してほしいこと、おしえてあげる。

shitehoshii koto oshiete ageru

してほしいこと、おしえてあげる。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×212
  • 萌13
  • 中立6
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
9
得点
123
評価数
43
平均
3.1 / 5
神率
14%
著者
白松 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784801962019

あらすじ

廉の悩みの種は、男遊びの激しい姉。
今朝なんて、最近のお相手・倉科に姉と間違えて押し倒されて憂鬱。

そんな廉の癒しは、優しくて明るい憧れの先輩・白尾。
男同士で付き合いたいとかじゃない、笑いかけて貰えるだけで毎日幸せだと思ってた。けどーー。

あるきっかけで先輩への想いを倉科に知られた廉は、ウブな反応を面白がった倉科に巧みな手つきで身体を弄られ、すぐに達してしまう。
初めての快感と先輩を汚してしまった罪悪感で泣き出す廉に、ますます興味を持つ倉科だったが……?

描きおろし漫画 6ページ収録!

表題作してほしいこと、おしえてあげる。

美容師,姉の彼氏
高校生

その他の収録作品

  • bonus track
  • 電子限定おまけマンガ 1P

レビュー投稿数9

読み易い背徳感

白松先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
健気 3
エロ 2
不憫 2
な感じだと思います。

倉科さん×廉くんのカプです。

姉の男で、遊び人の倉科さんをちょっかいをかけられる廉くん。そんなある日、憧れの先輩、白尾くんに想いを寄せていることを、倉科さんに知られてしまい、手伝ってあげる、と手を出されてしまって…。

姉の男である倉科さんに身体を触られたり、後ろを弄られたりする廉くん。本編中盤で、姉と倉科さんの関係は切れているので、人間関係的に背徳感はあまりありませんでした。

初心で純情な廉くんを弄ぶ倉科さん。そんな倉科さんに翻弄されながらも徐々に依存するように惹かれていく廉くんという感じだったのですが、まさかの倉科さんが学生の頃、今の廉くんのような立場だったこと、更にはその相手が教師だったことなど、攻めの倉科さんですが過去は受けで、教師に弄ばれていたことに驚きました。

今現在の倉科さんの存在に気付いた教師が、倉科さんに色々と言ってくるのですが、どの面さげて言ってるのか?気持ち悪いクズだなと思いました。

廉くんと過去の自身が重なってしまうからと、距離を置くようになった倉科さん。そんな倉科さんに想いをぶつける廉くんが、今まで翻弄されていた姿とはまた違った一面を見せるので、しっかり者になってきたなと感慨深いなと思いました。
本編後の大学生になる蓮くんと倉科さんのやり取りでも、もしかしたら立場が逆転するのでは?とちょっとワクワクしちゃいましたね。何気に可愛い倉科さんと男前になりそうな廉くん。そんな2人のお話も読んでみたいと思いました。

背徳感や仄暗さはそこまで強くないので、比較的読み易く、倉科さんの過去や廉くんの成長っぷりなど意外な一面もあるので、是非とも読んでほしいです。

0

作者買い!

姉の彼氏が寝ぼけてベッドに入り込みキスして来るところから始まります。
完全に作者買いなのですが、さすが白松先生、えっちの描写がすごい上手い方で...!たくさん萌えました。

元々は姉の彼氏ですし、セフレのような関係から始まるですが、徐々にお互い本気になってしまう...そんな2人がたまらなく可愛かったです。
受ももちろん快楽に弱くぐずぐずで可愛いのですが、攻が意外と可愛いのです.....!「姉も弟もなんて滅多にできないし」と弟に手を出すのでヤリチンの酷いヤツかと思いきや…意外と可愛いのです!

