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作家さんの新作発表
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あらすじ
「近ごろ崇が俺んこと避けよる……」。幸久は、大好きで大切な幼なじみの崇に、急に距離を置かれてとまどっていた。理由も教えてくれない、そばにも寄らない。崇との間にできた、たった1メートルの壁に、幸久はズキンとしたり、イラッとしたりするが……!? 麻生海と久我有加のタッグがくりだすココロにヒット☆なラブパンチ!!
絵がキレイなのと、目が印象深かったので表紙買いな一冊。
もともと、麻生先生の絵は好きです。
正直、原作付のものだったので、あまりお話には期待していなかったのですが・・・・
(原作有りのモノは、まとめ切れてなかったりする事が多いので)
良い意味で裏切られました。
なんて、不器用で、初々しいすれ違い!
あぁ~そういう事、気にするよね~って、思いながら、ハラハラ、ドキドキ、たまにうるっと
しながら読了。
幼馴染みの二人の不器用な初恋のお話でした。
崇がなぜ、幸久と距離をとっていたのか?
これがこのお話の最大のポイントになりますが・・・・
うん。たしかに、カッコ悪いよ崇君。
気にしちゃう気持ちも分からなくもないですが(笑)
切ないポイントは2話目【カッコ悪くてカワイイ君】の幸久でした。
まぁ、ちょっとした勘違いで幸久が凹んでるんですが、
そこの感情描写が上手でついついホロッときました。
話的には、BLではよくある話なんですが。
あと、回想シーンで、二人の小学生時代が出てくるんですが、
幸久の可愛さにコロッとやられました。(笑)
ただ、絵はとってもキレイで、幸久も美人さんなんですが、
崇の表情が乏しいように感じてそこが残念でした・・・。
じっくりと読ませる一冊で、大満足でした。
崇が序盤で拘っていることが、そこまで拘ることなのか?と思ってしまいました(まぁ、気になってる本人しか分からないことなのかもしれませんが…)。
性格はとても男前と思うんですが…そこは男前にならなくても!と思うくらい、ベクトルの向く方向が間違ってるよ!(笑)←その天然さに笑えたのですが…^^;
しかも、ちょっと古いタイプの硬派な気がします…それに追い打ちかけるのが使ってる方言かなぁ…大阪の泉南の辺りでよく聞く方言だと思うんですが、結構コテコテの大阪弁が使われてます(あっ、でもキツイ大阪弁じゃありません。むしろ柔らかくて上品な方の大阪弁ですw)。
私が大阪出身というのもあるかもしれませんが、この作品の中の方言の効力は大きいかもしれません…。
主人公2人ともすごくしつこい性格で、普通なら押し強すぎるだろ!というウザいレベルなんですが、告白の一言で萌えちゃうとか…反則だろと思ってしまいました(笑)。
お話の流れはとても細かく丁寧に描かれてると思います。
原作つきってストーリー展開が綺麗にまとまっているものだと思ってましたが、これはちょっと、というのが感想です。
麻生先生は、他にも原作つき作品を描かれていて、そちらはそうでもないので、原作の問題かな。
幼馴染の二人が、高校生になり恋人になる話です。大学では同居もしますが、メインは高校時代です。
高校生ほのぼの恋愛話とも言えるのですが、全体的に展開が地味です。
身長差が気になるとか、進路が分かれるのは寂しいとか、身体を求めてくれないとか。年相応で可愛らしくもあるのですが、どうにもいまひとつハマれないというか。ほぼ二人でぐるぐるしている印象がありますね。
「中立」よりですが、ギリギリで「萌」。ほのぼののんびり高校生が好きな人にはおススメです。
いまいちでした。
主人公のどっちも好きになれなかったです。
しょーもないことで誤解したり嫉妬したりしてる二人を、カワイイというよりはウザいとしか思えなくて。誤解するなら誤解するだけの根拠が欲しい。「ただ仲良く話してるのを見ただけで誤解する」というベタさというか安易さにはウンザリしてしまう。
心理描写が両者ともに乙女すぎる感じで、キュンとするべき場面でもキュンとなれなかった。
さんざん引っ張った初エッチも、引っ張ったわりにはコレ?って感じで。
「身長差にこだわる男らしい攻め」というコンセプトは好きなんですが、それも生かしきれてなかったような。
付き合いはじめてからは特に、もうちょいナチュラルな余裕が欲しいなと思いました。
麻生海さんオリジナルのワンコな描きおろしは可愛くて楽しくて萌えました。
麻生海さんのセンスは好きだなーと思いました。
ぶっちゃけ原作のストーリーが私は好きじゃないんだなと。そういう結論です。