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takita souji to iu otoko
表紙見るたびに良いなと思い続けようやく購入。
買い渋っていたのは短編集だったから…
それが、読んで全部良かったっ!自分の好みに合ったというのもありますが、全部のお話が良いってなかなか巡り会えないので嬉しかったです。登場人物が少し重なっている(会社内→その同僚 など)のですが、お話の空気が全然違うので、「A君B君のお話のC君D君のスピンオフは苦手」という方でも大丈夫かと思います。
表題作、顔もスーツもちょっとくたびれた荒っぽい瀧田さんと、彼の良いところを知ってる可愛い後輩松尾くんコンビはとにかく良いし。(ラーメン食べに行きましょうで「おかわりは2杯までね」って優しすぎでしょ〜〜っ笑)
一真と悠二兄弟の交錯する気持ちと頼りの仕方が可愛いし、ガッツリやってるのとか、身体の描き方が性格もちゃんと表現されてて良かったです。
前髪長い少年と真っ黒な瞳の少年の飲み屋のお話も可愛いし。お目目!
君の証明論の狂い方はヤバいし。
BL漫画を描いてる子とその漫画を盗み見ちゃってモデル頼まれる事になった子も最高。
どれも結構「破れ鍋に閉じ蓋」感のある二人で、松基さんの描かれる表情やドタバタがたまらなく魅力的なので読んでいて楽しいです。
笑顔が特に可愛いのだけど、ニッカーな笑顔も面目なさそうな笑顔も、寂しそうな笑顔も、暴力が楽しそうな笑顔もみんな生き生きとしていつまでも見ていたくなります。
どれも1冊分の連載になっておかしくないクオリティでありつつ短く濃く纏めてあるのでendでOK!良い読後感です。
まるまる一冊一つのお話かと思ったのですが、短編集だったんですね。
”スピンオフ作品集”という謳い文句がよく分からず、全部のお話が繋がってるのかと思ったらそうでもなくて少しややこしく感じました。
私は表紙に一目惚れだったので読む前から期待値がとても高かったです。
好みにハマったのもありますが、どのキャラクターも魅力的でしたので神評価になりました。
欲を言えば、もっとじっくり読みたかったです。
一話では足りないというかもったいないというか、とにかく続きが読みたい!
「瀧田宗司という男」
会社員で新人の松尾君(受け)の教育係として瀧田(攻め)さんが付き、上司と部下の関係から始まります。
瀧田さんは同僚たちから良くも悪くも一目置かれてしまっていますが、松尾君にはそう映りません。
相性の妙なのかもしれませんが、松尾君を通して見る瀧田さんがすごく魅力的で彼の良い所を松尾君がどんどん引き出しているように見えました。
「雁字搦め」
表題作でちょこっと出てきた同僚君がまさかの主人公で驚きました。
ただの噂好きな同僚、くらいの印象でしたので。
しかも明るく能天気なキャラクターっぽかったのに、今回はシリアスというギャップ。
しかも相手は双子の弟です。
このお話が一番短すぎると感じました。
「ほどける視線」
高校生同士のお話。
受けの藍輝君がめちゃくちゃ可愛かったです。
攻めの東雲君との出会いによって、藍輝君のコンプレックスがほどけていく様がとても爽やかでした。
菅君という当て馬的なヤンキーとの微妙な三角関係もすごく萌えました。
「君の証明論」
「ほどける視線」で登場したヤンキー菅君とサラリーマンのお話。
普通のサラリーマンかと思いきやドMヤンデレ。
菅君は自分に従順な”犬”を求め、リーマンは菅君のお眼鏡にかなったようです。
でもなんか違うような…という危うさがあり面白かったです。
これから心を通わせていきそうだし、この2人がどう変化していくのかめちゃくちゃ気になります。
「君の秘密を見せてくれ!」「きみの秘密を見せてくれ2」
高校の同級生同士のお話で、2人の性格が斜め上気味で個性的ではありますが、じわじわと関係を深めていく様が初々しくて素敵なお話でした。
このお話もツボでした。
絵がお上手なので訴えかけてくる誠実さみたいなものをとても感じました。
善良なキャラクターは愛されそうな説得力があるんですよね。
逆にヤンデレなどの歪んだキャラクターが掴みずらかったです。
この本の中の物語は短いが、すべて精錬され、完備している。人物作りが生き生きしていて、性格が立体的で、嫌な役はほとんどありません。基本的には様々な黒髪攻設定の集合で、例えば厳しいメガネ上司、悶騒学霸など、考えたこともないほど、実の兄弟の題材を見ることができます。とても良くて、黒髪攻めファンの福音です(笑)(英語翻訳)
松基先生の新作、お待ちしておりました!先生の描く男子の、ニコーッとする笑顔が大好きなんです。今回も顔いっぱいに笑うかわいらしい子が!さらにヘンタイさんも!
