そしてまたキスをして

soshite mata kiss wo shite

そしてまたキスをして
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×214
  • 萌11
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
136
評価数
36
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
露がも子  

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビボピーコミックス
発売日
価格
¥659(税抜)  
ISBN
9784799741832

あらすじ

「男同士とかじゃなくて、俺とのことだけ考えて」

中学時代、男とのキスが噂になって以来、
自分を偽ってきた優等生の春川。
ある日、キスの相手・古賀が入学してきて!?
最悪な再会のはずなのに、自分を追いかけてきた古賀の
一途な気持ちに、春川の心はかき乱されて…。
無口な執着ワンコ×振り回され副会長の
じれったくて痛切ない青春ラブv
エモきゅんで話題の実力派、デビュー作!!

表題作そしてまたキスをして

高校1年生・新入生代表
生徒会副会長

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下:漫画

レビュー投稿数4

後輩の執着がよい!

初読みの作家さま、と思ったらデビュー作だと知りました。タイトルと表紙にひかれて電子版を試し読み→購入しました。作画がとても美しく、わたしの好みでした。

中学生の時、後輩の古賀くんとキスしてる所を同級生に見られてバカにされ、思わず自分を否定してしまった春川くん。男の子にときめいてしまう自分を封印して、古賀と別れ県外の高校に進みます。優等生の春川くんは生徒会で活躍中。まつりくんという友人も出来、高校生活を楽しんでいたのですが…なんと、春川くんを追って古賀くんが同じ高校に入学してきます!そこから自分の古賀くんへの気持ちに再度気づいていく春川。傷つかないように殻をかぶっていたのは春川だけではなく、友人のまつりもまた、過去に辛い経験をしていたのでした。古賀くんの登場で痛みを伴いながらも関係を深めていく彼らに胸キュンでした。とにかく、古賀くんの執着、よいです。

描き下ろしで初エッチ。入れた途端に出てしまった古賀くん、可愛すぎる。この若々しいエピソード大好物でした。

電子版おまけは「しばらく後の二人」。朝を一緒に迎えたのかな?ぎゅっな感じが良かったです。

7

一途な高校一年生✕臆病な高校三年生

年下に絆されていく年上が好きな方にオススメです。

中学の先輩後輩だった二人が高校で再会するところから物語が始まります。
中学のときから一途に受けが好きで、受けを追って高校に入学してくるので攻めの執着ぶりが凄いです。

中学のときに攻めとキスしてるところを見られ、クラスメイトにからかわれた受けは人目に対してかなり臆病になっています。
けれど、攻めの愛に絆されて段々と気持ちを受け入れていってるところが良いです。

受けの友達も受けと似たような過去があり、険悪な雰囲気になりましたが、良き友人関係を築けることが出来てホッとしました。

初夜は描き下ろしでした。
ほかにえっちなシーンはありません。
高校生なので挿入したら出ちゃったところが微笑ましいです。
リベンジえっちは朝チュンで終わったので、エロが苦手な方にもオススメです。
ちなみに、電子では指とアレを挿入するコマ(2コマ)に白短冊の修正が入る程度の微エロぶりでした。

0

過去に怯える面々が切な尊い・・・

中学の時に後輩の古賀とキスしているのを見られゲイかとからかわれ必死にごまかした幸一。
他県に進学し、高校でもゲイであることを必死に隠すが古賀が幸一を追いかけて同じ高校に入学!!

古賀の、中学時代からずっと好きで一途に想い追いかけてきたワンコっぷりが可愛かったし、まっすぐっぷりがまぶしかったです!
周りの目が気になる幸一が、露骨に距離が近い古賀に距離感を気を付けるように注意するも、言うことを聞いて”友人の距離感”を演じる古賀に寂しさを感じ古賀を欲しがってしまうのがもぉ~キュンキュンでした!

古賀の気持ちを知り冷酷な態度をとる幸一の友人・まつりが、初っ端からゲイへの嫌悪感を露骨に出していたけど、その理由が切なくて・・・まつりの幸せをめっちゃ願いました!!
まつりの件をキッカケに”いつものメンツ”である友人に相談し、自然と一歩引いてたことや友人本人も壁を感じていたことを和解したのに胸がきゅーってなりましたね。。。
今までとは全く違う楽しい高校生活を幸一たちが過ごせそうですごくホッコリできる終わりでした!

6

切ない

「不幸くんはキスするしかない!」を読後に気になったので、こちらも購入してみました。

こちらの作品はシリアスでした。
中学時代に後輩の古賀とキスをしているところを目撃された春川は、逃げるように県外の高校に進学しました。

それからは自分の性向がバレないように常に緊張して、友達付き合いにも壁を作っていました。
そこへ古賀が同じ高校に追いかけて入学して来ます。変わらずに慕ってくる古賀を拒絶するのですが、古賀は堪える様子も無く絡んでました。

拒んでも好意を示してくる古賀に春川はやっぱり好きだと再確認するのですが、友人の安藤まつりがホモに対して過剰な程の嫌悪感を示すので、周りに2人が友人に見えるように古賀に念を押します。

友人達と遊園地に行った帰りに、まつりに古賀と付き合っているか聞かれて返事が出来ないでいると、古賀は付き合ってないが自分が一方的に好きなだけだと春川を庇いました。

するとまつりは一方的に古賀を罵って去って行きました。普段は優しいまつりのあり得ない姿に春川はとても驚くのでした。

その後にまつりも中学時代に同性と噂されている事を知って、春川はまつりについて何も知らない事に気がついて話し合う事を決意するのです。

相変わらず古賀を敵視するまつりに、春川は自分は同性愛者で古賀を好きな事を告白します。

このシーンが友人に嫌われるかもしれないと緊張する春川の様子がとても痛々しいのと、まつりの古賀を嫌悪する表情にまた悲しく思いました。

春川には中学時代にあった事を知らなかった古賀が、春川が逃げても気持は変わりなく探して追いかけて来てくれました。

対してまつりはSNSで写真を回されたばかりか、付き合っていた先輩に関係を否定され自分を巻き込むなと言われていました。それから同性愛について過剰に拒否感を表して自分を守っていたのでした。
先輩に好意を示されてとても嬉しそうな表情をしていただけに、とても痛々しくて可哀想でした。

2つの幼かった恋心が全く違う結果になってしまったのがとても切なかったです。
それでも古賀と春川の幸せそうな姿を見て、まつりが恋人が欲しいと思ってくれたのはとても良かったです。

春川は諦めないでくれた古賀にお礼を言って改めて付き合ってくれと告白していました。

描き下ろしでは古賀が春川を好きになった中学時代のお話しと2人の初めてのセックスが描かれていました。とても初々しくて萌えました。
またゴムを用意して無くて諦めてかけていた古賀に、春川がゴムとローションを用意していたと持ち出して来たのがまた初々しくて良かったです。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う