ハンドインハンド

hand in hand

ハンドインハンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×221
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
5
得点
141
評価数
36
平均
4 / 5
神率
25%
著者
久松エイト 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブン・コミックス MeltyBullet
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784537137583

あらすじ

塾講師の七尾とネイリストの八朗は25年一緒にいる腐れ縁の幼馴染。
子供の頃と変わらず頼りない八朗を七尾はつい構ってしまう。

同居生活ものらりくらりとしている間にもう10年。

しかし、いつまでも子供の時のままではいられなくて――。
甘やかし体質の大型犬ネイリスト×ド理系効率主義者塾講師のゆる甘“ニコイチ”同居ラブ!!

表題作ハンドインハンド

ネイリスト・20代
塾講師・20代

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下:設定資料

レビュー投稿数5

夢を追う背中を押すもの

久松先生にドはまりしたきっかけのBL
絵の雰囲気も台詞も
キャラクターもものすごく魅力的✨

幼馴染で25年間ずっと一緒にいたナナとハチ
ネイリストのハチは頼りなくて泣き虫
塾講師のナナはしっかり者でハチの保護者

このままずっと一緒にいる、と思っていたふたりに訪れた別れ
夢を追いかけるために離れなきゃいけなかったふたり

泣き虫わんこでナナがいなければなにも出来ない
…と思っていたハチが追いかける夢
一緒にいたい 離れたくない ずっとそばにいて
抱き合いながらその言葉は「聞かないで」というナナに
もうね…号泣ですよ(めちゃ最近涙腺緩い)

ナナの気持ちもハチの気持ちも
胸に迫るほどに分かるし泣ける

綺麗すぎて泣けるから
こんなBLはそう多くない。ぜひぜひ読んでいただきたい

ちなみに悲恋ではありませぬ

2

手と手が触れ合うのって、エロい。

恋愛未満、エロなし、でも、切ることのできない深いつながりのお話。

「同居生活ものらりくらりとしている間にもう10年。」
って、10年も一緒に暮らすには、どちらかには確たる自覚と、いつまででも待ち続ける覚悟があったわけで、幼なじみが片割れが、何をきっかけにの恋愛感情の存在を認識して、恋に覚醒するのかを丁寧に描いています。
七尾くんはさすがに理系脳だけあって、離れることが現実として迫ってくるまで、まったく恋愛感情の存在に気づかない。
ようやく気付いても、さすがに理系脳だけあってか、一時の感情に流されるままの愛欲のドロドロより、この先一生続く二人の人生のためのステップとして、何年か別れて暮らすことも受け入れる。
で、そこから5年。
ようやく単身、パリの八朗の元へ、、、って。

エロなしは全然かまわないんだけど、さすがに5年間全く接触なしの上でこれでは、恋愛要素的にあまりにも萌え成分が足りてないでしょうという事で萌2はかなりギリギリのおまけで。

4

お互いを大切に想う気持ちが溢れてます。

ハチのほうはかなり前から恋愛感情を意識しています。ただでさえ格好いいナナがモテないように、プロデュースと称しダサいネクタイを選んだりしてるのも可愛いです。ナナも恋愛感情という意識はなくても、ハチを一番大切にしています。1話目からお互いを大事に想っているの描写が溢れていて、幸せな気持ちになりました。…が、雲行きは少しづつ怪しくなっていき。ずっと一緒にいたいのに、本当はずっといたいのにステップアップを目指してパリへ行く決意をするハチ、ずっと頑張る姿を見てきたからこそ送り出すナナ。

 ネット連載の最終話は空港で見送るところで終わりました。そしてコミック発売時に、描き下ろし1話分・二人の甘いその後なんて言われたら買うしかない!期待を胸に…え?5年間ハチから電話もしなかった?ナナが休暇でパリに会いに行ってそれだけ?いえ、期待しすぎたのが悪いんですけど。。求めていたラストではありませんでした。ハチが帰国してまたナナと暮らすアフターストーリーを恵んで下さい。

ハピエンですよ。けど「神」はつけれません。ただキャラは本当に素敵です。特にナナ個人には神をつけたいくらい。子供の頃の二人のお話もキュンキュンします。すごくすごく好きになった作品だからこそ、もっともっと二人には幸せになってほしいと欲張りになってしまいました。

3

共に成長する彼らにエールを

作家買い。久松さんにしては、というとちょっと語弊があるかもですが、ごくごく普通の男の子たちのお話です。

ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意ください。






塾の講師をしているナナ(七尾)と、ネイリストのハチ(八朗)は幼馴染。
大学生になる時に一緒に住むようになって10年。トータル25年の腐れ縁。

ドジっ子のハチと、しっかり者のナナ。
全く異なるタイプの二人だけれど、でも、ナナはずっとこの関係が続くと思っていた。
けれど、ハチに大きな転機が訪れ―。

ナナのことが大好きオーラを隠そうとしないハチ。
一方、クールな理系男子のナナ。

別離の時が訪れたときに、彼らが選択する道は…?

共依存のような関係、と言って差し支えなかった彼らが、相手を大切に思っているからこそ選ぶ道にエールを送りたい。自分の仕事に誇りとプライドを持ち立ち向かう彼らがとても素敵でした。

久松作品に出てくる登場人物たちもちょこっとだけれど登場しています。

タイトルの「ハンド イン ハンド」。
この意味するところがとてもよかった。

優しい色遣いに、そして彼らの表情。
この表紙が表すように、温かく、そして優しいストーリーでした。

受けさんのことが大好きなわんこな攻めくん×クールな美人系受けさんがお好きな方には超お勧めかと思います。

2

切っても切れない縁

表紙に惹かれて電子で購入しました。あらすじにあるように、25年の幼なじみ、同居は10年という二人。
バリバリのデキる塾講師ナナが、「オレがついててやらなきゃ」と思っているハチ、実は凄腕のネイリストさん。プラス、家事力が高い。仕事ガツガツやって帰宅したら、ハンドマッサージしてくれて、好物のミネストローネ出てくるって…天国ですわ。
そんな二人に起こる、ハチの海外行き。それを機にナナはハチの大切さに気づきます。『オレにはお前が必要で…』と気持ちを吐露するナナ、しっかり受け止めるハチ(ハチくん、男前。)
でも、そのあとハチは海外に行って、5年も連絡よこさないって…ちょっと長すぎやしませんか?休暇でナナはハチのところを訪れたけど、このあとの二人って…とちょっと心配になりますが、愛の形はいろいろだからね。

特典ペーパーは小学生の頃の二人のお話です。

1

この作品が収納されている本棚

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