それでもあなたに抱かれたいです。

嫌われ上司とパーフェクト部下

kiraware joushi to perfect buka

嫌われ上司とパーフェクト部下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
78
評価数
26
平均
3.2 / 5
神率
3.8%
著者
折紙ちよこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784815500986

あらすじ

「次長、好きです…俺が相手じゃダメですか」
社内一の嫌われ上司・五十嵐次長は、部下の百瀬を目の敵にしていた。
イケメンで人望がある上、仕事もできる百瀬は、
五十嵐がどんなに無茶な仕事を押しつけても軽々とこなしてしまう。
そんな彼がどうしても気に食わない五十嵐は、いつか蹴落としてやると密かに画策していた。
ところがある日、酔い潰れた五十嵐が目を覚ますと、なぜか裸の百瀬とホテルにいて…!?

素直になれない上司×一途すぎる部下の、不器用なオフィスラブ

表題作嫌われ上司とパーフェクト部下

五十嵐浩平,45歳,ひねくれ者の嫌われ上司
百瀬 渉,26歳,五十嵐に臆しない新人

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:あとがき・イラスト

レビュー投稿数8

ひねくれオヤジがオフィスラブ?!

表紙の二人に惹かれて気になっていた作品で、テンポのいいコミカルなオフィスラブ。

嫌われ者を好きになる理由ってなんだろうと、受けにも好奇心。
45歳の嫌われ上司、ひねくれ者の五十嵐次長が目の敵にしているのが、
イケメンで人望があり仕事もできる新人の部下百瀬。

どうやったら恋愛関係感情が芽生えるのかと思ったら、部下の百瀬が真っ直ぐな天然。
五十嵐の嫌味やいびりを真っ直ぐに受け止めて、気に掛けてくれていると勘違いし片想い。
でも、展開が強引な感じもなく、スッと入ってくる。

なので、五十嵐が酔って二人が身体の関係を持ち、百瀬が好きだと告白してからは、
今度はひねくれ者の五十嵐が素直じゃないので、
昇進の為に媚を売っている?脅しのネタにしようとしてる?と、
色々と勘繰ってはアタフタする姿に笑って、自然に引き込まれます。

どちらにしてもノンケのオヤジ、男なんかと拒否でしたが、
抱いた感覚が心地よくて忘れられず、結局身体だけの関係ならとOKする。

初めはありきたりなラブコメだなと思ってたんですが、
読んでると味があるというか、百瀬は黒髪メガネスーツのスマートなイケメンなんですが、
五十嵐の前では、一途で健気な美人受けに変身してしまう。
それが、嫌味じゃなくてドキッとさせられる表情なのがいいです。

五十嵐は仕事が生き甲斐で、部下に横柄な枯れたオヤジですが、
無自覚な百瀬に返り討ちにされたり、一途に迫られてアタフタして、
酷い扱いをしてると思ったら結局取り込まれて、ヤキモチで嫉妬して、一人相撲でバタバタしてる。
気づけば45歳の嫌われ上司が、無自覚一途な天然に振り回されている爽快さ。

五十嵐がずっとそれなりのオヤジ描写なんですけど、それがいい。
急にかっこよくなったりしない、45歳の枯れたオヤジ攻め。
最近あるようでないなと気づいたら、このオヤジも可愛く見えてくる。

何よりも、百瀬がずっと一途で健気で可愛くて、普段のスーツ姿はカッコイイのが作品の魅力かな。
変なところでメス感をださない、ちゃんとリーマンなのがいい。

そしてオフィスラブ、ちゃんとお仕事ネタも盛り込みながら、海外転勤話?!
真っ直ぐにぶつかる百瀬に、おまえなんか嫌いだ、嫌いだと言い続けるひねくれ者。
素直になれない枯れたオヤジですが、ちゃんと恋愛できるのねと、何だか笑いが漏れつつ、
百瀬にロックオンされなかったら、寂しい孤独死待ちの人生だったハズの五十嵐に、
良かったね、百瀬を大事にしてねと言いたくなる、そんなお話でした。