表題作の「瀧田宗司という男」とスピンオフの「雁字搦め」
不良高校生と、同学年の男子のお話「ほどける視線」とそのスピンオフ「君の証明論」
腐男子高校生とやる気のないDK君の「君の秘密を見せてくれ」の5本立て。
もとのお話よりもスピンオフの方が拗らせ度が高いですので、順番に読むことをオススメします。
表題作の瀧田宗司さんは、会社では笑顔もなく、ハッキリした物言いでウザい、ということで煙たがられています。その瀧田さんが主人公で新入社員の松尾くんの教育係りに任じられます。第一印象は怖そうと思っていた松尾くんですが、わんこキャラとしての天賦の才か、瀧田さんの良いところを見抜いていきます。仕事もできて、ホントは優しいところもあるカッコいい人なんだよ、ということで気になりだしたある日、次のスピンオフで主人公となる酒井先輩から、瀧田さんて実は絶倫でバイなんだよという噂を聞いてしまいます。そこから仕事上のトラブルが起こり、松尾くんと先輩の瀧田さんの二人で対応するのですが、そこから進展は?瀧田さんはほんとに絶倫でヤリチン?ということです。
最初の方で瀧田さんがウザがられている設定なんですけど、イヤー無理があるでしょ。だって見た目カッコ良すぎですもん。私服OKなのに、スーツで通勤かつ、メガネ男子で仕事できるって、怒られてもいいって思ってしまいますよ。喜んで怒られます!
表題作も良いですが、自分がいちばん好きなのは瀧田さんからのスピンオフの「雁字搦め」です。自分が好きな男の身代りに、弟と関係を持つ酒井さんのお話。「瀧田宗司…」に比べ、重いお話になっています。実の兄弟なんで、背徳感もありますし。エロはやや強めです。前のお話では、お気楽な感じの酒井さんでしたが、こちらでは色々鬱屈しており、同じ人間とは思えません。弟君のお兄ちゃんへの執着も強すぎ。でも弟君のほうはカラッとしていて、そんなのあたり前っていう感じが、ちょっと怖いです。
他3本もそれぞれに個性がある作品なので、お得感がありますよー。お好みの作品を探してくださいね。
全部で5話が収録されている短編集。
このストーリーの脇キャラが、のちのストーリーでメインになるという風に、世界観につながりがあるのに、テイストがまったく違ってるのがおもしろかった!
●「瀧田宗司という男」
新人営業マン・松尾視点で語られるストーリー。
上司の瀧田さんは服装が自由な会社で一人スーツを着て、クラシックを爆音で聞く変人。でも仕事はできるし、松尾の仕事のミスも無理してフォローしてくれる頼りになる人。そんな瀧田には性生活ユルユルって噂があって…
オチまで読むと、オッサン上司と健気部下の両片思いなんですが、松尾の目線で語られる瀧田さんは頼りになるし、ふと見せる優しさにときめくし、噂よりも瀧田さん自身を信じたいって思えてきます。
恋しちゃう気持ちってかわいいなと思えるストーリー。
●「雁字搦め」
松尾に瀧田さんの悪評を吹きこんでいた一真と、その双子の弟・悠二の話。
松尾に片思いしてる一真が、悠二にカラダだけ慰めてもらうテイで始まるのですが…
一真は弟にこそよこしまな気持ちを抱き、悠二も誰かの代わりでも良いから兄とカラダを繋げたい、そして兄の隠している気持ちを実は気付いてるっぽくて、なんともダークサイドにハマりこんでしまった兄弟!
表題作のラブコメぶりとは一転した暗さに余韻を引きずります!
●「ほどける視線」
イジメられっ子の藍輝は、助けてもらったヤンキーの菅に心酔していて性的おもちゃになっていた。でも壊した皿の弁償で居酒屋バイトを始めると、教育係の東雲が最初は愛想がなく見えたのに、意外としっかりした奴で一緒にいるのが心地良くなって…
女顔だからって前髪でずっと顔を隠していた藍輝が、髪を切って見せた瞳がきれいでかわいい!
