条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
ai wo ataeru kemonotachi musunda kizuna to itoshiki tsugai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
愛を与える獣達シリーズ第二弾です(*´▽`*)
今回はチカの出産、妊娠、出産(2回目)などなど色々なお話が入っているのですが
やはりメインはチカが攫われるお話ではないでしょうか。
竜人のガルリスが訳あってチカをさらうのですが
そこからお話はまさかの方向へ向かいます。
チカが何故この世界にきたのか、こちらのお話を読むとその理由がわかりました。
波乱の展開が沢山あって胸が苦しくなったり
泣いてしまうシーンもあったのですが
それ以上に溺愛されてるチカを沢山見ることが出来て幸せでした。
三人の心のバランス?がほんとに上手く取れてるなぁと第一弾の時も思ってはいたのですが、
ダグラスの子を出産した後により強く思いました。
普通ならゲイルが嫉妬?しそうなものなのですが
そういうのが全くなくて、綺麗な心のまま読むことが出来ました。
(上手く説明出来なくてすみません。)
今作も私は大好きだなぁ次作を読むのが楽しみだなぁと思いました(*´▽`*)
面白いんですがあまりにも長いのでレビューに困る作品の代表だと思います。
他の方のレビューにもありますが、好きな描写も繰り返されると食傷気味になります。
ダグラスやゲイルの家族にも大事にされチカユキは幸せそうです。
治癒術師の治療シーンは想像してなるほどと感心しました。現実世界にあったならと思ったほどです。
後半はハラハラの展開で一気に面白くなり引き込まれました。
チカユキとユーキの思わぬ関係も分かりました。竜人も登場して一気に世界観も広がりました。
ただやはりとても長いです。シリーズは全作揃えるタイプですが、もう少し読みやすくして欲しいです。
長かった…。特に最後の方はもう飛びし読みしてしまった。
異世界トリップの理由がわかった回でしたね。そして巻末の息子たちの会話でまだまだ3人が仲睦まじく子供もポンポン生んでることもわかりました。
チカが竜に拐われ…からの辺りは、とっても読み応えがありました。
その後はいかにチカがダグラスとゲイルに愛されているか、チカも愛しているか。
チカが周りの皆さんに大切に思われているか。
チカがこの世界にもたらした知恵と技術が素晴らしいか。
この辺がループというか繰り返しで。
女性の必要のない世界ですね。オメガバでもなく番や伴侶の定義もあり、出産も可能で。
なんか男同士という意味をあまり感じませんでした。
また、異世界トリップで元の世界の知恵と技術を活かすのも有りだと思っていたのですが、ここまでやるともう何でもありだな!異世界トリップ最強だな!とちょっとさめました。
子供達が騎士や医者として働いてるところでは、何年後なんだろ?長男が偉いさんになってるみたいで、それでもまだチカは出産できるとは?
小作り、妊娠、出産、育児とたっぷり書かれてあり、普段は微笑ましく読めるのですが。今回はなんだかお腹いっぱいでした。
実は前作を購入した時、大きな書店だったのですが1冊しか置いてありませんでした。目立たない場所に、チョンと。
それが今回は平置きで沢山。人気の高さがうかがえます。
内容です。
ダグラスとゲイルの伴侶として幸せな生活を送る親之。
ダグラスとの赤ちゃんを授かりー・・・と言う前作からの続きになります。
自身の医療知識をこの世界で広めつつ、また生まれた子供達と共に、皆で愛に溢れた幸せな日々を過ごす親之。
そんなある日、竜族の青年・ガルリスに無理矢理攫われます。
ガルリスの兄の番であるヒト族の「ユーキ」を、その治癒術で救って欲しいと頼まれる親之。
そんなユーキが異世界から召喚されたと知り、親之はある疑念を抱きますがー・・・。
まず、正直に思った事を書かせてもらいますと、後半から一気にドラマ性があり面白かったです。
チカがこの世界に飛ばされてきた意外な理由だったり、新キャラクターである「ユウキ」との関わり。
そんな山場がですね、なかなか手に汗握らせてくれますし、「どうなる!?」というワクワク感が凄い。後半になり話が動きだすと、結構な勢いで読み進めちゃうと言うか、引き込まれました。
特に3人目の赤ちゃんである翠の出産シーンなんかがですね、とても感動させてくれる。いやもう、読みながら「どうしよう・・・」と半泣きになりました。
今までひたすらほのぼの甘々だっただけに、その落差でよりハラハラドキドキさせてくれるんですね。
ただし、前半は相変わらずの、ひたすらほのぼのエピソード。
ここの所で好みがくっきりと分かれると思うんですよね・・・。
ここから前作のレビューでも書いた同じ事を繰り返しになっちゃいます。
ささいな日常エピソードがひたすら続くのが、若干クドクドしいのです。
特に、お料理エピソードはもういいです。
私はほのぼのエピソード系が大好きだったりしますが、それも程度問題なんだとこの度気付きました。
何でしょうね・・・。これこれこんなお料理をこんな風に作って、皆で「美味しい!」と食べて、「凄く楽しかった!」みたいなエピソードを何回も読んでいると、失礼ながらウンザリしてくる。
クレープの話、こんなにページ数取る必要あるか?
