条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
最も淫靡な寝物語、始まるーーー。
Sahara no kurowashi
二つのお話が収録されていますが、
表題作がめっっっちゃくちゃ良かったです!
\\オス┏( `ω´ )┓スメ//です!!
◆『サハラの黒鷲』
まず素晴らしい点として挙げたいのは、ストーリー性とエロパートの見事な両立。
物語も完成されていて、エロパートもめっちゃエロい。
マンガを読む上で何を重要視しているかは人それぞれだと思いますが
物語とエロ、この2つが両立されていてイヤダワ!と言う人はまず居ないでしょう。
おまけに五月女えむ先生はイラストも綺麗なんですよ!
ならばこれを良作と呼ばず、一体何が良作なのか…!
登場キャラの性格が良いのも魅力的です。
他のレビュアーさんも挙げられてますが、何と言っても主人公である黒鷲の気品がイイ。
どんな暴力にも決して屈しない気高さ。
どんなに蹂躙されても穢されない高潔さ。
奴隷商人という肩書きでありながら、売られてきた者達を我が子のように想い、
自らが傷付く事も顧みない心優しき一族の長。
そして、人一倍敏感で感じやすい身体の持ち主。
誰にも媚びず凛とした顔が、後ろを攻められるとたちまち蕩けてグズグズに…。
涙目で唇を噛みしめながら嫌だやめろ殺すと言う上の口とは相反して、下の口にアレを突っ込まれると太腿をブルブル震わせて感じまくってしまう。
読みながら「こういうの嫌だって人いるのかな?」としみじみ考えてしまった。
私は大っっっっっ好きなんですよね。
イヤイヤ言いながらトロトロに感じちゃう強気受け。
ええぞー!もっとよがり泣けー!という気持ちにn(語ると長いので割愛)
アルキルもいい男でした。
好色漢っぽいな~っという第一印象でしたが意外と分別があり、黒鷲に一本気。
アルキルの精液には〇〇効果があるので中に出ししまくりなのもこれまたエロい…。
でも、黒鷲には効かない。効かないのに黒鷲はめちゃくちゃに感じてくれる。
今まで精液を与えて半日もすれば誰でも従順になるのが当たり前だったアルキルにとって、それが物凄く嬉しかった。
体を張って黒鷲を護るシーン。そんな事したら義理堅い黒鷲は落ちるだろうなと思ったよ…!
そこから少しずつ黒鷲はアルキルに心を許すようになって……真名を教えてあげるシーン、アルキルが無邪気に喜んでて私も嬉しくなりました(*´ω`*)
口元の艶ぼくろも良いですね♡
ペンダントをつけてあげるシーンの伏線は正直予想通りとは思いましたし、
目新しいストーリーという訳ではないんですが、読後の充足感は最近読んだBL書籍の中でピカイチで『レビューを書かせていただきたい!』という気持ちになりました。
アラビアン・褐色・黒髪・長髪・ホクロ・監禁・調教エッチ etc
総合的に見ると物凄い萌え要素の集合体ですね。笑
ンアーッここで終わるか…、という終わり方だったのでもしやと思いましたが
「続きを描かせていただきました」と後書きに書かれていて大歓喜 (嬉´Д`人´Д`嬉)
出版社さんんん!是非『サハラの黒鷲』のみで一冊まとめた単行本を出して頂けませんかね~~っっっ。
そしたら紙の本で買うし迷わず神棚行きなんですけど……
|ω・`*)チラッチラッ
◆『BL of the space ♂』
表題作とは全く毛色の違ったお話ですね!
食事すら水と塩と砂糖で済ませるほど面倒臭がりな受けと、
それを気にかけてお世話してあげるオカン系攻めのCPです。
そんな二人の元に、ある日タコみたいな姿の宇宙人が襲来!
その宇宙人は地球のBL文化について研究していて、成果を挙げなければ星に帰れないと言い出して…。
こういうコメディテイスト×ご都合主義のエロは……個人的にやや苦手分野で、主に宇宙人の性格があんまり好きになれず…!
んん…なんて表現すれば良いのか…。
このくらい強引じゃないと話が進まないことは分かってるんですけどね。
何が悪いとかではなくて、私の好みの問題。
私みたいに頭が固くなくて、ドラ〇もんみたいな感じで都合良く便利な道具が出てくる展開を楽しめる方なら「めっちゃいい♡」って評価になる作品だと思います。
でも、エロかったし受けの太一くんも可愛かったですよ!
