マーメイド・マーダーズ

mermaid murders

マーメイド・マーダーズ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神59
  • 萌×219
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
381
評価数
84
平均
4.6 / 5
神率
70.2%
著者
ジョシュ・ラニヨン 

作家さんの新作発表
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イラスト
門野葉一 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
シリーズ
マーメイド・マーダーズ
発売日
価格
¥1,000(税抜)  
ISBN
9784403560354

あらすじ

有能だが冷たく、人を寄せつけないFBIの行動分析官・ケネディ。彼のお目付役として殺人事件の捜査に送り込まれた美術犯罪班のジェイソンは事件が起きたキングスフィールドで幼少期を過ごし、連続殺人事件で幼なじみを失っていた。ケネディはその事件を解決に導いた伝説のプロファイラーだった。捜査が進む中、当時の連続殺人事件との共通点が発見される。あの悪夢は本当は終わっていなかったのか――!? 「殺しのアート」シリーズ第1作。

翻訳:冬斗亜紀

表題作マーメイド・マーダーズ

サム・ケネディ,FBI上級特別捜査官プロファイラー
ジェイソン・ウェスト,FBI特別捜査官,33歳

レビュー投稿数15

面白かったー

普通にミステリーとしても面白かった
BL的にはきゅんとする箇所が所々あり、お互いを意識しだして好きになっていく過程がたまらなく萌えました。
M/Mと呼ばれるジャンルは初めてでしたが良かった!いつもエロ満載なノベルばかり読んで来ましたが、エロ少な目なのもいいですね。

翻訳ものはあまり読んで来ず、別サイトのお勧めで題名を目にして興味を持ち買いましたが、初めの数ページ読んだら、独特な言い回しに慣れず、買ってから暫く積んでました。
何気にもう一度チャレンジし、なんとか言い回しに慣れていき読める様になったら、先が楽しみ過ぎてあっという間に読み終わりましたね
ジョシュラニヨンさんのファンになりました!笑

言い回しに慣れるまで抵抗あるかもしれませんが、内容は面白いです!
BL的萌えも面白いです!
是非読んでみて下さい

1

読みやすかったです。

翻訳作品ってわりと相性があって、個人的には超有名人気作でもあまりスっと頭に入ってこないなぁ、、、なんてこともあるのですが、冬斗先生の訳はとても読みやすく、ページをめくる手がとても早かったです!!

そしてこちらの「殺しのアートシリーズ」1作目。
犯罪ミステリーなので甘くはないのですが、人魚モチーフのお話を、海外文化を学びつつ(色々調べながら読み進めたので時間はかかった!)最後までハラハラしながら読みました。(あと、アルコール呑めないのにとてもお酒を呑みたくなりました)

同時に、サングラスな渋いナイスミドルな攻めの挿絵が描写ぴったりすぎて吠えそうになりました。

最新刊が最近出たばかりなので、攻めとの関係など1作目に比べてどう変化しているのか、巻数を重ねていくのがこれからとても楽しみです。




0

海外ドラマ+BL

殺人事件を舞台にしているのでグロイ描写や精神的に重たいシーンがあるのではないかと心構えしたのですが、心理的ダメージは無く良い意味で海外ドラマのようでテンポも良くミステリーの方面でも楽しめました。

何も情報を共有しようともしないケネディにめちゃくちゃ反発するジェイソンが皮肉的な返しをしたり無鉄砲に突っ込んでいくあたりちょっと落ち着けと感じる面もあったのですが、立ち向かう人の方が好きなので良き。

そんな合わない二人がくっつく瞬間は突然で。大人な二人が余裕なくもつれ合う表現が良かったです。
体の関係を持った後、期間限定の割りきった関係でと先に予防線から言ってしまうジェイソンですが。心の中であーだこうだ悶々としていてかわいい。

もうちょっとラブラブなシーンが欲しかったのもあり次巻を早く読まねば……

0

面白かった

翻訳ものとして比較的読みやすい文章だったかなと思います。
言い回しの独特さなどはありますが、スっと頭に入ってきました。

ミステリとしてシンプルに楽しめました。
雑にお前怪しいぞ! お前が犯人やろ! と思っていた相手が真犯人でちょっと嬉しかった(笑)

