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俺ともできるよね 兄弟セックス
otouto wa takusanda
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作は苦手分野の多いひとにはちょっと難しいかも。
かく言うわたしもちょっと…でした。
おすすめ順は「薔薇男の夜」→「南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる」→「弟はたくさんだ!」でした。
「弟はたくさんだ!」
これ、弟は無理!っていう「たくさん」じゃなくて、むしろ「弟『が』たくさんいるんだ!」ってことでOKでしょうか。
実弟、義弟、弟分に前世の弟までいる雪兄(パティシエ)と4人の弟たちの騒々しくも楽しい日々みたいな感じです。
雪兄と義弟(千暁)が一応CPなのですが、全員でお風呂に入ると千暁は必ず雪兄の実弟にコスコスしてるのが受け付けなくて…。
複数とかではないのですが、そういうのが無理な方は無理かも。
ただ、職場で無意識に色気を振りまいて周囲をハアハア言わせてる雪兄は面白かったです。
「南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる」
中国が舞台で、男同士で契りを交わして契兄と契弟になるのが流行っているという話。
美少年にモテまくりながらも男に興味はないと言い切る龍維が、もさぼさモブの小間使いの素顔を見てめろめろに。
すっかりハマって溺愛する龍維がツボでした。
「薔薇男の夜」
薔薇を愛し、庭でたくさんの薔薇を栽培する晴純のもとに、ある日突然現れた薔薇の精。しかしその姿は同じ大学のモテモテイケメンNo.1の山田そのもので…。
ボケとツッコミ盛りだくさんながら、切なさも味わえて、ときめきもありです。
親は海外、祖母も亡くなって、薔薇とだけ会話していた晴純を、ちゃんと見ていてくれたひとがいたね!という喜びと共に、山田の頭蓋骨等々が心配になりましたが、良い話でした。
最初からクライマックス!
弟が沢山いるブラコン雪のお話です。
兄...春ヶ崎 雪/23歳 パティシエ
実の弟...槙/20歳 黒髪眼鏡 体育大学生
義理の弟...千暁/21歳 医学部 ちぃ
隣の家の弟(分)...兎沢 翔真/21歳 ガラ悪い
前世の弟...ニコラス/32歳 年上のヤバイおっさん笑
CPは千暁×雪
「新婚さん!」と全く同じ感想になるのですが、絵もストーリーも、ちしゃの実先生の個性が強い。設定にも絵柄にも一昔前のBL感はあるのですが、逆に新鮮です。コメディのテンポが良い!
出落ちかと思いきや、しっかりラブコメ展開していい感じに終わります。面白かった。
同時収録の短編が2本、テンションはほぼ同じです。勢いで押し切りかつ変態しかいない!笑いながら読める1冊でした。
「弟はたくさんだ!」 7.5割
「南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる」 1割
「薔薇男の夜」 1.5割
ちしゃの実先生の作品を集めている途中で、相変わらず明るくギャグ多めのラブコメ集でとても良かったです。
【弟はたくさんだ!】
あらすじを見ずに読んだのですが、てっきり「弟はこりごりだ!」的な意味かと思ったら弟が4人も居て「数がたくさんだ」という意味でもあったのか!と驚きました。
なるほど表紙を見たら糸が人数分だ…。
とにかく個性が強すぎる&兄が好きな弟と、弟マニアの受け。
これは4×1か…?
