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プレゼンで告白って…何だソレ! ?
kare to tsukiau 10 no merit
自らの良さをプレゼンする稲森(受)と、彼に圧倒されつつ次第に惹かれていく高坂(攻)の、素敵な恋物語です(^^)めっちゃ面白くて、クラっとときめいて、ちょっと切なくて、ほろっと泣けて、笑顔になれます!
どちらかと言うと他人との関わりが面倒くさい人なのに、なぜかちょっとモテる人っていますよね。高坂はそんな男です笑。稲森も、部署や年齢全然違いますけど、高坂に惹かれた1人です。私も、高坂の魅力は、何となく分かります!自身を飾らず、隠さず、正直者…あー私結構好きなタイプだわ笑。ガツガツしていないから、なんかそこもイイ。
そんな高坂に、稲森は"自分と付き合う利点"をプレゼンします。プレゼンですよ笑!?この今までにない告白の仕方に心奪われました(^^)ちなみにプレゼンを勧めたのは稲森の上司 田中です。田中は稲森を応援するめっちゃイイ上司で、高坂の同期です。高坂は"なぜ自分がいいのか分からない"と稲森へ伝えて、告白を断ります。ごもっとも!!高坂の魅力を再度プレゼンし、高坂自身が気がついていなかったことを気づかされ、稲森と一緒にいる楽しさに気がつき、2人はお付き合いを開始(^^)初めて抱く他人への愛情、初めて抱く他人への嫉妬、初めて感じる他人の温もり…初めて尽くしの高坂は、思い出します、あの日のプレゼンを。"稲森と付き合う利点"を体感して、ますますハマる高坂でした(〃ω〃)
高坂を好きなのは、見た目だけど、もっと近づけたらいいな…稲森の可愛らしい思いに私もキュンとしました(^^)知らないから、知りたい。気になるから、一緒にいたい。恋心って素敵ヽ(*´∀`)
高坂の"初めて"エピソードで1番お気に入りなのは、嫉妬心です!稲森が友人と海に行くのが気になる高坂…"他人を好きになる"ことも初めてだけど、好きになって知った"嫉妬心"に苦悩します。"面倒だし 疲れるし ちょっと辛いし そして何よりも 離れがたい"のが恋だと気がつきます。素敵ですよね(^^)!!でも高坂は、嫉妬しつつ、束縛したくはないとも思います…だから、稲森と一緒に稲森が楽しいと思うことを楽しみたいと思うのです!!社内で男性と付き合っている事を噂されても"何かまずいか?"とサラっと言ってくれちゃうとか、高坂アナタ素敵すぎ(〃ω〃)
高坂の弟 亮二がなかなかナイスなヤツです(^^)本編にもたくさん出てきますが、亮二エピソードが描き下ろしであります。
地味な兄が嫌だった亮二。兄の元を離れて一人暮らしをし、自由を得て、"今"を楽しむ日々…でも、それが出来るのは"帰る家"すなわち"兄の存在"があったからだと気がつきます。亮二、すごく良い事に気がつけたね(*^_^*)亮二にも幸せになって欲しいな!兄の幸せを願いつつ、兄と稲森のラブラブな姿を羨ましく複雑に思っていそうなところも可愛いなと思いました(^^)
すっごく素敵な作品ですので、ぜひぜひ読んでいただきたいです(〃ω〃)
「プレゼンで告白」という言葉に惹かれて購入しました。この作品、すごく面白いですよ!普段と違った雰囲気のBL作品が読みたいあなたにオススメしたい作品です!
プレゼンとは、より効果的に分かりやすく、相手に伝えることができます。作中、稲森はプレゼンを使って、ダイレクトに自分自身のことと高坂主任を好きな理由について、しっかりと高坂に伝えてくれます。
そして、この作品を読むことで、恋とは今まで知らなかった新しい景色と知らない自分を教えてくれるモノ。恋をすると、自分だけの世界から相手と自分の世界になるため、たくさんの新しいもの・初めてのことと出会い、新しい自分も発見することができるモノ。だと教えてくれます。
「彼と付き合う10のメリット」とは、稲森の衝撃的なパワポ告白から始まり、稲森と高坂のお互いが向き合うことで、今までとは違う、新しい景色と知らない自分に出会えた楽しくて愛しい恋の物語です。
すごく面白くて、めちゃくちゃ人に薦めたい作品です。プレゼン告白という斬新なスタイルをぜひ楽しんで読んでほしいです。
① 切り口が新しい。…新し過ぎて、ギャグかと思った。仕事してるとほぼ毎日が企画書みたいなものだけど。そうか!そういう風にプレゼンって応用出来るのか⁈って気付かされた!