1

表紙と中身の違和感…


あらすじや登場人物の表記にはありませんが、苦手なリバ要素がありました…。

受けの姉のセフレである攻め倉科が、弟に手を出すことですべてが始まります。
受けで弟の廉は、同じ学校の図書委員の同性の先輩に片思い。
それが倉科にバレて、初心なのをいいことに悪戯されて体を遊ばれます。

ただ、この攻めも訳アリの癖アリ。
学生の頃、先生に悪戯されたのがトラウマで自分も同じ過ちを受けにしてしまっていることに気づきます。
その先生は少ししか登場しませんが、ただただ悪い大人でした。

前半は余裕のある大人のようだった攻めが、後半では一気に不安定に…。
攻めは逃げて、受けの方がここぞという時は男前でした。

また、あとがきで受けが「挿れてみたいな…」と攻めの尻を撫でて、狙っているのを仄めかします。

今回の攻めは、やっぱりそういう要素あるんだ…と思い、もう一度表紙を見ると、どっちも受けに見えるな…と、やはり少し違和感があった作品でした。

0

過去に縛られる

男遊びが激しい姉を持つ廉と
姉の遊び相手の倉科のお話。

廉自身が男の先輩に恋しているからといって、倉科からかけられるちょっかいに堪えられるわけでもないだろうに…
いきなりあんな風に襲われたら普通はトラウマになっちゃうよ(汗)

倉科が学生時代に教師に依存していたようなシーンがありましたが、もう少し詳しく描いてほしかったです。
どんな経緯で関係を持ったかとか依存したのかがわからなければ、廉と昔の倉科を重ねてみることは難しいと思いました。

0

作画が好きなだけで乗り越えられるか!?

中立なのにレビューをさせていただきます。失礼します。

地雷というのはさまざまに存在するものです。
ごく一般的な地雷と言えば複数は無理というものですが、女性が出て来るだけで無理という方までいらっしゃる。

そんなわたしの地雷は、男女両方同時進行です。
ずっと女性としか付き合ってこなかったけど、という設定は全然OKです。
だけど既婚者攻めが愛人として男を抱くのは、イラッとしてしまう。
既婚者受けなら平気だし、「家の事情で結婚したけど、やっぱり女性は愛せない…」というのであれば攻め受け両方平気です。
単純に「興味本位」であったり、快楽主義や遊び心、都合が良いからみたいな理由で男女両方に手を出す、しかも同時進行という攻めが厳しい。

前置きが長くなりましたが、こちらの作品、そういう攻めが登場します。
姉の彼氏です。
姉と弟、兄弟どんぶりでござるよ…。
面白半分で弟に手を出した後も、姉とも関係持っていますよ…。

後半から姉とは切れて、それでも何故か弟にはちょっかいを出し続けたいんだよなあ的な流れになってくるものの、最初の段階で「無理ー!」となってしまったわたしの心の扉は開かず…。
しかも倉科の闇が深い。
この闇もわりと苦手な方面の闇でして。
トラウマ的なこの闇がすっきり解決したように見えないのも…、うぐぐぐ。
倉科の中では解決したのかな。無理に先生を懲らしめる必要もないのかな。廉が知っているか知らないかもはっきりしないままでいいのかな。いいんだろうな。

白松さんの作画が好きなんです。
だけどそれだけじゃ乗り切れない壁もあるのだと、読み直してみて再確認しました。

0

闇も欲も魅力的

先輩に片思い中の廉(受)が姉の恋人 倉科(攻)にちょっかいを出され、いつしかお互いが本気になるお話ですが、途中から、余裕そうだった倉科の暗い過去が明かされていきます。まさか倉科の過去が絡んでくるとは思わなかったので、予想外でそこが面白かったです!!なので"神"評価にさせていただきました(^^)
自分が廉にしていることは、かつて自分がされたこと…過去に未だに縛られていた倉科が悩む姿が痛々しく、読んでいて私も胸が痛くなりました。倉科の縛りを解いてくれたのは、真っ直ぐな廉の気持ちで、そこが光と闇のような対に感じました。人間だから闇を持つのは当たり前。笑顔の裏に隠れた闇を倉科から感じ、ゾクっとして、そこが倉科の魅力の一つに感じました。
廉も、先輩に抱く欲望が丸出しで、すごく良かったです!綺麗事の"好き"よりも、ずっと人間らしい(^^)次第に倉科に惹かれていき、彼への素直な気持ちをぶつける姿は健気で可愛らしいです。泣かせたくなります(…大丈夫です、泣いてますから笑)!!

