てんてん
hoshi no namae
本品は『愛の星をつかめ!』の
アニメイト限定特典ペーパーです。
本編後、
翼が央太のお店を訪れるお話です。
翼にとって央太は
高校時代から一番の親友です。
央太がフランスに渡って
突然変異に苦しむ中で
真耶に告白して拒まれたとは
聞いていましたが
あれから8年が経ち
央太はもう真耶のことは
諦めたのだと思っていました。
央太がシェフ・パティシエを務める
都心の高級パテスリーは
開店してから連日長蛇の列で
やっと落ち着いたという3月某日、
翼はワクワクと店を訪れます。
翼は来店すると
央太が厨房から出てきて
女性客が色めき立ちますが
その波もようやく退いて
店内をぐるっと案内してもらっている時
央太から
「真耶兄さまと付き合っている」と
告げられた翼は思わず
店内に響く大声をあげてしまいます。
苦笑した央太に時間があるからと
厨房裏の従業員控室に連れていかれ
お茶とサブレを出されつつ
詳しい話を聞かされますが
色恋と無縁の真耶と央太が
と聞いてもあまりピンときません。
央太も数年かかるかと覚悟していたし
大々的に言うつもりはないけれど
親しい人には話したいと言い
兄さまはぼくの泣き落としを
受け入れてくれただけだけど
僕は兄さまなしじゃ生きていけない
とぼやきます。
央太の話から彼の愛のが強いような
真耶は翼の知る真耶のままのような
印象を受けた翼でしたが…
A4サイズ片面で
央太達の恋を知った翼と澄也の
後日談になります。
2人の恋バナにドキドキしつつ
翼が帰宅すると
珍しく澄也が早々に帰宅していて
翔の宿題をみてやっていました。
澄也は代休で午後が休みになった事を
伝え忘れていて早く帰宅したらしく
慌ててキッチンに入った翼を
追いかけてきます。
なんと今日、
真耶が澄也の病院に来て
澄也がある相談を受けたというのです。
それは央太との付き合っていて
それを姉達にどう話すかとか
一人っ子の央太の両親に2人の事を
許してもらえるかとか
翼が聞いた央太からの話よりも
真耶の相談は重いものになっていて
翼はちょっと可笑しくなってしまいます。
央太の愛も重かったけど
真耶のほうも重いみたい
好き同士ならどうにかなるから
家に呼んで一緒に話そうと
翼が満面の笑みを浮かべる幕引きまで
4人それぞれの性格が良く出ていて
とても楽しく読めました♪
央太は央太なりの
真耶は真耶なりの思いの強さが
感じられるSSでした。
アニメイト特典は
前巻でも翼絡みのSSでしたが
今回も翼絡みなのも良かったです。
今後も翼とマヤマヤには
いろんなカプに絡んで欲しいです。
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミスタジオ特典は
央太視点の過去回想を含む後日談です。