30歳童貞、イケメンからの恋心が「魔法のせいで」丸見えで困ってます。

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 1

30sai made ni dutei dato mahoutsukai ni narerurashii

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神131
  • 萌×283
  • 萌40
  • 中立6
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
28
得点
1113
評価数
268
平均
4.2 / 5
神率
48.9%
著者
豊田悠 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガンコミックスpixiv
シリーズ
30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい
発売日
価格
¥814(税抜)  
ISBN
9784757558359

あらすじ

30歳まで童貞だったので、魔法を使えるようになってしまった安達は、「触れた人の心が読める」という地味な魔法の力(スキル)を持て余していた。
そんなある日、仕事の出来る同期のイケメン・黒沢の心を読んでしまう。
黒沢の心の中は、安達への恋心でいっぱいで――!?
Twitter&pixivで大人気のマンガがついに書籍化!
40ページ以上の描き下ろしを収録。
爽やかイケメン→→→拗らせ童貞 好意が丸見え純愛(ピュアラブ)BL、ここに爆誕。

表題作30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 1

安達を好きな同期のイケメン
30過ぎても童貞で魔法使いになったリーマン

その他の収録作品

  • 第2.5話(描き下ろし)
  • 黒沢編(描き下ろし)
  • バレンタイン編
  • 拓殖編
  • 拓殖編 another side(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数28

誰でも読めるBL作品

まず一言で言えば、

「BL初心者も常連さんもみんなが読みやすく、萌えられる作品」。

R指定描写もほぼ全くなく、すぐに恋人になってイチャつくわけでもなくただただ主人公2人の恋路を見守れるような内容になっています。

この文を書いている私は正直BLは大好きだけどイチャイチャだけとかエッチ多すぎるものはなんというか、登場人物の心情があまり描かれてなく面白くても人に勧めたり堂々と「面白い!」って言えるものが非常に少なかったです。

そんな時にSNS連載から読み出したこの作品はとても丁寧に主人公達の恋愛模様をこちらがきゅん死にしてしまうくらいにこれでもかと描き込まれていて読むのがあっという間でした!

黒澤というイケメン×安達という冴えない童貞(30)。
最初から攻めの心の中が丸見え!なのがとっても新鮮。(安達くんは「他人に触れたら心を読める」魔法が使える)
しかも私達読者からしたら黒澤の密かな恋心に翻弄される安達くんの心の声も読めてしまうので実際には主人公2人の心情を面白可愛く追えてしまいます笑。

1冊でクスッと笑えたり、萌えられたり、切なくなったり。

とても最高な作品だと思います!

19

評判に偽り無し!

ニヤニヤしながら読んでしまいました。悩んでる人がいたら是非読んで欲しいです。エロは皆無ですが萌えます。こんな同僚や友達が周りに居たらたぶん妄想するからです。なんだかんだ言って安達は真面目で黒澤を手玉に取ったりなんかしないし、ピュアっ子かよ!って萌えます。
この2人を生温く応援したい気持ちになります。
黒澤よ、心の中は読まれてるから!
安達の同級生のもう1人の魔法使いの恋の行方も気になります。
これがBLにおける萌えだよなと、再確認出来る作品でした。

