てんてん
tsumabenicho no omosugiru ai
本品は『愛の星をつかめ!』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、央太視点で
央太の恋愛遍歴が語られるお話です。
央太が突然変異で
急激に身体が大きくなったのは
フランスでのパティシェ修行でした。
長い床磨きとメレンゲ作りの日々が終わり
製菓を任され一から考えて焼いたケーキは
嘘みたいに売れます。
すると少し前までは厳しかったり、
体の変化を気味悪がっていた仲間たちが
猫なで声ですり寄ってきました。
スジボソヤマキチョウが起源種だった時
央太は誰にも相手にされず
長い初恋相手にも告白したけれど
ほとんどフラれた形でした。
パティシエになれたら返事をする
と言われたけれど
彼はかわいい容姿が好きだから
図体の大きな
ハイクラスの上位種になった
央太など望みがあるとは思えません。
その上、ツマベニチョウとなってから
暴力的なまでに強い性欲を感じていて
誰でもいいからセックスしたくて
しかたがなくなってしまうのです。
そこで央太はセックス目的で来る
男女が多いというバーに向かい
髪型と眼の色が真耶に似たいきずりの男と
初めてのセックスを経験します。
それから央太は何人と付き合いますが
ツマベニチョウである自分といると
楽だからだろうと思うと
どうしても気持ちが冷めてしまい
真耶のほうが好きだと思ってしまうのです。
8人目の恋人別れてからは
ハイクラス上位種と割り切った
セフレ関係だけを続けてきました。
どうしたらこんな自分が
難攻不落の真耶を落とせるだろう?
いつしか央太はそう考えるように
変わっていて…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーな小冊子は
央太の真耶への執着がコワいお話です。
真耶を篭絡するにはとにかく
非の打ちどころのない完璧な男であり
優しく親切でなければいけません。
そして真耶の信念や生活を邪魔せず
隙を作って真耶の中に
ゆっくりと侵入しなければ
真耶はすぐ央太を忘れて
自分のペースに戻ってしまうでしょう。
日本支店の話が出た時に手を挙げたのは
ちょうどよく真耶が当主代理をやめる
タイミングだったからであり
真耶の家を訪ねた時に
彼の姉から引っ越し先に
自分のマンションを暗に進めたのも
央太だったのです。
そして恋人になった今でも
手に入れた合い鍵で
朝な夕なに食事を作っています。
そして真耶に関しては
全て自分が頼られたいと思う央太は
真耶の部屋の紅茶のストッカーさえも
本人に気付かれないうちに
入れ替えてしまうほどの男になっていた
…というオチまで
央太の重すぎる愛、深すぎる執着が
これでもかと言わんばかりに
語られた番外編でした。
真耶は人の好い所を見る人なので
央太のこんなドロドロした所に
気づかないだろうなと思うので
これからも益々央太の愛(執着)は
深くなるばかりなのかな。
でも本編の2人を見ていると
それでも良いような気がするのは
マヤマヤが大事にされているから♡
恋人たちの裏事情なんて
周りには見えないしね (^_^)v
※他店舗特典(レビュー済)
アニメイト特典は
翼夫婦がそれぞれの友人から
付き合いを告白されるお話です。