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とびきりエロいセックスを、そんな顔してせんといて
saen oyaji no furi shiyagatte
なんか田舎でめちゃくちゃセックスしてるエロ本かな?(褒めてる)と思って読み始めましたが・・・!違った!ハルカくん救済ストーリーだった!!!!
有名作家って、絶妙な職業ですね。ものすごーく名が知れていても、関心の無い人には全然知られていないという・・・。これが俳優とかアーティストだと、ハルカが知らないっていうのはちょっと無理があるし、近所でも話題になっているはずなので、ちょうどイイです。
先輩がほんとにクズで!!ハルカの身体と心が何度も傷つけられる様は読んでいてすごく辛いですが、そこをマウントとるとかじゃなくて優しく包み込んでくれる作家先生・・・癒される・・・。
エロはエロく、、先輩との関係(不倫/執着/可哀想扱い)が地雷でなければぜひおすすめしたい一冊です。
祖母からついだ古いアパートの管理人となった主人公。
そこには、ただ一人のオッサンが住んでいる。
冴えないオッサンの衣食の面倒をみていたのだが……
当初、料理等々できない冴えないオッサンを、
「主人公が面倒をみている」立場で始まります。
が、まあ当然そのままのはずがないんですよね、タイトルでわかる通り。
ピアスなのでしっかりえっちもありますが。
徐々に明らかになっていくオッサンの素性、かわっていく関係性。
とてもおいしくいただきました。
最後に一言。先輩キライ。
冴えないオヤジが実はスパダリ
定番ストーリーですが良かったです
遥がオカン気質なヤンキー風で
けど、本当は愛されたいだけの純情さんで
それをオヤジはしっかり見抜いてて
うまく距離を詰めていく感じ
展開とかキャラクターとか安定していて
読みやすい一冊です
まるっと一冊のお話なのでたっぷり読めますし、当て馬も出てきてお話をかき回してくれますし、読後もすっきりなのとしっかりエロなところもありました
この先生の描かれる男性は体格が良いのと、オヤジがしっかりオヤジでした
もう一つのタイトルは「うそつき」。罪の意識、目に見える別れ、抱えた苦しみから嘘をつく、「真実と異なる」という意味では彼を苦しませるのもまた「嘘」である。
吹き出しに書かれるのは口から出る嘘、同時に書かれる遥の本音との対比が切ない…。Hシーンも同様で心情描写が多く読み応えがあり、体格の良い絵で描かかれるシーンは迫力がありますね。
一見のんびりしているようで実は鋭く、遥の嘘や繊細な異変にも気付く完治さん。その優しさに惹かれつつも、立場の違いと解りきった別れの結末の前に揺れる遥…これだけでもきっと話が成立するとは思います。
ところがこのお話にはもう一人うそつきが出て来ますね。借金、闇組織絡みが無いにも関わらず、ここまで最低な悪役に今まで出会った事があったでしょうか?
と言う訳でここから庄野の悪口を憎しみ込めて延々と書かせて頂きます!まずは庄野の最低ポイントのおさらいから。
~庄野の最低ポイントCheck~
・ヤツとの事で遥は居場所を失ったのに、自分だけ平穏に生きている。
・大して慣らしもせず、出血させるような乱暴な抱き方。
・周囲に男と寝ている事を隠す為、連絡やホテルを出る時間など自分本位。
・既婚者のくせに遥が自分以外と寝るのは許さず、脅しまでかけてくる。
そして何より、遥の孤独や自責の念は
全部ヤツが吹き込んだ、真実とは異なる「嘘」のせい。
会社や奥さんへの対応も含めて言動行動一つ一つが腹立たしい!これがもし「俺には遥しかいないんだよ!」なタイプや、男しか愛せないのに事情があって女性と結婚…ならまだ可哀想な部分もあるでしょう。
ゲス、クズ、悪役系のキャラって、そうなってしまうような悲しい理由や辛い過去を持っているケースが多いのですがそれらの描写も一切無し。要するに何が一番言いたいのかといいますと…
ここまで最低だと、どストレートに「地獄へ堕ちろ」と思えるのです。
例えば、庄野が可哀想とか彼にも事情がとか…そういう余計な事を一切考えなくてOKなのでストレスフリーで楽しめる!
同情の余地が何一つ無いからこそヤツを純粋な「悪」として憎む事が出来て、真っ直ぐに主役二人を応援する事が出来る。
二人の魅力を強調し、カップリング萌えをアップさせる相乗効果をもたらしている事こそが、庄野と言う存在の唯一の長所だと思います。
最後にヤツがどうなったのかは描き下ろしで何となく想像出来るので、読後のモヤモヤや不安感もなくすっきり。
庄野の言葉は洗脳や呪文という表現が相応しく、遥の心を蝕み続けてきました。そんな遥を解放してくれたのは完治さんがくれた言葉。
偽りの無い「好き」はもちろんだけれども、それ以上に彼がくれた三つの言葉と最後に知らされる真実が、今の遥に一番必要な言葉だったんじゃないかな。この幸せの遺産をくれたおばあちゃんにも感謝ですね。
カバー裏は制作時のキャラ表&プロットの一部と言う珍しいタイプ。遥が知らなかった家族の真実について書かれている箇所があり、実はこのカバー裏が結構重要だとも思いました。
梶本潤先生のピアス作品、「冴えんオヤジのフリしやがって」。
ドテラ姿で組み敷かれてるメガネに無精ヒゲの関根が「冴えんオヤジ」なのですが、今までの梶本作品によくいる「精力絶倫で女好きでガサツで」という人じゃないんです。
作家さんということで、インドアで、静かで、人のことを良く見てますよね。
見た目はドテラなんか着て確かに冴えないけど、インテリのニオイが。
一方、お料理上手の2代目大家・遥は、読み進めるうちに背負いきれないほどの辛い過去持ちという事が見えてくる。
ビッチぶって関根に無理やり乗っかる遥ですが、優しく優しく抱かれて、いっときの夢を見てしまう。
…というより、関根と自分の関係を刹那的で何も接点のない関係だと思い込んでいる遥の姿が哀しく、そんな遥のトラウマにつけこんで好き放題の先輩のヤローがゲスい。
結局は関根が遥の本心をちゃんとすくい取り、自分の元へしっかり繋ぎとめてくれるハッピーエンドとなるので、あーよかったー、という読後感です。
自分がゲイであることで親を苦しめ、結果死なせてしまった、もう自分は愛される資格もない…と心に刻みつけてしまった遥も、家族からきちんと愛されていた、私も君を愛しているよ、と躰で教え込まれてやっと生き直す事ができる。
切なさ満点のストーリーに「梶本+ピアス」らしいガチンコのエロシーンが加わって、非常に読み応えがありました。
ドキドキしちゃいますね!
帯に推奨品目wが書いてありました。
【方言萌】→ 萌えるぅぅぅ>< って程の方言では無いと思います…人によるだろうけど。
【ギャップ萌え】→これはタイトルにもしましたが、冴えない無精ひげ生やしたオヤジが、雄々しく豹変したら漫画でもリアルでもやられちゃいますよね!
【オヤジスキー】→これはこの作家さんの持ち味?と言うか、ちゃんとしたオッサンらしいオッサンを描いてくれているので、攻めオヤジスキーにはご馳走本だと思います。
ストーリー的には読み手の感性とかもあると思うのですが、重そうな背景ぽいけど私は軽く読めました。
受けの遥君もエッチでかわいいですよ!(女々しくない見た目で可愛いのは大好きです!)