② リア充を気取る、今時男子(カムアウト平気なゲイ)優が可愛い♡
③ 周りの人がみんないい人♡高坂の同僚、田中課長がいい!いい味出してる。偏見も無い。そして面白い!高坂の弟の亮二もいい!優がよく行くゲイバーの人たちもいい!
④ 齢35にして、老成している高坂主任の魅力に気づく優が良い!
⑤ 齢35にして、パクチーからフットサルまで。初めて尽くし(男同士のエッチもね。)の高坂さん良い!歳なんて関係無い。初めては誰だって、いつだって、ドキドキする気持ち。
⑥ 2匹の猫が可愛い♡シンプルに描かれているのに関わらず、リアル。ああ、猫ってそうだよね。っ ていう。主人公たちの側で、読み手側も癒される!
⑦ 恋をして。人と関わることで成長すること。人を好きになっていく過程が丁寧に描かれている。独特の空気感だが、すんなり入って行ける。読み応えあります!
⑧ 度々出てくるご飯が美味しそう♡高坂が優の為に作った豪華なご飯。または日常のご飯。ひじきとか。煮浸しとか。亮二の勤めるカフェ飯。フレンチトースト。高坂の勤める会社の社食とか。
⑨ 時々、点々目になったりする。ちょっと抜け感のある柔らかい絵柄が魅力。
⑩ 結果、温かな気持ちになります。読みながら、自分の口角が自然と上がっている事に気づく。
優しい気持ちになります!
もっとあります、メリット。ねぇ、だから読んでみて。
arca展で見て気になっていて購入したのですが、おかげさまでこめり先生の作風にハマってしまいました。
大きなドラマも感動もないのですが(笑)、何度も読み返したくなる心地よさがあります。
このゆるふわっとした生活感にほのぼのしてしまうんでしょうか。
地味隠れイケメン・高坂さんを発掘したリア充・稲盛くん(両方リーマン)、生活パターンも趣味もまったく相容れない二人が、恋愛という化学反応で徐々に変わっていく感じ(新しくないですけどね)、じわじわと引き込まれてしまいます。
個人的に35歳で早くも枯れてる感じの高坂さんに共感してしまうところもあって、、ああそうだよね、仕事なんて定時に帰って好きなことしたいよね、めんどうな付き合いもやだし、20代のリア充と付き合うなんて疲れちゃうよね、と思うのですが、好意の返報性っていうやつでしょうか、一生懸命な稲盛くんを見ているうちに、だんだんかわいくなってしまう、好きになってしまう!ドキドキ感がシンクロしてしまいました。
好きだから相手の世界を知りたい→だから自分の世界も広がるんだよ!と。初体験というのは小さな冒険なんだけれど、好きな人と一緒だからワクワクするという、まさに恋愛における楽しさが描かれています。
同じ会社で働く二人ゆえに「噂になってるよ」と友人が心配するのに対して、「そりゃまぁ、付き合ってるし。なにかまずいか?」とドヤ顔する高坂さんがどちゃくそ素敵なんです。
プレゼンの内容がちゃんと一つ一つ検証されている構成も面白かったです!