と不安になりましたが、このカプだといいなぁと思った弟がメインだったので安心しました(笑)
あと、攻めが他の弟に手を出してる感じがするのだけが少し違和感でした。
【南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる】
表題作とは逆の兄×弟のカプ。
中華と海賊を混ぜた世界観に、他人でも兄弟と呼べる制度が導入されています。
モブだと思っていた受けの可愛さに気づいてしまった攻めと、ずっと一途に攻めを思っていた受けがすごく良かったです。
【薔薇男の夜】
これがここ最近で一番ぶっ飛んでる設定でインパクト大。
薔薇を愛でる受けの前に現れたのは全裸で薔薇を巻き付けた、大学でも有名なイケメンの攻め。
薔薇の妖精だと主張する攻めと、それに惹かれていく受け。
ただ、そうなってしまった原因が頭を強く打ってしまったから。
そこから都合良く頭に花瓶が当たっては妖精男になったり、戻ったりを繰り返しているドタバタラブコメディ風でした。
これ好きー!なのに、評価を真ん中にしたのは萌えと言う意味では違うからです。でも、めっちゃ下らなくて笑いました。
ちしゃの実さんて、こんなにギャグよりだっけ?と他の作品を見てみたら、つい最近読んだものも下らなかった。
帯の「俺ともできるよね 兄弟セックス」は衝撃的でうっかりリビングに置いておけない表紙なのですが、中身はグロくはありません。本格的にエッチするのは義理の兄弟なので、個人的にもそこはセーフ。ただ、この一家、本当の弟、義理の弟、隣の弟分、前世の弟と弟だらけで、全員お兄ちゃんに甘えまくり、お兄ちゃんも弟大好きで甘やかしまくりで突っ込みどころ満載です。たまーに、しんみりと良い話になりそうになるのですが次の瞬間の下品な台詞や下ネタ行動にひっくり返ります。でも、ちぃちゃん(義理の弟)が素直になれない感じが可愛らしいです。お兄ちゃんは初めてあったときから、ちいちゃんにハァハァしてたし、本能的に他の弟とは違う感情を持ってたんだろうなとは思うのですが、それにしてもそんなシーンもギャグにしてしまうあたり、ちしゃの実さんてあまーいラブシーン書くの照れくさいのかな?
色々と衝撃が過ぎました笑
設定・展開・キャラの性格全てにおいてぶっ飛んでいます。
ちしゃの実先生の『片恋家族』でファンになり、まほろば、新婚と読みましたが、個人的に片恋家族を読んだ時の興奮を超えて来ず、今作の兄弟設定に、おや?と期待して購入しました。
読後ですが、思ってたのと違ったー!笑
しかしなんでしょう、今作、気に入っております。表題はまじでやまなしおちなしいみなし風情。
購入前、電子の試し読みをした際にも感じたのですが、登場人物がとても多いです。
主人公の兄に対して弟4名の計5名で、画面がとっても華やかです。弟全員の好意が主人公に向いているので、ハーレム状態と言えます。
メインは義理の弟×主人公です。
キャラクターの印象は、いつもの先生の受けと攻め。絵柄もいつもの先生で、とろけそうな描き方が印象的でした。
内容の感想ですが、エロネタがなかなか際どい笑
ギャグなのかガチなのか、兄弟間でのSMや乱交、ドラッグを思わせる描写に、え?え?という感じでドギマギしました。目は楽しいんですが、テンションに着いて行くのが大変でした。頭を空にして読むのが良いです。
これだけ人物が多いので、メインである義理の弟君の影が薄めです。
正直…正直…前世の弟、ニコラスのインパクトがデカすぎました。彼の話をもう少し読みたかったです。いや、イイ趣味してますよね!
もう1つ、実の弟君が主人公についてどのような感情を抱いているのか気になってしまいます。ガチ兄弟?それとも実は、他の弟のなかに…?
本筋とは関係ないところで妄想が止まりません。
また読み終えて改めて感じる、『弟はたくさんだ!』という題の妙なること。私もお腹いっぱいです。
お話としてはギリギリ成立している感じですが、とにかく話の勢いが読む手を止めさせません。スピンオフが出たりなんかしたら、買ってしまうかも…
表題作+短編2話収録。
全体的にかなりギャグ寄りです。
ちしゃの実さん既刊「俺は仕事が~」よりもギャグ度は上かも…?
で、個人的にはトキメキ度は下がったように思います(ФωФ;
表題作はドタバタ感が強く、
同時収録作は薔薇男のインパクトが強すぎてw
読み物としてはすごく楽しかったけれど、萌え的には評価が難しいぞ;
うーん…とりあえずは抑えめで萌え×2寄りの「萌え」で上げます。
描き下ろしは収録作全てに後日談がありました(*´艸`*)
◆弟はたくさんだ!
