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kataomoi wa saiaku
1ページ目から黒髪大学生が爽やかな笑顔で「俺とセックスしてくれ!」と
幼馴染に無茶なお願いをするシーンから始まるこの作品。
見事な出落ち!!そしてインパクト!!!
「いやいや…いやいや…えっ?なんで?」と
主人公と一緒に突っ込んだ読者はきっと私だけじゃないはず。
何この出落ち感、そしてものすごいテンポの良さ!
一瞬にしてこの本の購入が決まりました(笑)
物心ついた頃から、幼馴染の松雪冬馬に片思いしている大学生の夏岸燎。
生活能力ゼロの冬馬のためにご飯を作りに冬馬の部屋へ通う日々。
BL漫画家でもある冬馬は「自分にしか描けない最高のBL漫画」を描くため
実際抱かれてリアルな受の体験をしようと燎に「アナルセックスしてみたい」と
無茶苦茶なお願いをしてきます。
自分の下心がバレたんじゃないかと内心ビクビクしていた燎ですが、冬馬の提案に、「やっぱり俺には脈なしか」と落ち込んだり、「燎以外頼めない」と言われ喜んだり…。
結局「他の男に頼むぐらいなら…」と冬馬に協力することに…。
もう最初から飛ばしまくりのこの2人のやりとりがコントのように面白く、燎の葛藤が真面目であればあるほど何故かアホっぽくなり笑えるという不思議な現象が起き、ページを捲る手が止まらなくなります。
冬馬は冬馬で黙っていればイケメンで美人さんなのに、口を開くとどういう訳か武士のような不思議な話し方。見事な天然でしょっちゅう燎を振り回し、自分に向けられた切ない恋心には全く気付かないBL馬鹿。
果たしてこの2人、どうよ…。Hする雰囲気出ないんじゃあ…と不安になる私の予想を裏切り、強烈に色っぽい冬馬。辛抱堪らずスイッチオンする燎。
エロも擬音多めスピード感溢れるエロ。(私の大好物なんです。嗚呼、ありがとう…。)
燎の「ずっとありえないと思ってた、こいつを抱ける日がくるなんて」という心の声が切なかったです。
暴走し、冬馬が起き上がれない程激しいHをした後、
『今日の記憶を一生のオカズにするんだ』…としんみりする燎でしたが、なんと、まだまだこの関係は続くようで…。
ともかく次から次へと笑かしつつも、セフレ、いや、それ以下でしかない自分の状況に思い悩む燎と、元カノに指摘されて、「燎が俺を好き?」と意識し始める冬馬、2人の関係の変化をコミカルに、時折切なく読ませてくれます。
実は、そもそも恋愛感情というものがわからない冬馬。
今までは言い寄られた女の子と付き合っていただけで、「好き」がどんなものなのか理解出来ない。
このちぐはぐな2人をサポートするBL好きの元カノや冬馬の漫画の担当編集さんがまたいい仕事してくれます。
とりあえずシリアスが続かない。いいシーンなのにギャグで落とす。でもそれぞれの心理描写やストーリーはしっかり描く。この絶妙なバランスが読めば読む程癖になる。
肌色多めの表紙から受ける印象とはちょっと違った、コミカルで心揺さぶるお話でした。
同時収録の「ちぐはぐな二人」は、上手くいってるとばかり思っていた同棲カップルの二人芝居をずっと見ているような新感覚の作品。
個人的にはまる一冊表題作を読みたかったのですが、エロ多め、あまあまな描き下ろしも読めたので、とても満足です。
小ネタたっぷりのこの作品。好きな方はすごく好きだと思います。
つっこみ入れつつ楽しいBLを読んでみたい方、是非是非お試しください♥
大学生でBL漫画家の冬馬がリアルなBLで最高の作品を描くためにと
幼馴染みの燎にアナルセックスをお願いするが、燎は幼い頃から冬馬に片思い…
鈍すぎる幼馴染みへの拗らせたせつない想いを攻め視線でエロ多めに描くラブコメなんですが
テンポよくサクサク展開して一気に引き込まれます!
エロ目当ての軽い気持ちで読み始めましたが、気持ちを隠したまま身体を重ねるせつない想いや
欲求に葛藤する燎にはキュンキュンしまくり!
オカン男子で冬馬の世話を焼く溺愛っぷりで周囲には気持ちがダダ洩れ状態なのもいい。
しかも幼・小・中・高と細かく差し込まれる二人の幼馴染みネタにほっこり、にんまりです。
攻めがドストライクなんです!!!
ガチムチで世話焼き幼馴染みの一途な溺愛攻め…普段はあまあまなのにHになるとSっ気を発揮する!
長年の想いもあるので毎回やりすぎてしまう傾向に…こんな攻めは堪りません…><
鈍感な天然美人受けの冬馬が無自覚に煽る言動に、あたふた振り回されている燎もカワイ~~!
二人の友人や家族には燎の冬馬への想いは初めからバレバレで、冬馬と上手くいくように
周囲がサラッと応援してくれている状況が作品を温かくしてくれます。
描き下ろし最高でした!冬馬くんが心配ですがあまあまのエロエロでした。
同時収録「ちぐはぐな二人」
幸せ同棲中の二人のはずが…クール美人受けが溜め込んだ不満を酔っぱらって吐き出すお話。
外交的でリア充な攻めは悪気なく、インドアな受けもそこまで気にしてはいない些細な出来事が
積み重なって大きな不満になっている状態。
ケンカ中に停電になり、暗闇の中で受けが敬語でねちねち愚痴って出て行くと言うなか、
攻めは始終大らかに受容していて包容力満点なのがイイ。
しかもいつも冷静沈着でクールな受けが駄々をこねているのが面倒臭くてかわい~と興奮。
攻めに受容されている内に自己嫌悪で反省モードになる受け…
お互いの愛を確かめ合う、あまあまで終了でHはなしですが充分楽しめました!
攻がひたすら受のこと好きで
ずーっと片想いしてて、甲斐甲斐しく世話した挙句
結局受は斜め上の思考。
こういう設定結構好きです((´∀`*))ヶラヶラ
というか、不憫な子がすきなんだよな。
ということで、好きな相手に甲斐甲斐しくお世話しつづけた
攻が受に「アナルsexしよう」といわれる話w
最初は斜め上の不思議ちゃんなのかなと思ってた受ですが
読み進めるとそうでもないのかなと思ったり。
好きな子と思いがけず合体できてさらにパニックの攻が可愛かったり。
実は~な幼少期エピソードも含め可愛いお話でした。
道具プレイなエピソード好き