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sukimono
.BloomのBL作家さんに個人的萌を語ってもらうwebコラムで猫田さんは「尻」について熱〜く語っていらっしゃったので、この新刊を見たときにあぁ念願叶ってついに、お尻BLを描かれたんだぁって思いました。
丸々一冊の長編で桃尻、ぷりっケツ満載です。(ちなみカバー下は一面の桃)
同人界でそこそこ人気な大手サークル作家・KENこと賢太郎(受け)が桃尻の持ち主でして、この受け視点でお話が進みます。
会場では誰よりも人気なのに、わざわざ弱小サークルの伊織に絡み、毎回嫌味を言うことを忘れない賢太郎。
伊織は過去たった一冊しか出したことない作家で、人気作家・賢太郎の敵ではないはずなのにスルーできない理由はというと、そのたった一冊を読んで打ちのめされたからなんです。
コイツが本気を出したら、到底敵わない…漫画を描くことしか自分は取り柄がないのに…イケメンでいい大学通っていて何もかも持ってるコイツには絶対負けるわけいかない!!とメラメラした賢太郎は、伊織に対してある勝負を持ちかけます。
「次回の即売会で売り上げが負けたら、出禁」
すると、伊織は「賢太郎くんが尻を見せてくれたらいいよ」と言い出して…。
伊織は重度の尻フェチで、初めて出会ったイベント会場での賢太郎のぷりっけつに衝撃を受けたらしく、とにかく尻を見たい!生尻を拝みたい!!一心で毎回、イベント会場に来ていたらしい…。
んで、やめろー!!っと言いつつも、賢太郎はお尻をむかれちゃうんですが、んなアホな…!!みたいなところは正直あります。
敵愾心丸出しで伊織に接していた賢太郎が、売り上げ対決のために敵に生尻触らせたりするはずないだろう…とも思うんだけど、賢太郎はある意味スキだらけでチョロいんです。
尻も触らせたし、さぁ対決開始だ!!と燃える賢太郎に対し、数日後「イベント参加はやめるよ…筆がなかなか進まないから…」と申し出る伊織。
それを聞いて「上手く描けねーんなら 見せてやるよ オレの尻!」と一度ならず、二度もお尻を差し出しちゃうおバカな男前(?)っぷりが炸裂しちゃいます。
それからは伊織にお尻の写生をされるという謎の日々を過ごすまでに…(笑)
いやよ、いやよと言いつつも次第に懐柔されていく賢太郎のキャラが可愛いかった。
どうせ俺の尻だけが好きなんだろう…と思い始めてしまったり、触ろうとしない伊織のうえに自らまたがって「人が折角‥‥」と恥じ入る顔をするシーンがめっちゃ可愛かった!
伊織は頭がいいので、ちょいおバカなところがある賢太郎から賢太郎自身も思っていないような言葉を引き出す技に長けているんだけど、ガツガツしたところがないので腹黒さは感じません。
イケメンなのに雰囲気は地味でノンビリしてて、寡黙というよりもムッツリな尻フェチ男。
そして、尻にめちゃくちゃこだわっているかのように見せかけて、実は賢太郎のすべてをまるっと愛しちゃってるスパダリっぽい雰囲気がとっても良かったし、二人のキャラの違いによるやり取りがコミカルで、面白かった〜。
お尻BLだけど尻モミ中心でアナル開発ではないです。
開発を期待されるとガッカリされると思いますので、そこだけご注意を。
大手サークルの長谷川賢太郎は、同人会ではファンもついている人気者。
漫画を描くのが大好きで、身一つで田舎から東京に上京してきた。
喫茶店でバイトをしながら、少しでも長く漫画に時間を裂こうと努力する日々。
そんな賢太郎が気になるのは弱小サークルの伊織だが、伊織は初めての即売会以来新刊を出していない。
その一冊の出来に危機感を覚え、事あるごとに嫌味を言ってしまう賢太郎。
漫画では負けないと自負する賢太郎の存在を脅かす才能の伊織。
伊織を何とか追い出したい賢太郎は、即売会で新刊の販売数を競い、負けた方が出禁という条件を出し…。
新刊を出さない伊織が毎回即売会に参加するのは、賢太郎の尻を見たいからという理由だった!