●「君の証明論」
藍輝を性的おもちゃにしてた菅が目隠し&緊縛&監禁されてる衝撃的なはじまり。
菅がかつて殴って傷つけたリーマンの復讐レイプってストーリーなんだけど、菅が求めているものと、名も無きリーマンが求めているものが、ビックリするくらいマッチしていて、甘さはまったく無いけど、これ以上ないってくらいピッタリな二人で…
この本の中でこのストーリーに一番ゾクゾクさせられました。
この話が一番好き!
●「君の秘密を見せてくれ!」
三野は優等生の岩本がBL漫画を描いている秘密を知ってしまい、お詫びに岩本のBL絵のポーズモデルをすることになって…
高校生の片思いが両片思いっぽくなるラブコメなんだけど、我慢してた欲望が爆発しちゃうところは10代とは思えないくらいエロい!
世界観が繋がってる話は、ただの脇キャラに思えた彼が、あの時はこんなことを考えていたんだなって、後の話でわかるのもおもしろかった。
ストーリーがバラエティに富んでいるので、短編の集まりなのに読み応えがありました。
もっと読みたい!
短編集だったのですが、表題作の『瀧田宗司という男』がおもしろくて、丸々一冊読んでいたかったくらいです。
なんといってもキャラがいい。
瀧田さん、変人なのに仕事はできるし優しいし、格好いいし…たまりません!
松尾くんはゆとりっ子って感じで、興味あることに対する適応力が半端なくて良かったです!
同時収録作の『雁字搦め』は、瀧田・松尾と同じ会社の酒井が主人公。
こちらは双子で、お互いに執着して依存して、追い込んでいるような作品です。
コメディー要素がなく、表題作とは全く違う雰囲気に驚きました。
もちろん、内容も素晴らしかったです。
その他の作品も高校生ものなど、とても可愛くて好きでした。
全ての作品で楽しませていただきました!
滝田・松尾の続編に期待したいなぁ…。
面白かった!短編どれも拗らせてたり歪んでたりするのに、どこか温かみを感じる不思議なお話でした
続きが読みたい
どれももうちょっと、いやけっこうがっつり追いかけたいお話ばかりでした
表題作の瀧田さんはかっこいい設定なのに、残念な感じがプンプンしててそれが良かった!メガネで仕事ができる男なのに、そのギャップが良かった
その次の双子のお話も、瀧田さんからの流れで良かった〜
願わくば、きっちり想い伝え合ったとかも読みたいなぁ
瀧田の顔が大写しの表紙とフルネーム入りのタイトル。それだけでインパクトがあったのですが、お話もそのインパクトに負けない面白さでした。
ただこれだけ瀧田が前面に押し出されているのに短編集だとは思わず。瀧田と松尾のお話、もっと読みたかったです。
仕事は出来るし実は優しい一面もあるのに、変わり者なので職場内でちょっと浮いている瀧田。顔もいいのになんであんな扱いをされてるの?と、ちょっと謎ではありましたが、だからこそ松尾の「好き」の気持ちが際立ったところはあったのかも。
色々ありながらも両想いだったとわかるわけですが、短編ならではの駆け足感がもったいなく感じて…他のカップルのお話もすごく良かったのですが、ちょっぴり物足りなかったかなと思いました。
一部オムニバスでつづられる様々な作風の短編集です。
『瀧田宗司という男』
また私はやってしまった…。
ジャケでアップの瀧田宗司が受けだと思い込んでいたのです…!
クセのありそうな年上が啼かされるの最高だと思うんですけどね。
それでも変人強面上司が、部下の松尾の眩しさに
実はほの字だったっていうのは意外で
性欲が強いのはある意味素晴らしい事だと思いましたww
『雁字搦め』
表題作の受けの松尾をちょっと狙っていた先輩のお話。
一真には双子の弟・悠二がいて、
自分より出来のいい悠二を高校の時好きだと自覚してしまい…。
悠二の兄を思う気持ちが、一真のそれとは違うと言い聞かせても
一番大切なのはずっと変わらないのが切なかったです。
でも、ラストで悠二の涙ぐんだ笑顔の本音にグッときました!!