二人共に因縁のある事件で、事件を通してお互いのことが分かっていく展開が良かったです。

年下のジェイソンが少し子どもっぽくて、幼馴染と揉めている時はちょっとイライラしました。猪突猛進な行動といい、落ち着いてー!!! と言いたくなった。
と思ったら、ちょっと怖がりで、優秀なのにポンコツな所が可愛かったです。愛嬌がある男でした。
殺人は専門では無いなか、自力で犯人を見つけ出したり、独自の視点から捜査を進めていて良かった。

物語が進むにつれ、ジェイソンの暴走に振り回されるサム。ジェイソンが床下に落ちた時のサムの焦り方が面白かったです。
というか、ジェイソンのドアの前で逡巡するサムの可愛さよ。
二人してモダモダして、素直になれない中年男が可愛い恋愛模様でした。

ミステリと恋愛、両方楽しめました。

2

FBI捜査官のバディもの、年の差美味しい

同じ作者様の「アドリアン・イングリッシュ」がよかったので読んでみたシリーズです。

映画を見てるみたいな感覚で楽しめました!
FBI捜査官のバディもので、年の差もあり上司と部下って感じがおいしいです。
攻めのサムがヒーロー感があって格好良く、仕事に人生捧げてますって感じのキャラなのですが受けのジェイソンに惹かれてジェイソンのことばかり考えるようになった自分に危機感を抱く感じが美味しいなっていう。

ジェイソンが割とピンチになりやすくて、その都度サムが心配してくれたり過保護なところを見せてくれたりするのが萌え。

2

シリーズ1巻目

ジョシュ・ラニョン先生の未読作品がなくなってしまうので長らく読まずにいたこちらについに手を出します。

アドリアンシリーズしかりフェアシリーズしかり、ラニョン先生の作品ではお馴染みの言葉少なでグラマラスかつセクシーな攻め×多弁で首突っ込みたがりで庇護欲を刺激される受け…そう、これが読みたいんだ。あと相変わらずのアフターシェーブローションの香り。

分厚いかなと(電子書籍だけど)思いましたが、面白くてスルスル読めました。
2人の会話が親密になっていき、くるぞくるぞと思ったところでケネディが部屋に誘ってキターーー!!って感じでしたね。「たまらんな」byケネディ
ご本人等も疲れ果てた死と殺人まみれの1日で性欲高まってるでしょうけど、読者も緊迫からの"美しく生命力あふれ"た"ひとつの芸術"に気分が高まります。

ジェイソンはそれはそれは優秀なんでしょうけど、ホルスターを忘れたり"好きでない相手とは寝ないという自分ルール"なんて言い出したり、ほんとまぁかわいこちゃん。しまいには穴に落ちるし。こんな年下にうろちょろされたらケネディだって親鳥にもなる。

終わり方がまたいい。最後のセリフから間髪いれずに続きの巻が読める。幸せです。

ところでラニョン先生、女性かと思っていたらどこかで男性との情報を得、そしてやっぱり女性だったんですね。

3

子犬を愛する狼のような関係

ジェイソンは子犬のような元気一杯のFBIですが、
対するサムはオオカミのような寡黙さで、この二人の関係はなんともかわいらしい。
読んでてサムの行動をじっくり観察していくと、愛情あふれる様にニヤニヤが止まりませんでした。
ものすごく骨太な作品で、読みごたえもばっちり!
実は図書館で借りたので、読んだことない方、また試しに読んでみたい方には図書館利用がおすすめ。

このかわいい子犬ジェイソンをサムがじっくりと回りくどく落としていくのも見物。
子犬ときたら、血気盛んで興味津々なものがあると一気に走って行ったり
こういう関係って僕まずいと思うんですよね、なんて言い出したりするかわいらしさ。
いいさ、逃げられるなら逃げてみろと言わんばかりに用意周到に追い詰めていく狼属性のサム。
かわいくてかわいくて仕方がない子犬を、心配で怒ったりもするサムとのやり取りが何とも言えず良かったです。

「マルコ!」
「ポーロ!」
には笑いました。

サムは寡黙なので愛をじっくり語ったりしませんが、それこそ朴訥に不器用にじっくりジェイソンを愛でています。
子犬にリードをつけておきたい(心配だから…)サムだけど
リードもなんのその。全然いうことを聞かずにまっしぐら飛んで行ってしまうジェイソンに一番振り回されているのはサムなんじゃないかなぁ。

ちょっと裏読みしながら、サムったら、ふふふっとニヤニヤできる素敵な本でした。
ちなみにストーリーもしっかりしてて、これが面白い。

さすがジョシュ・ラニヨン。
一度読んでみることをお勧めします!