もちろん、これは捻くれた私の、個人的な好みの問題が大きいのであって、優しくあたたかい気持ちで読める方が多いのではないかと思うのですが。
で、大変しみったれた事を言わせていただきますが、同じようなエピソードはもう(程よく)カットして貰って、重要なエピソードに重きを置いて貰って、文庫でお手頃に出して欲しい。
多分そうした方が、大勢の方が手に取りやすくなると思うのですよね。
現在の販売方法だと、熱狂的なファンしか満足出来ない形だと思う・・・。
大筋自体はとっても面白いのですが、なにぶん値が張るので損した気分になるのです。これが無かったら評価はもっと上でした。
う~ん・・・。勿体ない。
前作と同じくグダグダ言わせてもらいましたが、基本的にはとても好みの作品なのです。設定といい、キャラクターといい、ストーリーといい。だからこそ、何だか惜しいと感じます。
上巻にあたる『愛を与える獣達 無骨な熊と王者の獅子と異界の「番」』は読んでいたものの、下巻にあたる『愛を与える獣達 むすんだ絆と愛しき「番」』がどこにも売ってなくて。やっと本屋さんでお見掛けして購入しました。
上下巻まとめてのレビューです。
設定、キャラ、ストーリー。
どれをとってもすごく魅力的でした。
急に異世界にトリップしてしまって、そこで奴隷として粗雑な扱いをされて。
もう死んでしまいたい、とすら思っていたチカが、ゲイルという男性に救われ、生かされ、そして愛される。
攻めはもう一人いて、それが王族でもあるダグラス。
イケメンで、ハイスペックで、そして優しくて。
過酷な過去を過ごしてきたチカが、そんな二人に愛され、そして幸せになる。
王道なストーリーでありながら異世界トリップや、ケモ耳といったバックボーンも非常に面白い。
面白いんですよ、とっても。
ただ、これだけ厚みのある本で、しかも上下巻という長さに見合った内容か、と問われると、正直答えは「否」なんですよね。
非常に魅力的なストーリーであり、そして登場人物たちなのですが、くどくど長すぎる。
チカが料理をする描写。
お互いをべた褒めするシーン。
登場人物たちの説明描写。
それぞれが長く、しかも、それが何度も繰り返される。
もっと言ってしまうと、甘すぎる。
上巻の序盤で、チカがあれだけ冷遇されていたのはいったい何だったのか、と思うほど、登場人物たちのチカへの崇めっぷりが半端ない。
チカの持つ能力とか、ちょっとご都合主義すぎて、ファンタジーものではあるものの行き過ぎてる感があったように思います。
下巻は途中で子どもたちの描写になっていて、え、これってだれだっけ…、と思ってしまったのは私だけか。
序盤こそ痛い描写はあるものの、それを過ぎてしまえばあとはひたすら甘々。
甘々すぎて、食傷気味ですらあります。
正直下巻は「趣味じゃない」なのですが、上巻は面白かったので間をとって「萌」で。
何度も言いますが、面白くないわけではないんです。
非常に面白い作品を書かれる作家さまだと思うので、次回作に期待。