に幸あれ!!!!
表面上お互いにゲイだけど、恋愛関係になることはなく長年親友のまま。だけど密かにお互い両片思い。会話のテンポであったり、まわりの環境であったり年齢35歳というところがゲイとして生きているリアルさが描かれている気がします。最後はもちろんハッピーエンドなのですが、そこに行き着くまでの2人の気持ちの葛藤が胸に刺さります。
結婚という確かな結びつきが難しいゲイカップルが幸せになるには、そして一生一緒に側にいるにはどうしたらいいのか、、、2人で下した決断に心からエールを送りたいです。
大学で出会ってお互いの夢を共有しあって35歳。長すぎた友達としての期間。今更恋心を自覚したところで、告白して振られたら今までの親友としての時間もポジションも失ってしまうと怖くて動けない。そんな攻め、受け両方の感情がとてもリアルでした。
更に受けの公彦とセフレ関係にある大学生バイトの敬太。攻めの晴海もそうだけど察しがすごく良くて、よく周りが見えていて。だから啓太と公彦が体の関係を持っていることを晴海は察してしまうし、晴海と公彦が両片思いを拗らせていてお互いに動けないことを啓太は見抜いてしまう。みんないい人達ばかりだからどの立場から見ても辛い。
どちらも動けない拗らせた2人に必要なのはやっぱり当て馬役で、敬太もいい仕事はしたんだけどどちらかと言うとサポート役だったから、晴海の元彼雅人はいい意味で嫌な奴でよかった。思えば雅人もそんなに悪いやつでもないんだけど、晴海を試したかっただけで簡単に別れを決めちゃったんだろうなぁと思うとちょっと不憫かな?
まぁリアルな世の中にはホントに嫌な奴もたまにはいるけど、実際にはこの世界みたいに悪人とか悪役とかじゃなくて上手く噛み合わない関係って沢山あるんだよなっていうことを改めて感じるような、ホントにリアルな雰囲気のお話でした。
そしてこの児島かつら先生、初めて読みましたけど絵の描き込み凄いですね!背景とかめちゃくちゃしっかり描き込まれていてどのコマを見ても素晴らしかったです!そこもこの話にリアリティを感じる要因の一つなのかも…と思わずにはいられませんでした。
主人公・公彦は、大学時代の友人・晴海とカフェ「FIVE CORNERS COFFEE」を営んでいます。35歳にして概ね夢が叶った公彦。…恋以外は。
大学入試で意気投合。お互いゲイであり最高の親友である晴海。
晴海には将来一緒に暮らす予定の彼氏がいましたが、卒業の際、破局。
あまりに近くに居すぎた公彦は晴海への気持ちに蓋をし、親友の道を選びます。
そんなある日、晴海から2つ目の店舗を出さないかと相談を受ける公彦。
ただ、その話を持ちかけてきたのは卒業間際に晴海と別れた相手で…。
あまりにも近くで、親しくなり過ぎてしまったから今更晴海に告白なんかして今の関係を壊したくない。そんな、大人だから、でもどこか子供じみた理由で身動きが取れなくなってしまっている公彦。
そして、彼らのバランスを取るように、晴海には内緒で公彦と体の関係を続けるアルバイトの敬太。
この敬太がね、たまに公彦のマフラー巻いてたり、ほんのり関係を匂わせるんですよ。多分、敬太は本気で公彦のことが好きで、でも晴海には敵わないって知っている。
2人の変化に一番早く気付いて、上手く意識させて、自分は「就活があるんで」と去っていってしまう。
なんて言うか、彼が一番年下だけど、人としては一番大人だったなと。
本当、敬太には誰よりも幸せになって欲しいです。
そして、結局2つ目の店舗は今回は見送り。
2人は「結婚」という形を選び、愛する街で
「FIVE CORNERS COFFEE」を一緒に経営していく未来を誓い合います。
特別なお話ではないけれど、とても心がほっこりするような、大人としていろいろ考えさせられるような、オシャレで切ない作品でした。
「とめどなく、シュガー」を読む前に、こちらがスピン元だと知り読むことにしました。
いい年をした大人同士で更に大学時代からの親友でありカフェの共同経営者、お互いが大事で今の関係を壊したくない。
こんな拗れた関係に若いセフレや元カレが関わる事によって、新しい風が吹いて来てお互いの間にある停滞した空気を入れ替えてくれるんです。
両片思いが長い2人なのに簡単にくっ付かないところに凄く萌えました。若いセフレは公彦が思う相手を知り恋を諦め、元カレは別れた時に晴海が無意識に選んだ相手を再確認することになります。
お互いに相手の向こうに見え隠れする存在に嫉妬して、すれ違いながらも1番大事な存在が揺らがないところが凄く良かったです。
もし、2人が大学時代から付き合ってたらこうはならなかったかもしれないし、長く友人でいたからこそこの結果に繋がったのかと思いました。
