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魔法学校に集う、 獣人たちの恋の図鑑。
wizdams no kemonotachi
皆様にオススメしたい。
前作の方は読んでおらず、初めて買った作家さんでした。期待通りの出来で、大変満足しました。
登場キャラクターは皆スタイリッシュな獣人です。かっこよかったり、可愛かったり、面白かったりの様々な見た目で、獣人はじめての自分でも抵抗ありませんでした。絵がうまいです。
ストーリーは思春期の甘酸っぱい、キュンとくるような話が多いです。これがみんな人間だったら、代わり映えのしない作品だったと思います。
しかし、この作家さんはケモナーであり、自分のケモナーの世界を絵本のようなタッチで表現してくれました。
BL の楽しみと、作者の世界観両方楽しめます。
よいBL でした。
自分でも感心するんだけど、「獣人」ってそれだけでつい予約カートにポイポイしちゃうくらい獣人好きみたい。
それも、人要素多めのケモ耳より、より訳が分からない位の幻獣寄りだった方がもっとうれしい。
そんな私の性癖に凄く刺さる、「獣人の魔法学校」。
「獣人」が「魔法学校」でユニコーンだのグリフォンだの、出てきちゃうんだから、これはもう、ファンタジー好きの血が騒ぐ騒ぐ。
絵本のようなタッチの絵で描かれる獣人たちは、姿かたちに元の獣の特徴を残しつつ明らかに獣ではなく、思考回路にも元の獣の要素を残しつつそこはやはり魔法を学ぶ者たちで、性愛については皆それほどあからさまに積極的ではありません。
これだけの大きさと価格の本なので、エロ目的の方には決してお勧めしませんが、幻獣含む異種間のほんのりラヴの詰まった幸福なこの本、ファンタジーがお好きな方にはお勧めしたい。
装丁も設定もドストライクだったので、読んでみました。カバー裏が教科書みたいになっているのもお気に入りです。
BL未満なペアも多いですが、世界のもつ雰囲気と相まってどこか妖しげな魅力のあるお話ばかりです。
BL好きのみならず、獣好きにもたまらない一冊になっていると思います。
ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
一番のお気に入りは『喰らう者、喰われる者』のフロリオとニコルの話。
オオカミとヤギという弱肉強食な種別の2人が一緒に学校生活を送っていることはもちろん、その2人の体格差も萌えのポイントです。
最初はなんだかんだいいつつ一緒にいる仲の良い友達かと思えば、話の終盤ではおっと...?と少しほの暗い雰囲気を漂わせる2人。このギャップがたまりませんでした。
オオカミのフロリオは大きな身体に似合わずのっそりぽやぽやした性格のよう。よく授業中に居眠りをしてニコルに迷惑をかけています。それはニコルを抱きしめて無意識に彼を噛んでしまうこと。
その理由が実は彼に”印”を残したいという欲求からくるもので、きっと素はぽやぽやではないのだろうなと思わせる性格でした。
ヤギのニコルは、小さいながらもたくましく、かしましいといいますか...フロリオに迷惑をかけられながらもなんだかんだで一緒にいるよう。
そんな彼は、居眠り中に噛まれることを”気持ち良い”と感じていて、その表情は恍惚としています。
合わないように見えて、それぞれの腹の中は似ているような2人。
大好きです。
とつくにの少女というファンタジーで知っている作家さんでした。
不思議な世界感がすごく好きで、その作家さんが獣人でBLなんてもうたまらないです。
獣人たちが知識を学ぶためのウィズダムズ魔法学校。
見た目はハリーポッターのあの学校ですww
でもそこに通うのは全員人ではない獣を種とした獣人たち。
魔法学校なのに魔法を使うシーンはそんなにないです。
本が浮くとか、惚れ薬とかほうきとかちょっとだけ。
いくつかのペアがあるのですが、
受け攻めがはっきりわかるものがあっても本番がないので、おとぎ話のようなBLです。
しかも獣がリアル感があってすごいいい・・・・。
ヤギの目とかたまらないです。
動物界の捕食×被捕食のBLっていい・・・。
とつくに~でもそうなんですが、トーンがあまりなく、黒いものは黒く塗りつぶしてあるので
見えそうで見えない表情っていうのもそそりポイントです。w
一話一話非常に短いですが、妄想で補完しましょう。おまけもGOOD。
魔法学校を舞台にいろんな種類の獣人が見られる異種間BL?BL未満のものもありますが、キャラ同士の交流には萌えが詰まってました。
ネコとウサギやヤギとオオカミなど、多種多様な組み合わせがありますが、そのどれもが短編じゃもったいないキャラとストーリーです。終わってしまうたびにもっと読みたかった!と切ない余韻を感じました。
最初に収録されているのは可愛らしいカプのお話で、ちょっとベタなところが導入にぴったりです。その後シリアスだったりちょっぴりダークだったりする話も混じってくるんですが、それぞれ動物の特性が活かされていて面白いです。前の短編のカプが再登場する嬉しいサービス?もあったりして最高でした!
特に好きなのはトカゲとシカのお話かな。暖炉の前でくつろぐ二人の雰囲気がすごく良くって。独占欲むき出しのシカも素敵です。あ~でも最初のカプも好き。ネコとウサギで可愛い×可愛いできゅんきゅん!