一風変わった表紙で面白そうだなぁ~とジャケ買いした1冊。
1ページ目からプレゼンの様子に「おぉ、さすがリーマンもの、お仕事シーンからですか」と読み進めていくと、なんとプレゼンの内容は自分の売り込み!僕とつき合うとこんなメリットがあります!なんて真顔でパワポを使って説明するなんて、すごい斬新。スマホを上手く使いこなし、写真をとりたがる世代の、見た目も可愛いちょっとビッチな若者は告白も大胆だなぁ~って笑ってしまいました。
一方の告白された方の高坂は「年、いくつだよ」ってツッコミ入れたくなるくらいの、趣味は庭いじり、料理は昔ながらのお惣菜(しかも薄味)、見た目も地味で、定時に上がって飲みにも行かず、1人の生活を楽しむようなすでにちょっと枯れてるタイプ。
目新しい告白をするような子なので、こんな堅物に対してどんな手を使って攻略するのかと思いきや超正攻法なので、あれっと肩透かしのような感じはしましたが、むしろ相手の気持ちに寄り添いながらちょっとずつ距離を縮めていく様子に、ほんわかした優しい気分になりました。
そして…35才ですでに枯れてるみたいな彼だったのに、DTから卒業するとこんな風になっちゃうんだなぁ〰️(笑)ってにやにやしながら読みました。淡白そうなタイプだっだけにギャップがたまらなくよかったです!
kindle unlimitedにて読みました。
35歳の高坂(攻め)✕24歳の稲森(受け)の純愛模様なのですが、周りのキャラクター含めてすごく理想的な関係なんですよね。キャラクター設定が充実しているので飽きることなくずっと面白かったです。
高坂は人間関係が煩わしいと思っているいわゆる草食男子なのですが、ある日24歳の稲森に告白されてその考え方が変わってきます。ちなみにこの導入シーンが素晴らしい。稲森が営業らしくプレゼン資料を用いて社内の会議室で堂々と、高坂が稲森と付き合う10のメリットを懇切丁寧に説明します。どうでもいいメリットも有るのですが、もはや必死過ぎて可愛い。フラれそうになると「高坂主任の好きなところ」もプレゼンしてくれます。稲森可愛すぎか。
本作で特に好きなのは、高坂が稲森と付き合って少しずつ新しい自分に変化していくところです。私は高坂と年齢が近いので変化する難しさには共感しかない笑。でも、高坂は無理するとか頑張るわけではなく、好きな人ともっと身近にいたいから自然と変わっていくんですよね。最終的には元々の生活の中に稲森を取り込んで、とんでもないリア充になります。35歳にして人生を豊かにしていく高坂に勇気をもらいました。
世話焼きな田中課長やら高坂のチャラい弟やらがいい感じに盛り上げてくれるのも良かったです。
ふふ、面白かったですこれ。
「自分と付き合うメリット」をプレゼンで売り込むというw
はちゃめちゃな始まりなんだけど、読み終わる頃には稲森くん(24歳・したたかなイマドキ男子)が私にも可愛く思えていたので、稲森くんのプレゼンはちゃんと成功したと思います!
稲森くんが自分のいいところを10個売り込んで、それをふとした時に高坂さんが思い出す。
あまりにも他人に関心がなさすぎる高坂さんには非常に効果的な売り込みでしたね。笑
プレゼンで告白、相手によっては大アリかもしれませんw
高坂さん(35歳・童貞)がいくらなんでも枯れ過ぎなので、稲森くんに引っ張られて色々体験しながら生き生きしていく姿にほっこりしました。
とりあえずスマホが使えるようになって良かったです^^
高坂さんの弟くんの目線が好きだなー私。
ずーっと枯れてるんだもん、他人なら知ったこっちゃないけど兄が…となるとこの弟くんみたいにあれこれ世話焼きたくなりそう。
今はミニマルな生き方が流行ってるから高坂さんみたいな暮らしも良く見えますけど、それは色々経験した上で自分にとっての「必要不可欠」を取捨選択してミニマルになるのが良いのであって、高坂さんの生き方は弟くんが序盤でハッキリ指摘しているようにやっぱりただの逃げだと思うもの。
恋人が出来てイチャつく兄に冷めた視線を送りつつも、2人を一番祝福しているのはこの弟くんでしょうね。
弟くん自身の恋愛はあんまり褒められたもんじゃないので、とりあえず既婚男性との気軽なワンナイトラブはやめなさい!と言っておきますw
稲森くんは、まぁーしたたかですw
でもそれが現代の20代らしくもあり、自然体で描かれているのがさすがこめりさん巧いなと。
少々自分とは違う人種(=高坂さん)が目新しくて惹かれてる感も否めませんが、そこらへんはまぁ高坂さんと足して2で割っていい感じになっていくのではないでしょうか^^
恋愛ってそんなもんだよね。付き合う人で人は変わりますから。
あ、なんかうまくこの作品のまとめに辿り着いたかも。
「恋愛で人は変わる」
どうせならいい方に変わってほしいですから、途中はちょっとヒヤヒヤしましたが(高坂さんがはじめての恋愛で他のことが一瞬疎かになっちゃったので)、まぁそういうのもやっぱり経験を経て、あ、これじゃいけないな…と学んでいくわけで、恋愛のそういう面まで含めて1冊分のページ数の中で丁寧に描かれていたお話だったなと思います。
表紙を見たときは、あら?今作は結構おふざけ系?と思いましたが、読み終わってみるとやっぱりこめりさんの作品でしたね。
手堅く良かったです!