義兄弟ものです。
義弟攻め×兄受け…なんですが、この家庭は一風変わってます。
男ばかり5人暮らし。兄1人・弟4人。
弟1:実弟(わかる)
弟2:義弟(わかる)
弟3:隣家の弟分(弟なのか…?)
弟4:前世の弟(年上外国人だけど弟。…ん!?)
ーと、弟といっても半分は他人。
ブラコンで『弟』が大好きな兄は全員を可愛がって世話を焼いてます。
兄は甘えられるのが嬉しくて、弟たちもベッタリで、ツッコミが不在。
全員でお風呂に入るけれど、男5人もいたら湯船に入れないので立ったまま入る。
その状態で水鉄砲で遊ぶヤツもいれば、
弟2はティンを弟1に擦りつけてシコシコシコシコ。
なにこの空間…w
また、媚薬入りローションで意識飛ばして乱交状態。(じゃれてるだけでエッチはしてません)
いや!そもそも『前世の弟』ってなんなんだw
そんな感じのドタバタ劇です。
攻めが4人いるような感覚で話は進みますが、
恋愛的な意味での正式な攻めは義弟の1人だけになります。
義弟が兄に惹かれた部分の描写はありましたが、
兄が4人の中で義弟に惹かれた流れは今一つかな…(ФωФ;
3話にまとめるには登場人物が多すぎたような気がします。
個人的にテンションの高い作品は好きなので、
テンポの良さが面白かったです(﹡´◡`﹡ )
◆南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる
民族BLに掲載された作品。
中国近世、『南風』(男同士の性愛)が流行した時代の『契兄弟』のお話です。
(史実ではあるけれど多くフィクションが入っていると注釈あり)
海の豪商・李家の跡取り息子である攻めは、男にモテモテ。
南風には興味ないと全員断り、うんざり気味。
愚痴を李家の小間使いに垂れ流しています。
しかし気付いてしまったのです。
モブだと思ってた小間使いが『めっちゃ可愛いやん……(ゴクリ)』と。
気付いてしまったらもう押さえられない。
南風サイコー!とコミカルに展開していくのですが、
このお話はギャグのみならず締めるところはグッと締めてくれます♪
小間使いの受けがカッコよかった!!
このお話は数話かけてじっくり読みたかったなぁと。
面白かったし主従萌えでした(∩´///`∩)
◆薔薇男の夜
薔薇が大好きで、薔薇に名を付け大事に育ててる受け。
ある晩突然、全裸に薔薇を巻き付けた男が現れます。
本人曰く「薔薇の妖精だ」と名乗りますが、受けは素性を知っています。
『おまえ山田だろ~~~~っ同じ大学の山田雅夜~~~~っ!』←めちゃ笑った。
どうやら記憶喪失になり、自分を薔薇の妖精と信じ切ってるようで…?と展開します。
薔薇の妖精登場シーンがシュールで腹筋痛かったw
インパクト強すぎて感想がそれしか出てこないw
とりあえず面白かったです!!
