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ojisan to ore no koiwazurai
あとがきで作家さんが概念として「ショタおに」として描かれていた、との事で何となく読んでいて近親設定以上の背徳を感じていたのでなるほど!とこのあとがきを読んで妙に納得
でも甥っ子くんはそんなにちびっ子じゃないからモロって訳ではなくてあくまでも「概念」って事でした
私、ショタおにがそこまで得意じゃないんでこれ位が実はちょうどいいのかも!って新発見も出来ました♪
中身はですね…ポップな表紙以上に何だかエロエロな1冊でした~
私的にはだいぶ好きな1冊ですが読む人に依っては好き嫌いの分かれるお話しでもあるかも知れませんね…
好きなポイントは先ずは受けのおじさんが自我も弱くどうしようもないケド優しさだけは分かるダメな大人っていう非常に「人間味がある」ところが好き
そんなおじさんを一途に好きな攻めの要くんには背徳感を覚えてしまいながらも青臭さの残る渇いた欲望漏れる「一生懸命さ」にドキドキしました
思春期(それ以前からだけど)の男の子がのめり込んでいく様には不安定さもあってノスタルジックささえ感じてしまいます
この2人の先が安泰か?と思うとやっぱり色々と考える事もあって…手放しで最後に歓喜‼とはなれないのも正直な所ではあるのですが…それでもこの一時の2人を見れたのは作品としての価値だな~って思います
人によって気になるかも?な点は・・・
設定で確認出来ますが近親モノで関わる要の両親(おじさんの兄と義姉)や、おじいちゃん(おじさんのお父さん)が総出でみんな普通にいい人なので元から近親が微妙~だなって人にはより地雷になりそう(裏切ってる感とか?)
あとはおじさんがコスプレとして女装してそのまま女装エッチします
といった所でしょうか
お話しは最後のおじさんの行動の早さには潔さを感じるものの駆け足感もあってそこにもう少しページを割いて貰えたらラブ部分が充実したのになぁ、、、と思う所はありました
そしておじさんの最後の元カレが不憫過ぎる、、、
自分的な性癖満足エロ補充としての萌はありますが誰にでもお勧めしたい!という作品ではないのかもしれません(私は満足です!!!)
購入前にレビューを見てみるとおじさんへのダメ出しに、かなりダウナーな感じなのかなと思っていたのですが、実際読んでみるとそんなこともなく、思春期の少年と大人の程よいぶつかり合いという感じでした。
各話、おじさんが彼氏にフラれると甥っ子に慰めてもらうという構図がメインですが、甥っ子が率先して慰めてあげてるので悲壮感はなく、フラれているのでそこまで寝取り感もなく、ただただエッチでした(笑)
彼氏としてたことや、彼氏にしてほしかったことを甥っ子とするわけですが、おじさんと彼氏の情事はおじさんが語るくらいのライトさだったのでちょうど良かったです。なので前彼の替わりって感じも薄かったです。
おじさんはダメなやつだけど、甥っ子と付き合わないという壁を最後まで壊さずにいたからこそダメ男と付き合ってしまうわけで、甥っ子だって最初は付き合いたいとかじゃない、このままがいいと態度を変えなかったから、その壁も乗り越えられなかったんだと思う。
最終話は、甥っ子の涙にその壁を壊すことを決意したおじさんのケジメを感じました。甥っ子にはおめでとう、素直になって良かったね、という言葉を贈りたい。そしてまーくんは当て馬として100%いいやつなので、お疲れ様でした。
最終話のエッチだけ、甥っ子のしたいこと、してほしいことをする、というのも良かったです。今まではおじさんを慰めるためのエッチという大義名分がありましたからね。甥っ子くんの希望を叶えてあげるおじさんも幸せなことでしょう。
こちらの作家さんの作品はいくつか読んでいるのですが、作品によって少しゲイみが強いというか、若干の男性向け的雰囲気というか、キレイなBLではないときがあるので、その辺りは好みで分かれそうです。
