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忘れられないヤツがいる――
hibari ga naitara tsukamaete
初めて読んだ円藤エヌ先生の作品でした。
めっちゃ好みの作画なのに今まで読んでなかったの不思議だな。
幼馴染の再会から始まるお話でした。
内容的には何度か読んだことあるような…っていう既視感のあるストーリー。
受けの志村が攻めとは対照的に苦労人な上、攻めへの気持ちも告げられずに作り笑いしてるのが切なかったですね。
中学生時代の2人のエピソードにもうちょっとインパクトのある何かがあれば良かったかなぁ、って思いました。
まあ何も告げられずに転校っていうのは、それ自体が結構なインパクトのある別れかもですね。
そんなん2人とも辛すぎん?
好きだから、自分の気持ちを伝えて榎本の世界を壊したくないっていう志村の愛情が胸を刺しました。
相手の幸せを願って自分は去るっていう志村の淑やかさが好きでした。
エロなしですし、辛すぎ展開もないので百戦錬磨姐様には物足りないかも知れませんが、BLにハマりたての方や学生腐女子さまたちにはオススメしたいお話でした。
元幼なじみ同士の再会ラブなお話でした。
連絡先も言わずに転校していった志村は
何か重たいものを抱えているのだろうか…と、ちょっぴりハラハラして読んでいたのですが
その辺については触れられていませんでした。
家の事情よりも榎本に気持ちを悟られないほうが重要だった、ということなのかな。
幼なじみと再会したら、相手を忘れるためにビッチになっていた…なんて展開はよくありますが
こちらの作品の志村はピュアっピュアで
再会できる可能性なんてなかったかもしれないのに、一途に榎本を想っていたことが伝わってきて萌えました。
一途とか健気とか、自分はそういうのに弱いんだなと改めて実感させてもらいました(笑)
そして、敢えて指輪ではなく時計を贈った榎本になんだかジーンときてしまった。
同じモノをつけている"証"より、一緒に同じ時を刻める喜びがあのプレゼントには詰まってたのではないかなと思いました。
絵的にもストーリー的にも無駄がない。とってもスッキリアッサリしたお話で、読みやすかったです。全体的に白いので、受けの黒髪が映えるのが印象的で、また良い!
大学生の榎本(攻)には忘れられない人がいた。夢にまで見る、中学の時急に転校してしまった幼馴染みの志村(受)。その志村と6年振りに大学内で再会する。しかし志村は大学生じゃないという。高校も中退して、現在は3つ掛け持ちで仕事をしている苦労人だった。浮かれながらも志村の幸せ願う榎本。しかし志村の方はたまに作り笑いをする。昔のように縮まらない距離に加え、だんだんと避けられるようになってしまいー…。
いわゆるノンケ×ゲイな感じです。
榎本は親友だと思ってたけど、志村は榎本の事が好きだった。だから何も伝えず転校したのに、再会しちゃうなんて。会いたかったけど、会いたくなかった!…的な。良くあるストーリーですが、スッキリとした円藤先生の絵柄が、綺麗に収めてくれています。
キスシーンはありますが、エロはなし。でもそれでいいのかも。少し身体ありきの関係というよりは、一緒に生きる道を選んでみた、気持ちよりのBLになっているので、この方がしっくりする気がしました。プレゼントも指輪じゃなくて、お揃いの腕時計。それを身に着けて迎える新しい季節・春は、とっても美しかったです。
多少、何で志村が高校中退することになったのか、掛け持ちで仕事してるのか、とか明かされず気になる点はありましたが…。きっとそのうち、社会人になった榎本が志村の生活を支えてくれると思う事で、解決といたしましょう(笑)
表紙に雰囲気そのままに、いやそれ以上にキャラの心の動きを丁寧に追った作品でなかなかよかったです。
突然いなくなってしまった幼馴染を、偶然同じ講義で見つける。
彼は実は学生ではなく、哲学が面白いからとモグっていて、実際には仕事を3つ掛け持ちする苦労人になっていた。
会いたかった幼馴染に再会できてはしゃぐ榎本。でも、志村は笑顔ながらどこかよそよそしい。
ゲイとして悩む志村と、戸惑いながらも志村を失いたくないと一歩踏み出す榎本。
絵が素敵で榎本がかっこいいですね。説得力があります。
キューピット役のバーのお兄さんも、ユキ(志村)のことを真剣に心配するいい役。
作者買いしてみようと思います。
幼馴染だった志村(表紙左)と榎本(右)。
中学の時なんの連絡もなしに引っ越してしまった志村を、榎本は大学の講義で偶然見つけます。
再会を喜ぶ榎本ですが、一方で志村は複雑な気持ちに。
榎本にずっと片思いをしていて、その気持ちを伝えてはいけないという思いから距離を取ろうとしていた志村。だからこそ、引っ越しの連絡もしなかったんだろし、再会も素直に喜べない...