ちょっと敬太だけ可哀想かなと思ったけど、あの2人に割り込もうとした時点でこの結果は見えていたと思うので、大人になる上で必要だったのかなと思いました。
リアル……、自分が主人公二人の年齢に近いからかもしれないけど、やけに沁みる……。
大学からの親友でお互いゲイだけど恋人同士ではないキミ(受け)とハル(攻め)が、長年の夢であるコーヒーショップを共同経営する中で、色々ありながら恋人同士になるというお話。
キミは大学の時にハルを好きだと気付いたけれど、“親友”という関係が馴染み過ぎて“恋愛”という感情を隠すことを選びます。ハルもいつの間にかキミを好きになっていましたが、イマイチ掴み所のないキミに恋心を打ち明けられず過ごしていました。それが敬太や雅人の介入で変わっていって……。
20代はモラトリアム、それを過ぎて30代はなんとなく自分というものがわかってきます。
何が出来て、何を諦めれば良いのか……。自分の気持ちの落とし所をどこに持っていけば苦しまずに済むのか……。悪く言えばズルく、よく言えば器用に生きられるようになるでしょう。
きっとキミとハルもそんな風に生きてきたんだろうなと思います。敬太や雅人の存在が無ければ、お互いの気持ちに蓋をしたまま終わっていたのかもしれません……。
二人が本当のパートナーになることが出来て良かった……。
二人が選択した「結婚」という関係も、ただ形式的に証が欲しいということではなく、もっと精神的な結びつきを求めているようで、色々経験してきた大人の二人だからありえる選択なのだなと思いました。
セックスの時にこうして欲しいとか素直に言えちゃうことも、二人で住むのにマンションを買うとかいう話が出来ちゃうことも、「ああ、大人な二人だなあ」と、すごくカッコいいなと思いました。見た目とかそういうことではなく、生き方が35才……児島先生、上手。
キミのセフレだった敬太は、本当にキミのことが好きだったんすね……切ない。
現在進行形で敬太のお話が進んでいるので、幸せになることを願ってます。
スピンオフが発売されたので、この機会にと読みました。
35歳、大学生からの親友でカフェの共同経営者。
長い年月で築いてきたこの関係を壊すのが怖くて言い出せない2人の両片思いでした。
恋愛以外は上手くいってる。
そんな2人があるきっかけから踏み出せない一歩を踏み出して…っていうお話です。
一歩を踏み出してからもすぐに答えを出せなかったり、もだもだしてますがそれが大人の恋愛なのかな、と。
仕事のパートナーと恋愛関係になって、別れが来たらダメージは計り知れないものね。
そりゃ勇気要るよ。
晴海の告白はストレートで良かったし、プロポーズ?もカッコよかった!
相手には別に好きな人が居るって分かっていてセフレを続ける敬太が切なかったですね。幸せになって欲しいわー。
雅人は自業自得としか言いようがないよな。自分の気持ち確かめるために仕事を利用してるみたいになってるのもどうかと思った。
どのキャラも顔が似てて、髪型もちょっと似てて読み始めは混乱しちゃったのが唯一のマイナスポイントでした。
雰囲気のある作品でした
お試しで気になっていた作品です
お話はあらすじ通り
メインの2人がじれったくて、大人なのに可愛くてきゅんきゅんしました
個人的には、けーたがすごく好きで彼が不憫でそこが辛い
サイドストーリーを是非お願いしたいです
親友ポジションは、居心地が良いというところがベースにあって、そこから関係を新しくすることに対する怖さは大人になる程大きくなると想像に容易いので、このお話の展開の仕方はとても読み応えがありました
攻めがカッコよくて、受けも体格良いのに可愛いギャップが良くて、受けのセフレもすごく良くて、だから攻めの元カレがすごく中途半端
それが残念だったかなぁ
どこかの海辺にありそうなお店。
そして居そうな店の経営者!
途中まで、
主人公の二人は恋人としてはくっつかないのでは⁉︎
……と思ってしまうほど、
敬太くんと小森くんが印象的。
特に敬太くんは可哀想だった……大人だなぁ……
読み終えた後、
こっちの二人のそれぞれのスピンオフとかないのかなと、
ついちるちるで確認してしまいました!
私的にはとっても好きなお話しではあったのですが、
これを言うと怒られそうですが、
ちょっとえちシーンが……なんというか……
あくまでも!私には!合わなくて、
そこまでハードに描かなくても……
という気分に……
きっとね、
流れ的にとてもリアルに感じてしまったからかな。
物語的には必然の描写だと思いますしね。
でもカップルとしても本当に居そうで、
この時代、居ても全く違和感ないなと。
こんな店の常連になって、
暖かく二人を見守りたいv
そんな気分になる一冊でしたv
評価は神寄りの「萌×2」で!