最高に喰ってやりたいオトコ——… タチ×タチの攻防

White Pawn-ホワイトポーン-

White Pawn-ホワイトポーン-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×222
  • 萌20
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
9
得点
269
評価数
74
平均
3.8 / 5
神率
31.1%
著者
トビワシオ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784866531854

あらすじ

プライドの高い男ほど
屈服させるのが面白い——

大学入学時に、
2つ上の先輩・白沢に目を付けたゲイの黒木。
お近づきになって、
なんとか食ってやろうと思っていたのに、
気づいたら逆に押し倒されて食われてしまった!
予想外の展開に戸惑うも、白沢の“顔"が大好きな黒木は
懲りずにタチに回ろうと画策するけれど……

drap書き下ろし冊子「I▼BL」応募者全員サービスフェア対象コミックス★

表題作White Pawn-ホワイトポーン-

大学3年、男女問わずモテる、21歳
大学1年、白沢をオンナにしようと狙う

その他の収録作品

  • White Pawn -ホワイトポーン- その後(描き下ろし)
  • カバー下:おまけイラスト

レビュー投稿数9

”男” が、”男” に抱かれるのを堪能できます♥

トビワシオ先生初読みです。
あらすじ・帯も何も見ずに読み始めたので、意外な展開にテンションが跳ねあがり、そのまま最後までハイスピードな疾走読みをしました!
いやー、すっごーくおもしろかったー♪

大事なポイント書いてある帯を見落としたまま読んで大正解でした^^


芸大新入生の黒木は、みんなの憧れの王子様である先輩の白沢に一目惚れ。
「あの人を俺のオンナにしたい」と…
性悪クソタチめ!って感じですが、白沢は爽やかな美形で優しげで、喘がされちゃうところが早く見たいぞ♪なんて思いながら読んでいたら、、、

白沢が黒木にモデルを依頼、黒木はこのチャンスをものにしようと、白沢を酔わせて家に誘うと、白沢のほうから家に誘ってくれて…

白沢は、襲う気満々な黒木を組み敷いて、「虎がかかった」と舌舐めずり!
えー?そっちー???ってビックリしたけど、これは私が大好物の生意気なタチが抱かれちゃうパターンじゃないですか!
キャー、テンション跳ね上がります♪

さらに「次は俺が抱きます!」「次も俺が抱くよ」のタチ対決まで始まった―♪
美形の白沢は昔から変なのが寄ってくるから、各種武道をたしなむ肉体派で、黒木はぜーんぜん太刀打ちできずに抱かれ続け、イイとこ突いてくる白沢に開発までされちゃって…

生意気タチがヤられちゃって開発されていくの好き♪
それと爽やか王子様白沢の、黒木にだけ見せる雄のハンター顔がとってもセクシー♥


この二人の関係はタチ対決の延長で、白沢が「付き合おう」って言ったのも、黒木の浮気防止策みたいなもので、恋人たちの甘さは最初は薄めです。

でも、兄弟で彼氏を寝盗り合ってきた白沢の兄(ネコ)が登場し、黒木を狙い出してからの白沢の執着ぶりがすごかった!
ちゃーんと黒木に惚れちゃってるんじゃーん。

黒木も、顔に惚れた白沢にソックリな理想のネコが目の前にいるのに、それよりも白沢が良いと…


付き合う前、黒木が浮気した時のおしおきエッチは激しくて、ガタイが良い黒木が激しさに戸惑っているのも良かったけど、白沢兄に隙を見せた黒木へのおしおきは、、、
白沢の気持ちを信じさせて、受け入れさせるための、ドロドロに愛するやり方!
タチの黒木にとっては激しく愛されるよりも、こっちの方がカラダに刻み込まれちゃうんだ!


黒木が抱かれる側?ってところでテンションが跳ね上がり、白沢のウラオモテ有りなところに魅力を感じながら、最後まで勢いが衰えないまま読めました。
”男” が、”男” に抱かれるのをこれでもかーって堪能できる一冊でした。
ほんっとおもしろかったー。


タイトルにある「Pawn」はチェスの歩兵。
口絵はチェス盤のイラスト、キャラの名前は白沢と黒木、チェスを意識して描かれた作品だと思います。
イメージ通り、二人の攻防・駆け引きが楽しい作品でした!

7

あー面白かった

最近はトビワシオ先生にはまっています。
とにかく、登場人物たちのクセが強めです。
それが、あれこれするんで堪らなく魅力的になるのですね。

こちらは、大学生のお話です。
白沢先輩と後輩の黒木。
美大生ですよ。

個人的に、白沢先輩がツボでした。
綺麗な見た目で、誘い込んだらパクッと食べちゃう食虫植物みたいです(例えがアレですが…♡)
顔と外面は、王子なのに脱げばバキバキにあらゆる武術で身につけた実用的な筋肉と、黒木の攻めをぐりんと躱し、押さえつけちゃうスキル。
そして、セックスの的確な攻め方。
あと、好きな相手に対する独占欲がね!
エピソードが進むたびに、黒木と一緒に好きになります。

黒木も、バリタチだったのに御愁傷様としか言いようがない。
でも、白沢限定ネコになりまして。それはそれで幸せかと思われました。

トビワシオ先生の描くセックスも、激しいけど受けが、攻め限定に感じる表情が秀逸です。
白沢の寝とり大好きお兄さんは、ヤバイひとですが…白沢のステルスな上、一気に黒木を守るところ良かったです。お兄さんにも、ちゃんと愛するひとが現れると良いなぁと思いました。

1

素敵な【タチ×タチ】です!!