勝負をするにあたり、賢太郎の尻を見せてもらえないと描けないという伊織に生尻を見せ、触らせ、舐められてしまう賢太郎…ちょっと危機感持ちなよって思いました。
徐々に絆されちゃう賢太郎に、伊織も同じ忠告をしてましたけど…。
お洒落で頭も良くて格好いい伊織だが、実は初めてみた時から賢太郎とその漫画に夢中でした!
ただの変態かと思った伊織が、ちゃんと賢太郎のことが好きで嬉しかったです。
自分の漫画で賢太郎に気持ちを伝える伊織が、とても可愛かった。
賢太郎も伊織のことが好きだし、フェチだろうが何だろうが2人が楽しそうで何より。
伊織視点の描き下ろしがあるのが、すごく良かった!
インタビューも読ませていただきましたが
猫田さんのお尻への情熱を感じましたww
同人誌即売会は行ってみたいと思いながら数年が経ち、
噂にはかねがね……戦場だと伺っております。
大手サークルさんとそうではないサークルさんの差が激しいことや
ご本人さんのあれこれ、
今作の雰囲気もまさに現場そのままだったりなんだろうなぁと
楽しませていただきました。
が!!
冒頭、主人公・大手サークル作家の賢太郎が嫌なヤツ全開で
うわぁ、いくら魅惑のお尻でも人としてダメなんじゃない…??と
ちょっと引いてしまいました…。
弱小サークルの伊織につっかかっていってイキり過ぎ…。
当の伊織はほぼほぼノーリアクションなので空振りですけど。
でも賢太郎が嫌なヤツ、で終わらず
そこから形勢逆転がちらほら出てくるので
猫田さんの作品は読んでしまうのです。
自分のコンプレックス、伊織の作品に対しての想い、
一生懸命虚勢を張っていた可愛らしさ、
振り回してやるつもりが気が付くと…な、おまぬけ加減ww
伊織の意外なハイスペックさ、一枚も二枚も上手なところ、
度を超した賢太郎’s尻フェチもそれだけではなく
徐々に絡め取っていく感じのアプローチもなかなかクセが強かったです。
伊織に慌てふためく事なんてあるのだろうか…無いかもな…。
予想はしていたものの、やはり賢太郎が女の子のようです!
いえ、性格は気が強くて生意気な男の子(?)ですけど。
くびれた腰に突き出したお尻……いや、美尻を表現する為だと思うんですが
ドンッとした雄尻が良かったなぁ…。
それじゃ伊織の好みではないだろうし
猫田さんのお好きな尻と受けではないのはわかっています。
私は猫田さんのお描きになる攻めが好きなんでしょうね。
萌×2寄りの萌です。
作者さんらしい作品だな〜と思いました。
大きい執着攻めに小柄なかわいい受けです。
この二人は同人サークル同士。売れっ子のケン(受け)と、イケメン高身長の伊織。伊織は漫画に対してそれほど真剣には見えないけど、才能がある。それに嫉妬するケン。
しかし、伊織はケンのお尻が大好きな変態だった。。
とりあえず、1冊まるまるただのお尻フェチの話でした。ケンちゃんのお尻がプリプリで作者さんの萌が伝わってきます。
贅沢を言うなら、漫画道の追求とか、二人の将来につながるようなところもあるとよかったです。
即売会では行列が出来て作品も完売するほど同人界では人気がある賢太郎。
いきなり伊織に突っかかっていくので、ちょっと嫌なタイプだなと思ったけど
伊織の才能を認めていて、更にそれに恐れを感じていたからそんな行動に出ていたんですね〜
素直になれず人付き合いが不器用なところがだんだん可愛くてみえてきて、そういうところが賢太郎の魅力なんだろうなと思いました。
伊織はもっさりしているように見えたけど、実はハイスペ男子。
でも尻フェチで、賢太郎のお尻を愛でている時はちょっと意地悪になるところがすごく良かったです。
ハラハラするようなところとなく、全体的に可愛らしい作品でした。