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shounen no zankyo
非BLメディアで連載されていたので、BLファンが知らずに見逃したらもったいない作品です!
ギムナジウムの少年合唱団設定
これだけでキまるほど性癖なのに、ガチBLコミックスの新刊では最近見ない…耽美好きには外せない萌えです!
シリウス誌からWeb Palcyに掲載媒体を移し、当初4巻の紙コミックスの発売のメドが立っていない、と嘆かれていらした座紀光倫先生に
めでたくも7月9日に4巻 完結 紙コミックス発売となったお祝いでここに来ました!
めでたい!めでたい!わっしょい!
お察しの通り?エロは朝チュン。
ですが、めっちゃBLです!
合唱団活動には裏があって(命懸けなのでドキドキします)その重要な任務が遂行できるように、日々少年たちは心を削ってゆく。
大きく見開く瞳は澄んでいて、色気のある妖しさも宿していて尊い!
(初めは画が慣れない清々しさでしたが、ストーリーに魅了されます。お試しはpixivや座紀先生のtwitterで是非~)
主に少年、時に先生の心情が萌えで襲いかかる!
あとがきとカバー下の小話は楽しくて面白く
座紀先生の〔少年たちへの愛〕が隠す事なく語られている。
そう、最近(連載最終話以降)まで「女の子に興味がなかった」と発言する位、どっぷり少年を愛している座紀先生が描いた『少年の残響』がどれ程〔少年性〕に富んでいるか!察して下さい!
そんな作品の背景も感じながら拝読すると 一層面白いです。
非BLメディアでこれだけ上質なストーリーBLを描き続けていらした!
という事で 神 判定 としました!
掲載誌を読んだことがないので、なんとも言えない部分もあるのだが、少年合唱団&ギムナジウムものかと思いきや、アクションシーンあり、ホラー、ミステリー要素ありの少年マンガだった。
表紙とタイトルのイメージで勝手に、「気弱だけど歌の上手な男の子が、音楽を通して友情を育みながら成長する」みたいなストーリーだと思ってたので、ちょっとビックリしちゃった。
この学校は少年たちに合唱をやらせつつ、裏稼業として暗殺の仕事をさせている。恐らく小さな頃から洗脳されているのか、彼らは殺人に罪悪感や躊躇がなく、命令に背くことはない。そして、声変わりを迎えた少年は卒業させられるのだが、これは学校側に消された、ということ…? かなりダークな世界観。少年たちの重いトラウマや心の歪みも垣間見られ、ゾクリとするような場面も。
少年の一人とターゲットとの悲恋があったり、先生や級友に淡い想いを抱いている描写があったりと、BL要素はバッチリ。少年たちはどの子もみんな可愛らしく、ショタは見たいけどエロは苦手、という需要にはピッタリ。絵柄は女性向けっぽく、繊細ではかなげ。普段BLばかり読んでいる自分でも、読みやすかった。
お気に入りのキャラが見つかれば萌え萌えで読めそうだけど、内容がちょっと私には怖かったかな…。
と言うかどうにも、一見ピュアな美少年たちが実は暗殺部隊、っていう設定が、なんだかちょっと、その、厨二病的に感じてしまって……うーん……。少年マンガってこんな感じだっけ? この要素いる?と思ってしまうのは、私が所詮腐った女だからなのかしら。
これはBLなのでしょうか?
一巻だけではまだ分かりませんでした……
電子書籍では一巻を無料で読むことができます。
ざっと見た感じでは有名なストアは無料配信していますので、
興味のある方は是非ご一読下さい。
寄宿学校で暮らす少年たちの物語です。
少年たちのそばにはいつも歌があります。
寄宿舎で学ぶのは合唱と学問とーー…⁉︎
ゾクリとするお話です。
正直『GUNSLINGER GIRL』に似ていると思いました。
その少年版で、本作では歌が記憶の洗脳(リセット)機能を果たしているのです。
倫理的にどうなのかな?という疑問も感じてしまいます。
少年たちを率いるのはクリス先生で、
少年たちから慕われる心優しい教師です。
クリスが本作の良心なのでしょうか?
まぁ少年たちに殺しをやらせている時点で、
それもどうなのかと思いますが……
少年たちはそれぞれトラウマや問題を抱えていますが、
本当の意味で善悪の区別のつかない危うい存在だと思いました。
この物語がどう完結するのか、
少年たちは大人になることができるのか……?
とても気になる作品ですので、
続きも読んでみたいと思っています。