9

令和のBL

とにかく攻めの黒澤くんも、受けの安達くんもら善良で、ほのぼの系の少女漫画のように、ライトにけれどしっかりと萌えられる作品。

ここ数年読んだBLで一番好きです。

特に黒澤くんの善良さが安心して読めます。

ポリコレが気になっちゃう人や、フィクションでも合意を無視したりするキャラが苦手な人にも、何も心配なく勧められます。

心が読める安達には、黒澤の下心までバレバレなんですが、黒澤はそれを一切表に出さず「安達が嫌がるだろう」「困るだろう」と思って、独りよがりな行動はとりません。

欲望に流されて強引に迫ったり、嫌だと言ってもやめなかったり、といた攻め的テンプレ行動はとらないんです。

心が読めるからこそ、自分に向けられた好意も欲望も下心も、それを安達にとってどうか考え、行動に移すかも全てわかって、惹かれる理由に納得がいきまくりです。

思ったけど言わなかった事
したいけどしなかった事

で、誠実さと心からの好意がわかる。

この自制心、思いやり、そりゃあ好きになってしまうでしょうな〜とほのぼの見守っています。

続刊も読破済なのでこれからの二人が楽しみです。

8

萌えときゅんがすごい

魔法で黒沢の恋心を知った安達が、すったもんだの末黒沢の気持ちと向き合うことを決めるまでが1巻。単行本でしか読めない描き下ろしは黒沢が安達を好きになったきっかけの話。
BLにしては進展がゆっくりで、キスもしなければ手も繋がない。でも心情の変化が丁寧に描かれてきゅんきゅんするし、表情にその心の機微があらわれていて素晴らしい。1巻を読んで一気に沼におちてもう何度読み返したか分からない。恐ろしい底なし沼にはまってしまった…。

7

善人同士なのがいい!萌えた!

萌えたー!
地味な魔法だけどそこがいいね。二人の心の声や叫びがとてもいい!
二人ともとっても良い人なのがとくにいい。

安達を好きすぎる黒沢。イケメン社内1のさわやかモテエリート。
対する安達は彼女いない歴=年齢で、めでたく30歳を迎えて魔法使いになりました。あ、風俗は無理でしたよ。

黒沢の気持ちを知り自分のズルさが許せなくて、でもやっぱり黒沢はすごくいいやつで、もっと彼のことを知りたくなった安達なのでした。

黒沢が安達を好きになる前編では安達が顔要員でもちゃんと努力してて、安達は認めてくれて。そして安達の笑顔に見惚れドキドキして目で追うようになり。

こういう善人同士のお話もとってもいいです。

2

令和イチ応援したくなるカップル!

ドラマはまだ見てない状態で原作読みました。ナニコレ可愛すぎるっ!!
心が読めるベタ設定、大好き、萌えるんだよなあ~なんて思ってましたが、想像以上に萌えの連続!そして笑いもありww
安達も黒沢も可愛すぎてもう!よく考えるといい歳した社会人の男たちなんですが、恋するだけでこうも可愛くなれるのかっ!二人ともまっすぐな性格なのもいい。特に黒沢のまっすぐさは笑えるんだけど微笑ましくて、応援したくなる。
読んでてきゅんきゅんしまくり悶えまくりで最高でしたー!
できればこのままず~っとこの二人のお話でいってくれたらいいなあ。サブカプに焦点が移るのは苦手なので…pixivにありがちな気が…柘植編は別に…。
くろあだに神評価!です。

1

アニメからやって参りました(ღ˘͈︶˘͈ღ)

大変有名作だというのは存じ上げておりましたが有名作故に読み時を逸していたというか、、、なかなかタイミングを掴めずにいたのですが。。。
最近アニメで拝見しまして…予想以上の面白さに居ても立っても居られずとうとう原作にご挨拶です!!

完全にファンタジーだし、ガチガチな設定でもないと思う(作者さまも扉絵で”もっと魔法使いいるだろう説”に対してコメントくれてましたねw)のですが1回映像で見聞きした効果なのか、すっごいすんなり頭に入って来てテンポの良さやコミカルなやり取りに惹き込まれて読めてます♪

失礼承知で言いますが、実はそんなに絵柄とかも好みな方ではないのですが(スミマセン…‼)面白さと読み易さが大勝利でめちゃくちゃ楽しいです!