『ほどける視線』
居酒屋でバイトをしているDKの東雲は
店でトラブルを起こした同クラの真田もバイトに入り、
真田の指導係になりますが…。
東雲の漢気がとても魅力的で、
顔にコンプレックスのある真田が惹かれるのもごもっともです。
真田と関係のあった菅が
ケンカっぱやくて見た目もヤンキーそのものですが
真田をちゃんと好きだったんだと思いたいなぁ。
『君の証明論』
真田にフラれてしまった菅のターンです。
気晴らしに殴ったことのあるリーマンに監禁され…。
しかし…真田の事は本気で好きだったわけではないようでがっかり…。
自分に固執してくれる相手なら誰でも良かったのね…。
要は寂しがり屋だったのかもしれない。
リーマンに抱かれて、違う性癖にも目覚めたし
利害が一致してよかったんじゃないかな。
『君の秘密を見せてくれ』
高3の三野は、夢中になれるものが何もなく途方にくれていました。
同じクラスの優等生・岩本が描いているBL漫画ノートを見てしまい…。
タイプが真逆の二人が近しくなるのも
真面目な岩本がむっつりだったのも良かったです!
三野は見た目に反して健気で可愛らしかった。
コミカルだったり切ない系や病んでる系もあるので
お好みのお話を見つけられると思います☆
どのキャラも程よい筋肉で素敵なカラダでしたが
短編じゃなく、じっくり1冊でお話を読んでみたいです。
『君の証明論』は痛そうだったので
萌×2寄りの萌で…。
【瀧田宗司という男】ではメインカプが描かれていて次の二話目【雁字搦め】で当て馬のお話が、
同様に三話目も【ほどける視線】メインカプのお話で、次の四話目【君の証明論】では当て馬にスポットがという形式になってます。
いずれも最初のお話はどちらも比較的明るめなのですが、スピンオフでは拗らせというかちょいダークな香りが漂っていて、陰陽が楽しめます。
【瀧田宗司という男】
「瀧田宗司という男」というのでどんだけアクの強い男なのかと思いきや…結構普通、というか同僚からは変人扱いされてるけどさほど変人感もなく、仕事が出来て優しくていい男でした。
この表紙を見たときに、仕事は出来るけど実は…といったど淫乱メガネ受けかと思ったのに、絶倫攻めだったよぉ……私は淫乱受けで読みたかったな。
瀧田は拍子抜けするほど、結構まともでいい人なんだけど、瀧田の事を意識し始めちゃって普通に受けちゃう新人ノンケリーマンの順応性の高さのほうにビックリした作品。
で、第二話【雁字搦め】はまさかのガチ二卵性双子。
片割れは、表題作の攻め(新人君)に瀧田の噂を吹き込んでいた同僚で、少しずつ作品の登場人物が次のお話に絡まっていく模様なんだけど、わー、ここでガチ兄弟ぶっこんでくるのかぁと。
すみません、ガチ兄弟は好まないのでスルーします。
【ほどける視線】
高校生もの。居酒屋でお嬢ちゃんと間違えられたことに腹を立て、店員を殴ってしまった真田は弁償のために居酒屋で無償バイトをすることなります。
そこで教育担当になった東雲は、真田と実は同級生で少しずつ仲良くなっていき…。
都合良く先輩に抱かれるだけの存在だった真田が、先輩とも自分のコンプレックスとも決別し、NEW真田として登場する最後がなんとも読後感が良かったです。
真田かわいいし、東雲は男前だしいいカプです。
【君の証明論】
ほどける視線で真田をおもちゃとして抱いていた菅先輩が主役。
真田が東雲と付き合い出したので、新しい犬を探すべく年齢詐称してバーにやってきた菅が、ヤンデレ執着攻めにホテル監禁レイプされてしまい、菅がこれからはヤンデレのおもちゃになるのかと思いきや…。
リーマンは実は過去、菅の鬱憤晴らしで殴られたことがあり、それが忘れらなかったという奴隷志願野郎。
菅も新しいおもちゃ見つけた、ニヤリ…という共存関係が新たに始まる…という終わりでした。
ただでさえ現時点で菅は立派なクズなのに、恐ろしいほどのクズになりそうで怖い…。
【君の秘密を見せてくれ】
いつも目をキラキラさせながら授業中にせっせと何かを書いている学園トップの秀才君。
そのノートの中身が気になった三野は、放課後に机を探ってこっそりノートを見てみると…
創作腐男子と、彼のノートを勝手に見たお詫びにポーズモデルをしたことがきっかけで近づいていく二人のお話で、お話は想定範囲内だけど二人があまりスレていなくて私はこのお話が一番好きでした。
ダークな作品が好きな人にとっては、二作品も収録されているのでとっても美味しい短編集だと思います。
わぁ!
今の今になってコメントいただいていたことに気づきました(汗)
ガチ兄弟ものが苦手なので、超流し読みしちゃってて意外性があって驚いた!という記憶しか残っていないのです……