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kansatsutaisho no choumoteotoko ni mituskacchaimashita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
なかなか見つけられない「夏だ!ホラーだ!オカルトだ!」と同時進行でこそこそ始めた うちにある本の「レビュー0撲滅週間」
いやまぁね こんなことでもしないと一向に積ん読が減らないんですよ
何せあたくし 物欲モンスター なもので
生き物観察が趣味の生物部員が日々観察をしているのは「同級生」
陰キャが陰キャらしく見つめる先に存在するのは見るからに接点がない ゲイを公言する陽キャの爽やかイケメン
生物部員の菅原がめっちゃいい味だしてるし 何よりふたりの繋がり方に不自然さがなかったのがよかったな
そもそも同級生を観察してる時点でおかしな設定ではあるんだけど 接点がない対極にいるふたりをくっつけるのに ムリありすぎんだろ ってのがきちゃうとどうにも冷めちゃって
だから これはアリッ!
コミュ力強めな伊崎に転がされあっという間に縮まる距離
ふざけた雰囲気はあるんだけど 読ませたいところはハッキリしていて
ふたりの中にある 他人と違う自分
ここから 知らずにかけてる色眼鏡や 受け入れがたい他人の趣味嗜好をどう自分に落としこめるかって
うーーん
なかなか難しい問題を精神的負債を絡めて見せにくるので 出だしのコミカルさで高校生のきゃっきゃうふふを読みにかかると案外つらくなるし
王子さまキャラX地味凡人受のコミカル甘きゅん大期待で飛びつくと まったく方向違いになるのでご注意を
うううん お話は丁寧に練られててほんといいんだけど ラブがちょっと急展開になっちゃったかな
親友とも憧れとも違う沸き立つ感情に涙が止まらないのはいいし キモチを自覚してからの流れもほんとよかったんだけど
個人的な思いとしては ヤらずに終わりでよかったんじゃね?と
わざわざ最後につけられたセックスパートがコミカルすぎちゃって ちゃん♪ちゃん♪になっちゃったのよ
確かに若干重い話になっちゃったから 出だしのテンションに戻してくれようとの配慮なのかもしれないんだけど 余韻に浸る間がなかったせいもあって なんかもったいない気がしちゃったんだよな