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katabutsu oyaji to charaokun
はっとするような仕掛けや、山あり谷ありの激しい展開がある訳では無く、斬新なストーリーと言う訳でも無い…極端に対極的な年の差カップル、と言う事以外はなんてことない普通の同居BLです。可愛らしい絵なのにオヤジがきちんとオヤジに見えるギャップ。ハイテンションコメディって程では無いかも?ほのぼの時々笑い、随所にある萌えポイントを通過しながら、最後には心温まる優しいお話です。
元々不器用な性格の上に、妻との離婚がトラウマとなって心を閉ざし疑心的になってしまっている正宗を、竜巳が笑顔と優しさで癒し、距離を縮めていくのをひたすら見守る事が出来ます。
チャラ男と言うと女のコや他の男と絡むシーンを想像しがちですが、普通の友達付き合いのシーンがあるだけ。正宗の方も元奥さんは最初の回想にしか出てこないので面倒事は一切無し、安心して読めます。
若干あるとすれば、竜巳が友達2人と仲良くしているのを見て正宗に変化が表れる所でしょうか…正直40超えたオヤジにしては大人気無いかなぁとは思いましたが、そのおかげで自分の気持ちに気付けたのならその友達もキューピットなのかもしれない。
一方、正宗サイドには倉戸さんという同僚が登場し、正宗の背中を押してくれる…主役二人が結ばれる為には彼の存在も大きかったと思います、どんな境遇の人物なのかちょっと気になってしまった、セーター姿がオシャレですね。
オヤジを題材にした作品はついオヤジに着目しがちですが、今回はあえて竜巳を推したいです。ちょっとしたきっかけから最初は下心で転がり込んだけれども、パッと見好き放題しているように見えて、きちんと家事をして時には息抜きの時間を提供してくれる。
そして、本当は正宗をよく見て理解している、口に出さない部分や表面上からは解りにくい一面も…いつもヘラヘラしていた竜巳が、最後に真剣な表情で思っている事を全て伝えるシーンはちょっと感動してしまった。本当の自分を解ってくれる竜巳に出会えたから、正宗は心を開き再び前へ進む事が出来る、まさに「良妻」でした。
そういえば、こういうのにありがちなのが黒焦げやモザイクのかかった食えない料理が出てくるパターン、竜巳は最初からきちんと食べられる物を作っているので立派だと思いました、エラい!
目に見えるHシーンは最後の方に1回だけありますが、この作品に関しては無くても良かったかなぁ、という印象。ページ数は少ないですが結構激しいようで意外でした。正直、ほのぼのな雰囲気から頭を切り替えにくかった…そういえば竜巳がまーくんは「マジ野獣」って言ってたもんね(笑)
一見対極的な二人ではありますが、最後まで読むと実は似ている部分もあった事が解ります、その部分が二人を巡り合わせたのでしょうね。
さあ、これからは正宗が竜巳に幸せを倍返しする番ですね!どうか末永くお幸せに…。
折紙ちよこ先生のおじさんもの。
表紙通り、苦虫系おじさんと若いチャラ男のカップリング。
何故この2人が?という馴れ初め部分は正直…無理筋の感はあり。
というのも。
部下と飲んでいていつに無く飲み過ぎ、朝起きたら隣に知らない男がいた、と。自分も相手も全裸で。
ただしそこにHの描写は無く、記憶も全く無い。
謝ろうとするが、しばらく泊めてほしいというチャラ男くんの申し出を断りきれずそのまま同居が始まるわけです。
はじめはチャラくんに警戒心剥き出しで、会社に行くにも貴重品を全て持って出る堅物オヤジ。
しかし、このチャラくんはとっても良い子だったんです。
毎日しかめっ面。
毎日苦虫噛みつぶし。
毎日疑心暗鬼。
だった堅物オヤジのこれまで。
そんな日々もチャラくんの明るさと素直さ優しさに、知らず心も和らぎ。
独占欲も育ち、そんな自分を見つめてチャラくんへの想いを自覚する…
…と、ある意味セオリー通りに展開していくので非常に読みやすい。
これはチャラくんの粘り勝ち?
堅物さんも若くて可愛い奥さんをゲットした気分で、これからは笑顔多めで過ごせるといいね!
タイトル通り、まじめなおじさんと、見た目はチャラいけど尽くし系の青年カップル。
離婚後やけ酒をあおって正体をなくしているところを、開放されたオヤジ、正宗。朝目覚めると、隣にチャラい青年が寝ていた。というBL出だしあるあるです。
どうも酔った勢いで致してしまったようで、青年、久我の方は正宗にメロメロですが、正宗には全く記憶がなく、状況に戸惑いっぱなし。
しばらく置いて欲しいという久我を、しぶしぶ家に置くことになります。
正宗はそこまで堅物でもないですが、真面目なサラリーマンで、戸惑いますが押しに弱く、料理を作って待っているいたいけな久我にほだされる格好。
傷心の自分を優しく包み込んでくれた久我と相思相愛に。
最初はpixivで公開されていたということで、絵の描き込みが荒いですが、ほっこり
するストーリーでした。