攻め(になるんですよね?)の黒沢くんの脳内ムッツリさん加減、最高におもしろいです٩(๑´3`๑)۶

0

(受けの)可愛いの才能がガチで凄いです(*´▽`*)

こちら、Twitter&pixivで話題のBL漫画の書籍化になります。
ちるちるさんでも取り上げられ、ご存知の方も多い事と思われますが。

で、これが超面白くてですね、アホほど何回も何回も閲覧しに行ってたのです。書籍化を知って狂喜乱舞しましたよ!!(≧∀≦)

内容としましては、30才まで童貞のまま来てしまった地味リーマン・安達が、「触れた相手の気持ちが分かる」能力を手に入れてしまうと言うもの。
30過ぎても童貞だと魔法使いになると言う、都市伝説をベースにした、超ピュアラブになります。

地味リーマンのオフィスラブと如何にも現実味があるシチュエーション。
そこに魔法使いとファンタジーが絡み、ちょいシュールではあるのですが、設定自体はベタなのです。
が、それをこれ以上無いほどピュアで甘酸っぱいものに!!
相手の気持ちが分かると言う能力で、同期のイケメンエリート・黒沢が自分に惚れてると言う事が分かっちゃうんですね。

で、黒沢の心の声が萌えまくるんですよー!!
そもそも、「触れたら分かる」と言う事で、安達が黒沢の気持ちを読む(知る)時、触れ合える距離まで二人は近付いてるワケです。
なので、黒沢は惚れてる相手(安達)が間近で、興奮したりドギマギしてたりする!!(≧∀≦)
イケメンエリートで性格もとてもいい黒沢。
そんな彼が、ハプニングで壁ドンしたりと安達に触れる度、「すげー近い。すげー可愛い。すげー好き。」と(心の中では)声を大にして愛を叫んでいる。
いやもう、安達に普通に接してるその言動の裏での、愛情大爆発!!
この、愛情大爆発コマに、萌えて萌えて仕方ないのです!!
ニヤケが止まらないじゃないか!!て感じで。

あとですね、主役である安達。
彼の視点でストーリーは進むのですが、ごくごく平凡な地味リーマンなのです。作者さんのキャラ設定では、目が死に気味との事で。
で、主役なのにモブよろしく顔が描かれて無いコマ多数!!みたいな。
だからこそ!!
ここぞと言う時に出て来る彼の顔が、異様に可愛く感じるのです。
黒沢の自分への気持ちを知り「マジか」の時の真顔とか、ちょっとしたトラブルにより困ってる時の頼りない表情とか!!
私は受け史上主義なのですよ。
受けは存在自体が尊いと言うのが私の信念であり、受けの可愛さを愛でるのが私にとっては至福なのです。
いやもう、マジで可愛いの才能が凄いよー!!と、黒沢じゃ無くとも大声で言いたい。



こちら1巻でして、最初は黒沢の気持ちに「マジか」と戸惑っていた安達。
そんな彼が、一途で自分を好きで好きで仕方ない黒沢の心の声を聞き続けるうちに、徐々に意識しだして・・・て感じで、ホントピュアピュアの内容。

あとですね、黒沢の想いはピュアピュアであるのですが、同時に彼は成人男性。
安達のうなじにホクロを見つけて「やらしーとこにあんな~」とか、「これを安達が着たら可愛い」と妄想用のパジャマを用意してたりと、割とムッツリでもあるんですよね~。
モブで地味で目が死に気味な安達。
黒沢の妄想の中でのパジャマを着た安達・・・。
いや、なんかもう、ギャップが凄い事になってます。恋する男は、ホントどうしようもないね!!
終電を逃して黒沢の家に泊まる事になった安達が、そんな妄想仕様のパジャマを着るエピソードには笑いました。
サイズがピッタリなのが、また萌えさせてくれる・・・。

とりあえず気になった方は、Twitter又はpixivでも読めますので、ぜひご覧下さい。
あと、既に既読の方、書籍化にあたり40ページ以上の描き下ろしが!!
これがですね~、安達が黒沢の家に泊まったエピソードを黒沢視点で描いた第2.5話に、黒沢が安達を好きになったエピソードが語られる「黒沢編」となります。
あと、黒沢の友人・柘植(彼も魔法使い)と配達員の恋愛(の始まり)を描いた「柘植編」となります。

安達が壁の向こうで寝てるだけで、全然眠れない黒沢。
安達の寝顔を「可愛いな~」とニコニコ眺めてるのにほっこりと。
また、イケメン故に顔だけで判断される事が多かった彼。
そんな黒沢の内面を見てくれた、要領の悪い同僚・安達。
地味だと思っていた彼の、意外な笑顔の可愛さにドキドキが止まらずー・・・て感じで。
ホント、安達の笑顔の破壊力て、ハンパないわ~。