薔薇の妖精から山田に戻ったあとにキュンとしたんですが、一瞬でしたねw
描き下ろしではなんだかんだ上手くやってる様子が見られて良かったです♪
ちしゃの実先生の作品は個人的にはとても評価が難しいです。ギャグに振り切っているような実はそうでもないような、ストーリー性がないようであるような、訳が分からないような分かるような。読まれた方ならきっと理解してくれるだろう感覚だと思うのですがいかがでしょうか。表題作については、4種類もの弟の面倒を見ている雪が、1人ずつとそれっぽい展開があって、最終的に誰か1人を選ぶか変わらず皆と過ごすかというような結末になるのかと予想していました。が、実際には本当にことに及ぶのは義理の弟である千暁だけで、他3人はそういう意味では大した影響もありませんでした。ではなぜ3人が必要だったのだろうと改めて考えてみましたが、雪の弟マニアという特殊なキャラを際立たせるためと、あとはとにかく濃いキャラの乱立により面白さを出すためでしょうかね(笑)。前世の弟など年齢は雪より上なので、もはや弟でも何でもないのですが、面白さは群を抜いていました。千暁もクールなようで、忍者のように気配を消して雪の前に現れる技を持っていたりと、色々ぶっ飛んでいてギャップに笑ってしまいます。
同時収録作もギャグの勢いはそのままに、ツッコミどころ満載の作品となっていました。全体的に、受けがもう少し男らしい見た目だともっと萌えるなぁと思います。先生しか持ち合わせていない独自のセンスは大好きなので、それがいきいきと描かれている作品ばかりなのは嬉しかったです。
自称も含めて、現時点で弟が4人‼︎長男の雪は全員に愛されている…。が、大丈夫。総受けではなーい!父が引き取って育てた義理の弟である、千暁だけが恋人になる。最初はセクハラ。何かと言うと納戸に引っさらっては、エロい事をされ。雪は快楽に弱いので、どんどん流されてってしまう。クセになったのか、他の弟たちの手前、部屋は落ち着かないのか、この後、納戸エッチが定番になる。頼むからベッドでして欲しい。こっちがヒヤヒヤする。その納戸は常に皆んなが集うリビングにあるんですもの‼︎ 実の弟、槙、隣の幼馴染で弟分、翔真、そして一番謎めいている自称前世の弟、ニコラス。この人たちはワサワサ居るだけで、ちらっとその背景が見え隠れするものの、面白そうなのに描き切ってはくれない。このもどかしさ‼︎ 槙と翔真は相性良さげなので、付き合っちゃえ!と思ってるのだが。そして、全員で入るには狭い風呂にぎゅうぎゅうに入る、『名物兄弟風呂』。ここでは何故か千暁は(雪じゃなくて⁈)槙の尻に小刻みに自分のモノを擦り付けるという乱心(⁈)ぶり。雪は雪で『良いお兄ちゃんでありたいコンプレックス』なるものに支配されていて、とにかく弟たちを甘やかしたい‼︎っていう。ギャーギャー言い合いながら皆んな仲良しで、全員がハイテンションで物語は進んでいく。ドタバタコメディだよね。
同時収録は中国の史実にあったという男色の文化「南風が男たちを熱く兄弟にして契らせる」ホントかなぁ。ちょっと調べてみないと何とも言えないけど、著者によると史実だそう。
そして、薔薇を育てる事に夢中な同級生の気を惹く為か、マジで頭を打っただけでイッちゃったのか、薔薇の精を名乗り、裸でグイグイ迫って来るイケメンの物語「薔薇男の夜」
どちらもやっぱりテンション高めかも。ファンタジーとは言えないんだけど、独特の不思議感。1冊の中にぎゅっぎゅっと盛り込まれていて、とっても濃ゆかったです‼︎
①弟はたくさんだ! 萌
ただ!ただ兄弟エロが見たい一心で買いました。結果・・・ちょっとCPの供給が足りないのでは????
4人の弟くんたちは個性豊かですごく楽しいんですが、このページ数でまとめるなら隣の家の弟分とかはナシでも良かったんじゃ?!と思ってしまいました。もはやマキとちぃの二人でもいいかも・・・。もしくは、せっかく4人もいるので、複数プレイも拝みたかったです。
②南風 萌2
史実!中●史は服がえっち・・・これももっとじっくり読みたかったです。
③薔薇 萌
評価が難しいファンタジー?です。薔薇の妖精が山田で山田が薔薇で・・・悩
この方の他の作品で好きなのがあるんですが、それ以外はやっぱり苦手でした。
兄弟や家族、肉親設定がお好きなのでしょうか。
今回も兄だけどポワンとしたちょっとアホの子?主人公で。
家族だの兄弟だのに拘りすぎてるし、弟は隙きあらば兄をどうにかしようとしたり。
その原因が書かれていたのかもしれませんが、そこまでたどり着く前に脱落しました。
家族兄弟肉親ものは全然苦手じゃないのに、なぜかこの方の作品になるとどうも受け付けなくて。ごめんなさい。