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bijutsushitsu no akumu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『先生、怖い話しませんか』で散々な目に遭ってしまった緋月先生ですが
アヤシイモノを引き寄せてしまう体質は相変わらずで
スピンオフというより番外編というか続編というか…
とにかく今回も大変ですww
画のモデルを頼まれた生徒がおかしな病み方をしてしまったり
金縛りどころではなく授業中にも霊に襲われたり。
『AVびーえる』に掲載された生徒2人との3Pは
ただひたすらエッチで安心して楽しめますが☆
『おいしく召し上がれ』
カフェでバイトしている佐藤は、
司書の大崎という常連客に生クリームの付いた指を舐められ
大崎の性癖を知ってしまい…。
佐藤くんは大崎さんを結構狙ってたとの事で
またあわよくばと思ってしまうのはわかります。
大崎さんはストレートっぽいけど
食べ物プレイが出来るなら性別は問わないのか…。
それこそ、食べ物プレイが出来なかったらもう佐藤くんとはシないって
なんか傷付いちゃったなー。
性癖だから仕方ないのかもだけど
血が出るまで噛んではいけませんよ…佐藤くん痛いでしょうに…。
きっともう興奮MAXなんだろうな。
『冗談じゃない!』
デザイン会社の後輩・鷹羽が何故かちょっかいを出して来て
つきまとわれて迷惑だったはずの西藤ですが…。
もうコレすっっっごく可愛い!!続き欲しいくらい大好き!!!
モサい先輩にリア充っぽい後輩がやたら懐いて来るんですが
鷹羽のそのアプローチの仕方も、言い寄られ慣れていない西藤も
かんわいいいいいいいいい!!!!
二人のドキドキがこちらにまで伝染してきそう♡
ちゃんと繋がれるお話も心から読みたいです!!!
『蠱惑』
心霊スポットの取材に来た男が迷い込んだ山中の宿で
美しくもちょっと変わった主人と親しくなり…。
ちゃんとアテンションいただいてますが
虫が……虫姦てそもそも需要があるんでしょうか……??
なんともマニアックな作品です。
ホラーは好きですが人並みに虫は苦手なので
何度も読めませんでした;;
緋月先生シリーズ(?)は安定の妖しさとエロさで楽しかったですし
『冗談じゃない!』でずぎゃ────んと射抜かれ
虫で撃沈……というなんとも評価が難しいコミックスですが
霧間さんが好きなのでちょっと贔屓目かも??の萌×2で!!
怖いの苦手…という方には初めのお話にほんの1コマ、びっくりポイント?ぞわっとしてしまう所があると思います。でも後はそんなシーンを忘れるくらいえっちなお話が続くのできっと大丈夫です!(笑)
表題作の受け先生が若い男の子たちにとろとろにされちゃっています。
前作は内容がちょっとよく分からなくなってしまう所が多々ありましたが、今回は難しいことは無く理解に苦しみながら読むということはなかったです。えろくて最高でした。
真ん中の2タイトルは個人的にはちょっと楽しめませんでした。ただそれはキャラとフェチがこちらの好みではなかっただけですし、表題作だけでほぼ満足しているので問題なかったです。
そして最後の、ハチャメチャに好みが分かれそうな虫姦モノ…
どんな小さな虫にもすごくびっくりするぐらいには虫を憎んでいるし、いっそ滅んで欲しいと思っていますが、読めました!
虫が平気なお父さんお母さん、お友達に言われた事がある方もいるでしょう。
私も虫を怖がってはそうやって馬鹿にされてきました。
ですがあえて言いましょう
虫は無視すればいいんです…!