エロシーンの描き方がお上手で本当に気持ちよさそう(つω`*)
五月女えむ先生の作品で初めて読んだのは「腹上死しましたが何か?」で、
その後、主に黒髪受けモノを何冊か読ませて頂いてますが今のところ全部好きです♪
黒鷲の続編と、これからの作品にも期待しております( *´▽`* )ノシ⌒♡
ネットリしたエロを描くのがうまい五月女先生の新作はアラブ!
それも調教ものなんですよー。
調教する攻めは北欧系かスラブ系の色素が薄い長髪美形、調教される受けは黒髪の褐色肌で、美形二人の絡みは白と黒のコントラストがとーっても美しい~♪
美しくてシリアスな表題作と、それとは真逆のアホ系コメディが収録されています。
●「サハラの黒鷲」
砂漠にある奴隷集落、そこの主人は男娼にも見える美しい黒鷲。
(表紙右が黒鷲なんですが、この服、背中が丸見えで、肩から腰のラインが綺麗!)
奴隷達は集落で教育されて売られていくけれど、黒鷲は厳しくも良き主人で、奴隷達に信頼されている。
でも王族出身の元奴隷・グランはすべてを恨んでいるような卑屈な奴で、売られた先で出世したのをいいことに、奴隷集落を襲って黒鷲を連れ去り、黒鷲を ”従順で淫乱” にするため、調教師のアルキルに託す。
アルキルは長髪三つ編みの美形。
厳しく攻めて躾けるのではなく、優しくカラダを溶かすように感じさせていく…
誇り高い砂漠の男にとっては、その方が容赦なく、快楽に耐えている姿は辛そう(だからこそなまめかしくもありますが!)
アルキルの精液は訳あって媚薬のような効果があり、抱かれた者は中毒になって簡単に調教されてしまうのだけど、黒鷲にはそれが効かない。
アルキルは、媚薬は効いてないのに感じまくる黒鷲にそそられるようで、黒鷲を抱いて、抱いて、抱きまくります!
それでも黒鷲はカラダがどれだけ感じても、精神は決して屈しない美しい獣のままで、アルキルは依頼なんか関係無く、黒鷲を手に入れたいと思う。
そうしてアルキルはグランと敵対し、黒鷲を守ることにするが…
このあとのアルキルは黒鷲をただ愛し、黒鷲の身柄だけでなく、心もプライドも守ろうとする。
すべて黒鷲のために行動するアルキルの愛情の深さには心打たれます…
奴隷たちを守ってくれたアルキルに、黒鷲が主人として礼を尽くす。
呪術で呪い殺されることがあるから、黒鷲の真の名はタブーなのに、黒鷲自らアルキルに名前を名乗る。
黒鷲の心が初めてアルキルを受け入れる感動的な場面です!
奴隷だけでなく自分自身にも厳しかった孤高の黒鷲にとって、アルキルは安らげる唯一のオアシスになるはず。
それは生い立ちが壮絶そうなアルキルにとっても同じ。
ピアスによるアラブの調教ものっていったら、エロエロ重視だろって思いますよね?私もそう思ったし、+五月女先生のエロに期待して読みました。
期待通り、アルキルの調教シーンはとってもエロいです!
でも調教に屈せず、最初から最後まで、黒鷲は誇り高さを失わない。
黒鷲の存在そのものが美しくて、格調の高さを感じるストーリーです!
これは何度でも読み返したいです。いままで読んだアラブものの中でいっちばん好きです!
この続編の連載も始まったようです。
またこの世界観のお話が読めるなんて嬉しいっ♪
本作では核心には触れていなかったアルキルの生い立ちやトラウマに興味があります!