そうそう、この作品舞台が京都なんですけど、ふとしたコマにさりげなく京都の景色が描かれていて楽しいです。あ、これ河合橋だねとか、山の頂上らへんのこれ大文字の「大」かな?とか、そんなさりげなさっぷりがかえって楽しくって色々探してしまいました。
プレゼン告白から始まるリーマンもの、始まり方は最高でした!告られた高坂は35歳とは思えない枯れっぷりで、仕草や呟きがおじいちゃんみたいでほっこりします。告った稲森はテンション高くて面白い。
プレゼンの余韻は二話目まで続いてて、パワポを絡めた進行が良いです。こういうの大好き。
そこからはのんびり日常系の雰囲気で進み、高坂がゆっくり変化します。で、じわじわ良い話になりそうな空気がバシバシあって、感動クルか!?ってところでスパっと終わってしまいました。あれぇ…?
タイトルと冒頭のプレゼンを絡めた描写が最後にあればなあと…ちょっと残念な終わり方でした。あと気になったのが、稲森の描き方が典型的な"上の世代から見た今時の若者"になってること。それと匂わせてた元彼は別に出てこないんですね…。
なんとなく物足りなさが残る読後感ですが、しばらく時間を置いたら、そのうちいつかふと読みたくなるかもしれない作品だと思いました。あ、表紙めっちゃ好き。
とんだ曲者でした!w
可愛いのは断然高坂さんの方でした‼
稲森くんがなかなかの猛者で、
ちょっと想像していたのと違う展開に。
百戦錬磨の稲森くんが
高坂さんに引きずられて
ホントに可愛くなっていくのもいいv
そして、
高坂さんが変わっていくさまも可愛いv
それからネコも可愛いv
全部可愛いので、
読んでいて嫌味がないというか!
嫉妬さえも可愛いなぁと思えてしまうv
恋愛で高坂さんが変わり、
そして稲森くんも変わっていくのがいいv
久し振りの可愛い恋愛見たな…
ということで、
評価は神よりの「萌✕2」で!
ちなみに、
弟くんのスピンオフとか、
ありそうなのに無いの?
ぜひ読んでみたいところですv
同じ会社のほぼ初対面(営業部と経理部)の若い子にプレゼン(パワポ使う本気のやつ)で告白される…っていう面白い始まり。
告白したのは可愛らしく積極的なゲイの稲森。
告白されたのは顔はいいけど恋愛に消極的な高坂。
異文化交流みたいなふたりだけど、一緒に居ると意外と相性が良さそう。
どちらかが一方的に相手に合わせるんじゃなくて、お互いに歩み寄って中間地点で落ち合っているような感じがして良かった。
触れ合うのは「ちゃんと」お付き合い宣言してから、ていうのが逆に新鮮で良かったし、
一線を越えたらタガが外れるのも面白かった。高坂初めての恋だもんな~ていう。
高坂の弟の亮二もいいキャラしていて好き。
自由奔放な遊び人で、兄と足して二で割ったらちょうど良さそうな正反対ぶり。
でも、特定の恋人を作ろうとしないのは、根っこのところは兄と同じなのかもなと思ったり。
亮二にもいい人が現れるといいね。