大学入学時に、ハーフかと思うほどの美貌の持ち主・白沢という先輩を見かけ
一目で“あの人を俺のオンナにしたい”と決意した黒木はゲイでバリタチ。
徐々にお近づきになろうとしている矢先、
なんと白沢から画のモデルを依頼され…。

実は購入予定ではありませんでしたが(すみません)
書店で手にとったら【タチ×タチの攻防】と帯があり
ジャケでどちらがネコになっても楽しそうだなと思い購入致しました。

黒木のガタイが良いですし自信もあるし攻めオーラ(?)も感じたので
惹かれた【タチ×タチ】の設定を忘れていたほど黒木×白沢を疑わない序盤でしたww
ところが!白沢さんのおっかねえ事ったら!!www
色々とお見通しだし散々油断させといてコレかよ!と黒木のようにビビりました…。
獲物を捕らえる薄ら笑いを浮かべた白沢の表情は、
黒木に勝ち目はほぼ無さそうだなと悟らせたように思います。
一応黒木も簡単には諦めないんですが、なんたって相手が手強過ぎ!!

カラダだけの関係中、久しぶりにネコをひっかけてタチの征服感を味わったあと、
独占欲見せられたらきゅんとしますよね!!
タチだった黒木がどんどん後ろを開発されるのも
ビジュアル的に非常に楽しかったです。
誰もこの裏の顔を知らないという優越感とときめき、わかります。
恋人同士になってからも白沢の本心をはかりかねる黒木に同情しつつ
白沢に似ている兄の登場でハラハラ…。
予想をぽーんとうっちゃってくれる展開に最後までわくわくしどおしでした!

贅沢を言わせていただければ、黒木×白沢も読みたかった……。
頑なに譲らない白沢もいいんですけどね、
黒木に本懐を遂げさせたい気持ちもありますww
萌×2ですが神寄りです!!!

4

綺麗な攻めが好きなんです

攻め(綺麗な男・182cm)×攻め(黒髪眼鏡・184cm)の攻防戦。

大学入学早々、美しい男・白沢爽に目を付けた黒木。
どうやって手に入れようか考えていると、当の白沢から絵のモデルになって欲しいと声をかけてきて願ったり叶ったり。

時折恥じらう様子の白沢を見て落とせると踏み、食事に誘い、白沢の部屋へ。
が、ベッドに押し倒し、いざいただこうとしたその時、ひっくり返されてしまう。
体格のいい黒木に、「今まで寄ってくるのは子猫が多かったけど、虎がかかった」と不敵に笑う白沢。全ては罠でした。
白沢は見た目に反して武道の達人で、ベッドでは野性的。美しくも獰猛な獣のような人物です。

その後も着実に後ろを開発される黒木。実は過去にネコに挑戦したことがあるそうで、その時は痛いだけだった(指だけ)ということなので、何だかんだでどっちもいけるみたいです。
ある日、完全にネコになりそうな自分に危機感を覚え、久々に男を抱いてタチの感覚を取り戻し、今度こそ白沢を抱くと決めてデートへ。

そんな狙いを察した白沢は、自分以外と関係した黒木に対して、これまでになく激しい抱き方をします。
いつまでも指で攻められ、耐えきれずついに自分から求める黒木。荒々しく抱かれ、めちゃくちゃに喘ぎます。
しかしこのことがきっかけで、恋人として付き合うことに。白沢に「自分のもの」と言われときめくも、逆転することは諦めていない様子。

そんな二人の前に現れる、白沢の兄・信。顔は似てるけど、優等生タイプの白沢とは違い、チャラいお兄さん。
白沢の恋人は全て食ってきたという信は黒木に迫り、心を乱してくる。
白沢以外には抱かれたくないと拒む黒木に、バリネコだと言う信。そんなことも見抜けず、黒木はネコ思考になっている自分に気づきます。

そこへ白沢が割って入り、弟の本気を見た信は観念して退散。
黒木にはお仕置き…と言いつつ、向かい合って甘く抱き合う二人。
白沢の表情が、それまでの勝者の不敵な笑みと違い、愛しい者を見つめる優しい笑顔で、タチでもネコでもいいと思うのでした。

事後、「まだ俺のこと抱きたい?」と聞く白沢に「抱かせてくれます!?」と食いつくも、あっさり「やだよ」と返されます。
「好きな人の色んな顔が見たい」としおらしい黒木に「出来るもんならやってみな」と、最後の最後で再び攻×攻の表情を見せる二人。

描き下ろしは立ちバック。好きな子には意地悪したいという白沢を、後ろを締め付けてやり返す黒木です。
カバー下は白沢に迫る夢をむにゃむにゃ見てる黒木。
電子特典では、未だ諦めていないらしい黒木について、にこやかに「あんなに返り討ちに遭ってるのに」「絶対アナルの才能あるのに」と牽制する白沢でした。

今後も黒木には抱かれ続けていただきたいですが、逆転しようとして返り討ちに遭うパターンは楽しそうなので、諦めない気持ちは持ち続けて欲しいなと思いました。

7

キレイで強いお兄さんに食われる!

