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kannde kamarete
タイトル通りの噛んでばっかり(笑)の作品なので「噛む」という行為に対してドキドキできる方にはドンピシャのたまらない話だし、血が滲むほどの歯形をつけられることが快感なんて、痛々しいだけで意味がわかんないって方には全く理解できない話なのですが、私は「こういうプレイ」大っ好きなので、興奮しまくりのおいしい作品でした!
お道具を使って身体を傷つけたり、拘束するのもたまらないエロさがありますが「噛む」というとても本能的な方法なのでダイレクトに痛みが伝わるせいか、非常にエロティックだし、舐めることの延長線上にある最高の愛情表現にも思えるし、跡はマーキングとして相手を精神的に拘束するということでも効果的だし、めちゃくちゃ滾るテーマだなぁと、私は思いますが、よくこのテーマだけで一冊描ききったなぁ~というのが正直な感想です(笑)
噛まれることで気持ちよくなるという性癖を隠し持つ内気でまわりに無関心なニートの澤と、噛みたい欲望をもつ人気俳優の小見。高校の同級生だったふたりが、偶然、澤が清掃員として働き始めることをきっかけに再会し、素性を偽って「カイ」としてふるまう小見にレイプのように一方的な抱かれ方をしたところから話は始まります。
特殊な性癖の合致からセフレのような関係をずるずる続ける二人でしたが、そんな快楽の深みにはまってまわりに迷惑をかけまいとする澤が関係を清算しようとしたことからさらに話はすすみ、今度は小見本人と澤の関係へ。
「噛む」こと「噛まれる」ことがなぜこんなにも気持ちを昂らせるのか?その根本のところに二人が少しずつ近づいていく様が、とてもまどろっこしくもあり、切なくもあり、可愛くもあり(笑)
そして、そんな破れ鍋に綴じ蓋みたいな二人の最後のページのひと噛みは、この本の中で1番の噛み跡でした!
最初から最後まで痛い話ですが(笑)オススメです。
1話目から痛みと不穏さを感じる始まりなのですが、続きが気になってどんどん読み進めてしまいました。
最初から最後まで噛まれる痛みは継続し、謎が謎を呼びます。
澤くんが引きこもっていた理由からして不明のまま話が進むのですが、様々な謎が解けていくにつれて、その理由も自然に判明する、という構成が素晴らしい。
他にも「ここでその謎が解けるのかー!」という場面にいくつも出会いました。
澤くんは暗く、噛まれることで興奮するので噛まれることが好きな子ですが、根は素直というか嫌な性格ではありません。
バイト先の社長夫妻が可愛がってくれるのも、お二人がとても良い方だからという理由とともに、そういう澤くんを見抜いていたのかなぁと思います。
リストラされたお父さんのことも、心配していなさそうで、実は思い遣っているとわかり、そのさりげなさというか無理をしていない感じが良いです。
澤くんの魅力を語るのは難しい! 是非読んで確かめてほしい!
小見くんも魅力的です。モデルから俳優に転身という肩書きなので、かっこいいのは当然ですが、学生時代に澤くんに歪まされた部分があるというのがまた、いい!
澤くんの与り知らぬところで、勝手に歪まされている小見くん。
謎の男を演じたり、自分の恋心に無自覚だったり、器用そうに見えて不器用だったり、純情だったり。
澤くんの昔の相手に嫉妬し続けてしまうところは可愛いです。澤くんのことが大好きな証拠。
その嫉妬も、描き下ろしで見事解決。幸せな未来へと続く二人の姿が見られて嬉しかったです。
好きだから噛んでほしい。好きだから噛みたい。噛まれる痛みが実感させてくれる想い。
噛まれる描写や噛み痕がふんだんに出てくるので、苦手な方もいるかもしれませんが、私は好きです。おすすめしたいです。
お好きな方にはすごくヒットするんだろうと思います。
1〜7話+描き下ろしが15ページ、まるっと一冊表題作。
噛まれたいドM男が、キレやすいドS男に絡まれむりやりエッチになだれ込む…タイトルやあらすじからすると自分の好みではなさそうでしたが、作者の本はお気に入りも多いので手に取ってみました。
シリアスめで長いあいだズキズキ痛いんです。でも過去描写が出てきてなるほど、となりました。右の彼は表情からもわかるように「噛まれたい」わけだけど、こんなにも「噛みたくて噛んでいる」という攻めは私には新鮮。彼はかなりのヤキモチ焼きくんでしたね。嫉妬対象の一人が自分自身っていう…これもこの作品の設定だからこそ、新鮮です。描き下ろし「その後」は、そんな彼がかわいく見えてとても好きだったなぁ。
全体としては、あらすじだけでは予想できない展開になっていておもしろかった。一方で、本の大半を占めている主人公の性癖や思考という部分で入り込めなかった自分には、あまりヒットしない一冊でした。先ばかり読もうとしてしまい好きなイラストやお話に集中できなかったのももったいなかったかな。余談ですが、和ませキャラのおじいちゃん社長登場ごとに痛さがプラスされているような気もして、それを狙っていらっしゃるのかと思ったぐらいです。
残ページ数を確かめてはラストが不安でしたが、ちゃんとほんのり甘くなりましたね。よかった♡まだ21歳と若いので、これから頼り合えるような関係を作っていってほしいな〜と思えるふたりです。仕事に悪い影響でないようにね(苦笑)。
COVER DESIGN.....Mika.O
なるほどねー、甘噛みとかじゃなくて、がぶりっと血が滲むくらいまでの噛まれかたでした。
髪の毛ボサボサの受けが前髪をピンであげると結構な可愛らしい顔と言うのはタイプでした。でも、噛まれることに性的興奮を覚えることに気づいたのはいつ頃だったんでしょう?高校時代に西くんとやっていた経緯もあまり詳しく書かれていないし、その辺の受けの背景がよくわからないままお話が進んでいたのでちょっと共感しづらかったです。
それと始まりがほとんどレイプに近いものだったので攻めの芸能人を好きになれなかったです。
安定感のある作家さんですが、ちょっとこれは私にははまらなかったかなぁ、ということで少し辛口の評価になっています。
タイトル通り、噛まれることで感じてしまうという性癖の持ち主、澤が主人公。清掃会社で働いていると、イケメン俳優の小見に目をつけられる。一方、バーで出会ったオラオラ系の男にいいように体を開かれ、噛まれてしまう。
表と裏の顔を持つ男に翻弄される澤です。
だいたい予想はつきますが、澤にとって都合のいい(イケメンが向こうから迫ってきて特殊性癖を満たしてくれる)人物があらわれる、という少女漫画設定で、なんとなく現実感がなく途中で少し冷めてしまいました。
噛むのは好きな設定なんですが。。ちょっと残念。