ちなみに、悪役のグランは、サディストな女主人を楽しませるための凌辱ショーに出なきゃいけないみたいです。
元王子様が堕ちていく様も見てみたいなー。
●「BL of the space♂」
地球のことを研究しているうちにBLに魅せられたタコ型宇宙人が、ただの幼馴染の二人に実地でBLをしてもらおうと、あさはかな画策をする、アホ系コメディです。
シリアスで美しい表題作とのこのギャップ…
タコ型宇宙人のせいで、セックスしないと部屋から出れなくなった二人は、挿入まではしない約束で実地BLを見せることにしたのに、盛り上がってきて最後まで…
ただの幼馴染だった二人はとっても気まずい。
でもお互いの大切さに気付いて…
設定はアホ系コメディだけど、けっこうちゃんとしたラブストーリーでした。
(良き乳首責めが描かれていたのがうれしいです♥)
タコ型宇宙人は勝手なことばっかいいやがってーと思ったけど、ステキBLを見たいって、まるで私じゃん!って同志味を感じましたw
アラブの続編、楽しみに待ってます♪
美しく逞しいスパダリ攻め×褐色の肌が妖艶な強気受け
手を出せずにいた作者様のピアスシリーズということで、内容はあまり期待せず、褐色受けにつられて衝動買いした今作ですが、内容もエロも褐色も最高に楽しめました(^^)
表題作の内容は大変濃く、特殊設定がありますがそちらについても納得のいく説明がされておりますので十分に読み応えがありました。
先の読めない展開にハラハラドキドキすること間違いなしです!続編期待!
同時収録は変わった設定ですがこちらもまた面白い!
ギャグかと思いきやちゃんと萌えがありました。すごいです。
一冊で二冊分読んだかのような満足感です。
続編も期待して待っておりますが、それまでに五月女えむ先生の作品を一通り揃えたいと思います(^^)
最近五月女えむ先生のエロエロな一冊を読みまして、そのエロの描写力やエロに持っていくまでのストーリー展開のうまさ(短編でもうまく持っていくんだな)、そして画力にとても惹かれました。
これは過去作を読まねば!と言うわけで、まずはこちらの作品から。
丁寧にあらすじを書いてくださっているレビューが並んでおりますので、萌えどころをつらつらと♪
元貴族の美しき調教師アルキル×奴隷商人の褐色肌の男前ロキ。
表紙を見ていただければわかると思いますが、この2人の並んだ絵面、白と黒のコントラストが映えてなんとも美しいこと…
さらに巻頭にカラーイラストが2枚。
いずれも表紙でもおかしくないほどに艶めかしく美しい2人が描かれています。
2枚目のイラストの窓の外に描かれているものは…⁉︎
後半の同時収録作を読んだ後に改めて見ると、その遊びゴコロにクスリとさせられます♪
あ…こんなところにあのアホエロが紛れ込んじゃってるよ(笑)
奴隷を売買する砂漠の集落の主人『黒鷲』。
奴隷売買というと決してイメージのよいものではありませんが、彼は売られてきた奴隷にしっかり教育や訓練を施し、自分の力で生きていける力を身につけさせます。
「主人と奴隷」という主従関係はありつつも、ファミリーのように愛しているんですね。
そんな気高く男前な黒鷲を逆恨みする男グランが、黒鷲をメス堕ちさせようと企み、調教師のもとへ送り込む…
とにかく顔も肉体も精神も美しい受け攻め2人と、物語の世界観に惚れ惚れします。
男前に受ける褐色の美形とか…萌えしかないんですけど…
強気で気丈で気高く、身体はトロトロになっても精神だけは堕とされない。
男前受けのお手本のような素晴らしいお方ですよ、これは…ため息出ちゃう。
どうやら続編があるとか?
せっかく作り上げたこの世界観とキャラクター。
たしかにこのままではもったいない!
アルキルのバックボーンや物語も気になるし、集落の友人トールの可愛い受け姿ももっと見たいし、グランのその後もチラッと覗き見したいし…
って、欲張りな読者でスミマセン!^^;
同時収録作
表題作と一冊にまとめると世界観違いすぎだろ!ってズッコケちゃうんだけど、単体で見ると普通に好きです。この手のアホエロ。
地球のBLにハマっちゃった可愛いタコ型宇宙人が、主人公2人に「BLしてして〜!」と超能力を使って迫るコミカルなお話。
いわゆる「SEXしないと出られない部屋」的なやつです。
正しくは「BLしないと出られない部屋」なんだけど、結局最後までしちゃうよね〜。
可愛くエロく面白く。
いい箸休め的な(と言っても3話もあるw)お話でした。
ちなみにこの宇宙人、可愛いナリして、媚薬は使うわ、こっそり動画は撮るわ、触手も使うわで、なかなか強引なキューピッド役です(笑)
一冊通して見て、やっぱり私、五月女先生のエロがツボだわ…。
エッチ中のセリフ、喘ぎ、ドンピシャにくる…
私は「きもちいい…」とか「いく…いく…」とか受けに言って欲しいタイプなので、欲しいときに欲しいセリフがくる先生のエロは本当にハマります。
ストレスフリーで楽しめる幸せ♡
さらに先生の作品を開拓していきたいと思います。
まず表紙に惹かれました。
個人的な好みなのですが褐色受けが大好きなんですよ…
あらすじも見ずに即購入し、いざ読んで見ると…
なんとあの褐色のお方は奴隷ではなかった…!!?