ごめんなさい。攻め攻め攻防好きじゃないのに読みました。ちゃんと帯に「タチxタチの攻防」って書いてあります。
とは言っても別に地雷とまではいかないから十分読めると思ったんだけど。
攻防の中でも私の苦手な部類の攻防でした…
冒頭でバリタチの黒木がヤれると踏んで誘った色っぽい先輩・白沢に、部屋に入った途端に豹変されて逆にヤられて…っていうのは最初は良かった。
中盤になってもずっと不本意ながらネコになってしまった黒木の悔しさと、力で勝ってタチのポジションをキープする白沢のほくそ笑みが描かれ、私の中では2人の間には感情の交流や恋心というよりも、支配力の表現としての意地比べみたいに見えるんだなぁ。
私の中で、攻め攻め攻防の中のそういう部分が嫌いなんだよなぁ。
攻防でももっとコミカルな感じだったり、2人がアツく好き合っていて、戯れで攻防してる感じならいいな、と感じることもあるんだけど。
本気のケンカ腰とか、受けになる側を冷笑する空気が出るとイヤな感じ。
受けを下に見るってどういう事?愛してないの?っていう怒りを感じちゃうんですよね。
本作は、ラストの方でちょっととってつけたように白沢が黒木にマジに好きだよみたいな告白をして、とってつけたように甘い雰囲気になります。だからリバ展開はありません。リバ嫌いの方々はご安心ください。

1

攻め×攻め

今まで読んだトビワシオ先生の作品の中で一番細かいこと気にしないで楽しく読めました。

攻め×攻めってやつです!
王子様な白沢と、彼を狙う黒木の美大生CP
年下の黒木が攻めっぽい設定ですが、白沢が徹底的に上手で完全に黒木を組み敷いて心も身体もメロメロにします。実は黒木に同じくらいベタ惚れだった白沢…という何度読んでも面白い王道展開で、BL読んだな!って満足感がしっかり。エッチシーンも多め!攻め×攻めだけあって男くささが強いので、キラキラ感はないタイプのエッチシーンです。

萌〜萌2

0

美人が。。。

ぼさぼさヘアに眼鏡でイケメンを隠している大学生、黒木。美人で超モテモテの先輩、白沢に一目惚れし、いつか自分のものにしてやろうと画策している。
そんなとき、白沢先輩から絵のモデルにならないかと誘われ、千載一遇のチャンスとコナをかけるのだが。。

なんと美人の先輩はバリタチ。これまでタチしかやらなかった黒木を組み敷いてしまう。
ここからリバにならないかなぁ、と期待しましたが、最後まで固定でした。。

それから少しはあがくものの、結局惚れた弱みで最後まで受けてしまう(そして開発されてしまう)黒木でした。

ビッチな白沢兄がかきまわしたりもしますが、これまで固定彼氏を作らなかった白沢先輩が、黒木に本気になってしまい、お互いラブなのね、というハッピーエンド。

少しコミカルなタッチで読みやすかったです。

0

【タチ×タチ】の萌えどころ

リバ好きの延長で手に取っては外すことが多いタチ×タチの攻防モノ。
1冊目(ホ乳類♂ヒト科)が面白かった作家様なので今回こそいけるかと思ったのですが、んーやっぱり萌えメーターは低空飛行。
なんでかなー。
攻防がだめなのかなー。
リバ好きが逆に仇になって、攻防するならリバれ!リバらないんなら攻防すな!って思っちゃうのかもしれない。
我儘だな私。

バリタチが攻めに出会って悪態吐きながらも可愛いネコちゃんになってくれると萌えるし、タチ×タチにも萌えの可能性はあるのだけど。
なかなか難しい。。

2

悪くはないんだけど

お話自体は悪くはないけど、残念ながら最初から最後まで萌えどころがなかった…です。

黒木目線で進み、目論見通りに事を運ぼうとするが、逆に白沢にしてやられるというのは読めてしまいました。

白沢兄のくだりも。

黒木が白沢の顔が好きと言いながら、本気になっていく。

白沢は言動には出さないが、本気で黒木が好きだった。

という筋書きはいいのですが、どちらもかわいらしさとかかっこよさとか、相手を好きでたまらないとか、そういう萌えを私には察知できず。

具体的に言うと
イケメン好きなんだけど、2人とも表情が乏しく魅力を感じられなかった
黒木にはメガネを外してほしい
リバってほしかった
白沢の受けが見たかった
先生お得意のケンカップルでもなかった
かと言って甘さもデレもない
という感じです。

ストーリー的にも、まあそうなるでしょうなぁ、という感じで淡々と読めてしまいました。

悪くはないんだけどなぁ。
私の萌えポインツが入らなかったです。すみません。

0

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