で、黒沢の真摯な愛情を感じ続けるうち、彼に惹かれてゆく安達。
とうとう自分の素直な気持ちを口に出し・・・てトコで以下次巻です。
ピュアで甘々キュンな片思いものがお好きなら、楽しく読めるんじゃ無いでしょうか。

あとエロは無しですが、「今後、展開が進んだらエッチな事もさせたい」との事。
シャツをはだけた安達の首筋に、舌をはわせている黒沢・・・と言う(黒沢の)妄想のコマだけでかなり滾ったので、そちらも楽しみにしたいと思います!!

15

次巻も買う!

神…神と迷う…すごくいいです。
TwitterやPixivは知らなかったので、試し読みで気になったので購入しました。

絵柄は万人受けするというより、万人に嫌われないタイプのものかなと思います。今風だけど個性はあんまりない、でも丁寧に描いていて不快感を与えません。

お話はタイトルとあらすじを読めばおおよそ分かる内容です。
ですがほのぼのと日常をきちんと描くのって意外と難しいのではないでしょうか。ひとつひとつのエピソードがきちんと作りこまれていて、好感が持てます。

特筆すべきはキャラクターかと思います。
受(主人公)の目が描かれていないコマが多く、これはキ〇ィちゃんのクチが描かれていないのや、恋愛シミュレーションゲームで主人公の目が同じく描かれていない(ありますよね?)のと同じ効果=読者に想像の余地があり、投影が出来、感情移入しやすくなるのではないでしょうか。
あと、攻の妄想した受は、多分何割増しかでかわいく見えてるんでしょうね。そういうニュアンスを出すのにも一役買っているように感じますし、面白いです。

作者は相当考えて制作しているのでしょうか。分かりませんが、丁寧に「漫画」を作られていて上手いなぁ、と思い他作を調べると一般誌で連載持ってる人でしたか。なるほど納得(ほぼBLでは?ってのもありますけどw)。

ひとつだけ残念な点を挙げると、手の表現が「ん?」って場所がいくつかあります。物の持ち方と、あと一番気になったのは、「ぎゅっ」と拳を握った時。ある意味キメゴマなのに全然力入ってないし、特に小指の力が抜けすぎです。あーもったいない。(あ、あともう一個あった。猫が下手…)

しかしキスすら無しで1冊(おでこにと、妄想ではありましたが)なのにこれだけ面白いのはすごく良いですよね。次巻が楽しみです!

9

次巻も絶対買います

最初に電子版で購入したのですが、幸せな気分になるので、寝る前にも読みたいと思って紙版も購入してしまいました…。

面白さ(笑い)しか期待してなかったのですが、なんと!きゅんきゅんするじゃないですか!
しかも何となく切ない気分(片思い…)にもなります。書籍化されてよかったと思います。
自分をずっとさえないと思い込んでいる安達(現時点で受けか攻めかわからんのですが、童貞なので、、たぶん、、)は、モテないと思い込んでいるゆえに周囲の好意にも割と鈍感になっているので、人の心を読める”魔法”(荒療治)でやっと覚醒していくわけです。とはいえ、自分を好き好き思ってくれるのが、会社イチのイケメン・黒沢なので、どうにも腑に落ちないという可笑しさ。ですが、面白いだけの設定じゃないんだよというのが、このモテ疲れたイケメンが、安達の人柄に惹かれていく様子の”描き下ろし”を読むことでわかり、全体の完成度がupしている印象をうけます。
1巻は、やっと安達が黒沢の気持ちに向き合うところまでなので、2巻以降の展開に期待大大です。
また、安達の親友で同じく童貞(で魔法使い)の恋愛作家・柘植とウェイ系の宅配屋さんの関係もめちゃめちゃ気になっています。2組のカップルの今後の展開が楽しみです!


6

この作品が収納されている本棚

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