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これで、俺の恋は終わる――
naruse akira to ikkai yaretara ore ha moushindemoii
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
こも先生の2冊目の単行本です。
カーストビリのネクラであるほたる(受け)は、カーストトップの幼馴染である成瀬晃(攻め)のことが大好きなのですが、自分に引け目を感じ、想いを伝えられずにいます。
(恋心を自覚したきっかけは、晃が放課後の教室で女の子にフェラをさせていた現場を目撃したため)
大学へ通う準備のため、ほたるは晃の部屋へ引越しの手伝いに行くのですが、最後の思い出のつもりで晃の手首をガムテープで縛って襲います。
ほたるのされるがままに晃は襲われているのですが、実は晃自身もほたるのことが好きで、大学もほたると同じ学校にするほどでした。
大学に行ってからもカーストトップの晃はあっちにもこっちにもモテモテで、そのたびにほたるは自分と釣り合わないと自ら距離を取ろうとするのですが、晃は晃でほたるとの関係を終わらせたくないから、「襲ったことを謝るな」ってほたるに牽制したり、新歓パーティや合コンに付いて行ったりします。
また、晃はほたるのことをとっても大事に想っていて、新歓パーティや合コンのときもそっと守るシーンが出てきますが、まさにスパダリ感溢れまくっています。
最後にやっとお互いの想いが通じて、あまあまなセックスをしますが、そのときの晃とほたるの幸せそうな表情がとっても良い!
末長く幸せでいてほしい…そんなカップルの話でした。
(総評)
ストーリーは綺麗にまとめられていて、無理のない展開で良かったです。
ちょっと残念なのが掲載誌の関係でページ数が少ないことですね(全127ページ)。
このページ数でストーリーをきちんとまとめられるのは凄いですが、もうちょっとページ数があれば+1話分ほどのアフターストーリーも描けた気がします。
今後の期待を込めて、「萌×2」とさせていただきたく思います。