触手が平気な方はいけると思います。
虫自体もふんわり丸みを帯びた可愛らしいものが大半でしたし、何より攻め様の美しさですべて誤魔化せました(私は)
作家先生の画力は本当に素晴らしく、どのタイトルも上質なエロスに彩られている事だけは確かです。
えっちなのが好きな方は買って損はしないと思います。
1話で完結するマンガを6本を詰め込んだ、とても画力が高くてエッチなBL短編集です。
前半3本は2017年に出版された『先生、怖い話しませんか』→https://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/65306/のスピンオフ作品。
受けは地味なオッサンだけど、よく見ると美人な国語教師の緋月先生(表紙の男)。
赴任した高等学校がある地域が特異な所のせいで特殊能力を授かり、男を無意識に誘惑する不運な霊感体質になってしまった人。
淫夢を見たり、呪いのせいで金縛りに遭ったり、エッチな霊(AV監督)に憑りつかれたり…と、霊感体質のせいでホラーな事件に遭遇。
しかし3本の短編すべてでエッチなミラクル展開になり、男子高校生とエッチして事件は解決します。
ホラーな事件と言っても、最初の「美術室の悪夢」以外は後味が悪くないので楽しめました。
エッチの内容も絵具ペインティング、保健室エッチ、図書館で3P+撮影!まさしくエロエロです。
修正は輪郭無しの白抜き(ペニス、結合部)ですが、汁描写が濃い!まさしくエロエロです(大事なことなので)。
後半3本は独立したエッチな短編集で、ホラー要素はありません。
☆おいしく召し上がれ
カフェの常連客で黒髪メガネの美形だけど変態×カフェバイトの流されやすい淫乱
いわゆるスイーツプレイ!生クリームとイチゴにバナナが大活躍のエロエロでした。
マニアックな特殊プレイなので好みは分かれるかもしれませんが、私は大満足でお腹いっぱいでした。
☆冗談じゃない!
敬語使いのオシャレな美形後輩×もっさいヒゲでメガネの黒髪先輩
ふたりともデザイン系の会社勤務なのか、サラリーマンなのに後輩はスーツを着ていません。
実は収録された短編作品のうちで、この作品が最もまともなBLの恋愛話です。
先輩に恋した後輩がアプローチして距離を詰め、話が出来る関係になっていくところが胸キュンでした。
話の尺の都合で展開は早いですが、お互いに初々しいエッチもちゃんとあって素敵でした。
☆蠱惑+巻末の描き下ろし短編
怪しい温泉宿の美人な主人(正体は女王蜂)×虫が苦手なヒゲでメガネの心霊スポットライター
人外BLアンソロジーに収録された作品で、テーマはずばり虫姦(本編が始まる前に注意書きがあります)。
苦手な人は目を背けたくなるリアルな虫描写もあるのですが、攻めの女王蜂が妖しいくらいに美しくてエロエロです!
蜂の幼虫を産みつけて苗床にするのが目的のようで、受けの陰部や乳首などには蜂の幼虫(イモムシ)や働き蜂がたかっていました。
受けは流されやすく虫が苦手なせいで攻めの女王蜂の言いなりになり、朝が来ても淫夢を見ていたと勘違いしているのが幸いでした。
攻めの正体にも気がついていなくて人間だと思っているようで、ある意味メリバでイイ話です。
霊感教師、緋月礼二が散々な目に合う「先生、怖い話しませんか」のシリーズを含む短編集。シャルルのアンソロジーに掲載された作品の詰め合わせで、何が飛び出すか解らないお化け屋敷のような1冊となっております、眼鏡受け多めです。
緋月先生の受難一限目「美術室の悪魔」
私はレビューを見てから読んだので平気でしたが、最後のページの使い方が上手く、本当はネタバレ無しで読んで頂きたい一品(このレビューがネタバレしちゃって申し訳ないですが…)。怪談BLを名乗るならこういうビックリは必要だと思うのよねー、過度に怖がらなくてもネットで拡散されている有名なホラー画像をうっかり見ちゃった事のある人なら大丈夫なハズです。
緋月先生の受難二限目「妖しい金縛り」
縛りBLは緊縛だけのモノでは無い、本編と同様真ヶ崎が攻めとなります。この二人はBLのLの要素が薄いなぁ…と思っていましたが、おまじないの内容とそれが効かなくなったタイミングを考えると距離が縮まっている?
