タマシイもあげる

tamashii mo ageru

タマシイもあげる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×217
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
159
評価数
42
平均
3.8 / 5
神率
23.8%
著者
雨隠ギド 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
あやしの湯ももいろ美人
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784403666513

あらすじ

あやしの湯オーナーで元人間の鬼村と、従業員で元化け狸の狸央。
「あやしの湯ももいろ美人」スピンオフ、ふたりのあやかし純愛ものがたり♥

表題作タマシイもあげる

人になりたい化け狸
不思議な力を持っている

その他の収録作品

  • はんぱもの
  • たらしってどうすればいいですか?
  • また夏がくる(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数6

ぽぽんたかわいい

「あやしの湯ももいろ美人」を読んでからの方が楽しめると思います。作家買いの人も楽しめるかと。いつもの通り円満に終わります。

辛い場面もありますが、2組のCPの子たちが大怪我を負うとかはありません。私は、物の怪という存在が出てくるならば、まあそういう話も出てくるよなという感じでした。人を食べるとか食べないなんて話は、「あやしの湯ももいろ美人」でも触れられていましたしね。

これは作家さんの特徴でもあるかと思うのですが、激しく萌えたい!という方には向かないかと思います。萌えもエロも優しい感じです。逆に激しいものに疲れた方におすすめですね。
乙丸くんと七尾さん好きの人には嬉しい展開もありますので、読んで損はないと思います。

0

いとしさがすべて

『あやしの湯ももいろ美人』よりもH増量のスピンオフ、
予告どおりでありがとうございますww
鬼村と狸央のなれそめから始まりますが
この可愛らしさはギドさんにしかお描きになれないのかも…。
子狸が変化したら結構なガタイのよい雄って下の方もちょっと気になってしまってすみませんww
鬼村の強い能力と優しさ、狸央の純粋で嘘の無い心、
お互いを大事に想う気持ちがこの1冊に詰まっていました。
ちょっとこどもっぽいところもあった狸央でしたが
ただ好きだけじゃない苦しさを知ることでより一層鬼村を好きになって
鬼村もそんな狸央がいとしくてたまらなくなって
ずっと一緒にいても“好きが増えてく”のは理想的ともいえますね。
短所ですらひっくるめても、だなんてホント愛だなー。

乙丸くんと七尾の過去の真相と繋がっているようですが
ちょっと私の読解力が無くて…。
ただ二人の出会いは必然だったんですね、と改めて思わせられました。
ギャラリーがいる中の七尾のプロポーズは確かにTPOガン無視でしたけど
あんなに素直に本心を口に出せるなんて!
シンプルな想いが何より大事なんですねぇ。

あとがきの「赤塚くんは攻めでーす!!」につい笑ってしまいましたが
赤塚くんのお話も気になります。

1

ワンコたぬき

出だしの、色気ある鬼蒸らさんとかわいすぎるたぬきのりおの魅力につきる本です。

あやしの湯からのスピンオフなので、本編を読んでいた方がより楽しめます。

鬼村は、みえる体質。そのために、困っている人を助けることもしている。りおとの出会いは、人に化けられず中途半端な妖力でたちすくんでいたりおを助けたところから。
一心に懐いてくるりおを、鬼村もかわいいと思っている様子。

ストーリーは、ある村で神に魅入られた少女をめぐる展開です。少女が山にとられると悲しむ両親(祖父母)と、神になりたい少女。この辺は、う~ん、そっちかあという展開で、一本筋が通ったお話ではないのでちょっとモヤモヤしました。
後で、本編のカプとの関係が出てくるんですよね。なので、やっぱりぜひあやしの湯の方を先に読まれたし。

0

これは大事なスピンオフ ? スピンオフか?

山で生まれ山に生かされ 還るさだめのモノとの
人の世に憤り 人の世を捨てて逃げたもの


【あやしの湯 ももいろ美人】の ただのスピンオフのつもりで購入
いやいや 出だしぜんぜん別物だし 話の深さが違ったわ

妖退治に奔走する鬼村の前に現れた 暴走する力を止められない幼い妖
チカラを抑えるガラスを与えたら ちんちんおったてオモック懐かれた

人を縛る術の器 の『真名』を打ち明けたときの化け狸の歓びったら


名前って大事なんだよ

なりたかった名前や憧れれる名前なんていっぱいあっても 産まれ出たときにつけられた名前が自分の総てで 存在の証し

実際しっくりこないからね 自分につけられた名前以外って




本編で怪しい動きしていた 狸央と鬼村
このふたりの始まりから むこうの話に繋がってる


手つかずだった北側の田畑に 七尾とアヤカシ同意の近代化がすすむ

語られなかった 山姥と乙丸
この巻の 神になったはずの子と鬼村
交差する己の過去と見送った幼女の未練
人間とアヤカシ 狐と狸 乙丸と七尾

七尾が見続けた 苦しい夢
おぉぉぉおお モヤモヤしてたも全部ひっくるめてすべて重なった

心を縛りつけるものの存在と 大事なものから離される痛み 苦しみ


母との最後にやっつけ感は残るけど これ スピンオフじゃなく 普通に2巻だよね?
これ読まなきゃモヤモヤ残ったままだったもの

0

それぞれの想い、情、がとてもきれいで素敵

人外や妖怪の出てくるBLはそれらの設定を、エッチに至るまでの小道具のように使う人物設定が浅い作品が多いと感じて好きではないのですが、さすがギド先生、すごく素敵なお話でした。

ずいぶん前に作家買いした後であやしの湯のスピンオフと知りあわせて拝読しました。
あやしの湯を読んでいなくても楽しめます。

その昔、不思議な力を持つ鬼村が相談を受けて化け狸をなだめて保護したら、かわいい子狸のようだったのに、人型になったら立派な青年、しかし中身は子ども、でも肉欲はある狸央と関わるようになりました。

狸央の狸のときの姿も、半分狸で半分人の時の姿も、人の時の姿もどれもとてもかわいいです。
ギド先生の絵は、うさん臭い人はすごくうさん臭く、かわいい人はすごく可愛く描かれるのが魅力だと思います。

狸央の鬼村への気持ちは、愛情であり、好意であり、欲情でもあり、と単純なようで複雑。
鬼村は、考えつつ、ちょっと考えることが面倒で体を好きにさせています。

みつ、という、人なのかそうでないのか、よくわからない少女の件で、狸央のこと、どういう風に生きていくのが、その人にとっていいのか、考えさせられます。
物語にそういう訴えを含ませたわけではないと思いますが、人それぞれの個性と生き方とつなげて考えてしまい、深いなあと思いました。

狸に狐に鬼、山姥、それぞれの家族、家族もどき、家族かもしれないもの、家族のように思うもの、長い時間をかけて綴られた、それぞれの想い、情、がとてもきれいで素敵でした。

0

もののけの世界観

人間ではないものの世界観が強かったです。
重めの内容というか、心霊?(もののけ)のひやっとするシーンが多くて、ベタベタな恋愛重視の方にはおすすめしないです。

0

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