萌えの要素も勿論あります(^^)エロ描写も、エロい(//∇//)でも、ドス黒い闇や欲深い2人を堪能していただきたいです!!

6

表紙がいい!

下衆なヤリチン×快楽に溺れる純情君
のお話かと思いきやそうでもなかった!
たぶん大抵の人がそんな印象で読み始めるはず。

エロ描写は最初の方からそこそこあるのに、初挿入はここだったんだ!
…と戻ってもう1度見返してしまったw

例の先生は探し回った挙句手も出さずに帰ったのかな?
何がしたかったのかな?
どうせなら先生×攻めの描写もあったら私が喜んだ、超喜んだのに…。
そして攻めの過去の描写も、もっと際どく欲しかった…っ!
描写的に大好物のリバに入れれなかった…。
この作家さんの絵が奇麗なのでこの絵で物凄いエロをとても見てみたい(照)

最後まで読んで、なんだかんだで攻めが一番かわいかったです!
そして叶うならば受け君の童貞卒業も読者としては見守りたいと願います…んふふ。

2

可愛いはやはり正義!

初めての相手は姉の恋人(セフレ?)。寝ぼけて抱きついてきた男にからかわれ、弄られ、イカされて…
ツッコミどころ満載ですが、受けの子のピュアっピュアな健気さに「姉と弟も〜めったに出来ないし〜」と、軽く鬼畜だった攻めもめでたく陥落します。
ホントに軽いです。
攻めが若干、過去のトラウマに悩んだりもしますが、そのトラウマ要因の先生も何がしたかったのか、謎に終わりますし。
あらすじに書かれている、憧れの先輩とやらも割と序盤で、どうでもよくなってますし。
葛藤も無く、モノローグにて、姉の方とはサッサと終わってましたし。
ツッコミどころ満載ですが‼︎(2回言う‼︎)
受けの廉くんが可愛いので、もぅいいかなって感じです。笑。
美容師の倉科さんに髪を整えてもらったり、服を見繕ってもらったり。若干のシンデレラ要素もあり。あ、ホントに諸々若干です。
重いものばかり読んじゃってたりする時、ご休憩にどうぞ!

5

主人公の一人称にものすごく萌えた件。

タイトルにもあるように、主人公の一人称に萌えました。ぼく、って言うんですよ表紙で言うところの向かって右側の彼。めちゃくちゃ可愛くないですか。この子普段は弱気でヘナヘナ系(褒めてます好きです)男の子なんですが、いざとなったら自分の意見をハッキリ言える、芯のある素敵な子です。(白松先生もちるちる様のインタビューで仰られていましたが。そもそも私がこの作品の発売を知ったのがまさにちるちる様のインタビュー記事だったのです。)

このお話は主人公の姉の彼氏と主人公のお話です。攻めの方は大体皆様お察しのように主人公の姉の彼氏でありながらその弟である主人公にも手を出すという、まぁどちらかと言えばだらしのない方のイケメンさんです。対する主人公は先程も述べたように大人しくて健気で可愛い学生さんです。

何故攻めさんがそのようなだらしのない性格になってしまったか、というのがこのお話の鍵の一つではないかと私は考えます。ネタバレ含みますが…まぁあれです。過去のトラウマってやつです。トラウマというか…嫌な記憶、のような。詳細には述べませんが、そのような過去が主人公への態度に現れている感じがしました。

この本はまるまる表題作なので、私的にはとても嬉しかったです。最後まで二人を味わいたい派なので。流れとしては定番のような感じはしますが、白松先生の絵のタッチが好みでしたし(白松先生初買いでした)、話も割と受け入れやすいというか読みやすいのでサラッと読みました。

私は本当に主人公が好きになってしまったので(笑)評価の方は萌×2にさせて頂きます。

単純に遊び人×ピュアな僕っ子が好きな方。この言葉に萌えた方。読んでみても良いのでは?

拙いレビュー失礼致しました。主人公が好きです。(しつこい)

8

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