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そうそう、焦りながらも指にゴム着けて
ほぐしてくれていて感心しちゃいましたw
いっぱいイメトレしてたんだろうなぁ…
描き下ろしは澄晴視点でしたが、
辰巳が甘え上手でエロ可愛かった!
この先もずっと見ていたい二人でした。
リンクアンドリングがすごく心が温まるようなお話で好きだったので、
こちらの作品も気になって読んでみました。
暖かい愛のお話であるという点は共通だと思うのですが、
こちらの方がすれ違い・葛藤などせつなさもあるような内容でした。
つゆき先生の作品は人物の心情描写が丁寧に描かれているので、
表題作のほかに2作入っているため短めのお話ですがしっかり読み応えがあります。
特に澄晴の表情豊かさが好きです。
わんこっぽい表情から攻めっぽい表情まで喜怒哀楽のいろんな表情を
みせてくれるところが魅力的だなぁと思いました。
ちなみに最後の作品は好き嫌い分かれそうなので
ハピエン以外は無理!という方は注意が必要かも、と思います。
表題作が3話分と短編が2つ。表題作はほのぼのBLですが、短編は「下衆BL」と「屑」に収録されてる作品なのでなかなかパンチがありました。
「home」は昔仲良くなった子供が大人になって戻ってきて…?というお話。これだけでも萌えますが、物書きさんな辰巳の告白方法が素敵でした。内容は描かれてないので、子供へのどういう愛情を綴ったのかは分かりませんでしたが、それもまた良かったと思います。
再会してからは子供の将来を心配する大人として、辰巳はまっとうな葛藤をしてると思います。で、ちょっと早いですが2話でくっついちゃいます。ここは辰巳から踏み出してて花丸!って感じだし、Hは年下攻めらしい性急さが見れて萌えました。
3話目はカップルとしてのお話し合い。見ていて安心できるカップルになってくれて良かったです。
短編二つはボッコボコの暴力が痛々しいのと歪み愛って感じのもので、怖さが上回って苦手でした。その後に「home」の甘々Hがあって本当に良かったです…。
初めて読む作者さんの作品。
表題作プラス、短編が2つと表題作の描き下ろしが収録されています。
表題作は子供だった澄晴が10年後、辰巳の元に戻ってくるお話でした。
辰巳は作家で、澄晴への気持ちを込めた悲恋の物語を送るんですね、澄晴が引っ越してしまったアメリカに。
孤独な男が子供に恋をして、振られる話なのでしょうか。
「卑怯な恋文だ」
とあるように、辰巳は自分の気持ちを伝えると共に一方的な別れのつもりで送ったのでしょうね。
でも子犬は大型犬になって帰って来ました!
デカくなったワンコもまた可愛いかった。
もだもだ色々悩んだり迷ったりしちゃう辰巳と、不安になっちゃう澄晴だったけど、お互いへの気持ちは確かなものだと思ってたので心配にはなりませんでしたね。
描き下ろしの甘々が好きでした。
一日中何もしないで恋人と過ごす…サイコーだなっ。
同録の短編2つなのですが、あらすじにもある通り愛ある「下衆」と「屑」です。
「せまいせかいに」は幼なじみの共依存でした。
こんな短編で攻めザマァが見れるとは。
しかし一見普通だった受けも、攻めの内面を見た事で本性があらわれてくるという、ちょっとゾッとするようなお話でした。
「ENDLESS WELCOME BACK」は屑すぎるビッチ受けを、それでも愛してしまう攻め…。
浮気男に何回泣かされても嫌いになれない、ダメ男ホイホイだった。これはもう病気みたいなモンだから治らないよ〜(・_・;
でも案外上手くいくっていう未来も見てみたくはあるなぁ。
短編はかなり強烈でしたが、短いからこそ良かったかもです。
表題作と同時収録作の落差よ;
タイトル通り温かい表題作と、「下衆」「屑」の同時収録作。
私は断然『home』が好きでした。
ザ・年下わんこ攻めが最高に可愛いですよ♡
子どもの澄晴と大人の辰巳は、お互いのことがずっと好きで……と、いう両片想いCP。
作家として書いた作品が、全て澄晴へのラブレターになってしまう辰巳が愛しい。
すれ違ったり勘違いしたいしながら愛を深めていく、優しくて心温まる素敵な作品でした。キュンキュンした。
……からの、下衆攻め。
ラストは下剋上でしたねえ。ちょっとザマァ。
まぁ、受けも歪んでますけどね。
そして、ラストはクズ受け。
こいつはダメだ。
平気で浮気して嘘ついて。遊び相手に中出しされたまま彼氏に会いにくるって……クズ過ぎて引いた。
攻めがいいなら別に良いんだけど、この受けは変わる事ないクズだと思うなあ。
この作品のコンセプトはなんなんでしょうね?落差?
読後感を考えると同じような雰囲気でまとめて欲しかった気もしますが、色んなタイプのCPが詰まっているので読み応えはありました。
最高!!!でした!