緋月先生の受難三限目「図書館痴漢」
AVびーえる掲載作品、これは怖いの苦手な人も大丈夫なエロエロ。先生&生徒二人がAV監督の霊のもと、「真面目な先生も若い肉棒は拒めなくて…」の撮影に突入、というとんでもない内容。生徒二人も監督も美味しい思いをし、相変わらず緋月先生だけトホホ(^_^;) 私はAVもの苦手なんですが周囲にバレないのと、撮影データは消去されたので許容範囲かな。
「おいしく召し上がれ」は性癖BLでこれだけ眼鏡「攻め」です。相手の性癖への抵抗と好意の間で揺れながら、自分自身に表れた変化に佐藤が葛藤する姿が良かったです。最後まで読むと、ケーキの一角に黒く佇むアメリカンチェリーのように闇の影が、でも「ま、いいか」と割り切れる時点で二人の性癖は既に一致してしまっているでしょうね。
「冗談じゃない」はコミュ強後輩×もっさり先輩の一番普通のBLっぽい内容、ちょっとしたきっかけで気になりだしたが最後です。
この2つはラブ度高めの明るいテイストで萌えやすいかも。
そして注意書きの後に登場する「蟲惑」、タイトルから察せるような内容です。獣人や人外では無く「バケモノBL」ですからむしろこれくらいで正解だと思う。蟲がいっぱい出てきますが本から飛び出して襲い掛かってくる訳じゃないし平気。大きめに描かれリアル過ぎず、かと言ってデフォルメされ過ぎてふざけたものでも無い、蟲に犯される姿はアーティスティックにすら感じました。どうしても嫌な方は注意書き以降を読まなければOKですが勿体無いと思いますよ、私は。
攻めは美しき宿の主人の皮を被った蜂のバケモノです。その宿に取材に来た受けの烏丸さん、ヘラヘラした愛想のいいお茶目さんです、おばけは平気なくせに蟲が大嫌いなの。
「ヒトに興味がなかった」蜂が烏丸さんの友好的な態度によりヒトに興味を示すようになった結果…。寄生蜂のような感じかな、目的を持って犯している所がバケモノ感出ていて尚良しです。犯された後も再び宿を訪れてしまう烏丸さん、人間の体ではご主人の目的を達成するのは無理だと思われ、永遠にこのやりとりは繰り返されるでしょうね、って言うか繰り返されて欲しい。
烏丸さんは宿での件を夢だと思っていますが、それでも普通は不気味がってもうご主人に近付かないようにすると思うんですよ。にもかかわらずまたご主人に会いに来ている所に萌え度アップ。タイトルの「惑」が示す通り、ご主人の浮世絵離れした妖艶さに惹かれ、更に毒にも充てられているのでしょうか…。
描き下ろしでもまだ関係が続いている事が解ります。烏丸さんが完全にご主人の毒浸けになり、魅了され依存するようになった頃に真実を知ればいいなぁ…という勝手な妄想。
全体的にエロ度高めの甘さ控えめ、私としてはもう少しラブが欲しいのですが「蟲惑」が好きなのと個性的な作風で各アンソロジーのテーマをオーバーなくらいに表現されている所は高評価したいです、ホラーに愛を求めちゃいけないのかもしれない。
前作もそうですが、好き嫌いが本当に分かれる作品だと思います。ちなみに、私は好きでした。
まず表題作は、前作のスピンオフですが、前作は固定CPありましたが、今回のスピンオフでは前回の固定CPでのえっちは1回だけ。残り3回のえっちは全部モブとまではいきませんが、違う生徒です。
前作のスピンオフ短編が3本+読み切り短編3という構成で、表題作スピンオフにはかろうじて生きてますが自死ネタ有。苦手な人はお気をつけください。
独特なホラーと共に展開されるえろは、私は好きでした。
短編の方ですが、基本的に髭の方が受けです。
また、本当に芋虫が苦手な人は避けた方がいいです。
短編1作品がリアル寄りな芋虫わんさか出てきます、芋虫とえっちしてます......わぉ。虫大丈夫な私でもちょっとびっくり。
ストーリー自体はどれも他には無い特殊さで好きなんですが...
『先生、怖い話しませんか』の続編かと思っていたら、違った!
スピンオフでした。
前作に引き続き緋月先生や真ヶ崎は登場し、
先生のオカルト引き寄せ体質などの設定はそのままですが、
前作の内容には特に触れられず、真ヶ崎×緋月先生のCP固定もなくなり、
先生の総受け状態で、番外編要素強めでした。
てっきり前作の真犯人判明や細かい謎の解明、真ヶ崎との進展が
描かれると思いこんでいたので、ちょっと予想と違いました。
緋月先生シリーズは以下3編収録です。
『美術室の悪夢』
ある日、生徒の宮前から絵のモデルを頼まれた緋月先生。
けれど、いつも途中で眠気に誘われ、いやらしい白昼夢を見てしまう。
しかも、その内容は日に日に過激になってゆき、
夢の中で宮前から犯されるようになってしまいます。
それに併せて、絵を描く宮前の様子もだんだんおかしくなってゆき…
最後の宮前の描いたキャンパスの絵にゾッとしました。
でも、なぜそんなことに…?少しわかりづらかったです。
『妖しい金縛り』
久々の真ヶ崎登場回。
時系列は1巻の後…?