全編通してあるエッチシーンが、軽めなんですが好みのエロ。
百瀬の色気によるところが大きい、五十嵐にエロは感じなかった私。

カバー下のイラスト漫画好きです。

※紙本:修正は白抜きです。

6

誤解されやすい2人の不器用な恋

百瀬くんの健気な姿がたまりません!!"あんなひねくれ上司ー"って思っていましたが笑、五十嵐さんも確かに仕事は真面目だしなんか憎めないんですよね(^^;;イヤと言いつつ百瀬くんにハマる五十嵐さんが段々可愛く見えてきます笑( ◠‿◠ )

五十嵐さんが嫉妬して感情を露わにするところが大好きです(^○^)ひねくれてるとか怖いとか上司とか関係なく、ただの嫉妬深い男でしかなかったです。蚊に刺されをキスマークと勘違いしてかぶりつくところが最高ですね!!

まさかの百瀬くん海外転勤…実際話はなくなりましたが、五十嵐さんの気持ちを煽ってかき乱すには良かったと思いました笑!

百瀬くんが五十嵐さんを好きになったきっかけ、それは些細なことかもしれないけど、人を好きになるには十分な理由だと思いました。知れば知るほど好きになる…"愛してるんです"にグッときました。キュンとしました!

嫌われてるなら、これ以上失うものはない。だったら、好きでも嫌いでも、感情を向けてくれるだけでいい。何か五十嵐さんの中に、自分(百瀬くん)が残ればいい。この感情、胸が熱くなりました。すっごく素敵!!

お気に入り作品なのでぜひ読んで頂きたいです( ^ω^ )

1

受けの百瀬にのみ萌え

いやー、ほんと、上司の五十嵐が嫌な奴……
ある意味、正直に生きてるってことなのかな?
ツンツンの上司と一途な部下のラブコメです。

こういうのって、ツン上司がデレに転じる所が面白味なんじゃないかと思うんです。
でも、五十嵐がほとんどデレなかったからトキメキが足りなかったよ……

部下の百瀬はとっても一途で、仕事の時のクールな姿からは想像もできないくらい、ベッドでは乱れる。
このギャップは堪らなかった♡
ネコなのもいいのよ。

でも、肝心なところ……どうして五十嵐がそんなに好きなのか?
そこが全然伝わってこなかった。
五十嵐が最後まであまり好きになれなかったなぁ〜
五十嵐に百瀬はもったいないよ。

2

ひねくれおっさんが恋に落ちる~

部下たちからガッツリ嫌われるほどにひねくれてるパワハラ上司・五十嵐が、酔った勢いで真面目な部下・百瀬を抱いちゃってそのまま告白されちゃうお話♪

他の部下と同じようにひどく当たっていたのに真面目な百瀬には「的確な指導」と捉えられていて五十嵐の株は上がるばかり(笑)
ド真面目で五十嵐よりも背の高い百瀬が抱いてほしいと強請るのは・・・あらやだカワイイ♪
そりゃひねくれ五十嵐も絆されちゃいますわな。
常務との関係を勘違いして嫉妬したまま激しく抱いちゃうほどにー♪

後半の資料室での言い合いは胸キュンでした♡

1

またの名を「心の狭い上司と変人部下」

折紙ちよこ先生のおじさんもの。

主人公は会社の次長・五十嵐。
結果主義で、部下を怒ってばかり。当然部下たちからは嫌われている。
そんな五十嵐が今イラついているのが新人の百瀬。
何しろ仕事がデキる。言われなくても先回りで完璧な仕事をする。無愛想だけが玉に瑕で、周囲も一目置いている。
そうなると逆に妬み嫉み反発心もろもろ、とにかく気に入らない…
…という出だしなわけですが。
これがね、五十嵐がほんとにイヤな感じで。
普通は心の中では可愛い部分もあるよ、みたいなのがあるものだと思うんだけど、全く長所が描かれてないというか。
ある意味パーフェクトに人から嫌われる五十嵐って感じ。
だから、そんな五十嵐を好きだという百瀬が結局変人じゃん、という風に読めてしまう。
まあ、百瀬の方は五十嵐への恥じらいと普段の無愛想とのギャップ萌えはありだと思う。
ホント、なんでそんなに五十嵐が好きなの?っていうくらい一途な百瀬です。イヤ、一途通り越して話を聞かないヒトみたいになってる。
私としては、性格悪くて威張ってる五十嵐の方が受けになってめちゃくちゃのトロトロになるのでも良かったかな…