天真爛漫な小学生と引きこもり小説家の再会ラブ。
「小説家の受」って、イメージ的にもっと偏屈で素直になれない感じかと思いきや! すごい素直に想いと向き合える素敵な人で、攻への気持ちを小説として形にして自ら贈るってロマンチストで健気でたまらない可愛さです!
攻も天真爛漫な子ども時代と、アメリカ仕込みな大学生な今とで、すごい自然な成長を感じられて、でもその中で受の存在が物凄く大きかったのも伝わってきて、今のふたりの幸せそうさが本当に嬉しくなる。
同時収録2編もパンチがあって面白かった!
◆home(表題作)
再会ものなんですが、再会するまでの過程がとっても素敵でした。作家だから、離れていた間にどれだけ想いを募らせていたか、本にして贈る。こんな熱烈なラブレターをもらったら、感無量ですよね。辰巳は気持ち悪いと振られるのを覚悟で贈ったのだけど、もちろん澄晴はその想いをしっかり受け止めていて。すっかり大人の男になって帰ってきた澄晴の雄々しさと、昔と変わらない可愛らしさが両立しているところにも萌えました。
◆せまいせかいに
こちらも余韻の残った作品で、とてもお気に入りです。澄滋がケータイを持つことにすら抵抗を感じるほど、彼に並々ならぬ執着を見せる夏路。自分はヤリチンで女を取っ替え引っ替えするのだけど、誰にも真っ当な感情を抱いてはいなくて、彼が想うのは澄滋だけなんですよね。ヤリチンのくせに澄滋に捨てられるかもしれないとなれば、途端に幼い子供のような頼りなげな表情を見せる。昔と変わらず、夏路には自分しかいないのだと知り昏い愉悦に浸る澄滋の姿が印象的でした。どっちがより酷いのか、この2人には不毛な議論ですね。
◆ENDLESS WELCOME BACK
浮気癖の治らない優心と、彼を養うサラリーマンの泰影。他の男とヤった後でも優心はちゃんと泰影の元には帰って来る。本命相手と他相手では、ちゃんと弁えた行動をとっていると言い張る優心。泰影は価値観の違いというのは、どうしようもないものなんだ、他人の行動は変えられないんだ、と気付くんですよね。本当にそうだと思います。浮気しない人は何年経っても浮気しないし、浮気する人は何度痛い目に遭ってもまた浮気する。相手を変えるんじゃなくて、自分がそれを潔く受け入れるか振るかしか選択肢は存在しない。綺麗なだけではない恋愛に焦点を当てられていたのが良かったです。
表題作がこちらのサイトで紹介されていたので購入してみました。
「home」は年下の男の子が大人になって帰ってくるお話。上手く眠れない小説家の辰巳が、澄晴くんと一緒だと眠れて、穏やかな気持ちになる…恋人になったら嫉妬もするし、将来のことも考えて不安になったりもするのですが、二人で生きてこうね、と。タイトルのイメージ通りの印象でした。わたしにとっては、辰巳が絶妙にエロくて良かったです。
他にも2作品。「エンドレス ウェルカム バック」はとにかくクズイ受け…これはひっかかっちゃダメな奴ですよ…。それでも受け入れてしまうのは…泰影にも原因があるんでしょうが…思ったよりも考えさせられるお話で良い衝撃を受けました。
表題作の「home」は作中に出てくる縁側のように、本当に温かく優しいお話でした。
同時収録作は…驚くほど種類の違う刺激強めの作品。
主に表題作についてレビューを書かせて頂きます。
突然現れた近所の子供・澄晴に徐々に心を開く辰巳。
縁側で陽の光を浴びながら昼寝をしたり、二人で穏やかな時間を過ごします。
しかし澄晴は遠くへ引っ越すことに。
再会の約束をしたものの、いざその日が近づくと辰巳は自分の中にある「想い」に気付きます。
このまま会うわけにはいかない…辰巳らしい想いの伝え方が素敵でした。
澄晴も今はもう大学生とはいえ幼い姿を知っているだけに、なかなかイチャラブモードにはなりません。
好きという気持ちは疑いようがないのに、相手に迷惑にならないか、重くないかとお互い悩みます。
でも表情や言葉から想いが伝わってくるので、イライラはなく心地よい焦れったさでした。
元カノ登場は苦手なんですが、この作品に限ってはより澄晴の気持ちが知れて良かったです。
全然、嫌な女の子じゃありませんでした。
二人の恋しているな~という雰囲気がとっても素敵です。
1冊まるまる表題作にしてほしかったと思うくらい大好きなんですが、同時収録作も面白かったです。
テーマとしては完全に苦手なタイプのはずなんですが、つい何度も読み返すくらいハマりました。
どうしてなのかは分かりません、もう先生が上手いとしか言いようがありません。
全く違う味を楽しめる、おすすめの1冊です。