重い話かな?!と思うかもしれませんがそんなことはありません。
色々考えこんでしまうタイプの志村に対し榎本は真逆で、そんな志村をしっかりすくいあげてくれます。
志村の気持ちを知った榎本の決断を"軽い"と感じる方もいるかもしれませんが、私としてはそんな榎本だからこそ志村にお似合いなんじゃないかな、と。
悩んでしまいそうになっても、大丈夫!って笑ってくれる榎本の存在は志村の心を軽くするでしょうし、その証拠にラストシーンでは志村もとっても幸せそうな優しい笑顔を見せてくれます。
エロ要素はほとんどなく、ピュアなお話。(ですが安心してください要所要所で榎本がキュン死攻撃してくれます)
春に桜を見たときのあったかい気持ち。そんな気持ちになれるお話です^^
中高生向けかな?
と思うくらいには全てがライトに進んだ気がします。
私の考えなのですが、
よくお家に行き来する仲だったのに、連絡先一つ聞けないでお別れ、という所が、ん?と感じてしまいました。
当時はそれほど気にしていなかった存在なのかもしれませんが、連絡先くらい、しつこいですね、やめます(笑)
一巻まるっと二人のお話で、作画はあっさりしすぎず、描き込みすぎず、丁度良い塩梅で私はかなり好みでした。エロいの下さい、是非。
受け君攻め君共にとても優しい子たちで、ふんわりと桜の花びらが重なるような、表紙の二人がこの物語の全てを語ってるような気がします。
なので、あまり暗かったり濃いのは苦手、ピュアな感じが好きな方、表紙でピンと来た方は一読してみてはいかがでしょうか。
このキレイなピンクの表紙に魅かれて購入。
タイトルも素敵だし…とちょっと期待し過ぎてしまいました。
大学生の榎本圭吾は退屈な「哲学」の授業中、14歳の秋に突然引っ越してしまった幼馴染で親友の志村幸央の事を思い出していました。
ふと教室を見回すと、何故か志村幸央にそっくりの学生が…。
なんと、6年ぶりに再会した2人。
実は志村の家は父子家庭で、14歳の時、父の仕事の関係で県外の祖母の家に引っ越したこと。そのまま高校へ進学するも働くために2年で中退。
今は3つの仕事をかけもちしながら、出来心で潜りこんだ大学の授業が面白くて時々講義を受けていることを話します。
奇跡的な再会を喜ぶ榎本でしたが、志村はどこか様子がおかしくて…。
志村は実は昔から榎本にずっと片思いをしていました。
せっかく再会出来たのに、なぜか自分を避けようとする志村を追う榎本。
志村が働いている酒屋が出入りするバーのオーナーの助言もあり、榎本への想いを告げる志村。
そして、「榎本がいる世界はオレには眩しすぎる」「もう会えない」と。
今まで全く志村の気持ちに気が付かなかった榎本は
「志村の気持ちを受け入れられるのか」と葛藤するのですが、割とすんなり答えが出ます。
「一緒に探りながらやってみようぜ」
うん。わかるんです。志村が好きだから性別関係なく一緒に居ようって。
でもね、こんなにあっさり決めちゃっていいの?榎本!!
あんまり悩んでるページなかったけど??これからのことちゃんと考えてる???
榎本はノンケだからゲイそのものもはっきり理解してないんじゃないかな~なんて心配する私の心をよそに、ふたりは幸せなキスをしてパピエンです。
大学生ですが、舌すら入れないさわやかなキスをしてハピエンです。
なんてピュアなの!?本当にエロなしなんですよ。
描き下ろしでふざけてベッドに押し倒している描写はありますが、やっぱりエロなしなんですよ(←しつこい)。
エロを匂わせるシーンさえないこの徹底した健全さ。
ピュアなBLを求めている方にオススメしたいです。
ただ、榎本の知らない志村の6年間。きっといろいろあったと思うんですよね。高校も中退してるし。そこをもう少し詳しく描いても良かったし、なんかこうもっとぐっとくる何かが欲しかった。
全体的にちょっと物足りなかったかな…というのが正直な感想です。
でも2人のはじまりはきっとこれから。
いちゃいちゃしたり、壁にぶつかったり、出来ればその部分が見たかったかな。
ともかく絵と表紙がとても好みなので今回は萌評価とさせて頂きます。