1

タイトル通りの上司と部下

五十嵐はタイトル通りの嫌われ上司。
いくら社内で愛想笑いをするのが面倒だからといって、いつもあんな調子でいられたら絶対嫌だな…と、想像してしかめっ面になるくらいに五十嵐が苦手でした(汗) 
百瀬の一目惚れ立ったわけですが、中身を知れば幻滅しそうなもんなのに
ますます気持ちは盛り上がっているという…
彼はドMなのかもしれませんね。
でもなんだかんだ、バランスのいいふたり。
ふたりかずっと一緒に居る姿が目に浮かぶなラストがすごく良かったです。

0

どこが好きなのかさっぱり…

“嫌われ上司”と言えども“パーフェクト部下”が彼を好きなら
いいところがあるんだろうなと思って読ませていただいたのですが
申し訳ないことに全然良さがわかりませんでした……。
百瀬は五十嵐を「真面目で根は優しいところが好きなんです」って言ってましたけど
いやいやいやいや、口が悪いのだけで充分イヤだよ??
こんなに上司としての度量というか懐が一切感じられなかったのも珍しい。
それに、百瀬がちゃんと本心から「好きです」って言って
抱いて欲しいから自分で準備してるのに
「男のケツなんか弄りたくねーんだこっちはよ」とか酷い言い方。
勘違いではありましたが、嫌いだと言っておきながら独占欲出してきたりなんだそれ…。
なんだかんだで絆されて付き合うことになって
最後のセリフは百瀬にとってはこの上なく嬉しかったでしょうけど
残念ながら五十嵐に魅力を感じられないので私には響かなかったです。
とにかく百瀬が健気。
普段ニコリともしなさそうなのに好きな人の前で赤面したりというギャップが好ましかったです。
私は優しくない攻めが苦手なので、
これが百瀬×五十嵐だったらここまで辛口にならなかった気がします。
上か下かでそんな違うものかな??と自分でも思ってしまいます。すみません。

2

嫌味や策略が全て空回り

新入社員、百瀬が自販機の前でお財布を探していると、
後ろから五十嵐が現れ「早くしてくんね?」
「一目惚れでした。」

…???
自販機もゆっくり使わしてくれない人がいる会社なんて不安でしかない…。

例えばたまたますれ違っただけとか、
遠くでバリバリ働いているのを見てなら、
顔や雰囲気に惹かれて一目惚れでもおかしいとは思わないんですけれど、
このムっとするシーンをわざわざ入れてしてしまったせいで、
順番待ちも黙って出来ない攻めと、
理解不能で都合の良すぎる男な受けの両方にイラっとしてしまいました。

五十嵐の嫌味や仕事を理不尽に増やす行為は、
百瀬は誉め言葉、積極的に仕事を振ってくれる、といい感情で取ります。
はっきり嫌いだと告げられた時に至っても距離を置かず、
もうこれ以上失うものは無い、どんな感情でも俺に向けてくれれば…と、
若干ヤンデレ臭すら漂わせ始めているように見えます。

まるでパーフェクトフィルターでも通しているかのよう、
五十嵐の嫌がらせや策略、忌避などのマイナスな感情や動向を、
ネガポジ変換辞典のように全てプラスの方向に変える所は面白かったです。
何だかんだ五十嵐は百瀬には敵わず恋人関係不可避だなぁと。

作者さんは後書きで、自分が嫌われていることを自覚している人間が
いい男に純粋に好かれて戸惑う姿を描きたかった旨を書かれていました。
五十嵐のひねくれっぷりとデレ比率の低さは最後までブレない、
私個人としては、五十嵐が最後くらいはもうちょい素直になって、
はっきり「好き」を認めてくれたらまた少し印象が違ったかな?

その不落の姿勢と、適度な距離感を保った関係、
まばたきをすると見逃してしまいそうな一瞬のデレが、
逆に萌えツボに刺さる読者さんも居るんだろうな~、
合う人には合うと思います。

1

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