おまけの4コマは笑いました。最後のオチは本当に心配になります…大丈夫?笑。
電子で読みましたが、装丁とかめちゃくちゃ凝って豪華に作って欲しいタイプの本でした。
私はハ◯ーポッターのような魔法学校という世界線がとても好きです。表紙を見て、「これは!!」と思って購入しました。肝心の中身はというと…想像を上回るほど良かったです。あまり完全な獣人には手を出したことはなかったのですが、さまざまな動物の習性をとても堪能できた一冊でした。どれも萌えで息ができないほど可愛かったのですが、とても好きなのは、求愛と友情と話したがりと聞きたがりというお話です。
求愛と友情
自信過剰でチョロい、くじゃくのヒューイと、腹黒執着なカラスのダグの2人がとても可愛いです。ダグのヒューイへの憧れが独占欲に変わっていく流れがとても良かったです。ヒューイを渡したくがないために、嘘をつくダグにゾクっとしました。物語で2人がくっつくところは見れなかったけど、ダグが集めているヒューイの抜けた羽がいっぱいになる頃には一緒になってたらいいなと思いました。
話したがりと聞きたがり
違う物語でも度々出てきたグリフォンのクロムウェル先生。頑固そうでお腹のお肉がタプタプしていて、この人のお話も見たいなと思っていました。そしたら、このお話に出てきてくれてとても嬉しかったです。お相手はペガサスのベンジャミン先生。この人(ペガサス)はゲイでそれ故に家族などから「ペガサスなのになんでお前は…」と責められていてそのことに囚われていました。それに気づき、いつもは話してっばかりのクロムウェル先生がお話を聞くことになります。話した後の反応はわからないけどきっとクロムウェル先生なら優しく肯定してくれるんだろうなと思いました。童貞処女おじさんは改めて可愛いと思ったお話です。
獣人に目覚めさせてくれたこの本には感謝しかありません(*´꒳`*)
リブレの『獣・人外BL Special』に寄稿されていたながべさんの「エスカレート」って短編作品がめちゃくちゃ萌える人外で、あーゆーのをもっと読みたい!って思ってたんです。
これ、、、最高じゃないっすか。バッチリ“あーゆーの”じゃないっすか。
魔法学校が舞台ってことで、魔法使いになるためのお勉強の方がお話のメインなのかと思ってたけど、【人外で学園モノ描くための単なる舞台】くらいの感じです。魔法についてはほとんど出てきません。
メインはそこで繰り広げられる学生(ときどき先生)達の甘酸っぱい恋のあれそれ。
性が芽生えるか芽生えないかくらいの、人間だったら中学生くらいの年代でショタっぽくなっちゃうところを獣人で上手くかわして、甘酸っぱさだけ煮詰めて。
そこにほんのちょこっとだけピュアなエロスを匂わせる。
可愛いドキドキが伝わって来るったらない!
カップリングもよく考えられていて、こんな感じなんです。
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シャムネコ×ノウサギ(肉食と草食)
タイリクオオカミ×ヤギ(捕食者と非捕食者)
ドラゴン×ドラゴン(先生と生徒)
トカゲ×アカシカ(変温と恒温)
インドクジャク×ハシボソガラス(極彩と漆黒)
ナミチスイコウモリ×ナミチスイコウモリ(幼馴染)
ユニコーン×グリフォン(月と太陽)
ツキノワグマ×ヒト
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チスイコウモリは一旦お腹に入れた餌(=血)をお腹を空かしてる仲間に口移しで分け与える習性があるって、なにその萌える習性!
そんなチスイコウモリがある日【キス】を見ちゃうの。
キスを知らない子達が2人だけの秘密の遊び(口移し)を覚えちゃうお話。
血をポタポタこぼしながら知らなかった気持ちよさに夢中になる2人が可愛すぎました♡
トカゲとシカのお話は、あぁこれ好きなやつ〜
なんでも一人でこなしてしまうしっかり者のトカゲが体温調節の出来ない冬の間だけは自分を頼ってくれるのが嬉しいシカ視点のお話。
部屋の中でもコート着てマフラーぐるんぐるん巻きにしてるトカゲが可愛いんだわ♡
まだシカくんの片思いかな?って感じのカップルなので、もっと先まで読みたいです。
少し分厚めのページ数でながべさんの萌える人外をいっぱい読めて満足の1冊!
「ケモナーの実力見せてやんよ!」って感じの可愛くデフォルメされ過ぎていない獣人がまたこれ可愛いんだよな〜
電子で買ったけど、これは紙本も欲しいな。
A5判の大きいサイズで見たい。
【電子】まんが王国版:修正-、カバー下なし、裏表紙×
◆変温動物、恒温動物
トカゲのマーレイと、鹿のコレットの話。自分で体温調節ができないマーレイに、文句を言いながらもなんだかんだ世話を焼いてあげるコレット。マーレイが申し訳なく思いながらもコレットに頼らずにはいられない、この関係性に萌えました。コレットも満更ではなく、頼られることに密かに悦びを感じてるんですよね。変温動物というのは厄介な習性だけど、コレットのおかげでマーレイがそんな自分を愛してあげられるようになればいいな、と思いました。
◆求愛と友情
孔雀のヒューイと、カラスのダグの話。そういえば、イソップ寓話の1つに『虚飾で彩られたカラス』というのがありましたね。そこからも着想を得ているのかな、と思うような作品でした。片や最も豪奢な羽を持つ者、片や真っ黒なだけの羽を持つ者。ヒューイに単に恋しているのではなく、彼になりたいという気持ちも持っているダグの心情は、少し危うさも孕んでいるようで思わずハラハラしてしまいました。ダグがヒューイにアクションを起こすことがあるのか、想像が膨らみますね。
◆獣と人
熊のモークリーと、ヒトのチャールズの話。ずっと獣人同士の話が続くと思っていたので、最後にヒトの登場する話が収録されていたのは嬉しい誤算でした。外見のことで互いに仲間からからかわれがちな2人。そういう経験がある者同士だからこそ、分かり合えることがあり、他の仲間達が持てない思いやる心も得ることができる。ひたすら穏やかな2人の会話が温かくてとても癒され、最後を飾るのに相応しい作品だと思いました。