(褐色受けと表紙の服装から奴隷受けと勝手に判断してしまいました…)
しかも気高く、簡単に他人に屈しない所や、自分の集落の人には特に優しく人情溢れる所など…すごく魅力的で最高だと思いました。
内容は他の方が詳細に記載してくださっているので省きますが、グランの事情やその主人、黒鷲やアルキルの過去など、なかなかに重要な内容をよくまとめられている作品だと思います。
エロシーンも盛りだくさんで、大満足でした!調教という名目でアルキルに預けられているので、一緒にいるすなわちエロ!!みたいでとてもよかったです。
なかなかに王道な感じのストーリーですが、それを感じさせないくらいしっかり作り込まれていて、読み終わった後ももう一度読もう、とすぐ感じさせてくれる作品でした。
同時収録作品はただただ面白かったです。
宇宙人が可愛い…とはじめは思っていました(笑
まさかあんなことを要求するなんて…(いいぞもっとやr
コメディなのにちゃんとしたラブストーリーで、こちらは表題作とはだいぶ違うタイプは感じですが、私は結構楽しめました。
五月女えむ先生の作品を読むのはこれが初めてなので、他のも探して見たいと思います。
黒地にシルバーの美しいカバーデザインが発売当初に目を引いたものの、アラブが得意じゃないのであらすじの「アラブBL」ってワードでサクッと見送ってしまったコミックでした。
まさか数ヶ月後に手にしているとは〜!
「19歳のポルノエンデバー」→「天使の囁きは悪魔を堕とす」→本作と読んできて思うのは、毎回題材でちょっと躊躇う感じなんですよね。
でも読み終わった今は躊躇う必要なんてなかったね!って感想しかない。もっとさっさと表紙買いしてれば良かったなって思います。
本コミックは丸々1冊表題作じゃないのが惜しい。
後ろに入っているのが表題作とは真逆トーンのバカバカしいエロコメディですから、どうしてこの2作品を1冊にまとめた?!?!と言いたくなります。
しかもまぁまぁ同時収録作のページ数が多い。(2/3が表題作、1/3が同時収録作)
あとがきによると、表題作にはまだここに収録されていない「サハラの黒鷲〜雨夜の月〜」という前後編もあるとのことなので、それと一緒に1冊にしてくれたら良かったのになぁと思っちゃいます。んー大人の事情かしらね。。
・「サハラの黒鷲」全4話+番外編
折原みとさんの「アナトゥール星伝」にハマってたような少女時代なので砂漠の国のファンタジーは大好きなんですが、BLのアラブはなんかどうもダメでスルーするようになっておりました…。
が!こちらの作品は私が苦手に感じるアラブの要素が排除されていて、全力で「好き‼︎」って叫びたくなる素敵ファンタジーではありませんか♪♪
五月女さんの綺麗な絵柄が存分に活きていて、画面にはワクワクするような世界観が広がっているし、キャラたちはみんな美しいし、特に主人公〔黒鷲〕の薄布に包まれた褐色肌の麗しさといったら……!
そしてこの黒鷲が外見だけでなく内面的にも気高く美しい青年で、なんていうかもうパーフェクトな受け!
