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idolkun no managementgyoumu
自分が表舞台で輝くには限界を感じマネージャーとなったあき(受)。
大事な担当アイドルのトーマ(と創)のために、枕営業をしていたことがトーマ(攻)にバレてしまう・・・
マネージャーと若手アイドルの禁断の恋。
ハラハラするテーマですし、枕営業やスキャンダルなどといったエピソードも含むのでどうなる事やらと思っていましたが、内容は案外と微笑ましくて可愛い仕上がりになっている作品かと思います!同時収録も含めて、安心して読めるいちゃらぶな作品でした!
心理描写で読ませるというよりも、サクッと楽しむ感じの作品。
思わせぶりで美しい表紙と中身のギャップが、悲しい誤算。
【アイドルくんのマネジメント業務】(3話) 萌
2人組アイドル「ing.b」のトーマ(斗真)と、マネージャーのアキ。
アキが悪びれもせず枕営業するのと、人の気持ちに鈍感すぎるのがどうも…。
マネージャーはひとを見るのも仕事なのに、鈍感だし軽い。
担当するアイドルとそういう関係になってからも、悩んだりしない軽さ。
3話ありますが、1話目はノリノリ枕営業、2話目は一緒に子役時代を過ごしたのち、明暗分かれた俳優との再会、3話目は衣装プレイという感じで、2話+描き下ろしのような感じでした。
クールなトーマが無表情で嫉妬したり、アキに手を出そうとする輩から無表情で守ったりするのが良かったので、辛うじて萌。
【gap:cat】 評価不能
彼女にフラれた拓也を慰めてくれた友人・憲祐のひとことで付き合い始めた2人。
水族館デートから、「今日はいよいよ!」と意気込んでいた拓也だったが…。
汚れを知らない清楚な美少年に見えていた友人は、実はイケメンでしたという話。
周囲にいる女子の会話で人物設定を読者に伝えるのは、漫画ではよくある手法ですが、苦手なパターンがありまして。
「わー、あの子かわいい。すごくはしゃいでるよー」←このパターン。
相手に聞こえるくらいの声のボリュームで、状況説明までする。しかも絶対この台詞なんですよ、「かわいい」+「はしゃいでる」。
こんな女子、いますかって思ってしまうのと、こんな女子、いたら嫌だっていう気持ちと、周囲から言われるほどはしゃいでる成人男子もつらいんです…。
分かりますか、この絶妙な拒否反応。
そんなわけで、開始直後に受け付けない症状が出てしまった。無念です。
【たぶんきっと小悪魔】 萌
自称「淫魔」と名乗る怪しい男に生気を与えるべく、なぜか毎日キスをすることになった大学生の梓。
「淫魔」を疑いつつも、何だかんだと信じちゃう梓のちょっとおばかなところが良かったです。
しか淫魔の正体が…、学校での姿とえろす中の姿のギャップが完全に別人レベルでした。
作画が綺麗で読みやすかったです。
でも若干読みやす過ぎたというか、もう少し切なさやときめきを味わいたかった…。
「彼方此方で逢いましょう」で作画を担当されていた雪林先生。
描く人物が美しく、とても好みの絵柄でしたので手にとってみた作品です。
表題作はアイドル×マネージャーという、禁断の関係(個人的には禁断。笑)
ものすごく大事に育ててきたアイドルで、その子達のためにこっそり枕までして…なのにキス現場を見られてしまうという(汗)わきが甘すぎ~。
それを見てしまったトーマはあきの代わりにプロデューサーに抱かれようとしたんだぞ…!マネージャーとしてどうなのよ…!という何とも言えない感情に。
あきの事が好きだからトーマはどんなことでも出来ちゃうんだよね…そんなトーマの事は可愛く思えました。
ふたりが幸せならそれでいいよね、私が口出す事じゃないよね、というカップルの典型をみた気がします。
雪林先生の初単行本です。
<アイドルくんのマネジメント業務 1〜3>
人気急上昇アイドル「ing.b(イングビー)」のマネージャーを務める葉原あき(受け)は、仕事を取るために裏で枕営業をしています。
ある日、プロデューサーとキスしているところを「ing.b」のメンバー・五十嵐トーマ(攻め)に目撃されてしまいました。
自分がゲイであるとバレたこと、無視されたらどうしよう…とあきが不安に思っていると、トーマから風邪を引いたとの知らせが。心配になり自宅に行くと、プロデューサーにフェラをしているところへ遭遇。
慌ててトーマを車に乗せて連れ出したあきは、トーマから「俺があきさんを好きだから」と告白されます。可愛さあまってトーマの頭をなでなでしていると、押し倒されてそのままセックスに。その後、微妙な距離感はありつつも、あきがほだされてしまうというストーリーです。
二話目で当て馬が登場したり、三話目でコスプレエッチが登場したりますが、マネージャーとアイドルの付かず離れずの距離感が良いエッセンスになっていて、お互いの愛を少しずつ育んでほしい…そんなストーリーでした。
<gap:cat>
大和撫子という言葉がふさわしい西園寺憲祐(攻め)と野に咲く雑草こと桐原拓也(受け)は、付き合い始めて初のデート(水族館)を楽しんでいます。
帰りに電車へ乗っていると拓也が何者かに痴漢されます。憲祐が気付いて痴漢をとっちめるも、休憩と称してラブホテルへ行くことに。
ふたりベッドでお話をしていると、いきなり憲祐に倒されてエッチの主導権を握られるという話です。
拓也は、憲祐のことを大和撫子と言っていますが、私には小悪魔肉食男子にしか見えない(笑)。
まあ、本人たちが幸せならいいか。
これが正真正銘「恋は盲目」なのでしょうね。
他、<たぶんきっと小悪魔>収録。
(総評)
表題作のお話は、マネージャーとアイドルという関係性をメインに置いていましたが、そこまで障害になることはなくあっさりと進んでいました。
距離感をうまく使っているので、これからの愛の育み方でこの線もなくなるんだろうなぁと想像できます。
私個人としては、この表題作の続きをもっと描いてほしいですね。
ほか2編の読み切りが入っていますが、こちらは本当にあっさりしています。
あまりにあっさりし過ぎてて印象に残っておりません…。
(レビュー書くのに読み直しましたが、ポイントかいつまむのに苦労しました)
なんとなくですが、この作家さんは連載向きの気がします。
本来なら「萌」くらいの評価ではありますが、表題作が思ったより良かったので、今後の期待を込めて「萌×2」とさせていただきたく思います。