6

またこんな終わり方する~(萌)

ジョシュ・ラニヨンさん、三シリーズ目を読んでみた。今回は挿絵の雰囲気も相まって渋い!特に相手役のケネディが鉄壁ガードな無表情男で、二人がどうやって近付いていくのかさっぱり見えなかった。

主人公のジェイソンは、過去に撃たれた経験からトラウマ持ち。出世欲が凄いらしいが、ギラついた感じはなく、繊細さも持ち合わせている。ちょっと頑固で人の話を聞かないところがあり、浮かんだ考えにすぐ飛びつく癖がある。
この作者さんの定番の主人公なのかな。ハンデを背負いながら、一人でも強くありたいと必死に立っている。現役バリバリの専門家から少し外した設定にすることで、読者を置いてけぼりにせず、ときに無茶な暴走もしてしまうような。
ケネディは前半はとにかくお堅い。表情も岩のようだと描写されるほど。
シリーズ一冊目らしく、二人ともワケありな雰囲気を匂わせていて、どんな背景が明かされていくのかとわくわくした。

ページ数の半分を過ぎてから、やっと話しやすいと認識するという、あまりにゆっくりな距離の縮まり方。かと思いきやいきなりの展開で驚き。さらにその一夜をきっかけに、ケネディの笑顔が増え、ジェイソンへの態度に努力が見られるようになる。分かりやすいセリフと視線を向けるようにもなり、どうした!?と言いたくなる変わり身。ギャップ萌えってやつかな。
ジェイソンは気持ちを打ち消そうと必死にぐるぐるしている心理描写が多かったが、ケネディの方は年齢が上すぎるのも気にしていたらしく、さらに深い葛藤があったようだった。ケネディ側の悩み具合もじっくり読んでみたかった。

告白もすごく回りくどい。ケネディの言い分はもっともで分かるが……にしても今までキレッキレで捜査してたくせに、んなモジモジするんかと……いや萌える。
終わり方は最高だった。おしゃれでカッコ良くて、こういうの好き。

事件がかなり好み(当然創作的な意味で)のもので、引き込まれるように一気に読めた。恋愛面の描写は抑え気味だが、十分満足。面白かった!早く次も読もう。

3

ラストに萌萌♡

いやー、余韻がヤバい。
私の語彙力の方がヤバいけど、とにかくヤバかった。
萌えて萌えて萌え転がりました♡
はぁ〜、素晴らしい。

コピーキャットを追うFBI捜査官のお話。
そもそもコピーキャットなのかそうじゃないのか……と、謎に包まれた事件。
上級特別捜査官・ケネディと、美術捜査班から転属してきたジェイソンが即席バディを組んで捜査にあたるサスペンスストーリーです。

いけずなケネディと、そんなケネディをよく思っていないジェイソン。
よそよそしくて重苦しい二人が捜査を共にするうち、徐々に砕けていく姿にニヤニヤしてしまいます。
二人の関係の変遷が凄く自然に描かれている。

長い本なので中弛み感はありましたが、犯人に迫っていく後半はドキドキワクワクでどんどんページが進みました。
犯人は……あー、ね。
そんなことで……と、いう感じでした。
事件としてはイマイチね。

それでも、ケネディがジェイソンの乳首を開発していく様子とか、お互いにモジモジしている感じも可愛くて良かったです。

そしてラストね!
まあ、可愛い♡
ケネディってこんなに可愛い男だったんだねー
ほんと、キュンキュンした♡
これは続きを読まなければ‼︎

3

さっぱりあっさりラニヨン

内容については他の方がレビューされているので割愛。

もの凄く王道。
もの凄く定番。

アドリアンシリーズのような深みを求められるとちょっと違うのかもしれません。
けれど、ミステリーとしてもBLとしても完成度の高いエンタメです。
海外ドラマと映画の中間のような仕上がり。
これはこれでありだと思います。
メンズラブ好きにもオススメします。

海外の雰囲気が味わえる、同時にミステリーもエンタメも楽しめるBL。
やはり最高です。
シリーズ化、希望します!!!

3

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