奴隷集落を統治する人買い一族の主人で強欲な青年だなんて説明が付いてるからどんな嫌な奴かと思いましたがとんでもない!めっちゃいいやつ、惚れるような意思の強い男前なんです。
そんな黒鷲の強さに触れて、攻めの〔アルキル〕の方がやさぐれてた心を解放させていく・・・
攻めに完璧さは要らない、攻めが救われるのが好きなんだ!という方にはグッとくるストーリーだと思います。
本編も描き下ろしもしっかりこれでもかとロマンティックな夜で締め括ってくれる、素敵なアラビアンナイトの物語でした♡
評価の「神」はこちらに捧げます。
(ちなみに黒鷲の強さは、雑誌に載ったインタビューによると、15歳の時によその奴隷商人に襲われそうになった経験からきているそう。そんなキャラ設定も含めて理想の受けだー!ってますます惚れました。)
・「BL of the space♂」全3話
奥付の初出を見ると表題作と同じ期間に別誌面で描かれていた作品のようで、作家さんの頭の中って本当すごいなって尊敬します。
こちらは同じファンタジーでも頭のネジぶっ飛び系ファンタジーです。
タコ型の宇宙人が突然やってきて、幼馴染みの2人があれこれエッチな無茶振りをされる中でお互いを好きと気付いていくっていう、もう少しロマンティックをください…!って言いたくなっちゃう情緒のなさ!
好きとは言いがたいけど、でも嫌いではない。評価的にいうなら「萌」かな。
宇宙人がかわいいのがまたウザい!
エッチはドエロで、電子発の作家様らしい本領発揮感を堪能できます。
【電子】シーモア版:修正△(白抜きだったりそうじゃなかったり)、カバー下○、裏表紙×
強気黒髪褐色受けがたまらなかったです。
みなさん書かれてますけど、
とにかく受けの黒鷲の色気と気品がたまらない作品です。
また、溺愛執着攻好きとしては、
攻めのアルキルもよかったです。
ちょっと美形だけど、がっちり
受けに心を捕まれてる感じがたまらなかったです!
エロもふんだんにエロイので文句なしの一冊でした。
思わず全サの冊子に感想文をかきつらねて
応募してしまったくらいお気に入りの一冊です。
私が漫画を読むときには、攻めのかっこよさはもちろん、
受けがどれだけ(身体的な意味ではなく精神的に)強いか、かっこいいかも、重点におくので、
この作品はどんぴしゃでした。
何度も読み返したい一冊です。
ちるちるさんのおすすめで気になり購入しました。
内容は割愛させていただきますが、世界観がしっかり作られているので、ストーリーもそれに伴うエロも、さらに言えばキャラクターの衣装なども含めて臨場感があるので、すんなりと黒鷲たちのいる世界に入り込めました。
受けの黒鷲は男前で、アルキルに調教されても心は支配されない、でも体は敏感、という、かなり私好みでした。徐々にアルキルに対して心を開いていき、自分の真の名を伝えるシーンは特に印象に残りました。
アルキルも美男子だし、言葉遣いも攻め方もゾクゾクするものがあって良かったです。
まだまだこの二人のお話しを読みたくなりました。
初めての作家様でしたが絵がとてもきれいで
お話もすごく面白くて食い入るように読んでしまいました。
褐色受けのロキがすっごく可愛いんです!!!!!
ツンツンしてるんですけどエッチの時の
あの乱れた表情が最高でした…!!!!!!
アルキルの執着心も最高でした…!!!!!!!
2つのお話が入っているのですが
個人的には全て表題作が良かったなぁとは思ったものの
このサハラの黒鷲だけのページ数で
こんなに満足感を与えてくれる作品って本当にすごいと思います。
とっても面白かった!
表題作の『サハラの黒鷲』はシリアス。もうひとつ収録作『BL of the space♂』はコメディ。
この一冊で作者の振り幅の広さを堪能できます。
どちらもとても良かったのですが、特に表題作は個人的にものすごく楽しめました。
ですので、レビューは『サハラの黒鷲』でさせていただきます。
アラブも媚薬も褐色もさほど心くすぐられるポイントではないのですが、作品内で調和が取れるとこんなにも魅力的なのね!と開眼。
内容は大まかにまとめると、砂漠の奴隷商人の長であるロキが以前奴隷として扱っていたグランに謀られ、(性的な)調教師アルキルの元に送り込まれる。
そこでロキ(受け)とアルキル(攻め)の関係性の変遷を軸に、グランと決着をつけたり、奴隷たちと新たな住み処を作ったりと内容盛りだくさん!
丸々一冊『サハラの黒鷲』読みたかったなぁ、と思ってしまうほど吸引力のあるお話でした。
そして、なんといってもロキがいい男。
賢く強く優しい美人。
抱かれてもあくまで男性としての色気が迸り、乱れても気高さがあるのが印象的で読んでいて非常に眼福。
ストーリーも満足でお勧めなのですが、受けに男前さを求める方にぜひとも読んで頂きたい作品です。