そういえば私、以前描かれた短編の兄弟ものが好きだったので、年下攻めの近親系が好きなのかもしれない。小さい頃を知っている攻めが成長して、身近な大人の性の魅力に惹かれて一生懸命エッチしてるのが好きなのかも。
はい、性癖。
血縁があって、家族に後ろめたくても愛し合う関係性は好きです。
それほどその相手じゃないといけないんだと思うと切ないじゃないですか。
こちらの作品もぎゅうぎゅうさせていただけるんじゃないかと期待してしまったのですが
叔父さんの男運がダメ過ぎてびっくりしました…。
要は、小さい頃から叔父さんに相談したり優しくしてもらったりしたので
性の興味だけでなく叔父さん自身を好きになってしまっても不思議ではなかったです。
でも叔父さんはことごとく彼氏にフラれて、
叔父さんが悪いんじゃないから仕方ないことかもしれませんが
男を見る目が無さ過ぎじゃないかな…。
要に慰めて欲しくてワザとなのかと思いきやそういうわけでもないようだし
要の気持ちに気づいていながらちょっと残酷な気がしてしまいました。
叔父さんにやっと出来た優しい彼が巻き込まれ損というか(当て馬だけど)
叔父さんなりに要との関係性に葛藤があったのもわかりますが
今回は萌えまで至りませんでした。ごめんなさい。
甥っ子の要は小さい頃から、叔父さんである隆がゲイだと知っている関係。
10年ぶりに再会した叔父さんは髪も金髪でイメチェンして可愛くなってる!!(笑)
この叔父さんの恋(攻めの要くんとではない)が毎回どうにも上手くいかなくて、その度に要が慰めるうちに…というお話でした。
幼いうちから、テレビを観ながら2人でどっちの男の子が好み〜?と他愛もない会話をしたりする姿は可愛かったです。
叔父さんが毎回ちょっと変な彼氏を捕まえてくるので、楽しく読み進めてしまいます!
甥っ子の要はずっと叔父さんが好きで、10年ぶりに再会した叔父さんは変わらず男運がない。
思春期で悶々としていた要が脱童貞を叔父さんにお願いするところから二人の身体の関係が始まるんですが、S男に捨てられて欲求不満だった叔父さんは初Hで要に「お尻を叩いて…」とスパンキングを希望。
要が恥じらいながら叔父さんのお尻を叩く姿はなかなかくるものがありました!
女装コスプレ好き男、肥満男、60代不倫男…叔父さんが付き合った男に捨てられる度に、要がその男たちとしていたHを叔父さんとして慰めるという流れで色々なプレイが楽しめます。
行為はエロエロなんですが、絵のタッチがカワイイのでいやらしさはそうでもなく、サラッと読めてしまいます。欲を言えば要にもっと雄味が欲しかったかな…。
叔父さんは男たちの何が好きだったのか…いいようにされて捨てられて、やっと当たり男に出会えたところでガチの甥っ子を選択する…甥っ子は叔父さん一筋の健気なワンコなので幸せにしてくれるはずです。
男性向け作品には近親相関モノが多いのですが女性向けのBLとしてはかなり本気で近親相関をガッツリ取り扱った今作。
攻めの甥っ子くんの視点でストーリーは進むのですが、筆おろし→慰めセックスの流れでズルズルと爛れた関係が続いていってその中で季節とともに2人の関係が変化して行くのが切なくて…でもエッッッッロいです(笑)何故かね、攻めの甥っ子の表情もどエロなんですよ!思春期イイネ!!
いやもう、これ本当に女性向けか?ってくらいイヤらしい。受けのおじさんがまあ、ダメ男ばかり引っ掛ける流されまくりな方なのですが憎めなくてズルいですね!
もちろんエロだけでなく攻めを取り巻く家族や友人、心境の変化等も描かれてて全体的な空気感がリアリティを程よく取り込んでいてこの作者さんの登場人物の心境背景の描き方の上手さを感じました。
惜しむべくはラストのおじさんの心の変化を細かに描いて貰えれば号泣モノだったかも。
でもエロエロだったので満足です!!ごち!!