正体不明の人影から金縛りを受けている緋月先生。
はじめは手足を掴まれる程度だったのに、
気付けば体の奥まで触れられてゆくようになり…
身体は火照りっぱなしで立っているのもままならず、
腰砕けているところに真ヶ崎がやってきて、
いつもの有無を言わさずの強引エッチパターン(笑)
イヤイヤ言いつつも、結果的には真ヶ崎の能力?のおかげで
金縛りも解け、真ヶ崎に救われてしまう緋月先生なのでした。
こっそり仕込まれたお守りが効かなかったことで
お、やっと真ヶ崎への気持ちを自覚するかな?と思いきや、
まだまだ甘い雰囲気には程遠い二人でした(笑)
これまた最後は金縛りの犯人の正体にぞくり。
邪気のない笑顔が怖すぎる…
『図書館痴漢』
3P+撮影プレイもの。
バスケ部員の比護と東井から告白された緋月先生。
お断りするものの、先生としてならいいでしょ?と押し切られ、
二人と一緒に図書館へ出かけることに。
すると、突然目の前にAV監督の霊が現れ、
あなたを撮りたい!とスカウトされてしまい…
霊の力に影響され欲情した比護と東井に襲われてしまいます。
大胆にも図書館で年下の男の子たちからトロトロにされてしまい、
さらにそれを霊にビデオ撮影されてしまう散々な緋月先生でした☆
前2作に比べると、明るくエロなコミカルホラーでした。
以下↓はシリーズ外の同時収録作品。
『おいしく召し上がれ』
カフェで働く佐藤はひょんなことから、
常連客の大崎の秘密の変態性を知ってしまい、
変態プレイに付き合ううちにほだされてゆき…
ほっぺにごはんは確かに可愛い。
でも、それがフェチにまでなるのは斬新でした!
隠喩でも何でもなくて本当に尻にバナナ突っ込んでるの初めて見たかも(笑)
佐藤の男体ホイップクリームイチゴ盛りもエロエロで目に毒でした///
大崎のためという健気さもあるんだろうけれど、
いつの間にかフェチがうつちゃっていたのかな♡
『冗談じゃない!』
可愛い系ワンコな後輩×もさいツンデレ先輩のお話。
他の収録作品が特殊なので、唯一のノーマルな恋愛ものでした。
先輩が眠っている間にこっそりチューしちゃう後輩くんにキュン♡
『蠱惑』
読み手を選びそうなお話でした。
虫姦(というのかな?)なので、虫が苦手な方はアウトかと。
羽虫から芋虫まで虫がいっぱい出てきます。
そこまで苦手意識のない人でもぞわわっとしそう。
攻めは人型→半虫化で行為に至ります。
虫から孕まされちゃう禁忌姦がすごかったです…
エロ度的には一番濃厚でした。
緋月が朱月の子孫だとか 双月神社と真ヶ崎の関係
神社ですれ違った女の子が何なのか
【先生、怖い話しませんか】があまりにもわからなさすぎて 追いかけてまいりました 置き去りにされた話が気になって
なのにまた 犯されてヨガる美人教師を ただただ見守ることになろうとは
前作の続きが少しでもあると思ったのが間違い 先生は同じでほぼ別物
で 結局なにもわからず なので この話はサクッと諦め 霊感体質の淫らな悪鬼の赤い瞳をもつ先生と その色香にあてられた生徒・同僚が淫に乱してお戯れあそばす ハイスピードエロ漫画だったということにしておきます
で そんなに合わなかったのか っていうとそうでもなく
単話が数話あって 最後にお控えあそばした
【蠱惑】
これはよかった
『夏だ!ホラーだ!オカルトだ!』に相応しい
ただ 虫が嫌いな方にはおすすめできない 虫姦
これで1冊出ないかってくらい この本の中ではよかった